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「全員いるな。それじゃ、陸鮫含めて確認されているモンスターの情報を伝えていくぞ」
スキンヘッドのハンターが入室してから、直ぐに情報共有と作戦会議? が始まった。
にしても……見事な光具合だな。
「何か質問がある者はいるか」
スキンヘッドリーダーがそう口にしたので、とりあえず手を上げた。
「む、なんだ」
「多くのモンスターを纏めてる陸鮫についてなんですけど、そいつらは俺たちだけで倒しても良いですか」
「「「「「ッ!!!!」」」」」
わぉ、面白い程視線が集まるな。
「ふむ……それはどういう意図があっての申し出だ」
「特に意図というほどの考えではないですよ。ただ、俺たちは陸鮫を倒すために今回の討伐戦に参加したので」
こう言えば、曲がりなりにも俺たちはマナー違反をせず、他の人たちに迷惑をかけない様に動いたと解ってもらえる筈……一部を除いて。
「おいクソガキ……嘗め腐んのいい加減にしろよ」
「別に嘗め腐ってませんよ。ただ参加した目的を伝えただけです」
「ラガス坊ちゃまはハンターとしてのマナーを守るために、わざわざ討伐戦に参加すると決めたのですよ。あなた……ただマナーを守っている後輩に絡むとは、本当に恥ずかしくないのですか」
メリルさん……容赦ないっすね。
「ッ!!! …………チッ! 勝手に野垂れ死んでろ」
「そうやって後輩に悪態を突くとは、本当に終わっていますね」
め、メリルさ~~~~~~ん!!!!????
「ッ!!!!!! 調子乗ってんじゃねぇぞクソアマッ!!!!!!」
「はぁ~~~。先に仕掛けてきたのはあなたですよ。私はあなたがジャブを一発放ってきたから、こちらも一発放っただけです。それに何の問題があるのですか? 言い返されるのが嫌なら、一々私たちに突っ掛からなければ良い話じゃないですか」
いや、本当にメリルさんの言う通りなんですけど……もうフルカウンター過ぎませんか?
「ダブンっ!!!! そこまでにしろ!!! 話が進まないだろ」
「ぐっ……す、すいません」
ん~~……そこで俺たちにも謝れば少し評価が変わったんだけどな。
「ラガス坊ちゃま、後であのバカを潰しておきますか? あの程度のハンターが一人いなくなっても、戦況はさほど変わらないかと」
メリルさん、メリルさんや。
あんまり小声で恐ろしいこと言わないでくださいよ。
「それは向こうが手を出してきた時の最終手段だ」
「かしこまりました」
……うん、一応大丈夫だよな。
「お前たちだけで、か……本当に戦れるのか?」
「えぇ、大丈夫ですよ。実際に戦うのは二人か三人だと思いますけど」
「ッ!? おい、待て。それはどういうことだ」
どういう事って言われても、一応周りのモンスターも掃除するために、何人かはそのために動こうと思ってるんですけど。
だからそんな無駄に強い眼光で睨まないでくださいよ。
「ハックスさん、ラガス君は二年ぐらい前に三本角のオーガジェネラルを一人で倒してるんすよ。メリルさんたちもオーガの群れとバリバリ戦ってたんですから、そんなピリピリする必要ないと思いますよ」
俺のファンって言ってたけど、結構マジっぽいな。
「……それは本当のか?」
「先輩たちにとっては信じられないかもしれませんが、ロッソ学園の方に問い合わせてくれたら嘘か本当か解りますよ」
「…………解った。陸鮫の討伐はラガスたちに任せよう」
「ッ、ハックスさん!!!!」
「ダブン、それ以上喚くな、黙れ。ラガスたちはギルドの公式な情報として、ファイルトロールとトロールを討伐している。その情報が本当であれば、討伐に失敗することはおそらくないだろう」
なんだ、その情報を知ってたのか。
それなら俺たちだけで陸鮫を倒すのもサクッと認めてくれればいいものを……まっ、人の上に立つリーダーは、そう簡単に独断でサクサク決められないのかもな。
スキンヘッドのハンターが入室してから、直ぐに情報共有と作戦会議? が始まった。
にしても……見事な光具合だな。
「何か質問がある者はいるか」
スキンヘッドリーダーがそう口にしたので、とりあえず手を上げた。
「む、なんだ」
「多くのモンスターを纏めてる陸鮫についてなんですけど、そいつらは俺たちだけで倒しても良いですか」
「「「「「ッ!!!!」」」」」
わぉ、面白い程視線が集まるな。
「ふむ……それはどういう意図があっての申し出だ」
「特に意図というほどの考えではないですよ。ただ、俺たちは陸鮫を倒すために今回の討伐戦に参加したので」
こう言えば、曲がりなりにも俺たちはマナー違反をせず、他の人たちに迷惑をかけない様に動いたと解ってもらえる筈……一部を除いて。
「おいクソガキ……嘗め腐んのいい加減にしろよ」
「別に嘗め腐ってませんよ。ただ参加した目的を伝えただけです」
「ラガス坊ちゃまはハンターとしてのマナーを守るために、わざわざ討伐戦に参加すると決めたのですよ。あなた……ただマナーを守っている後輩に絡むとは、本当に恥ずかしくないのですか」
メリルさん……容赦ないっすね。
「ッ!!! …………チッ! 勝手に野垂れ死んでろ」
「そうやって後輩に悪態を突くとは、本当に終わっていますね」
め、メリルさ~~~~~~ん!!!!????
「ッ!!!!!! 調子乗ってんじゃねぇぞクソアマッ!!!!!!」
「はぁ~~~。先に仕掛けてきたのはあなたですよ。私はあなたがジャブを一発放ってきたから、こちらも一発放っただけです。それに何の問題があるのですか? 言い返されるのが嫌なら、一々私たちに突っ掛からなければ良い話じゃないですか」
いや、本当にメリルさんの言う通りなんですけど……もうフルカウンター過ぎませんか?
「ダブンっ!!!! そこまでにしろ!!! 話が進まないだろ」
「ぐっ……す、すいません」
ん~~……そこで俺たちにも謝れば少し評価が変わったんだけどな。
「ラガス坊ちゃま、後であのバカを潰しておきますか? あの程度のハンターが一人いなくなっても、戦況はさほど変わらないかと」
メリルさん、メリルさんや。
あんまり小声で恐ろしいこと言わないでくださいよ。
「それは向こうが手を出してきた時の最終手段だ」
「かしこまりました」
……うん、一応大丈夫だよな。
「お前たちだけで、か……本当に戦れるのか?」
「えぇ、大丈夫ですよ。実際に戦うのは二人か三人だと思いますけど」
「ッ!? おい、待て。それはどういうことだ」
どういう事って言われても、一応周りのモンスターも掃除するために、何人かはそのために動こうと思ってるんですけど。
だからそんな無駄に強い眼光で睨まないでくださいよ。
「ハックスさん、ラガス君は二年ぐらい前に三本角のオーガジェネラルを一人で倒してるんすよ。メリルさんたちもオーガの群れとバリバリ戦ってたんですから、そんなピリピリする必要ないと思いますよ」
俺のファンって言ってたけど、結構マジっぽいな。
「……それは本当のか?」
「先輩たちにとっては信じられないかもしれませんが、ロッソ学園の方に問い合わせてくれたら嘘か本当か解りますよ」
「…………解った。陸鮫の討伐はラガスたちに任せよう」
「ッ、ハックスさん!!!!」
「ダブン、それ以上喚くな、黙れ。ラガスたちはギルドの公式な情報として、ファイルトロールとトロールを討伐している。その情報が本当であれば、討伐に失敗することはおそらくないだろう」
なんだ、その情報を知ってたのか。
それなら俺たちだけで陸鮫を倒すのもサクッと認めてくれればいいものを……まっ、人の上に立つリーダーは、そう簡単に独断でサクサク決められないのかもな。
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