【R18】夜夢の夜の短編集

夜夢

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その七十六 訪問販売

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 俺はとあるブラック企業で訪問販売員をしている。

「あの~」
「なにかしら?」
「実はですね、あなたにオススメの商品がありまして……」
「いりませ──」
「おっと」

 俺は女が扉を閉めようとした瞬間に扉の隙間に足を差し込み抵抗した。

「今ならお試しキャンペーンもありますよ」
「煎らないって言っ……へ?」

 俺は女に見えるようにゆっくりとズボンのチャックを下ろし、自慢の逸品を提示した。

「お、おっきぃっ!?」
「旦那さん……出張中ですよね。ご無沙汰なんじゃないですか? 今なら当社の商品を一つお買い上げ頂ければサービスいたしますが」
「……ごくり」

 女の扉を閉める力が緩む。

「と、とりあえず話を聞くだけだからっ。どうぞ」
「お邪魔します」

 俺は室内に入り実演しながら商品を売り込んだ。

「あっあっあっ!」
「どうですか? まるで着けていないみたいでしょう?」
「あぁぁぁぁっ! これ絶対着いてないぃぃぃぃっ! 生チンポでおまんこ掻き回されてるのぉぉぉっ!」
「いやいや、ちゃんと着いてますよ。当社の商品はリアルがウリなので。試しに射精してみましょうか?」
「あっあっあっ──あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 俺が売っている商品はコンドームだ。狙いは昼のマンション。この時間帯に一人でいる女はだいたいこの商品ですハマる。まぁ、実際は着けてなどいないのだが、挿入れてしまえればこっちのモノだ。

「や……やっぱり着いてなぃぃぃ……っ。熱くてドロッとしたオス汁いっぱい射精されてるのぉっ」
「あれ、破れたかな。耐久性には自信があったんですがね。一度交換して再度試して良いですか?」
「し、仕方ないわね……っ」

 数分後。 

「あぁぁぁぁぁぁっ! 見たわっ、やっぱり着けてないじゃないのぉぉぉぉぉぉぉっ!」
「……見ちまったかぁ。ま、着けるわけないわな。とりあえず買えよ。じゃなきゃ抜いちまうぞ?」
「い、今抜かれたらっ! か、買いますぅぅぅっ! だからもっと商品アピールしてぇぇぇぇぇっ!」
「お買い上げありがとうございます。では一晩かけて詳しい商品説明をいたしますので」
「あっ……一晩……。わ、私不器用だから一晩じゃ覚えきれないかもぉっ」
「ならアフターサービスもありますので、いつでもお呼び下さい」

 これが俺のセールステクだ。それから俺は女の家に泊まり、いくつか商品を売り付け朝まで生セックスをサービスしてやった。

「やぁん……、行っちゃやだぁっ。もっと生セックスしましょぉっ」
「なら……一箱お買い上げで一時間延長しましょう」
「二十四箱お願いしますっ!」
「ありがとうございます」

 女は間髪いれず二十四時間の延長を希望してきた。さすがに丸一日セックスしまくるのは無理があるため、何度か失神させたり食事や風呂で時間を稼ぐ。

「あっ……待って!」
「どうしました?」
「い、今受精した気が……」
「そりゃあ生でやりまくってたからな。でも……奥さんが望んで股開いたんだ、俺は知らねぇよ」
「わ、わかってる。夫が帰ったら生セックスさせて誤魔化すわ」
「そうしてくれ。あ、それと……」

 俺は女に同じように夫がおらず飢えていそうな女を知らないか尋ねた。

「専業主婦の家なら何件か……。えっと……確か……」

 それから数日溜め、俺は女から聞いた部屋を訪ねた。

「はぁ~い」
「訪問販売だ、話は聞いてる?」
「あ……もしかして……。どうぞ」
「邪魔するぜ」

 奥様方のネットワークは強い。同じマンションに住む女はだいたい繋がっている。専業主婦は暇なのだ。

「早く早くぅっ、いつ来るか待ってたのよっ」
「そんながっつくなよ。今日旦那は?」
「いつも夜遅くまで帰って来ないわ」

 そう言いながら女は裸になり、ソファーに座る俺の足の間にしゃがみこんでいた。

「あぁんっ、私の顔くらいあるわぁ……」
「舐めて良いぞ。セックス一回で商品一個お買い上げな」
「もちろん買いますっ! コンドーム一箱で欲求不満が満たされるなら安いものだものっ。あむっ……ちゅるるっ、じゅぽっじゅぽっ──」
「上手いな。さすが人妻だ」

