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怖いよー!
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「はわわわわ…。」
カカオがごはんとドリンクを取りに行っている間になんでこんなことに…。
ちゃんと隅っこで大人しく壁の花してたよね???
公爵家の騎士さんたちが僕の周りをガードしてくれたけど。
黒地に金糸の豪華な和服でながーい黒髪を噛み紐でポニテにした精悍なイケメンさんが、アラブっぽい褐色筋肉イケメンさんと俺をとりあってにらみ合いをしているのですが………。
怖い…、身の回りの人たちには慣れたけど、やっぱり威圧感あるの怖すぎる…。
がたがた。
俺の表情が無になってく。
「リリアン!」
ワゴンにご飯と飲み物をのせて、侍女に運ばせてきたカカオが、大慌てで来てくれた!
「私の婚約者だぞ!何をするんだ、グスタフ!カスゲイ!」
「カカオ、お知り合い…?」
「世界中外交していたからね。」
「婚約者であって妃ではないだろう。」
「そうだ、聖女は世界で稀にしか生まれないのだぞ。独占するなんてするいじゃないか!」
(こいつら、リリアンを誘拐しようと狙っているんだ…。気を付けてね。)
えええええー!!!!!
カカオがごはんとドリンクを取りに行っている間になんでこんなことに…。
ちゃんと隅っこで大人しく壁の花してたよね???
公爵家の騎士さんたちが僕の周りをガードしてくれたけど。
黒地に金糸の豪華な和服でながーい黒髪を噛み紐でポニテにした精悍なイケメンさんが、アラブっぽい褐色筋肉イケメンさんと俺をとりあってにらみ合いをしているのですが………。
怖い…、身の回りの人たちには慣れたけど、やっぱり威圧感あるの怖すぎる…。
がたがた。
俺の表情が無になってく。
「リリアン!」
ワゴンにご飯と飲み物をのせて、侍女に運ばせてきたカカオが、大慌てで来てくれた!
「私の婚約者だぞ!何をするんだ、グスタフ!カスゲイ!」
「カカオ、お知り合い…?」
「世界中外交していたからね。」
「婚約者であって妃ではないだろう。」
「そうだ、聖女は世界で稀にしか生まれないのだぞ。独占するなんてするいじゃないか!」
(こいつら、リリアンを誘拐しようと狙っているんだ…。気を付けてね。)
えええええー!!!!!
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