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「東京の子」(藤井太洋著:角川書店)
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「大阪の子」である私が、このタイトんを見た時の感想は、
「なんやイケ好かん題名やなぁ、どうでもええわ」
惹き文句を眺めて、
「オリンピックより、やっぱり万博やでぇ、規模と期間が違うさかいな」
と、理不尽なイチャモンを呟いていたりした。
嗚呼、でも読了した今は、心の底から悪かった、スンマヘンでした、と猛省している。
ごめんなさい、藤井太洋先生、東京の方々。
近未来が舞台なので、一応SF小説のカテゴリーに入るのだろうけど、現在との違和感は無く、今日・明日から続いているリアル感。
人身売買なんてキナ臭いし、管理されてるディストピア社会とも一線を画している。
読後感は?
そうか!この藤井ワールドは、一種の〈歴史小説〉なのかも知れない、藤井太洋さんは、タイムスリップして見聞して来た事を書いたのかもな、等と突拍子も無い考えに至ったのだ。
SF作家の肩書きも持つ藤井さんなら、それぐらいありそうだ!
だって、本当にあった事だと充分に信じ込ませられるくらいの既視感があるからね。
先ずは、この〈新感覚な物語〉のご拝読をオススメします。
「なんやイケ好かん題名やなぁ、どうでもええわ」
惹き文句を眺めて、
「オリンピックより、やっぱり万博やでぇ、規模と期間が違うさかいな」
と、理不尽なイチャモンを呟いていたりした。
嗚呼、でも読了した今は、心の底から悪かった、スンマヘンでした、と猛省している。
ごめんなさい、藤井太洋先生、東京の方々。
近未来が舞台なので、一応SF小説のカテゴリーに入るのだろうけど、現在との違和感は無く、今日・明日から続いているリアル感。
人身売買なんてキナ臭いし、管理されてるディストピア社会とも一線を画している。
読後感は?
そうか!この藤井ワールドは、一種の〈歴史小説〉なのかも知れない、藤井太洋さんは、タイムスリップして見聞して来た事を書いたのかもな、等と突拍子も無い考えに至ったのだ。
SF作家の肩書きも持つ藤井さんなら、それぐらいありそうだ!
だって、本当にあった事だと充分に信じ込ませられるくらいの既視感があるからね。
先ずは、この〈新感覚な物語〉のご拝読をオススメします。
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