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第8章 国内平定編

30 宴の後(🖤)

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    町に出ると、そこら中に寝ている人が転がっていた。

「おいおい、まさかそのまま寝たのかコイツら…。カリス、二手に別れて片付けよう。俺は町を回ってくるから
、この辺りを片付けておいてくれ。」

「わかった、また後でな?」

    レンはカリスと別れ、町の様子を見に行った。道に転がっている女を起こしていく。

「起きろ~、襲われるぞ?」

    身体を支えるフリをして胸を揉んでみた。

「んんぅ…。…すう…すう…。」

「しょうがないなぁ…。」

    レンは記憶を読み取り、女を家に運んだ。

「全く…襲われても知らんぞ。」

    レンは女をなんとか起こして家に帰し、また町を回る。男は魔法で冷水をぶっかけ、女は記憶を読み家に運ぶ。数時間かけ、町を回り終えると、レンは広場へと戻ってきた。

「なんだ…これは…。最初より酷くなってねぇか?」

    レンはカリスを探した。カリスはゴミを掻き分けながら寝ている人達を起こしていた。

「カリス、どういう事だ。最初より酷くなってる様に見えるが…?」

「す、すまんっ。起こした人がまたそこらで寝たり、ゴミに突っ込んだりと、手に逐えなくて…。」

    レンは辺りを見回した。何人かゴミの上で眠っていた。

「はぁ…。人は俺が何とかするからこのゴミを広場の中心に集めておいてくれ。兵も呼んだらいい。俺達だけじゃ無理だ。」

「わかった…。すまん!」

    カリスは兵を呼びに走っていった。相変わらずレンは男に冷水を浴びせ叩き起こしていった。転がっている中に面白い人物を見かけた。獣人一家の家庭を壊したマーロンの浮気相手のミランダが居たのだ。レンは近寄って声をかけた。

「大丈夫か?起きろー。」

「う…ん…すぅ…すぅ…。」

    レンはミランダを担ぎ上げ、裏路地へと向かった。路地の奥に遮断結界を張り、ミランダの服を脱がしていく。股からは誰のモノかわからない精液が溢れていた。

「なんだよ、もうやられちゃってたのか。なら【クリーン】。よし、綺麗になったな。」

    レンはミランダの穴を左右に開き、中を確認した。ミランダが目を覚ました。

「あ…れ…私、確か大勢の男に輪姦して貰って…。」

「起きたか、悪いがまだ続いてんだなっと。」

    レンは綺麗になったミランダの穴に自分のモノを挿入していく…。

「あはぁぁぁぁっ♪これ、凄いっ!今までで1番良いっ!もっと…もっと突いてぇ♪」

「可愛い顔してビッチかお前。昨日は何本咥えたんだ?」 

「わからないわぁ…10から先は覚えて無いわ…あっあっあんっ♪」

「いつもこんな事を?」

「マーロンって奴を騙して子供を育てさせてるんだけどさー、アレが小さくてツマンナイのよ。やっぱりチンコはコレ位ないと…ね?んっあっ…あぁぁん♪」

    どうやらとんだ事故物件だった様だ。マーロンめ、騙されてたのかよ。ははっ、ざまぁだな。ならもう1人くらいいけるだろ。

「ミランダ、今からお前を孕ませるからな。昨日出された精液は綺麗に消した。これから入るのは俺の精液だけだ。しかも強力な奴でな、避妊薬を飲んでいようが何をしようが確実に孕む種だ。」

「え!?やだ…ちょっと…!だ、誰かっ!!」

「無駄だ、結界を張ってある。誰にも認識出来ない。ほら、受け取りな。」

    レンはミランダの奥に精液を放った。

「あ、あっあ…う、嘘ぉ…私…孕むのぉ…!?いやぁ…!」

「お前んちには黒金貨一万枚も置いてったんだ。子供の1人くらい増えても問題ねぇだろ?」

「っ!あのお金…貴方なの!」

    ミランダは急に元気になり、レンの身体に足を回し、身体を擦り寄せた。

「ねぇ…もっと射精してもいいからぁ…お金…ちょうだい?」

「こんなユルい穴に金なんか払えるわけねぇだろ。お前はただの精液便所だ。」

「酷いぃぃっ!孕ませたんなら責任とってよぉ!あっんぁっ!」

    レンは2発…3発とどんどんミランダの奥に流し入れていく。

「あんっ…なんだかんだ…貴方も楽しんでるんじゃないの。 」

    レンは仕方なく、財布から金を出す。

「おら、金だ。じゃあな。」

    レンはミランダに黒金貨10枚を投げてやった。

「おっと、そうだ…良いことを思い付いた。」

    レンはミランダの下半身のみ結界から出し、バックの状態で固定した。上半身は壁にハマっている様な状態になっていた。向こうからは下半身しか見えないが、ミランダからは全て見える仕様だ。そこに「精液便所。1回金貨1枚」と看板を掲げ、レンは立ち去った。その後、ミランダがどうなったのかは知らない。

    レンは転がっている人達を片付け、広場へと戻ってきた。

「カリス、全員帰してきたぞ。ゴミはどうだ?」

「レンか、こちらも大体終わった…ん?くんくん…。レン…お前…どこかでヤって来たな?」

「よくわかったな。それより…このゴミの量…すげぇな。まぁ…魔法で消すんだが…。【イレイサー】。」

    目の前にあった大量のゴミが一瞬で消えた。

「1つの町にレン1人居ればゴミ処理問題は解決だな…。」

「はっはっは。そのかわり産婦人科医が足りなくなるけどな。」

「人口増加に繋がるなら…。そうなると食料や仕事、福祉機関も足りなくなるか…。そこのとこ、ティルナノーグではどうしてるんだ?」

「俺の街は、税金無し、医療費無料。仕事は俺のビルから斡旋。もう少し保母さんが集まったら保育園も開業予定だ。ほぼ俺の子なんだがな?はっはっは。そして俺の嫁にはアナハイム商会の娘がいる。食料何て物は幾らでも手に入るのさ。」

    カリスはレンの力に心酔していた。この男のためなら何でも出来ると言う程に。

「なぁ、レンはこれからどうするんだ?ガロンズも救われたし、この国は実質レンの国みたいなモノだ。何か先を考えているのか?」

    カリスは気になったのでレンに聞いてみた。するとレンはこう答えた。

「ヒュース領がまだだ。領主を失ったとは言え、領主の親類も住民もまだいるんだ。先を考えるのはそれを終えてからだな。」

「そうだったな。勝利に酔っていて負けた奴等の事はすっかり忘れていた。なら、ヒュースに向かうのか?」

「あぁ。一応暗殺されないとも限らないし、フレイとアイスは置いていく。誰が狙われるかわからないからな。3人ならなんとかなるだろ?」

「…だな。必ず迎えにくるんだぞ?死んだら…ゆるさないから…な?」

    レンはカリスに再会の意味で優しくキスをした。

「続きは帰ってからだ。すまんが、フレイ達を頼んだぞ。」

「あぁ、行くがいい。そして早く迎えに来てくれよ!」

    レンは背後で叫ぶカリスに手を振り、ヒュース領へと1人、旅立っていくのだった。  
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