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6.第二次性徴期…Ωの判定
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あれから何年も経った。
あの日、マリアは解雇されることはなく、今もメイドとして家に努めている。
大人達の間でどんな言葉や会話が交わされたかは子供の僕は分からない。
僕と兄様が魔法の絵本を読んでる間に何かがあったのは確かだ。
今の僕は12歳になった。
そして、ついこのあいだ僕にも第二次性徴期が来た。
「あれ?ホタルから甘い匂いがする」
それは兄様から言われた一言がきっかけだった。
「甘い匂い?」
僕は、ルリ兄様の言葉に自分の腕を嗅いでみた。だけど、自分では何も感じ取れない。
「うん」
そう返事をして、僕の首元に顔を近づけてくる兄様。
「…ほら、ここから甘い匂いが_____、ホタル、もしかしたら第二次性徴期かもしれないね」
「第二次性徴期?匂いで分かるんですか?」
「……」
兄様はニコニコして何も答えてくれなかった。
ここで僕は思い出した、ルリ兄様がαであることを…。
(…もしかして僕って___?)
ルリ兄様はαで僕との年の差は7歳、つまり今は19歳だ。大人の仲間入りをしている兄様は、12年前もイケメンな面影はハッキリあったが、12年経った今はまさに期待通りのイケメンに育った。
才色兼備の兄様に弱点なんてないだろう。
このイケメンの兄様に一つ弱点をつけるとしたら、ブラコン過ぎて婚約の話を突っぱねるとこだと思う。
この前も、何処かのお嬢様の釣書を破り捨てたらしい…父上がボヤいていた。
『ルリは結婚しないつもりか?』
『…いつかはしますよ、今じゃないだけで。』
『それはいつだ』
『ホタルの結婚相手がみつかってからですかね?』
『…………………』
そんなことを書斎で話していた気がする。
…盗み聞きじゃないよ?たまたま書斎の前を通った時、たまたま書斎の扉が空いていて話し声が聞こえてしまったんだ。
その後、父上に『…ホタル、いい人は出来たか?』って何気なく聞かれたし。
僕は次男だし、簡単に言えばルリ兄様のスペアみたいなものだ。スペアとは兄様に何か合ったときの保険だ。ただ、家族はスペアとしての事は僕に求められてないみたいだけどね。
『ホタル、良い人が出来た時は父上に直に知らせてくれ…。応援しよう、ルリのためにもこの家の存続のためにも』
別に養子を貰えばいいのに、どうしても跡継ぎは僕たちの子供がいいらしい。
そんなことを思い出しながら今、僕は性別検査を受けていた。もちろん性別は男の子だよ?ちっちゃくてもちんちん付いてるしね。
でもこの性別検査は見た目の話じゃないみたい。
前にも言った通り、ここはオメガバースが存在する世界。
つまり、α、Ω、β検査だ。
僕は血液採取をされてる腕をみる。
(うぅ、凄く痛いかも…この世界の医療遅れてないといいな)
僕の血を採取したお医者様は、その血を小さな透明な瓶に入れると何か魔法を唱え瓶を振った。
すると、瓶に入っていた僕の真っ赤だった血の色がピンク色に変わったのだ。
(おぉ、真っピンクだ)
その様子を見ていた僕に、お医者様はにっこり微笑んで「結果がでましたよ、ホタル様おめでとうございます___。貴方は今日からΩとして過ごすことになります」
「…………………………Ω」
「大変喜ばしいことです__________」
僕はその後のお医者様の言葉を覚えていない。だって、僕はΩであることに凄くショックを受けたからだ。
Ωってことは、赤ちゃんを生む立場に男の子である僕がなるってことだから、それって前世の記憶がある僕には凄く酷なことじゃない?ねぇ、そう思わない?
Ωって事になれば、僕は女の子とも普通に恋愛が出来ないではないか…Ωはαにしか相手にされない、むしろ女の子にとっては優秀なαを奪い合う事になるライバルだ。仲良くなることは愚か、勝手に敵視されて爪弾きにされるだろう。
(なんで僕がΩなのさ!これじゃあ普通の恋愛なんか出来ないよ!確かに僕は腐男子でアホエロ以外のBLゲームもたくさんプレーしたよ?したけど、それってさゲームじゃん!?何?僕がBLゲームが好きだからって、それを僕がΩになって僕が体験しろってサービス???そんなサービス願ってないよ!僕の平凡な人生返してよ!!!!)
