63 / 251
第63話 最有力候補は
しおりを挟む
「てか、盛り上がってるとこあれだが、俺来年も激闘祭で試合する分かんねぇぞ」
「…………ど、どうしてですの!!!!????」
ミシェラとしては、来年こそ大舞台で憎きクソ狂戦士を倒すつもりだった。
各学年の優勝者が揃って三人がかりで挑むという点には目を瞑って、全力でぶった斬るつもりだった。
「どうしてっつわれてもな。俺が、俺の実家がやべぇだろってのは、もうあの試合で証明できたし」
「「っ!」」
「確かにな~~~」
フィリップは通常運転ではあるが、クリスティールとダスティンにとっては苦い結果であることに変わりはないため、少々表情が歪んだ。
「ら、来年や再来年はどうなるのか解らないじゃないですの!!!!」
「可能性がゼロとは言わねぇけど……今回は手加減して戦ったが、接戦になったらなったで、負けるつもりはねぇから色々と開放するぞ?」
イシュドのメイン武器は、戦斧の二刀流。
武器以外にも強化系のスキル、武器スキル……狂戦士の代名詞であるバーサーカーソウル。
楽しい戦いをしたいという思いがある反面、決して負けたい訳ではない負けず嫌いない気持ちも持ち合わせている。
「イシュドがバーサーカーソウル使ったら、どんだけ頑張っても瞬殺だろうなぁ……つかよ、イシュド。お前途中からわざと俺らのギリギリ狙ってなかったか」
「はっはっは!! やっぱり良い眼、感覚を持ってんな、フィリップ。つっても、あれが俺の素の状態のマックスみたいなもんだったから、良い感じにかみ合ったってだけなんだけどな」
「本当かね~~~、ったく。マジ鬼だな」
クソドS変態野郎。
思い出した感覚の答え合わせをし、頭の中にそんな暴言が浮かんだ。
「そりゃ褒め言葉ってもんだな。まっ、俺に勝ちたかったらとりあえず三次職に転職するんだな。三次職が三人……は、さすがに無理か。って考えると二次職が一人で三次職が二人……それぐらいなら、バーサーカーソウルを使っても良いかもな」
学生の間に三次職まで上り詰めた人物は……歴史上、数えるほどしかいない。
付け加えると、入学する前に三次職になっている人物は、歴史上イシュドただ一人。
「……イシュド君、それはさすがに酷ですよ」
「それぐらい解ってますよ」
学生の間に三次職になれ。
二次職が一人と三次職が二人という対戦相手を仮定した場合、二年生の間に三次職という領域に到達しなければならない。
ハッキリ言って、死ねと言っているのと同じである。
加えて、退学になっても良い覚悟を持たなければ……レベルを上げるための時間が確保できない。
「それでも、二次職の中でも良い戦いが出来そうなのを考えると………………今んとこ、ガルフは最有力候補かな」
「……えっ」
友の言葉に戸惑うガルフ。
試合を観れてはいなかったが、何となく事情を察したフィリップはいつも通りの表情……に加えて、少し嬉しさが零れていた。
そしてミシェラは…………驚き全開の表情から、ライバル視全開の視線をガルフに向けた。
「イシュド君。おそらくですが、ガルフ君と戦ったのはディムナ君、ですよね」
「そうっすよ。あのクソ生意気な面した令息っす」
ディムナも多分、お前には言われたくない筈。
と、この場にいる人間の殆どが同じことを心の中で呟いた。
「あの令息もまぁ、戦闘力だけならそこそこだったっすからね」
「先程、彼を相手にダブルノックアウトに持ち込んだと聞きましたが」
「闘気を取得したみたいっすからね。純粋な身体能力に限れば、同世代の中でも頭一つ抜けた状態になった筈っすよ」
友人を持ち上げ過ぎている訳ではない。
闘気という力は、接近職の者だからといって、誰でも会得出来る力ではない。
(それに、ガルフの場合…………いや、さすがにあれは偶々か。ゾーンに入ってたからいきなり出来ちゃいましたって感じだろうな)
イシュドは決して見逃さなかった。
ガルフが闘気を会得しただけでは終わらず、その先に足を踏み入れかけた瞬間を。
(……ってのを考えると、やっぱりあのクソ生意気面の令息は良い感じにそこそこ強かったってことになるか……いや、ガルフが最初から闘気を使えていれば…………ダメだ。さすがにそれはタラればが過ぎるな)
