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初めてのキス
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水洗トイレぇ~。
王都の地下を土魔法で掘り、穴を金属魔法でコーティング。
下水道のパイプのできあがり!
本当は下水道処理施設が必要なんだけど、そこはファンタジー。
永続的な浄化魔法をパイプに刻み、追加で強化。
バリアもかけたから壊れる心配はない。
水洗トイレはみんなに大好評!
街が衛生的になった。
病気も減ったんだって。
「私のミリオン!水洗トイレは凄いよ!君のことを国民はトイレの神様と崇めてるよ!トイレを綺麗に掃除したらミリオン様みたいな美人になれるってあやかってる。」
「僕は自分のためにやってるだけなのになあ。」
「今日は城の書庫に行くんでしょ?一緒に行くよ。」
「ふふ、言うんじゃないかと思った。サンドイッチを沢山作ったから、休憩中に食べよう。」
カナリアと書庫に向かう。
久しぶりだなあ。
子どもの頃は、兄殿下たちも一緒で。
皆で入り浸ったよね。
白いレンガ造りの書庫には、朝顔の蔦が伝う。
「あ」
目の前に腰まで長いまっすぐな茶色の髪の若い女性。
「バニラ=アイス伯爵令嬢だよ。アルカナお兄様の婚約者。お久しぶり。王太子妃教育?」
令嬢は見事なカーテンシーをする。
表情は固くて、どこか元気がない。
挨拶をして別れた。
「さて。ミリオンはどんな本が見たいのかな?」
「植物図鑑。新しいケーキの材料を探していて。」
僕は脚立に乗って、背伸び。
あ。
わわ、
態勢を崩して本ごと脚立から落ちた。
でも僕は痛くない。
気がつくとカナリアと顔が近くて、僕は腕の中。
唇が柔らかい。
キスしちゃった!
初めてっ。
前世でもしたことなかったのに!
恥ずかしい!
顔が真っ赤っか。
恥ずかしいからそのまま胸に顔を埋めた。
王都の地下を土魔法で掘り、穴を金属魔法でコーティング。
下水道のパイプのできあがり!
本当は下水道処理施設が必要なんだけど、そこはファンタジー。
永続的な浄化魔法をパイプに刻み、追加で強化。
バリアもかけたから壊れる心配はない。
水洗トイレはみんなに大好評!
街が衛生的になった。
病気も減ったんだって。
「私のミリオン!水洗トイレは凄いよ!君のことを国民はトイレの神様と崇めてるよ!トイレを綺麗に掃除したらミリオン様みたいな美人になれるってあやかってる。」
「僕は自分のためにやってるだけなのになあ。」
「今日は城の書庫に行くんでしょ?一緒に行くよ。」
「ふふ、言うんじゃないかと思った。サンドイッチを沢山作ったから、休憩中に食べよう。」
カナリアと書庫に向かう。
久しぶりだなあ。
子どもの頃は、兄殿下たちも一緒で。
皆で入り浸ったよね。
白いレンガ造りの書庫には、朝顔の蔦が伝う。
「あ」
目の前に腰まで長いまっすぐな茶色の髪の若い女性。
「バニラ=アイス伯爵令嬢だよ。アルカナお兄様の婚約者。お久しぶり。王太子妃教育?」
令嬢は見事なカーテンシーをする。
表情は固くて、どこか元気がない。
挨拶をして別れた。
「さて。ミリオンはどんな本が見たいのかな?」
「植物図鑑。新しいケーキの材料を探していて。」
僕は脚立に乗って、背伸び。
あ。
わわ、
態勢を崩して本ごと脚立から落ちた。
でも僕は痛くない。
気がつくとカナリアと顔が近くて、僕は腕の中。
唇が柔らかい。
キスしちゃった!
初めてっ。
前世でもしたことなかったのに!
恥ずかしい!
顔が真っ赤っか。
恥ずかしいからそのまま胸に顔を埋めた。
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