そりゃ、アホエロの世界に生まれて最初は混乱した。それでも大好きなBLを間近で見れると思い直し、それなら楽しもうと前向きに考え直した。なのにこれだ。僕は、僕自身がBLするなんて考えもしなかったんだ。今だって考えてない。
「ホタルおめでとう」
気づいたらいつの間にかルリ兄様が僕の目の前に膝をついて僕を見ていた。
「……おめでたくないです」
「何故だい?Ωは尊ばれるものだよ、ホタルはそれでも嬉しくないのかい?」
「どうせなら、βかルリ兄様みたいにαが良かったです…」
「私は、ホタルがΩで嬉しいよ?」
兄様の言葉に僕はいじけるしかなかった。
そして、夕食の時間
「ホタル…、性別検査の結果Ωだったらしいな。おめでとう」
「ホタル、おめでとうございます」
いつもより豪華な食事出される中、僕は分厚いステーキにナイフで切れ込みを入れていた。
そんな時に、父上と父様からおめでとうとお声がけされてしまった。
そのことにショックを感じだ時のことが思い出され、僕は持っていたナイフを音を立てて落とした。
「どうしたんだ?ホタル、ナイフを落として」
「?」
「ホタル?」
「……………」
「ホタル!?」
「待ちなさい、ホタルッ!」
「…………ホタル」
家族が食事を続ける中、僕は食事の席から席を立ち自分の部屋に駆け込んだ。
部屋に駆け込んだ僕はドアの鍵を締めふかふかのベットにダイブした。
(皆みんな、僕の気持ちなんか知らないでおめでとうおめでとうって言うんだ!僕はこんなにも嫌がってるのにッ!?)
少しすると扉の前からコンコンっとノックの音がして、僕はベットから勢いよく起き上がった。
「…ホタル、大丈夫?」
「………」
声の主はルリ兄様だった。
「ドアは開けなくていいから、このままでも私の言葉を聞いてくれるかい?」
「…わかりました」
「ホタルが何でΩ性を嫌がるのかは私は分からない…けど、私は昼間も言った通りホタルがΩで嬉しかったよ?」
「Ωだからですか?」
「…いいや、正確にはΩでもだ。ホタルがΩでもβでもαでも本当は何でも関係なく嬉しいよ」
「…嘘です」
「嘘じゃないよ。ホタルは僕の大切な弟だからね」
僕は扉の前に立ち、ドアを開けた。
「…ホタル、良かった」
兄様は僕の顔を見ると安心したような表情をして僕に抱きついてきた。
「ルリ兄様、苦しいです…」
僕がそう言っても兄様は僕を抱きしめたままで、僕を抱きしめる腕の力が更に強くなっただけだった。
(何だかんか、ルリ兄様から爽やかな匂いがする…)
その匂いはαの匂いなのか、それとも兄様特有の匂いなのか…、Ωになりたての僕には分からない。
あの日、マリアは解雇されることはなく、今もメイドとして家に努めている。
大人達の間でどんな言葉や会話が交わされたかは子供の僕は分からない。
僕と兄様が魔法の絵本を読んでる間に何かがあったのは確かだ。
今の僕は12歳になった。
そして、ついこのあいだ僕にも第二次性徴期が来た。
「あれ?ホタルから甘い匂いがする」
それは兄様から言われた一言がきっかけだった。
「甘い匂い?」
僕は、ルリ兄様の言葉に自分の腕を嗅いでみた。だけど、自分では何も感じ取れない。
「うん」
そう返事をして、僕の首元に顔を近づけてくる兄様。
「…ほら、ここから甘い匂いが_____、ホタル、もしかしたら第二次性徴期かもしれないね」
「第二次性徴期?匂いで分かるんですか?」
「……」
兄様はニコニコして何も答えてくれなかった。
ここで僕は思い出した、ルリ兄様がαであることを…。
(…もしかして僕って___?)
ルリ兄様はαで僕との年の差は7歳、つまり今は19歳だ。大人の仲間入りをしている兄様は、12年前もイケメンな面影はハッキリあったが、12年経った今はまさに期待通りのイケメンに育った。
才色兼備の兄様に弱点なんてないだろう。
このイケメンの兄様に一つ弱点をつけるとしたら、ブラコン過ぎて婚約の話を突っぱねるとこだと思う。
この前も、何処かのお嬢様の釣書を破り捨てたらしい…父上がボヤいていた。
『ルリは結婚しないつもりか?』
『…いつかはしますよ、今じゃないだけで。』
『それはいつだ』
『ホタルの結婚相手がみつかってからですかね?』
『…………………』
そんなことを書斎で話していた気がする。
…盗み聞きじゃないよ?たまたま書斎の前を通った時、たまたま書斎の扉が空いていて話し声が聞こえてしまったんだ。
その後、父上に『…ホタル、いい人は出来たか?』って何気なく聞かれたし。
僕は次男だし、簡単に言えばルリ兄様のスペアみたいなものだ。スペアとは兄様に何か合ったときの保険だ。ただ、家族はスペアとしての事は僕に求められてないみたいだけどね。
『ホタル、良い人が出来た時は父上に直に知らせてくれ…。応援しよう、ルリのためにもこの家の存続のためにも』
別に養子を貰えばいいのに、どうしても跡継ぎは僕たちの子供がいいらしい。
そんなことを思い出しながら今、僕は性別検査を受けていた。もちろん性別は男の子だよ?ちっちゃくてもちんちん付いてるしね。
でもこの性別検査は見た目の話じゃないみたい。
前にも言った通り、ここはオメガバースが存在する世界。
つまり、α、Ω、β検査だ。
僕は血液採取をされてる腕をみる。
(うぅ、凄く痛いかも…この世界の医療遅れてないといいな)
僕の血を採取したお医者様は、その血を小さな透明な瓶に入れると何か魔法を唱え瓶を振った。
すると、瓶に入っていた僕の真っ赤だった血の色がピンク色に変わったのだ。
(おぉ、真っピンクだ)
その様子を見ていた僕に、お医者様はにっこり微笑んで「結果がでましたよ、ホタル様おめでとうございます___。貴方は今日からΩとして過ごすことになります」
「…………………………Ω」
「大変喜ばしいことです__________」
僕はその後のお医者様の言葉を覚えていない。だって、僕はΩであることに凄くショックを受けたからだ。
Ωってことは、赤ちゃんを生む立場に男の子である僕がなるってことだから、それって前世の記憶がある僕には凄く酷なことじゃない?ねぇ、そう思わない?
Ωって事になれば、僕は女の子とも普通に恋愛が出来ないではないか…Ωはαにしか相手にされない、むしろ女の子にとっては優秀なαを奪い合う事になるライバルだ。仲良くなることは愚か、勝手に敵視されて爪弾きにされるだろう。
(なんで僕がΩなのさ!これじゃあ普通の恋愛なんか出来ないよ!確かに僕は腐男子でアホエロ以外のBLゲームもたくさんプレーしたよ?したけど、それってさゲームじゃん!?何?僕がBLゲームが好きだからって、それを僕がΩになって僕が体験しろってサービス???そんなサービス願ってないよ!僕の平凡な人生返してよ!!!!)
そりゃ、アホエロの世界に生まれて最初は混乱した。それでも大好きなBLを間近で見れると思い直し、それなら楽しもうと前向きに考え直した。なのにこれだ。僕は、僕自身がBLするなんて考えもしなかったんだ。今だって考えてない。
「ホタルおめでとう」
気づいたらいつの間にかルリ兄様が僕の目の前に膝をついて僕を見ていた。
「……おめでたくないです」
「何故だい?Ωは尊ばれるものだよ、ホタルはそれでも嬉しくないのかい?」
「どうせなら、βかルリ兄様みたいにαが良かったです…」
「私は、ホタルがΩで嬉しいよ?」
兄様の言葉に僕はいじけるしかなかった。
そして、夕食の時間
「ホタル…、性別検査の結果Ωだったらしいな。おめでとう」
「ホタル、おめでとうございます」
いつもより豪華な食事出される中、僕は分厚いステーキにナイフで切れ込みを入れていた。
そんな時に、父上と父様からおめでとうとお声がけされてしまった。
そのことにショックを感じだ時のことが思い出され、僕は持っていたナイフを音を立てて落とした。
「どうしたんだ?ホタル、ナイフを落として」
「?」
「ホタル?」
「……………」
「ホタル!?」
「待ちなさい、ホタルッ!」
「…………ホタル」
家族が食事を続ける中、僕は食事の席から席を立ち自分の部屋に駆け込んだ。
部屋に駆け込んだ僕はドアの鍵を締めふかふかのベットにダイブした。
(皆みんな、僕の気持ちなんか知らないでおめでとうおめでとうって言うんだ!僕はこんなにも嫌がってるのにッ!?)
少しすると扉の前からコンコンっとノックの音がして、僕はベットから勢いよく起き上がった。
「…ホタル、大丈夫?」
「………」
声の主はルリ兄様だった。
「ドアは開けなくていいから、このままでも私の言葉を聞いてくれるかい?」
「…わかりました」
「ホタルが何でΩ性を嫌がるのかは私は分からない…けど、私は昼間も言った通りホタルがΩで嬉しかったよ?」
「Ωだからですか?」
「…いいや、正確にはΩでもだ。ホタルがΩでもβでもαでも本当は何でも関係なく嬉しいよ」
「…嘘です」
「嘘じゃないよ。ホタルは僕の大切な弟だからね」
僕は扉の前に立ち、ドアを開けた。
「…ホタル、良かった」
兄様は僕の顔を見ると安心したような表情をして僕に抱きついてきた。
「ルリ兄様、苦しいです…」
僕がそう言っても兄様は僕を抱きしめたままで、僕を抱きしめる腕の力が更に強くなっただけだった。
(何だかんか、ルリ兄様から爽やかな匂いがする…)
その匂いはαの匂いなのか、それとも兄様特有の匂いなのか…、Ωになりたての僕には分からない。
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