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最終章 釣りっていいもんだぁ~
釣りっていいもんだぁ~8
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テーブルの上は豪華!という一言だろう。今日は女子らしい料理は並んでいない。
「今日はケーキもいっぱいあるからいいだろ?」
フーコさんは温かいうちに天ぷらとか食べないと勿体ないよ。そう付け加えてビールを人数分、冷蔵庫から取り出す。
そうだよね。せっかくの天ぷらやフライ。アツアツを食べないとね。
乾杯をして早速、アオリイカの天ぷらに手を伸ばした。
小皿に盛られた塩を少しつけて食べる。
肉厚でいて、柔らかい。固い物かと思っていたけど。そして、甘い。単純に美味しい!その言葉しか出てこない。今までで食べたイカでダントツに美味しい!!アオリイカって、こんなに美味しいの?!
あっという間にアオリイカの天ぷら一つが消える。
そして、続いてアジフライ。
まずは何もつけずにそのまま……。
んん!?サクサクのふわふわ!!塩コショウの下味だけで十分じゃない??
よくよく考えたら、私がアルバイトを始めたのもアジがきっかけだったんだよね。
新鮮なお魚が食べたくて、ユウちゃんの教えてもらったお店に買いに行って、偶然、魚んちゅ~の前に止まり、アルバイト募集と勘違いされて、流れに流されるままにアルバイトを始めて……。なにか、感慨深いなぁ……。
そんな事を思いながら、アジフライにフーコさん特製のタルタルソースをたっぷりとのせる。
ぐは!!なんという破壊力!!
私はアジフライをぐいぐいとビールで流し込んだ。
うま~!!
次にアオリイカのお刺身。
秋に食べた甲イカのお刺身はもちっとして甘かったけど、このアオリイカはそれよりも甘くて美味しい!!口に入れた瞬間にイカの旨味が広がる!!
「このエンペラの部分のお刺身も食べてみなよ。」
エンペラ??
「エンペラって、どの部分なんですか?」
「ん~。耳??ヒラヒラしてるところ。」
あ~。なるほど。あの、ヒラヒラしてるところか……。
フーコさんに言われるように、私は薄いお刺身を取り、口に運んだ。
おお!?普通の部分より、コリコリしてる!!
言うまでもなく、美味しい!!
下足のお刺身も食べる。
これも、美味しい!!アオリイカ、どこ食べても美味しい。いや、衝撃的な美味しさだった。
アジのお刺身、タタキ、アジハンバーグも食べる。
もう、美味しすぎた。私は至福の時間に覆われた。
「今日はケーキもいっぱいあるからいいだろ?」
フーコさんは温かいうちに天ぷらとか食べないと勿体ないよ。そう付け加えてビールを人数分、冷蔵庫から取り出す。
そうだよね。せっかくの天ぷらやフライ。アツアツを食べないとね。
乾杯をして早速、アオリイカの天ぷらに手を伸ばした。
小皿に盛られた塩を少しつけて食べる。
肉厚でいて、柔らかい。固い物かと思っていたけど。そして、甘い。単純に美味しい!その言葉しか出てこない。今までで食べたイカでダントツに美味しい!!アオリイカって、こんなに美味しいの?!
あっという間にアオリイカの天ぷら一つが消える。
そして、続いてアジフライ。
まずは何もつけずにそのまま……。
んん!?サクサクのふわふわ!!塩コショウの下味だけで十分じゃない??
よくよく考えたら、私がアルバイトを始めたのもアジがきっかけだったんだよね。
新鮮なお魚が食べたくて、ユウちゃんの教えてもらったお店に買いに行って、偶然、魚んちゅ~の前に止まり、アルバイト募集と勘違いされて、流れに流されるままにアルバイトを始めて……。なにか、感慨深いなぁ……。
そんな事を思いながら、アジフライにフーコさん特製のタルタルソースをたっぷりとのせる。
ぐは!!なんという破壊力!!
私はアジフライをぐいぐいとビールで流し込んだ。
うま~!!
次にアオリイカのお刺身。
秋に食べた甲イカのお刺身はもちっとして甘かったけど、このアオリイカはそれよりも甘くて美味しい!!口に入れた瞬間にイカの旨味が広がる!!
「このエンペラの部分のお刺身も食べてみなよ。」
エンペラ??
「エンペラって、どの部分なんですか?」
「ん~。耳??ヒラヒラしてるところ。」
あ~。なるほど。あの、ヒラヒラしてるところか……。
フーコさんに言われるように、私は薄いお刺身を取り、口に運んだ。
おお!?普通の部分より、コリコリしてる!!
言うまでもなく、美味しい!!
下足のお刺身も食べる。
これも、美味しい!!アオリイカ、どこ食べても美味しい。いや、衝撃的な美味しさだった。
アジのお刺身、タタキ、アジハンバーグも食べる。
もう、美味しすぎた。私は至福の時間に覆われた。
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