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ギルドとダンジョンと……
ギルドとダンジョンと……3
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ギルドは養殖場から直ぐだった。
外観は、白とオレンジ。美しく並べられたレンガ造りの立派な建物は、ギルドというものの繁栄ぶりを物語っていた。この世界、初心者の俺がこの建物は貴族の邸宅だと言われても信じてしまっただろう。それくらいに立派だった。
「物凄く立派な建物だな。」
思わず口にして、建物を見上げる俺にイリアは笑いかける。
「ふふふ。そうですね。王都の冒険者ギルドですから、収入も安定しているのでしょう。それより、ヤマト様。こんな所で、ボーッとして立たままだと他の冒険者の方にも迷惑ですし、中に入りましょう。」
「あ、ああ。そうだな。」
俺達は重々しいギルドのドアを開ける……。
……おお~。これは……まさしくゲームの中の世界!!
暗く、汚く、無骨な男達がたむろしているギルド。とは、違ったけど。
城と同じように、白を基調とした空間に床は大理石。綺麗に清掃され、奥には受付のカウンターや職員達が忙しそうに働いて姿が見える。そして、その横の壁際には大きなボードが有り、それを何人もの冒険者が眺めていた。
目を横に移す。
酒場まで併設してあり、様々な武器防具を身に着けた男女の冒険者が酒を飲みながら豪快に語りあったりしている!!しかも、みんな美男美女ばかり!!清潔な空間と熱気ある空間の……なんか、ギャップが凄いな。
って……あれ?肌の色が少し黒いエルフの人も結構居るな?もしかして、ダークエルフってやつ?しかも、普通のエルフとは違って巨乳の方が多かった。
「なぁ。イリア。褐色のエルフってダークエルフか?」
「はい。そうです。ヤマト様、本当にお詳しいですね。」
俺の知識では、エルフとダークエルフは仲がよろしくなかった記憶だが。
「ダークエルフってエルフと仲が悪いんじゃなかったっけ??」
「いえ?ダークエルフとエルフは、普通に仲はよろしいですよ??ダークエルフとエルフのハーフエルフの方も普通に居ますし……もちろん、合わないダークエルフも居ますけど……それはエルフ同士でも同じ事が言えます……。人間もそれは同じなのではないですか?」
確かにそうだ。
なんだ。俺のエルフ知識はあんまり役に立たないな。
ハーフエルフって言ったら、人とエルフの子供の事だし……。やっぱり、ゲームやアニメだけの知識っていうのも偏りがあるね。ほとんど人間と変わらないのかもしれない。
「それでは、ヤマト様。私達も登録を済ませに参りましょう。」
「そうだな。って、イリアもダンジョンへ潜るのか??ターニャさんも??」
俺だけ、ダンジョンに挑むのではないのか?
「はい?もちろんですよ??私も、今は無職ですから。ヤマト様がお店を開く時まではとりあえず、何か仕事をしないといけませんし、ヤマト様を一人ダンジョンへ……とは行かせられません。それに、今のヤマト様より、私の方が遥かに強いですから。ターニャには、今まで通り、お城でのお仕事と私の家の管理をしてもらわないといけないので、ターニャは冒険者にはなりません。」
え?イリアって戦えるの??まあ、魔法は凄いって女王様が言っていたくらいだから、使えるのだろうけど……。本当かな??そんな華奢な身体で戦えるのかしらね~?
疑心を向ける俺とは別に、イリアは堂々と受け付けへと足を向ける。その少しの間でも、ギルド内の視線はなぜか俺達に向けられていた。
「こんにちは。いらっしゃいませ。当ギルドへ何か御用でしょうか……って、あら?イリア様??それにターニャ様まで。」
ターニャさんは無言で頭を下げ、イリアは親しそうに受け付けの女性に微笑みかえす。
明るい茶色いセミロングの髪、ターニャさんより濃いゴールドのくりっとした二重瞼の瞳。言っちゃ悪いが、イリアより大きく、ターニャさんと同じくらいの胸。ギルドの制服だろう。タイトなスーツを着ているせいで、座っているのに、そのスタイルの良さが分かる。流石、容姿端麗のエルフ。目の肥やしになるでござりまする!ごちそうさまでこざる!!
