天涯孤独な天才科学者、憧れの異世界ゲートを開発して騎士団長に溺愛される。

繋がりたい

「この戦いが終わったら、しよ♡」（脳内変換）

ランの潤んだ瞳が可愛くて。

思わず鼻血をふきそうになるのを耐えた。


あの塚本玲という男は、知的でスマートだった。
いい奴だった。

ランとは同い年でお似合いで………。

金も地位もあり、私から見てもかっこい。


だが、ランは渡さない。
渡したくない。


ランが私を選んでくれて、この世界に帰ってくれて、幸せで死ぬんじゃないかと思った。

だが、だからこそ死ぬものか。

私は絶対に長生きするぞ！




戦いが終わり、抱きしめた体は小さくて、絶対大切にする！

いつまでもヘタレではいけない。

鼻血を我慢して、塚本玲に習って、ランに紳士に振る舞う。


お姫さま抱っこすると、恥ずかしそうに身じろいだ。

かわいい！

お風呂に行きたい？いいよ！


こっそり穴を洗っている様子もかわいい。
色っぽい！
気づいていないふりをしよう。


体を洗ってやると、ランは敏感だった。

もしかして、経験が？
相手は塚本なのだろうか？

嫉妬したが、正真正銘まっさらな体だという。





体をきれいにして、いざ寝室へ。



ドキドキが止まらない！