4 / 85
第01章 転生編
04 冒険者登録
しおりを挟む
「へぇ、スラムの外って思ってたより栄えてるんだなぁ~」
蓮太がスラムを出たのはこの日が初めてだった。理由は言わずもがな、町の住人はスラムの住人を差別しているからである。もしスラムで暮らす子どもが町に出ようものならすぐに石を投げられるか、捕まり奴隷商人に売り飛ばされる。それだけ過去スラムに住んでいた者が町の住人に対してなにかをやらかしていたという事だろう。現に今もスラムから出てきた蓮太に対し、町の住人は冷たい視線を向けていた。
「おい、あいつ今スラムから出てきたぞ」
「ボロい服着てんな。石でも投げるか?」
「やだ汚いわ……」
「あんなのに触られたくないわっ、行きましょっ」
男は殺気立ち、女は汚物を見るように不快感を露にし、その場から離れていく。
「やっぱり身形も整えてから出れば良かったかな。ま、別に深く人と関わろうとも思わないけど。おっと」
「「躱わしたぞ!?」」
蓮太は背後から飛んできた石を振り向きもせずに躱わしてみせた。蓮太は【気配察知】のスキルを持っているため、この程度の投石など見る必要すらないのである。
「あいつ、ただ者じゃねぇな。振り向きもせずに躱わすなんてよ」
「こ、これ以上関わらないでおこうぜ! スラムの奴に襲われちまわぁっ」
「だ、だな」
石を投げた男達はそそくさとその場から足早に去っていった。当の蓮太はそんな外野を気にも留めず、目的地である冒険者ギルドへと向かう。
冒険者ギルドに登録する理由は身分証のためだ。村はともかく、大きな町や国を跨ぐためにはどうしても身分証が必要となる。仮にこの国がどうしようもない国なら他の国に行くつもりでいた。
「あった、あれだな」
蓮太はいかにも冒険者といった風貌の男の後を追っていた。そうして目の前に現れたのが木造二階建ての少しボロい建物だ。看板には剣と盾のマークが記されている。
「よし、行ってみるか」
蓮太は木製の扉を開き中へと入る。ギルドには酒場も併設されており、まだ昼にも関わらず数人の冒険者らしき者達が酒盛りをしていた。
「今回の討伐遠征はなかなかにハードだったなぁ~……ひっく」
「まぁまぁ。それでも稼げたのですから良いではありませんか」
「そうそう。町の周りでチョコチョコ稼ぐよりマシだよね~」
「リーダー、次はダンジョン行きましょうよダンジョン!」
どうやらクエストから帰ってきた冒険者達が酒を飲んでいるようだ。蓮太は視線を外し真っ直ぐカウンターへと向かう。カウンターに着くと受付の女性が冷めた表情で淡々と言葉を発した。
「いらっしゃいませ。用件をお伺いします」
「冒険者登録したいんだけど」
「登録ですか。失礼ですが登録料はお持ちですか?」
「いくら?」
「銀貨三枚になります」
蓮太はスッとズボンのポケットに手を入れ、物質創造を使う。
「はい、銀貨三枚」
「……はい、確かに。ではこちらの用紙に氏名と役割を記入して下さい」
「わかった」
蓮太はカウンターで羊皮紙にさらさらと必要事項を記入していく。するとそれを見た受付の女性が少しだけ驚きを見せた。
「も、文字が書けるのですね」
「スラムの住人でも文字くらいは書けるさ。馬鹿にしないでよ」
「……失礼しました」
蓮太は必要事項を記入した用紙を手渡す。
「今ギルドカードを作成しますので少々お待ち下さい」
「どれくらい?」
「十分くらいです」
「わかった」
蓮太はカウンターを離れクエストボードを覗きに行った。
「ふ~ん……。薬草採取に町の周りに現れる魔物退治、後は住人のパシリか。まさにテンプレって感じだな」
貼り出されているクエストはどれも小説やゲームなどでよく見るものだった。そうして暇を潰す事十分弱、受付から声が掛かった。
「レンタ様、登録が完了いたしましたのでカウンターまでお越し下さい」
「はい」
呼ばれた蓮太はカウンターに向かい受付の女性から手のひらサイズのカードを手渡された。そこには氏名とランク、そして八桁の番号が記されていた。
「それと、こちらが冒険者の心得となっております。しっかり読んでおいて下さい」
「わかった、ありがとう」
蓮太は受け取った冊子を手にテーブルへと向かった。
「心得ね、どうせこれもテンプレだろ」
冊子にはこう書かれていた。
【冒険者ランクについて】
・冒険者ランクはFからSまで存在する。最初は誰もがFから始まり、依頼の達成度やギルドへの貢献度でランクが上がる。また、このランクは一度上がると下がる事はない。