 俺は女にしゃぶらせながら今月の販売数を確認していた。

「まぁた俺がトップか。今月もボーナスたっぷりだな。くぅ~っ、この仕事やめらんねぇなぁ~」
「んっんっ──んむぅぅぅぅっ!? んくっ……んくっ……」

 女は口内に吐き出された濃厚な白濁液を喜びながら飲んでいった。床を見ると溢れ出した愛液により染みが出来上がっていた。全て飲み干した女は口を離し、そのまま俺に跨がってきた。

「これが一回目な。そのまま腰を下ろしていきな」
「はぁぁ……久しぶりのおちんぽぉぉぉっ! あっ……おっきぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ! あっあっあっ!」

 女は大きなストロークで激しく肉を打ち付けてくる。久しぶりのセックスのせいか、モノには女の白く濁った本気汁が塗りつけられていた。

「あっあっ……、気持ち良いぃっ! 生ちんぽ最高っ! コンドームなんて要らないのぉぉぉぉっ!」
「だよな。俺も自分で売っておきながらこんなもんゴミとしか思ってねぇし。やるなら生セックス、生膣内射精だよな?」
「もちろんよぉぉぉっ! 膣内射精はやくぅぅぅっ! あの濃い精液でおまんこ刺激してぇぇぇぇっ!」

 女の口から許可が出た。これで仮に妊娠しても俺は悪くない。

「しっかし……エロいな奥さん。こんな良い身体を抱かないなんて旦那は何考えてんだか」
「良い身体なんて……。ムチムチしてるのに」
「それが良いんじゃないか。女はこれくらい柔らかい方が良い。で、男は硬くなきゃな?」
「あなたのはすごく硬いし太いものねっ。あっ、そろそろ……」
「ああ。スパートかけてみな」
「あっあっあっ! 逝くっ──膣内に射精してぇぇぇぇぇぇぇっ!」
「ほらよっ!」 
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 俺はムッチリした腰を引き寄せ子宮口に先端を押し付けながら一発目を放出してやった。女はよだれを垂らしながら子宮に広がる熱を受け入れていった。

「あ……は……っ! いっぱい濃いの射精てるぅ……っ! 膣内射精さいこぉ……っ」 
「おっと、余韻に浸ってて良いのか? 俺は射精す回数減るから助かるけど」 
「はっ! そ、そうねっ! ねぇ、続きはベッドでしない? 裸で抱き合いたいの……」
「良いよ。なら続きは寝室でな」
「きて……」

 寝室に入るとベッドが二つ並んでいた。どうやら一緒に寝る事はないようだ。俺は女をベッドに押し倒し、再び淫肉を掻き分けてやった。

「あぁぁぁぁぁぁぁっ! また硬くておっきいの入ってきたわぁぁっ! あっあっ、もっと突いてぇぇぇぇっ!」
「うぉっ、濡れすぎだぜ奥さん。シーツがあんたの愛液とさっき射精した俺の精液でどろどろだ」
「あっあっ、シーツにあなたの匂い染み付けてぇっ! あなたが帰ってから思いだしオナニーするからぁっ」
「やれやれ、そんな事しなくても連絡くれたら抱きにきますよ?」
「え?」
「ただし、また商品買ってくれるならね」
「か、買いますっ! だから明日も来てぇっ!」
「予約ですね。確かに」
「あっあっあっ!」

 俺は金を持っていそうな女にはこうしてリピート契約を迫っている。金を持っているかどうかは部屋の中を少し見渡せばわかる。

「んっふっ……ちゅっ……れろれろ……はぁぁ、キスなんて久しぶりよぉ……っ」
「膣内射精後のキス好きだねぇ奥さん」
「好きぃっ、愛されてるって実感するものぉ~……。もっと私を愛してぇ~……」
「良いですよ。金玉空になるまで愛してやるよ」 
「あんっ、嬉しいっ! 私あなたの女になりたいわぁっ!」
「それは今後の売り上げ次第かな。月のノルマがあってさ、早く達成すれば後は自由なんだわ。月二十箱、奥さんが二十箱買ってくれたら毎日タダで抱きにきてやるよ」
「か、買うわっ! 明日お金用意しておくからっ!」
「ありがとう、助かるよ。明日も膣内射精セックスしまくろうな」
「孕むまでいっぱいするぅぅぅぅぅぅぅっ!」

 そして翌日、女は二十箱買った。俺は旦那を見送ったばかりの女に玄関先で挿入してやった。

「あっあっあっ! こんな朝早く来てくれるなんて嬉しいぃっ! おまんこ寂しかったのぉぉぉっ!」
「だと思って朝一番に来たんだよ。今日の一番搾りは奥さんの子宮に直射精しすっからさ。孕んじまいなっ!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ! 孕んだらセックスできなくなるからまだだめぇぇぇぇぇぇぇっ!」

 昨日あれだけ生射精ししてやったんだ。孕んでないわけないだろう。もし孕んでなくても今日のダメ押し膣内射精で確実に孕む。俺は二十万を手に入れさようならだ。いやぁ、飢えてる人妻は楽で良いな。

「あんっ、あっあっあっ! 今夜からぁっ、旦那出張で一週間いないのぉぉぉっ! だからぁっ……」
「良いよ。もうノルマ達成したし。一週間泊まってやるよ」
「ほ、本当に?」 
「ああ。毎日抱いてやるよ。もちろん……生でな」
「あぁぁ……、愛してるわぁぁっ! 私のおまんこはあなたのモノよぉぉぉぉっ!」

 孕んでいようがいまいが関係ない。俺は女の望み通り一週間たっぷりやらせてもらった。

「じゃあな。もう会う事はないだろうが孕んだらちゃんと産めよな?」
「……」

 俺は失神して動かない女を部屋に残し、久しぶりに出社した。

「おはざーす」 
「あら? 久しぶりね。売り上げは?」
「今月は三十かな」
「三十ね、毎月よくやるわねぇ」
「天職だからな。セックスして稼げるなんて最高だぜ」
「悪い人ねぇ~。じゃあ今月はもう仕事しないの?」
「ああ。残り数日はあんたにくれてやるよ、社長さん」
「ふふっ、早くベッドルーム行きましょ……。もう待てないわ……」

 社長と俺は男女の関係にある。別に俺から誘ったわけではない。社長は面接の時に商品の売り方を俺に身をもって教えてきたのだ。それから毎月関係をもっている。

 目の前で派手な柄を背負った社長が四つん這いになり尻を押し付けてくる。

「あはぁぁぁぁっ! 奥っ、もっと奥突いてぇぇぇぇっ! あなたのじゃなきゃ届かないとこ掻き回してぇぇぇぇぇっ!」
「ははっ、こんなのオヤジに見つかったら殺されちまわぁな」
「あっあっ、関係ないわっ! あの人だって事務所のアイドル食いまくってるものっ!」
「あぁ、あの事務所な。この前活動休止した奴ってもしかして……」
「そ。あの人が孕ませちゃったの。よくある話よっ」
「アイドルも大変だねぇ。おらっ!」
「はぁぁぁぁぁんっ! お腹熱いぃぃぃぃぃぃっ!」

 社長は毎回膣内射精と同時に潮を吹く。抱くのもなかなか大変だ。

「はぁ…っ、あっ……。あなたくらいよぉっ。私の旦那にビビらず容赦なく膣内射精する人ぉっ」
「俺は今が良ければそれで良いからな。それに……社長とのセックスは気持ち良いからさ」
「私も気持ち良いから好きよ? ねぇ、そろそろ本気で私の愛人にならない? お金ならいくらでも払うわよ?」
「別に金が欲しいわけじゃねぇし。俺はセックスを楽しみてぇの」
「もうっ、なかなか落ちないんだから……」

 そして翌月、俺はまた違う女を探しセールスに走る。

「えぇ……、これ使い方わかんな~い」
「なら俺が教えますよ。膣内に入っても良いかな?」
「今中の言い方やらしかった~。良いよ、彼氏よりおっきかったらヤらせてあげるっ」

 俺は女の肩を抱き、今日も仕事に励むのだった。 
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