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夏休みの自由研究
第二話※
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「巴、どっちがいい?」
「ん?」
ドラッグストアで買い物中、振り返る巴に見せたのはローション。
「ちょ!なに!これ買いに来たのか?」
「うん」
「ネットで買うとかあるだろ……」
「俺気にしたことない。ってかどっちがいい?あったかいのもあるよ、いい香りのとか」
巴は耳まで赤くして逃げるようにお菓子コーナーへ行ってしまった。
絶対に期待してたよな…あの顔は。一緒に買いに行った時を思い出しながらローションを自分のそそり勃つものにたっぷりと塗りつけるとそれを巴の太ももの間にねじ込んだ。
「な、にしてん……」
「擬似的な?」
俺は巴を抱きしめてゆっくりゆっくり腰を動かして抜き差しを始めた。
「ハァ……」
ぬるぬるした手で巴のも触り俺の腰の動きと合わせ扱く。
「ハァ……巴」
巴の耳たぶを舐めながらまた快楽を貪った。
中に挿れたい本能が疼く。
巴は誰かを受け入れたことはあるのか。誰かの侵入を許したのか。自分でやったことあるのか。そんなことを考えながら巴の項を甘噛みし、腰を激しく打ち付ける。
「待っ、長政、いく……」
ハッとする。いつの間にか巴がイッていた。
「ごめん、キツかったか?」
「ううん……」
自分の快楽に夢中になってしまい動揺する。
「謝るなよ、どしたんだ?」
巴が振り向く。
「……巴のこと好き過ぎて、混乱してる」
「お前が性欲強いのは分かってる」
冗談まじりに言う巴を抱きしめて後ろを向かせないようにした。今の俺は相当かっこ悪い。
「巴」
「ん……?」
「こういうこと、誰かとしたことある?」
巴の過去なんて気にならなかったのに。
目の前にいる巴にそそられて欲情剥き出しに迫ってた俺なのに。
オムライスで唆して。
白兎を仕留めた野獣。
イッたばかりのまだ鼓動の速い巴。
「ここ、やってみるか」
「は……?え……?」
やったことあるとか、ないとか、出会い系アプリで年上とヤったことあるとか、そういう答えが来ると思ってたのに、想像もしない言葉が白兎から発せられて俺は飛び起きた。
「使ったことないし、……自分でもやったことあるけど、なんかイマイチだったけど」
「うん」
「長政、してみるか?」
ベッドに肘をついて上体をあげた巴は、恥ずかしそうだったけど、それよりも好奇心が混じった眼差しに、俺は頷いた。
「い、痛かったらやめような」
「長政は痛いことしないだろ」
俺は巴から信用されてる。
巴のかわいい声が聞きたくてしつこく攻めているだけの行為がこの信用を勝ち取っていたのか。そう思ったらつい口角が上がってて、それを見た巴がゴクリと喉仏を上下させた。
「巴を食べる」
「ガォーって?」
「うん」
巴の首元に顔を埋めると巴の柑橘の香りを嗅いでから喉仏にしゃぶりついた。
「あ…………」
小さく喘いで俺の首に手をかけて俺を引き寄せる。俺は手をついて首元、鎖骨、肩、胸の突起、腹筋、すべてに舌を這わせて下っていく。
俺の髪をなでる巴の指先を捕まえてキスをして巴を横向きにした。
「……ん」
巴はビクンとして思わず枕を掴んだ。
巴の後ろに寝そべり巴のすべすべした内ももを撫でるとそれは徐々に開いていった。俺は後ろから内ももに手を差し込み巴の下半身をやわやわと手のひらで包み揉みしだく。
快感に集中し始める頃、手にローションを塗り巴を後ろから抱きしめたまま双丘の間を目指す。
まずは中指の腹で蕾を撫でた。クチュクチュとローションの音が静かな部屋に響く。耳元で力を抜いてというと巴が意識して力を抜くとその中指をぬるっと挿入させた。
「んぁ……っ」
きゅっと中指を締め付ける。
「巴……深呼吸……」
「うん……ふぅ……」
「中指の根元まで入ったよ」
俺の言うことを聞いて呼吸をしたタイミングで中指が入る。少し中で指先を動かすと巴が身悶える。
「痛い?」と囁くと身悶えながら巴は首を横に振る。
「ここに入ったのが俺の指が一番?」
「……」
「ねぇ、巴、答えてよ」
「…したことねぇって」
「俺が初めてなんだね」
ゆっくりゆっくり抜き差ししていくと巴の声があがってくる。
「気持ち好くなってきた?」
「……なんか、ムズムズ……する……」
「……だね」
可愛くて笑ってしまいそうになるよ。中指を抜いて今度は薬指も一緒に入れてみると「あぁ……っむりっ」と巴が泣く。痛いのかな、と一旦抜こうとするとビクンビクンと巴の体が跳ねた。
「んぁぁ……っ」
恐る恐るだった巴の声が突然かわいく跳ねた。
気持ちいいのかな。
巴の手が手探りに俺の体を探して俺の手首を掴んだ。
「はぁ…………やめるな……っ」
俺は巴の項に齧り付き二本の指を突き入れる。何度も何度も抜き差しを繰り返し広げていく。
「ぁ…………っ……ぁっ…………っ」
巴は枕を抱きしめるように背を丸くしていく。巴の中で指の向きを変えて前立腺を探した。前側の壁をこすると硬くコリッとした。
「はぁっ、そこ、な……なにぃ……」
「巴の気持ちいいところだよ」
前立腺をこすると巴の腰もひくひくと動き快楽を求め始める。