【ギルドカードの失効について】
・ギルドカードは冒険者規約に背くとその効力を失い黒く染まる。一度黒く染まったギルドカードは二度と使用できず、再取得もできない。全ての行動は魔力を通してギルドカードに記録されるため、偽装はできない。
【冒険者規約】
・冒険者同士の私闘は規約違反となる。だが決闘はその限りではない。
・ギルドに虚偽の報告をした者は追放され、罪の度合いによっては指名手配もあり得る。
・未発見のダンジョンを確認した場合は速やかにギルドへ報告しなければならない。この報告を怠った場合、ギルドから追放となる。また、報告によりランクを一つ上げるものとする。
【預金口座について】
・クエスト達成時の褒賞金は自動的にギルドの個人口座へと振り込まれる。
【初心者講習について】
・登録から三ヶ月の冒険者に限り、ギルドにて初心者講習を受講する事ができる。受講料は一講義銀貨一枚。これは強制ではなく任意であり、受けるも受けないも自由である。
【ギルドカードの効力について】
・ギルドカードは身分証となる。町の入場税が免除となり、ギルドがその者の身分を保証するものとする。また、他国に渡る際にも使用可能である。
「……思った通りテンプレだな。これはもう良いや」
蓮太は冊子を小さく丸めポケットに突っ込む。そしてポケットの中でスキル【ダストボックス】を使用し、読み終えた冊子を捨てた。
「さて、依頼を受けなくても失効する事はないみたいだし、どこかゆっくりのんびり暮らせる場所でも探しに行こっかな」
こうして身分証を手に入れた蓮太はギルドを後にし、町の出口へと向かうのだった。
蓮太がスラムを出たのはこの日が初めてだった。理由は言わずもがな、町の住人はスラムの住人を差別しているからである。もしスラムで暮らす子どもが町に出ようものならすぐに石を投げられるか、捕まり奴隷商人に売り飛ばされる。それだけ過去スラムに住んでいた者が町の住人に対してなにかをやらかしていたという事だろう。現に今もスラムから出てきた蓮太に対し、町の住人は冷たい視線を向けていた。
「おい、あいつ今スラムから出てきたぞ」
「ボロい服着てんな。石でも投げるか?」
「やだ汚いわ……」
「あんなのに触られたくないわっ、行きましょっ」
男は殺気立ち、女は汚物を見るように不快感を露にし、その場から離れていく。
「やっぱり身形も整えてから出れば良かったかな。ま、別に深く人と関わろうとも思わないけど。おっと」
「「躱わしたぞ!?」」
蓮太は背後から飛んできた石を振り向きもせずに躱わしてみせた。蓮太は【気配察知】のスキルを持っているため、この程度の投石など見る必要すらないのである。
「あいつ、ただ者じゃねぇな。振り向きもせずに躱わすなんてよ」
「こ、これ以上関わらないでおこうぜ! スラムの奴に襲われちまわぁっ」
「だ、だな」
石を投げた男達はそそくさとその場から足早に去っていった。当の蓮太はそんな外野を気にも留めず、目的地である冒険者ギルドへと向かう。
冒険者ギルドに登録する理由は身分証のためだ。村はともかく、大きな町や国を跨ぐためにはどうしても身分証が必要となる。仮にこの国がどうしようもない国なら他の国に行くつもりでいた。
「あった、あれだな」
蓮太はいかにも冒険者といった風貌の男の後を追っていた。そうして目の前に現れたのが木造二階建ての少しボロい建物だ。看板には剣と盾のマークが記されている。
「よし、行ってみるか」
蓮太は木製の扉を開き中へと入る。ギルドには酒場も併設されており、まだ昼にも関わらず数人の冒険者らしき者達が酒盛りをしていた。
「今回の討伐遠征はなかなかにハードだったなぁ~……ひっく」
「まぁまぁ。それでも稼げたのですから良いではありませんか」
「そうそう。町の周りでチョコチョコ稼ぐよりマシだよね~」
「リーダー、次はダンジョン行きましょうよダンジョン!」
どうやらクエストから帰ってきた冒険者達が酒を飲んでいるようだ。蓮太は視線を外し真っ直ぐカウンターへと向かう。カウンターに着くと受付の女性が冷めた表情で淡々と言葉を発した。
「いらっしゃいませ。用件をお伺いします」
「冒険者登録したいんだけど」
「登録ですか。失礼ですが登録料はお持ちですか?」
「いくら?」
「銀貨三枚になります」
蓮太はスッとズボンのポケットに手を入れ、物質創造を使う。
「はい、銀貨三枚」
「……はい、確かに。ではこちらの用紙に氏名と役割を記入して下さい」
「わかった」