二人のが全てを出し切った試合にあれこれケチを付けるのはよろしくないと思い、そこで一旦考えることを止めたイシュド。
「とりあえず、俺が来年も激闘祭で参加するかは知らん」
「ぐぬぬぬぬ…………はぁ~~~~。今はそれで構いませんわ。ところでイシュド、
あなた……絶対に来るであろうお誘いに対して、どう答えるのですの?」
「お誘い? あぁ、騎士団からか。んなもん、全部断るに決まってんだろ」
「レグラ家と縁を、という意味でもたくさん来るはずですわ」
「その考えは理解出来るが、その行為自体がレグラ家に喧嘩を売る様なもんだ」
イシュドが他家の騎士団、国の騎士団に属することなどあり得ない。
これは強制や見えない鎖による縛りではなく、ただイシュドの心が決定しており、それを家族や家に仕える者たちが理解しているだけ。
そんなイシュドを無理矢理引き抜こうものなら……内戦待ったなしである。
「んな度胸がある家はねぇだろうし、国もそれは望まねぇだろ。だって、亜神に挑む様なもんだしな」
「………………半分神、の人間がいると言いましたの?」
「その解釈で合ってるぞ。まだ実家の領地の問題? みたいなのが解決できてないから、恐れ多くも神とは言えねぇけど、あの強さを考えるとな……亜神って名乗っても許されると思うぜ」
信じられないという顔をする者が殆ど。
だが、ミシェラたちは直ぐにこれまでの記憶を振り返り、その信じられない存在が
既に目の前にいるのだと……心を落ち着かせることに成功。
「……イシュドよ。君が亜神と評する人物は……どれほど強いのだ」
「おっ、やぱり気になるっすか、マッチョ先輩」
「う、うむ。そうだな」
まだその呼び名に慣れないダスティン。
「簡単に説明すると、俺が本気の本気を出しても……殺しにいっても殺せない人っすね」
「こ、ころ……殺しにいっても、か」
「俺の全てをぶつけても無理っすね。兄さんや姉さんたちと一緒に戦えば…………ん~~~~~。それでも勝つのは無理か。せいぜい、良い勝負が出来るかもって感じか?」
理解不能な怪物が倒せない存在。
それは確かに……半分神、亜神と呼べる存在なのかもしれない。
「…………ど、どうしてですの!!!!????」
ミシェラとしては、来年こそ大舞台で憎きクソ狂戦士を倒すつもりだった。
各学年の優勝者が揃って三人がかりで挑むという点には目を瞑って、全力でぶった斬るつもりだった。
「どうしてっつわれてもな。俺が、俺の実家がやべぇだろってのは、もうあの試合で証明できたし」
「「っ!」」
「確かにな~~~」
フィリップは通常運転ではあるが、クリスティールとダスティンにとっては苦い結果であることに変わりはないため、少々表情が歪んだ。
「ら、来年や再来年はどうなるのか解らないじゃないですの!!!!」
「可能性がゼロとは言わねぇけど……今回は手加減して戦ったが、接戦になったらなったで、負けるつもりはねぇから色々と開放するぞ?」
イシュドのメイン武器は、戦斧の二刀流。
武器以外にも強化系のスキル、武器スキル……狂戦士の代名詞であるバーサーカーソウル。
楽しい戦いをしたいという思いがある反面、決して負けたい訳ではない負けず嫌いない気持ちも持ち合わせている。
「イシュドがバーサーカーソウル使ったら、どんだけ頑張っても瞬殺だろうなぁ……つかよ、イシュド。お前途中からわざと俺らのギリギリ狙ってなかったか」
「はっはっは!! やっぱり良い眼、感覚を持ってんな、フィリップ。つっても、あれが俺の素の状態のマックスみたいなもんだったから、良い感じにかみ合ったってだけなんだけどな」
「本当かね~~~、ったく。マジ鬼だな」
クソドS変態野郎。
思い出した感覚の答え合わせをし、頭の中にそんな暴言が浮かんだ。
「そりゃ褒め言葉ってもんだな。まっ、俺に勝ちたかったらとりあえず三次職に転職するんだな。三次職が三人……は、さすがに無理か。って考えると二次職が一人で三次職が二人……それぐらいなら、バーサーカーソウルを使っても良いかもな」
学生の間に三次職まで上り詰めた人物は……歴史上、数えるほどしかいない。
付け加えると、入学する前に三次職になっている人物は、歴史上イシュドただ一人。
「……イシュド君、それはさすがに酷ですよ」
「それぐらい解ってますよ」
学生の間に三次職になれ。
