本について

「今日も君は、約束の旅に出る」（瀬那和章著：講談社）

ライトノベル界の鬼才が降臨！？

もとより、ラノベ、新文芸、大衆娯楽さ小説の垣根等、とうの昔に無いとは思うのだけど。

本作も突拍子も無い設定ながら、しっかりとしたプロットの肉付けにより、読む者を違和感なく、物語の世界に引き込んで行くのは流石。

そして、青春ラブコメに胸をときめかせていると、まさかの展開！
エンドロールが見える頃には、涙で文字が見えないのである。

いやはや、注目作家の今後に目が離せない。