蓮太はカウンターで羊皮紙にさらさらと必要事項を記入していく。するとそれを見た受付の女性が少しだけ驚きを見せた。
「も、文字が書けるのですね」
「スラムの住人でも文字くらいは書けるさ。馬鹿にしないでよ」
「……失礼しました」
蓮太は必要事項を記入した用紙を手渡す。
「今ギルドカードを作成しますので少々お待ち下さい」
「どれくらい?」
「十分くらいです」
「わかった」
蓮太はカウンターを離れクエストボードを覗きに行った。
「ふ~ん……。薬草採取に町の周りに現れる魔物退治、後は住人のパシリか。まさにテンプレって感じだな」
貼り出されているクエストはどれも小説やゲームなどでよく見るものだった。そうして暇を潰す事十分弱、受付から声が掛かった。
「レンタ様、登録が完了いたしましたのでカウンターまでお越し下さい」
「はい」
呼ばれた蓮太はカウンターに向かい受付の女性から手のひらサイズのカードを手渡された。そこには氏名とランク、そして八桁の番号が記されていた。
「それと、こちらが冒険者の心得となっております。しっかり読んでおいて下さい」
「わかった、ありがとう」
蓮太は受け取った冊子を手にテーブルへと向かった。
「心得ね、どうせこれもテンプレだろ」
冊子にはこう書かれていた。
【冒険者ランクについて】
・冒険者ランクはFからSまで存在する。最初は誰もがFから始まり、依頼の達成度やギルドへの貢献度でランクが上がる。また、このランクは一度上がると下がる事はない。
【ギルドカードの失効について】
・ギルドカードは冒険者規約に背くとその効力を失い黒く染まる。一度黒く染まったギルドカードは二度と使用できず、再取得もできない。全ての行動は魔力を通してギルドカードに記録されるため、偽装はできない。
【冒険者規約】
・冒険者同士の私闘は規約違反となる。だが決闘はその限りではない。
・ギルドに虚偽の報告をした者は追放され、罪の度合いによっては指名手配もあり得る。
・未発見のダンジョンを確認した場合は速やかにギルドへ報告しなければならない。この報告を怠った場合、ギルドから追放となる。また、報告によりランクを一つ上げるものとする。
【預金口座について】
・クエスト達成時の褒賞金は自動的にギルドの個人口座へと振り込まれる。
【初心者講習について】
・登録から三ヶ月の冒険者に限り、ギルドにて初心者講習を受講する事ができる。受講料は一講義銀貨一枚。これは強制ではなく任意であり、受けるも受けないも自由である。
【ギルドカードの効力について】
・ギルドカードは身分証となる。町の入場税が免除となり、ギルドがその者の身分を保証するものとする。また、他国に渡る際にも使用可能である。
「……思った通りテンプレだな。これはもう良いや」
蓮太は冊子を小さく丸めポケットに突っ込む。そしてポケットの中でスキル【ダストボックス】を使用し、読み終えた冊子を捨てた。
「さて、依頼を受けなくても失効する事はないみたいだし、どこかゆっくりのんびり暮らせる場所でも探しに行こっかな」
こうして身分証を手に入れた蓮太はギルドを後にし、町の出口へと向かうのだった。
0
お気に入りに追加
1,225
あなたにおすすめの小説
「魔物肉は食べられますか?」異世界リタイアは神様のお情けです。勝手に召喚され馬鹿にされて追放されたのでスローライフを無双する。
太も歩けば右から落ちる(仮)
ファンタジー
その日、和泉春人は、現実世界で早期リタイアを達成した。しかし、八百屋の店内で勇者召喚の儀式に巻き込まれ異世界に転移させられてしまう。
鑑定により、春人は魔法属性が無で称号が無職だと判明し、勇者としての才能も全てが快適な生活に関わるものだった。「お前の生活特化笑える。これは勇者の召喚なんだぞっ。」最弱のステータスやスキルを、勇者達や召喚した国の重鎮達に笑われる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴォ
春人は勝手に召喚されながら、軽蔑されるという理不尽に怒り、王に暴言を吐き国から追放された。異世界に嫌気がさした春人は魔王を倒さずスローライフや異世界グルメを満喫する事になる。
一方、乙女ゲームの世界では、皇后陛下が魔女だという噂により、同じ派閥にいる悪役令嬢グレース レガリオが婚約を破棄された。
華麗なる10人の王子達との甘くて危険な生活を悪役令嬢としてヒロインに奪わせない。
※春人が神様から貰った才能は特別なものです。現実世界で達成した早期リタイアを異世界で出来るように考えてあります。
春人の天賦の才
料理 節約 豊穣 遊戯 素材 生活
春人の初期スキル
【 全言語理解 】 【 料理 】 【 節約 】【 豊穣 】【 遊戯化 】【 マテリア化 】 【 快適生活スキル獲得 】
ストーリーが進み、春人が獲得するスキルなど
【 剥ぎ取り職人 】【 剣技 】【 冒険 】【 遊戯化 】【 マテリア化 】【 快適生活獲得 】 【 浄化 】【 鑑定 】【 無の境地 】【 瀕死回復Ⅰ 】【 体神 】【 堅神 】【 神心 】【 神威魔法獲得 】【 回路Ⅰ 】【 自動発動 】【 薬剤調合 】【 転職 】【 罠作成 】【 拠点登録 】【 帰還 】 【 美味しくな~れ 】【 割引チケット 】【 野菜の種 】【 アイテムボックス 】【 キャンセル 】【 防御結界 】【 応急処置 】【 完全修繕 】【 安眠 】【 無菌領域 】【 SP消費カット 】【 被ダメージカット 】
≪ 生成・製造スキル ≫
【 風呂トイレ生成 】【 調味料生成 】【 道具生成 】【 調理器具生成 】【 住居生成 】【 遊具生成 】【 テイルム製造 】【 アルモル製造 】【 ツール製造 】【 食品加工 】
≪ 召喚スキル ≫
【 使用人召喚 】【 蒐集家召喚 】【 スマホ召喚 】【 遊戯ガチャ召喚 】
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
転生したらチートすぎて逆に怖い
至宝里清
ファンタジー
前世は苦労性のお姉ちゃん
愛されることを望んでいた…
神様のミスで刺されて転生!
運命の番と出会って…?
貰った能力は努力次第でスーパーチート!
番と幸せになるために無双します!
溺愛する家族もだいすき!
恋愛です!
無事1章完結しました!
僕のギフトは規格外!?〜大好きなもふもふたちと異世界で品質開拓を始めます〜
犬社護
ファンタジー
5歳の誕生日、アキトは不思議な夢を見た。舞台は日本、自分は小学生6年生の子供、様々なシーンが走馬灯のように進んでいき、突然の交通事故で終幕となり、そこでの経験と知識の一部を引き継いだまま目を覚ます。それが前世の記憶で、自分が異世界へと転生していることに気付かないまま日常生活を送るある日、父親の職場見学のため、街中にある遺跡へと出かけ、そこで出会った貴族の幼女と話し合っている時に誘拐されてしまい、大ピンチ! 目隠しされ不安の中でどうしようかと思案していると、小さなもふもふ精霊-白虎が救いの手を差し伸べて、アキトの秘めたる力が解放される。
この小さき白虎との出会いにより、アキトの運命が思わぬ方向へと動き出す。
これは、アキトと訳ありモフモフたちの起こす品質開拓物語。
【毎日更新】元魔王様の2度目の人生
ゆーとちん
ファンタジー
人族によって滅亡を辿る運命だった魔族を神々からの指名として救った魔王ジークルード・フィーデン。
しかし神々に与えられた恩恵が強力過ぎて神に近しい存在にまでなってしまった。
膨大に膨れ上がる魔力は自分が救った魔族まで傷付けてしまう恐れがあった。
なので魔王は魔力が漏れない様に自身が張った結界の中で一人過ごす事になったのだが、暇潰しに色々やっても尽きる気配の無い寿命を前にすると焼け石に水であった。
暇に耐えられなくなった魔王はその魔王生を終わらせるべく自分を殺そうと召喚魔法によって神を下界に召喚する。
神に自分を殺してくれと魔王は頼んだが条件を出された。
それは神域に至った魔王に神になるか人族として転生するかを選べと言うものだった。
神域に至る程の魂を完全に浄化するのは難しいので、そのまま神になるか人族として大きく力を減らした状態で転生するかしか選択肢が無いらしい。
魔王はもう退屈はうんざりだと言う事で神になって下界の管理をするだけになるのは嫌なので人族を選択した。
そして転生した魔王が今度は人族として2度目の人生を送っていく。
魔王時代に知り合った者達や転生してから出会った者達と共に、元魔王様がセカンドライフを送っていくストーリーです!
元魔王が人族として自由気ままに過ごしていく感じで書いていければと思ってます!
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿しております!
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる