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最終章 釣りっていいもんだぁ~
釣りっていいもんだぁ~4
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…………。
………。
……。
さむっ!!
海、さむっ!!
昼間に釣るんものだと思っていたのに、結局釣りを始めたのは、夜。
釣り場まで、車で3時間以上掛かった!寒くない格好をして来てって言われていたけれど、想像以上に寒い!!
「ん~。この寒さ!!こたえるね~。」
そんな事を言いながらも、フーコさんは何故か笑っている。
「いや!寒過ぎますよ!!」
私の言葉にユウちゃんもうんうんと頷く。
「な~に。真冬ならもっと寒いから~。」
フーコさんはケラケラと今にも笑い出しそうなくらいに元気だった。そして、道具を下ろす。
慣れの問題なのだろうか?まあ、そんな事を考えてもこの状況は変わらないし、一生懸命に釣りを楽しもう。
「今日はどうやって釣るんですか?」
ユウちゃんはフーコさんにたずねる。
「今日はね、ワームを使ったルアー釣りだね。」
ワーム?何だろう?ワームって??
フーコさんは竿などを用意する。何時もと違うのは、リールが違う。なんだろう?レバーを押すタイプのリールじゃない。
フーコさんはさささっと仕掛けを用意する。
「それじゃ、釣り方を教えるね。今までと違うのが、リールがベイトリールからスピニングリールに変わった事。少しだけ操作方法が変わるから。」
そう言いながら、フーコさんは釣り方の説明を使いながら説明してくれた。
まあ、簡単だった。違う事は糸を指で押さえて、ベールと言う金具を立てて投げる時にその糸を指から離すだけ。
フーコさんは投げて見せてくれる。
あんなに小さいのに、よく飛ぶもんだ。そう思っていると、すぐにスピニングリールの音だろうか?糸を出しながら、ジジジジ~と音がした。
「お!早速、きたよ!!」
ええ?!一発?!
フーコさんは竿を立てながら、ハンドルを回す。
あれ?もしかして大物??そう思うくらいに糸が出る。……何か、楽しそう。
しばらく、やりとりは続く。そして、釣れたのは、立派なアジだった。
おぉ~!凄い!!こんなに簡単に釣れるものなの??
私が少し興奮していると、フーコさんはトングの様な物でアジを挟んでエラの中にハサミを入れた。そして、ブツ!と何かを切ったようだ。そして、バケツに海水を汲んで、その中にアジを入れた。
「血抜きをしてやると美味しく食べられるんだ。」
私がまじまじと見ていたのが分かったのだろう。フーコさんはそう言った。
そして、いよいよ、私達の番である。
私とユウちゃんは、フーコさんに教えられた通り、まずは投げてみる。
………あれ?全く飛ばない。ほぼ、真下に仕掛けが落ちていく。どうやら、それはユウちゃんも同じようだった。
難しくない?投げるのって??何回やっても、飛ばないんだけど??私達は釣る以前の問題で投げる事が出来なかった。
………。
……。
さむっ!!
海、さむっ!!
昼間に釣るんものだと思っていたのに、結局釣りを始めたのは、夜。
釣り場まで、車で3時間以上掛かった!寒くない格好をして来てって言われていたけれど、想像以上に寒い!!
「ん~。この寒さ!!こたえるね~。」
そんな事を言いながらも、フーコさんは何故か笑っている。
「いや!寒過ぎますよ!!」
私の言葉にユウちゃんもうんうんと頷く。
「な~に。真冬ならもっと寒いから~。」
フーコさんはケラケラと今にも笑い出しそうなくらいに元気だった。そして、道具を下ろす。
慣れの問題なのだろうか?まあ、そんな事を考えてもこの状況は変わらないし、一生懸命に釣りを楽しもう。
「今日はどうやって釣るんですか?」
ユウちゃんはフーコさんにたずねる。
「今日はね、ワームを使ったルアー釣りだね。」
ワーム?何だろう?ワームって??
フーコさんは竿などを用意する。何時もと違うのは、リールが違う。なんだろう?レバーを押すタイプのリールじゃない。
フーコさんはさささっと仕掛けを用意する。
「それじゃ、釣り方を教えるね。今までと違うのが、リールがベイトリールからスピニングリールに変わった事。少しだけ操作方法が変わるから。」
そう言いながら、フーコさんは釣り方の説明を使いながら説明してくれた。
まあ、簡単だった。違う事は糸を指で押さえて、ベールと言う金具を立てて投げる時にその糸を指から離すだけ。
フーコさんは投げて見せてくれる。
あんなに小さいのに、よく飛ぶもんだ。そう思っていると、すぐにスピニングリールの音だろうか?糸を出しながら、ジジジジ~と音がした。
「お!早速、きたよ!!」
ええ?!一発?!
フーコさんは竿を立てながら、ハンドルを回す。
あれ?もしかして大物??そう思うくらいに糸が出る。……何か、楽しそう。
しばらく、やりとりは続く。そして、釣れたのは、立派なアジだった。
おぉ~!凄い!!こんなに簡単に釣れるものなの??
私が少し興奮していると、フーコさんはトングの様な物でアジを挟んでエラの中にハサミを入れた。そして、ブツ!と何かを切ったようだ。そして、バケツに海水を汲んで、その中にアジを入れた。
「血抜きをしてやると美味しく食べられるんだ。」
私がまじまじと見ていたのが分かったのだろう。フーコさんはそう言った。
そして、いよいよ、私達の番である。
私とユウちゃんは、フーコさんに教えられた通り、まずは投げてみる。
………あれ?全く飛ばない。ほぼ、真下に仕掛けが落ちていく。どうやら、それはユウちゃんも同じようだった。
難しくない?投げるのって??何回やっても、飛ばないんだけど??私達は釣る以前の問題で投げる事が出来なかった。
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