二次職が一人と三次職が二人という対戦相手を仮定した場合、二年生の間に三次職という領域に到達しなければならない。
ハッキリ言って、死ねと言っているのと同じである。
加えて、退学になっても良い覚悟を持たなければ……レベルを上げるための時間が確保できない。
「それでも、二次職の中でも良い戦いが出来そうなのを考えると………………今んとこ、ガルフは最有力候補かな」
「……えっ」
友の言葉に戸惑うガルフ。
試合を観れてはいなかったが、何となく事情を察したフィリップはいつも通りの表情……に加えて、少し嬉しさが零れていた。
そしてミシェラは…………驚き全開の表情から、ライバル視全開の視線をガルフに向けた。
「イシュド君。おそらくですが、ガルフ君と戦ったのはディムナ君、ですよね」
「そうっすよ。あのクソ生意気な面した令息っす」
ディムナも多分、お前には言われたくない筈。
と、この場にいる人間の殆どが同じことを心の中で呟いた。
「あの令息もまぁ、戦闘力だけならそこそこだったっすからね」
「先程、彼を相手にダブルノックアウトに持ち込んだと聞きましたが」
「闘気を取得したみたいっすからね。純粋な身体能力に限れば、同世代の中でも頭一つ抜けた状態になった筈っすよ」
友人を持ち上げ過ぎている訳ではない。
闘気という力は、接近職の者だからといって、誰でも会得出来る力ではない。
(それに、ガルフの場合…………いや、さすがにあれは偶々か。ゾーンに入ってたからいきなり出来ちゃいましたって感じだろうな)
イシュドは決して見逃さなかった。
ガルフが闘気を会得しただけでは終わらず、その先に足を踏み入れかけた瞬間を。
(……ってのを考えると、やっぱりあのクソ生意気面の令息は良い感じにそこそこ強かったってことになるか……いや、ガルフが最初から闘気を使えていれば…………ダメだ。さすがにそれはタラればが過ぎるな)
二人のが全てを出し切った試合にあれこれケチを付けるのはよろしくないと思い、そこで一旦考えることを止めたイシュド。
「とりあえず、俺が来年も激闘祭で参加するかは知らん」
「ぐぬぬぬぬ…………はぁ~~~~。今はそれで構いませんわ。ところでイシュド、
あなた……絶対に来るであろうお誘いに対して、どう答えるのですの?」
「お誘い? あぁ、騎士団からか。んなもん、全部断るに決まってんだろ」
「レグラ家と縁を、という意味でもたくさん来るはずですわ」
「その考えは理解出来るが、その行為自体がレグラ家に喧嘩を売る様なもんだ」
イシュドが他家の騎士団、国の騎士団に属することなどあり得ない。
これは強制や見えない鎖による縛りではなく、ただイシュドの心が決定しており、それを家族や家に仕える者たちが理解しているだけ。
そんなイシュドを無理矢理引き抜こうものなら……内戦待ったなしである。
「んな度胸がある家はねぇだろうし、国もそれは望まねぇだろ。だって、亜神に挑む様なもんだしな」
「………………半分神、の人間がいると言いましたの?」
「その解釈で合ってるぞ。まだ実家の領地の問題? みたいなのが解決できてないから、恐れ多くも神とは言えねぇけど、あの強さを考えるとな……亜神って名乗っても許されると思うぜ」
信じられないという顔をする者が殆ど。
だが、ミシェラたちは直ぐにこれまでの記憶を振り返り、その信じられない存在が
既に目の前にいるのだと……心を落ち着かせることに成功。
「……イシュドよ。君が亜神と評する人物は……どれほど強いのだ」
「おっ、やぱり気になるっすか、マッチョ先輩」
「う、うむ。そうだな」
まだその呼び名に慣れないダスティン。
「簡単に説明すると、俺が本気の本気を出しても……殺しにいっても殺せない人っすね」
「こ、ころ……殺しにいっても、か」
「俺の全てをぶつけても無理っすね。兄さんや姉さんたちと一緒に戦えば…………ん~~~~~。それでも勝つのは無理か。せいぜい、良い勝負が出来るかもって感じか?」
理解不能な怪物が倒せない存在。
それは確かに……半分神、亜神と呼べる存在なのかもしれない。
598
お気に入りに追加
1,788
あなたにおすすめの小説
万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?