俺に尻を突き出し、腰をくねらせて誘ってる。
「ながまさぁ……………挿れて……みて」
「あぁ……」
「ん?」
ドラッグストアで買い物中、振り返る巴に見せたのはローション。
「ちょ!なに!これ買いに来たのか?」
「うん」
「ネットで買うとかあるだろ……」
「俺気にしたことない。ってかどっちがいい?あったかいのもあるよ、いい香りのとか」
巴は耳まで赤くして逃げるようにお菓子コーナーへ行ってしまった。
絶対に期待してたよな…あの顔は。一緒に買いに行った時を思い出しながらローションを自分のそそり勃つものにたっぷりと塗りつけるとそれを巴の太ももの間にねじ込んだ。
「な、にしてん……」
「擬似的な?」
俺は巴を抱きしめてゆっくりゆっくり腰を動かして抜き差しを始めた。
「ハァ……」
ぬるぬるした手で巴のも触り俺の腰の動きと合わせ扱く。
「ハァ……巴」
巴の耳たぶを舐めながらまた快楽を貪った。
中に挿れたい本能が疼く。
巴は誰かを受け入れたことはあるのか。誰かの侵入を許したのか。自分でやったことあるのか。そんなことを考えながら巴の項を甘噛みし、腰を激しく打ち付ける。
「待っ、長政、いく……」
ハッとする。いつの間にか巴がイッていた。
「ごめん、キツかったか?」
「ううん……」
自分の快楽に夢中になってしまい動揺する。
「謝るなよ、どしたんだ?」
巴が振り向く。
「……巴のこと好き過ぎて、混乱してる」
「お前が性欲強いのは分かってる」
冗談まじりに言う巴を抱きしめて後ろを向かせないようにした。今の俺は相当かっこ悪い。
「巴」
「ん……?」
「こういうこと、誰かとしたことある?」
巴の過去なんて気にならなかったのに。
目の前にいる巴にそそられて欲情剥き出しに迫ってた俺なのに。
オムライスで唆して。
白兎を仕留めた野獣。
イッたばかりのまだ鼓動の速い巴。
「ここ、やってみるか」
「は……?え……?」
やったことあるとか、ないとか、出会い系アプリで年上とヤったことあるとか、そういう答えが来ると思ってたのに、想像もしない言葉が白兎から発せられて俺は飛び起きた。
「使ったことないし、……自分でもやったことあるけど、なんかイマイチだったけど」
「うん」
「長政、してみるか?」
ベッドに肘をついて上体をあげた巴は、恥ずかしそうだったけど、それよりも好奇心が混じった眼差しに、俺は頷いた。
「い、痛かったらやめような」
「長政は痛いことしないだろ」
俺は巴から信用されてる。
巴のかわいい声が聞きたくてしつこく攻めているだけの行為がこの信用を勝ち取っていたのか。そう思ったらつい口角が上がってて、それを見た巴がゴクリと喉仏を上下させた。
「巴を食べる」
「ガォーって?」
「うん」
巴の首元に顔を埋めると巴の柑橘の香りを嗅いでから喉仏にしゃぶりついた。
「あ…………」
小さく喘いで俺の首に手をかけて俺を引き寄せる。俺は手をついて首元、鎖骨、肩、胸の突起、腹筋、すべてに舌を這わせて下っていく。
俺の髪をなでる巴の指先を捕まえてキスをして巴を横向きにした。
「……ん」
巴はビクンとして思わず枕を掴んだ。
巴の後ろに寝そべり巴のすべすべした内ももを撫でるとそれは徐々に開いていった。俺は後ろから内ももに手を差し込み巴の下半身をやわやわと手のひらで包み揉みしだく。
快感に集中し始める頃、手にローションを塗り巴を後ろから抱きしめたまま双丘の間を目指す。
まずは中指の腹で蕾を撫でた。クチュクチュとローションの音が静かな部屋に響く。耳元で力を抜いてというと巴が意識して力を抜くとその中指をぬるっと挿入させた。
「んぁ……っ」
きゅっと中指を締め付ける。
「巴……深呼吸……」
「うん……ふぅ……」
「中指の根元まで入ったよ」
俺の言うことを聞いて呼吸をしたタイミングで中指が入る。少し中で指先を動かすと巴が身悶える。
「痛い?」と囁くと身悶えながら巴は首を横に振る。
「ここに入ったのが俺の指が一番?」
「……」
「ねぇ、巴、答えてよ」
「…したことねぇって」
「俺が初めてなんだね」
ゆっくりゆっくり抜き差ししていくと巴の声があがってくる。
「気持ち好くなってきた?」
「……なんか、ムズムズ……する……」
「……だね」
可愛くて笑ってしまいそうになるよ。中指を抜いて今度は薬指も一緒に入れてみると「あぁ……っむりっ」と巴が泣く。痛いのかな、と一旦抜こうとするとビクンビクンと巴の体が跳ねた。
「んぁぁ……っ」
恐る恐るだった巴の声が突然かわいく跳ねた。
気持ちいいのかな。
巴の手が手探りに俺の体を探して俺の手首を掴んだ。
「はぁ…………やめるな……っ」
俺は巴の項に齧り付き二本の指を突き入れる。何度も何度も抜き差しを繰り返し広げていく。
「ぁ…………っ……ぁっ…………っ」
巴は枕を抱きしめるように背を丸くしていく。巴の中で指の向きを変えて前立腺を探した。前側の壁をこすると硬くコリッとした。
「はぁっ、そこ、な……なにぃ……」
「巴の気持ちいいところだよ」
前立腺をこすると巴の腰もひくひくと動き快楽を求め始める。
俺に尻を突き出し、腰をくねらせて誘ってる。
「ながまさぁ……………挿れて……みて」
「あぁ……」
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