……っと。
どうやら、三人は知り合いのようだ。
「お久しぶりです。アリシア。冒険者登録をしたいのです。こちらのヤマト様と私の二名。それと、様付けは止めて下さい。何時も通りに接して下さい。」
「それでは……コホン。王宮魔術師のあなたが、冒険者登録を??何があったの??」
アリシアというエルフの女性は、イリアに言われて、あっという間に営業トーンから通常トーンへと変える。そして、こちらに目配せをした後、今度は二人で何やらこそこそ話を始めた。
どうやらエルフは、こそこそ話やひそひそ話が得意なようだ。しかも、人目はあまり気にしない様子。アリシアはこちらをチラチラとなんども伺い。
「えと……コホン。それでは、イリア様、ヤマト様。冒険者登録を行います。こちらのお部屋へ、お入り下さい。」
なぜか営業トーンに戻ったアリシアさんは、俺達を隣の部屋へと案内する。
部屋の中には大きな水晶だろうか?不思議な光を放つ玉が鎮座していた。
「それではまず、ヤマト様から、この『始まりの水晶』に両手をあてて下さい。両手が触れますと光が発生します。その光が収まるまで、手を離さないようにして下さい。」
「分かりました。」
俺はそう言い、水晶に手をあてる。光が俺を包むように発生し、しばらくすると消えた。
「はい。ありがとうございます。コレがヤマト様のギルドカードになります。」
「ありがとうございます。」
何とスピーディーな仕事。あっという間に、ギルドカードが出来上がった。
えっと。なになに……。
おっ!レベルがある!!ステータスまで!!それにスキルに魔法まで……なんてこった!ゲームと同じじゃねぇか!!
俺、昔は『赤高の赤いフォックス』って言われてたくらいだから、スピードには自信あるんだよね……。
どれどれ、肝心な数値は……。レベル1。まあ、そうだろう。
力20。魔力0。敏捷15。耐久5。器用50。運100……。
ぬぬぬ?!コレはどうなんだ??良いのか悪いのか??しかも、敏捷、低くない??俺、スピードが売りだったのに……。ちょっと、へこむわ~。
「ヤマト様のステータスは運が非常に高い事と器用が高いですね。敏捷も少し高い程度……後は普通……あっ。ああ!?私、こんな事、初めてです!!……魔力が0なので魔法は一切使えません。」
アリシアさんは哀れむような目でこちらを見る。
………え。敏捷が思ったより低くて落ち込んでのに……魔法が、俺、使えない?
エルフの心臓を移植したのに?魔法が使えない??何で?それじゃあ、人間と変わらなくない??俺の夢と希望は……?あ、でも、ゲームだったら上がる時もあるんだから、このギルトカードもそうなんじゃ??
「で、でも……ほら。レベルが上がったりしたら、ステータス上がったりするんじゃないですか?!それなら魔力も上がるんじゃ!!」
俺は必死に抵抗する。だって、異世界に来たんだ、魔法があるなら派手にぶっ放したいだろ?かっこいいだろ?!
「いえ……。登録時に0だと、ステータスの上昇は見込めないのです。私も受付の職に付いて数十年経ちますが、このような事例は初めてでして……。ま、まぁ。ヤマト様は、あの……人間という事なので魔法は使えなくて仕方ありませんよ!!書物にも人間は魔法が使えなかった。とありますし……レベルも上がれば、魔法は覚えられませんけど、スキルは……多分、習得出来ますから!が、頑張って下さい!!」
アリシアさんは俺を必死で慰めようとしてくれる。かえってそれが俺の胸を掻きむしる。
そんな俺を見てアリシアさんは話を変えるように言う。
「それでは、イリア様。『始まりの水晶』の方へ」
しょぼんとしている俺を後目に、イリアは光に包まれる。そして、光は消える。
「はい。イリア様のギルドカードはこちらになります。」
俺は力無く、イリアのステータスを見せてもらう。
レベル1。まあ、同じよね。
力300。魔力40000。敏捷100。耐久300。器用2。運3。
力、耐久300!?敏捷100!?魔力……はぁ!?40000!!!???
「流石、元・王宮魔術師。『魔力バカ』の異名は伊達ではありませんね。これなら、上級職の賢者だけではなく、魔法職なら何にでも直ぐになれますね。まあ、元・王宮魔術師のイリア様に転職など必要ないでしょうが……。あっ、でも、器用と運があまりにも低く過ぎますね……。アンラッキーな事に注意したり、器用さが必要なジョブを目指すのであれば、かなりの努力が必要になりますね。」
なんだ!?マジでイリアって凄いのか!!最初にアリシアさんが言ってたけど、元王宮魔術師って何?……。イリア、凄いのに何で辞めたんだ??
俺がそんな事を考えていると、アリシアさんはギルドカード説明を始めた。
外観は、白とオレンジ。美しく並べられたレンガ造りの立派な建物は、ギルドというものの繁栄ぶりを物語っていた。この世界、初心者の俺がこの建物は貴族の邸宅だと言われても信じてしまっただろう。それくらいに立派だった。
「物凄く立派な建物だな。」
思わず口にして、建物を見上げる俺にイリアは笑いかける。
「ふふふ。そうですね。王都の冒険者ギルドですから、収入も安定しているのでしょう。それより、ヤマト様。こんな所で、ボーッとして立たままだと他の冒険者の方にも迷惑ですし、中に入りましょう。」
「あ、ああ。そうだな。」
俺達は重々しいギルドのドアを開ける……。
……おお~。これは……まさしくゲームの中の世界!!
暗く、汚く、無骨な男達がたむろしているギルド。とは、違ったけど。
城と同じように、白を基調とした空間に床は大理石。綺麗に清掃され、奥には受付のカウンターや職員達が忙しそうに働いて姿が見える。そして、その横の壁際には大きなボードが有り、それを何人もの冒険者が眺めていた。
目を横に移す。
酒場まで併設してあり、様々な武器防具を身に着けた男女の冒険者が酒を飲みながら豪快に語りあったりしている!!しかも、みんな美男美女ばかり!!清潔な空間と熱気ある空間の……なんか、ギャップが凄いな。
って……あれ?肌の色が少し黒いエルフの人も結構居るな?もしかして、ダークエルフってやつ?しかも、普通のエルフとは違って巨乳の方が多かった。
「なぁ。イリア。褐色のエルフってダークエルフか?」
「はい。そうです。ヤマト様、本当にお詳しいですね。」
俺の知識では、エルフとダークエルフは仲がよろしくなかった記憶だが。
「ダークエルフってエルフと仲が悪いんじゃなかったっけ??」
「いえ?ダークエルフとエルフは、普通に仲はよろしいですよ??ダークエルフとエルフのハーフエルフの方も普通に居ますし……もちろん、合わないダークエルフも居ますけど……それはエルフ同士でも同じ事が言えます……。人間もそれは同じなのではないですか?」
確かにそうだ。
なんだ。俺のエルフ知識はあんまり役に立たないな。
ハーフエルフって言ったら、人とエルフの子供の事だし……。やっぱり、ゲームやアニメだけの知識っていうのも偏りがあるね。ほとんど人間と変わらないのかもしれない。
「それでは、ヤマト様。私達も登録を済ませに参りましょう。」
「そうだな。って、イリアもダンジョンへ潜るのか??ターニャさんも??」
俺だけ、ダンジョンに挑むのではないのか?
「はい?もちろんですよ??私も、今は無職ですから。ヤマト様がお店を開く時まではとりあえず、何か仕事をしないといけませんし、ヤマト様を一人ダンジョンへ……とは行かせられません。それに、今のヤマト様より、私の方が遥かに強いですから。ターニャには、今まで通り、お城でのお仕事と私の家の管理をしてもらわないといけないので、ターニャは冒険者にはなりません。」
え?イリアって戦えるの??まあ、魔法は凄いって女王様が言っていたくらいだから、使えるのだろうけど……。本当かな??そんな華奢な身体で戦えるのかしらね~?
疑心を向ける俺とは別に、イリアは堂々と受け付けへと足を向ける。その少しの間でも、ギルド内の視線はなぜか俺達に向けられていた。
「こんにちは。いらっしゃいませ。当ギルドへ何か御用でしょうか……って、あら?イリア様??それにターニャ様まで。」
ターニャさんは無言で頭を下げ、イリアは親しそうに受け付けの女性に微笑みかえす。
明るい茶色いセミロングの髪、ターニャさんより濃いゴールドのくりっとした二重瞼の瞳。言っちゃ悪いが、イリアより大きく、ターニャさんと同じくらいの胸。ギルドの制服だろう。タイトなスーツを着ているせいで、座っているのに、そのスタイルの良さが分かる。流石、容姿端麗のエルフ。目の肥やしになるでござりまする!ごちそうさまでこざる!!
……っと。
どうやら、三人は知り合いのようだ。
「お久しぶりです。アリシア。冒険者登録をしたいのです。こちらのヤマト様と私の二名。それと、様付けは止めて下さい。何時も通りに接して下さい。」
「それでは……コホン。王宮魔術師のあなたが、冒険者登録を??何があったの??」
アリシアというエルフの女性は、イリアに言われて、あっという間に営業トーンから通常トーンへと変える。そして、こちらに目配せをした後、今度は二人で何やらこそこそ話を始めた。
どうやらエルフは、こそこそ話やひそひそ話が得意なようだ。しかも、人目はあまり気にしない様子。アリシアはこちらをチラチラとなんども伺い。
「えと……コホン。それでは、イリア様、ヤマト様。冒険者登録を行います。こちらのお部屋へ、お入り下さい。」
なぜか営業トーンに戻ったアリシアさんは、俺達を隣の部屋へと案内する。
部屋の中には大きな水晶だろうか?不思議な光を放つ玉が鎮座していた。
「それではまず、ヤマト様から、この『始まりの水晶』に両手をあてて下さい。両手が触れますと光が発生します。その光が収まるまで、手を離さないようにして下さい。」
「分かりました。」
俺はそう言い、水晶に手をあてる。光が俺を包むように発生し、しばらくすると消えた。
「はい。ありがとうございます。コレがヤマト様のギルドカードになります。」
「ありがとうございます。」
何とスピーディーな仕事。あっという間に、ギルドカードが出来上がった。
えっと。なになに……。
おっ!レベルがある!!ステータスまで!!それにスキルに魔法まで……なんてこった!ゲームと同じじゃねぇか!!
俺、昔は『赤高の赤いフォックス』って言われてたくらいだから、スピードには自信あるんだよね……。
どれどれ、肝心な数値は……。レベル1。まあ、そうだろう。
力20。魔力0。敏捷15。耐久5。器用50。運100……。
ぬぬぬ?!コレはどうなんだ??良いのか悪いのか??しかも、敏捷、低くない??俺、スピードが売りだったのに……。ちょっと、へこむわ~。
「ヤマト様のステータスは運が非常に高い事と器用が高いですね。敏捷も少し高い程度……後は普通……あっ。ああ!?私、こんな事、初めてです!!……魔力が0なので魔法は一切使えません。」
アリシアさんは哀れむような目でこちらを見る。
………え。敏捷が思ったより低くて落ち込んでのに……魔法が、俺、使えない?
エルフの心臓を移植したのに?魔法が使えない??何で?それじゃあ、人間と変わらなくない??俺の夢と希望は……?あ、でも、ゲームだったら上がる時もあるんだから、このギルトカードもそうなんじゃ??
「で、でも……ほら。レベルが上がったりしたら、ステータス上がったりするんじゃないですか?!それなら魔力も上がるんじゃ!!」
俺は必死に抵抗する。だって、異世界に来たんだ、魔法があるなら派手にぶっ放したいだろ?かっこいいだろ?!
「いえ……。登録時に0だと、ステータスの上昇は見込めないのです。私も受付の職に付いて数十年経ちますが、このような事例は初めてでして……。ま、まぁ。ヤマト様は、あの……人間という事なので魔法は使えなくて仕方ありませんよ!!書物にも人間は魔法が使えなかった。とありますし……レベルも上がれば、魔法は覚えられませんけど、スキルは……多分、習得出来ますから!が、頑張って下さい!!」
アリシアさんは俺を必死で慰めようとしてくれる。かえってそれが俺の胸を掻きむしる。
そんな俺を見てアリシアさんは話を変えるように言う。
「それでは、イリア様。『始まりの水晶』の方へ」
しょぼんとしている俺を後目に、イリアは光に包まれる。そして、光は消える。
「はい。イリア様のギルドカードはこちらになります。」
俺は力無く、イリアのステータスを見せてもらう。
レベル1。まあ、同じよね。
力300。魔力40000。敏捷100。耐久300。器用2。運3。
力、耐久300!?敏捷100!?魔力……はぁ!?40000!!!???
「流石、元・王宮魔術師。『魔力バカ』の異名は伊達ではありませんね。これなら、上級職の賢者だけではなく、魔法職なら何にでも直ぐになれますね。まあ、元・王宮魔術師のイリア様に転職など必要ないでしょうが……。あっ、でも、器用と運があまりにも低く過ぎますね……。アンラッキーな事に注意したり、器用さが必要なジョブを目指すのであれば、かなりの努力が必要になりますね。」
なんだ!?マジでイリアって凄いのか!!最初にアリシアさんが言ってたけど、元王宮魔術師って何?……。イリア、凄いのに何で辞めたんだ??
俺がそんな事を考えていると、アリシアさんはギルドカード説明を始めた。
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