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191 ぴかぴかつやつやだぜ!

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 その日の夜。俊也は三人の婚約者を懇切丁寧にかわいがっていた。

フミはまだ小学生体型。茜と幸は、やや成長の遅い中学生、という感じ。
一卵性双生児というのは恐ろしい。おっぱいのボリュームや、各種部品も見分けがつかない。

俊也はマサラやエンランの体で、ロリ趣味も板についている。

これはエステ、やましいことなんてないんだから、と、自己を正当化する。

ロリ規制が厳しい、あちらの世界では、多分可愛がる気になれないだろうが、郷にいらずんば郷に従え。

ゴー、ゴーとなめまくる。

俊也形態で最も鍛えられているのは、間違いなく舌だ。
三人まとめてでもどんとこい。

どうだ! ぴかぴかつやつやだぜ! 

俊也は自分の仕事の成果を確認。三人並んだ裸体を見下ろす。

「俊也さん、出さなくて平気なの? 
私たちでなんとかしようか?」
 俊也の愛撫、もとへ、エステテクニックになじんでいるフミが聞く。
最初くすぐったがっていた茜と幸は、すっかり軟体動物となって、まだ息が整わない。

「君たちは、まだそんなこと気にしなくていいから。嫁になる前のウォーミングアップ。
そんな感じで」
 俊也は一部の不平を、強いてなだめながら応える。

「ホントにいいの? なんだかかわいそうで」
 フミは俊也の不満分子を、横目で見ながら言う。

「いいんだよ。ニャンニャン!」
 俊也はナイトに変身。

「おやすみ」
 ナイトは茜と幸の間に体をねじこむ。

意識がはっきりしてきた茜と幸は、愛しそうにナイトをなでる。

「茜ちゃん、幸ちゃん、どうだった?」
 フミがにやにやしながら感想を聞く。

「最初くすぐったかったけど、色々なところが熱くなって……」
幸が実感を述べる。

「色々なところ?」
 フミはわかっていながらつっこむ。

「女性器! 濡れるって、ああいうことを言うんだね!」
茜がズバリと答える。

「茜……。露骨過ぎない?」
幸があきれて物申す。

「濡れなかった?」
茜が驚いたように聞く。

「それは……」
 幸は言葉につまる。恥ずかしいほど濡れた。

「幸ちゃん、恥ずかしいことではないよ。
男の人を迎え入れるため、女には絶対必要な準備なの。男の人が、勃起するのと同じ」
 フミが幸をちょっぴり読んでアドバイス。

「そう、だよね……。
だけど、おっかなかった、かも……。
俊也さんのアレ」
 
「俊也さんが言ってたでしょ?
ウォーミングアップのため、あえて全部見せてくれたの。
男の人がどんなものなのか。
あれでも控えめなのよ。
レジさんのなんて、もっとすごいんだから」

「マジで!」
 フミの言葉に、双子は思わず声を高ぶらせた。

「マジで。テレビのニュースで見なかった?」
「見た! お盆芸のように、丸くぼかされてたけど」
 茜の言う「お盆芸」とは、蝶ネクタイ以外マッパの芸人が、お盆をひっくり返す例の芸だ。もう一つちなみに、フミの言うテレビのニュースとは、俊也が魔法王国をアピールするため、報道陣の前で打った大芝居を指す。

お盆芸が、芸と言えるのか微妙だが。あれは伝統的な宴会芸でもあるらしい。それを劇場やテレビカメラの前で、やるだけの話だ。酒も入っていないのに。

ついでのちなみに、横からは丸見えらしい。あの芸自体より、横目で見ている女性出演者の、反応に注目する方が、よほど楽しい。

「あんなものでも、ちゃんと入るそうだよ。
大人の体になったら。
私たちには、まだ早いから、俊也さんは我慢してるの」
 フミが先輩風を吹かす。

「あのさ、フミちゃん、言ってたでしょ?
私たちでなんとかしようかって。
手や口で、ということ?」
 茜が遠慮がちに聞く。

「そうだよ。無理?」
 フミは、一層先輩風ビュンビュン。

「私、大丈夫! 今度三人でトライしよう!」
 茜が無邪気に答える。

「私も大丈夫! やってみよう!」
 負けじと幸が。

「そう……」
 フミは若干たじろぐ。さっきは勢いと雰囲気で言ってしまったが……。

『俊也殿、あんなこと言ってるぞ。
どうする?』
 ナイト君が、頭の中の俊也をいたぶる。猫は音に敏感だ。さすがに興奮気味の会話で目が覚めた。
あの三人より、俊也は興奮しているようだし。

『パス! せめて十六歳ぐらいの体になってから』

『もうすぐ十八歳になるぞ。婚姻が許されるのは』

『十八まで待てない! 
ここは異世界だ! 
日本の法律には縛られない!』

『まあ、好きにしろ』

『好きにする! 
俺は好き物だから!』


館の夜は更けていった。
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