Gai
ファンタジー
鉄柱が頭にぶつかって死んでしまった少年は神様からもう異世界へ転生させて貰う。
貴族の四男として生まれ変わった少年、ライルは属性魔法の適性が全くなかった。
貴族として生まれた子にとっては珍しいケースであり、ラガスは周りから憐みの目で見られる事が多かった。
ただ、ライルには属性魔法なんて比べものにならない魔法を持っていた。
「はぁーー・・・・・・属性魔法を持っている、それってそんなに凄い事なのか?」
基本気だるげなライルは基本目立ちたくはないが、売られた値段は良い値で買う男。
さてさて、プライドをへし折られる犠牲者はどれだけ出るのか・・・・・・
タイトルに書いてあるパートナーは序盤にはあまり出てきません。
愛しの婚約者に「学園では距離を置こう」と言われたので、婚約破棄を画策してみた
迦陵 れん
恋愛
「学園にいる間は、君と距離をおこうと思う」
待ちに待った定例茶会のその席で、私の大好きな婚約者は唐突にその言葉を口にした。
「え……あの、どうし……て?」
あまりの衝撃に、上手く言葉が紡げない。
彼にそんなことを言われるなんて、夢にも思っていなかったから。
ーーーーーーーーーーーーー
侯爵令嬢ユリアの婚約は、仲の良い親同士によって、幼い頃に結ばれたものだった。
吊り目でキツい雰囲気を持つユリアと、女性からの憧れの的である婚約者。
自分たちが不似合いであることなど、とうに分かっていることだった。
だから──学園にいる間と言わず、彼を自分から解放してあげようと思ったのだ。
婚約者への淡い恋心は、心の奥底へとしまいこんで……。
※基本的にゆるふわ設定です。
※プロット苦手派なので、話が右往左往するかもしれません。→故に、タグは徐々に追加していきます
※感想に返信してると執筆が進まないという鈍足仕様のため、返事は期待しないで貰えるとありがたいです。
※仕事が休みの日のみの執筆になるため、毎日は更新できません……(書きだめできた時だけします)ご了承くださいませ。
何度も死に戻りで助けてあげたのに、全く気付かない姉にパーティーを追い出された 〜いろいろ勘違いしていますけど、後悔した時にはもう手遅れです〜
超高校級の小説家
ファンタジー
武門で名を馳せるシリウス男爵家の四女クロエ・シリウスは妾腹の子としてプロキオン公国で生まれました。
クロエが生まれた時にクロエの母はシリウス男爵家を追い出され、シリウス男爵のわずかな支援と母の稼ぎを頼りに母子二人で静かに暮らしていました。
しかし、クロエが12歳の時に母が亡くなり、生前の母の頼みでクロエはシリウス男爵家に引き取られることになりました。
クロエは正妻と三人の姉から酷い嫌がらせを受けますが、行き場のないクロエは使用人同然の生活を受け入れます。
クロエが15歳になった時、転機が訪れます。
プロキオン大公国で最近見つかった地下迷宮から降りかかった呪いで、公子が深い眠りに落ちて目覚めなくなってしまいました。
焦ったプロキオン大公は領地の貴族にお触れを出したのです。
『迷宮の謎を解き明かし公子を救った者には、莫大な謝礼と令嬢に公子との婚約を約束する』
そこそこの戦闘の素質があるクロエの三人の姉もクロエを巻き込んで手探りで迷宮の探索を始めました。
最初はなかなか上手くいきませんでしたが、根気よく探索を続けるうちにクロエ達は次第に頭角を現し始め、迷宮の到達階層1位のパーティーにまで上り詰めました。
しかし、三人の姉はその日のうちにクロエをパーティーから追い出したのです。
自分達の成功が、クロエに発現したとんでもないユニークスキルのおかげだとは知りもせずに。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
母の中で私の価値はゼロのまま、家の恥にしかならないと養子に出され、それを鵜呑みにした父に縁を切られたおかげで幸せになれました
珠宮さくら
恋愛
伯爵家に生まれたケイトリン・オールドリッチ。跡継ぎの兄と母に似ている妹。その2人が何をしても母は怒ることをしなかった。
なのに母に似ていないという理由で、ケイトリンは理不尽な目にあい続けていた。そんな日々に嫌気がさしたケイトリンは、兄妹を超えるために頑張るようになっていくのだが……。
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
【完結】ふしだらな母親の娘は、私なのでしょうか?
イチモンジ・ルル
恋愛
奪われ続けた少女に届いた未知の熱が、すべてを変える――
「ふしだら」と汚名を着せられた母。
その罪を背負わされ、虐げられてきた少女ノンナ。幼い頃から政略結婚に縛られ、美貌も才能も奪われ、父の愛すら失った彼女。だが、ある日奪われた魔法の力を取り戻し、信じられる仲間と共に立ち上がる。
歪められた世界で、隠された真実を暴き、奪われた人生を新たな未来に変えていく。
――これは、過去の呪縛に立ち向かい、愛と希望を掴み、自らの手で未来を切り開く少女の戦いと成長の物語――
旧タイトル ふしだらと言われた母親の娘は、実は私ではありません
他サイトにも投稿。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる