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懐かしいエリウ
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「……ンタ……? ケンタ?」
ひどく懐かしい俺の名を呼ぶ声。体を揺すられながら目を覚ますと、エリウが心配そうな表情で俺の顔を覗き込んでいた。憂いも悲壮感も寂しさも、ついでに小じわの一つもない、まだ若く瑞々しいエリウだ。
「……エリウ……?」
「よかった。何か夢でも見てたの? ケンタ、何かすごく魘されてたから」
「夢……? ケンタ……」
そう、エリウは今、確かに俺をケンタと呼んだ。タケルではなくケンタと。
俺はゆっくりと体を起こし、体を確かめた。ヒトミに似た女に刺された傷はない。それどころか、俺の体は十五歳の少年のものではなくなっていた。人生に疲れた三十路のオッサンの体である。
そして俺は辺りを見回した。ランプの淡い光、柔らかいベッド、広い寝室。外からは祭囃子のように賑やかな声が聞こえてくる。この風景には見覚えがある。首都ロンディム奪還直後、館で休んでいたときの状況そのままだ。確かあのときも、目を覚ましたらエリウが居たんだった。
「大丈夫? すごい汗……」
と、エリウはベッドに腰掛け、俺の顔から首へと流れた滝のような汗を拭った。夢。そう夢だったのだ。とても長い、十五年分もの夢。俺はこうして生きている。最愛の女、エリウと共に。
だよな夢だよなwwwさすがに異世界転移したあとそのまま異世界転生するなんて、ラノベですら有り得ない無茶苦茶な設定だわwwwそんなクソ小説があったら作者の人格疑うわwww
気付けば寝間着も汗でびしょ濡れになっていた。不快感を覚えた俺は、寝間着を脱ぎ捨ててエリウに向き直る。
「なんか、妙な夢を見てた」
「妙な夢……?」
「そう。俺がエリウの子供になって、お前の子供として生活する夢だ」
「私の……ケンタと私の子供?」
エリウは薄手の部屋着の上から自分の下腹部にそっと触れる。
「……たしかに、できててもおかしくないかも」
「いや、その夢の中では……多分、これから仕込んでたと思う」
「これから……今夜ってこと?」
「ああ。今夜、これから」
夢の中での俺、タケルは他の姉妹たちより少し後に産まれている。誕生日からおおまかに着床日を逆算すると、今日ぐらいになるのだ。昼間アランサーを使ったときに仕込んだ種という可能性もあるが、何となく今夜のセックスで出来た子供ではないかという直感があった。俺の子が他に十人も産まれてくるなんて話をするとさすがに雰囲気ブチ壊しだから言わなかった。まあ全部隠さず言う必要はないだろ。
エリウはまだ汗ばむ俺の胸に額を押し当てて言った。
「明日、ヒトミさんを連れて元の世界に帰るの?」
「……あ、ああ。そのつもりだ」
「私……なんだか、すごく不安なの。このままケンタが帰ってこなくなっちゃうんじゃないかって……」
エリウがぽつりと漏らした一言に、やさぐれた俺の心にも淡い感情がこみ上げてきた。十五年分の夢の間、俺は帰らぬ俺を待つエリウの姿をずっと見て来たのだ。俺はエリウを強く抱き締めた。
「そんなわけねえだろ。ヒトミを送り届けたら、すぐに帰ってくるからさ」
「本当に……? 元の世界が恋しくなったりしてない?」
「向こうの世界に帰ったって、独り身の寂しいオッサンに戻るだけだぜ。お前がいない世界に戻っても何にもいいことはねえよ」
「そう……よかった……」
エリウはまた下腹部をさする。
「早く帰って来てね……約束だよ」
「ああ、もちろん」
俺とエリウは見つめ合い、そっと唇を重ねた。十五年間ずっと眺めることしかできなかったエリウの柔らかい唇。たっぷりとディープキスを交わしたあと、俺は舌を首筋から胸元、豊満な乳へと這わせてゆく。
「んっ……」
赤ん坊の頃は毎日吸っていたのに最近ではなかなか触らせてもくれなくなっていたエリウの巨乳。しかし今は吸い放題揉み放題である。俺はぐにゃりぐにゃりとエリウの乳が原型をとどめなくなるほど激しく揉みしだいた。
「ぁん……もう少し優しく……」
「やだ」
エリウの柔乳を十分堪能したあとは、いよいよしっとりと濡れる秘部へと手を伸ばす。この穴からタケルが産まれたのだと思うと妙に感慨深い。ただイかせてペニスをぶち込み中出しするだけの穴ではないのだ。当たり前だけど。この俺だって三十年以上前におふくろのまんこから出てきたのである。長く生きてると忘れがちだけどな。
中指を忍び込ませ、第一関節をクイッと折り曲げると、エリウは嬌声を上げた。
「ぁっ……」
エリウの弱点は知り尽くしている。指先でGスポットを刺激しながらクリトリスを舌で転がすと、エリウの膣はすぐにグチョグチョと音を立てて夥しい量の愛液を分泌し始めた。
「んんっ……だめっ、ィクっ……!」
膣肉がうねりながら中指を強く締め付け、その直後、エリウは絶頂を迎えた。
「あっ……ぁぁああっ……」
体を大きくしならせながら盛大に潮を吹くエリウ。その息が整うのを待ち、俺は既にパンパンに勃起しているペニスをエリウの眼前に突き出した。
「今度はこっちが気持ちよくしてもらう番だぜ」
「んっ……はい……」
エリウはゆっくり体を起こし、俺のペニスを口に含んだ。ねっとりと絡みつく唾液と舌の感触。夢の中では姉妹たちに毎晩のようにしゃぶらせていたが、やはりエリウのフェラが一番愛情を感じられる。エリウはイタズラはさせてくれたがさすがにフェラまではしてくれなかった。夢なんて一瞬の出来事のはずなのに、エリウの舌の感触がとても懐かしい。
久しぶりのエリウのフェラに射精中枢も反応したのか、俺のペニスはあっという間に音を上げ、尿道の奥に精液がこみ上げてくる感覚があった。
「ぉ……やべ……もう出そう」
「んむ……いっぱい……出してください……」
上目遣いでねだられて射精さない奴は男じゃねえ!
エリウのストロークも一気に加速し、瞬く間に射精へと導かれる。
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ……。
射精の間もエリウの舌は裏筋やカリを絶え間なく這い回り、さらに精液を搾り取ってゆく。鈴口が精液を吐き出すたびにエリウの喉が生々しく動き、かなりの精液を飲み干していたはずだが、その舌の上にはまだべっとりと大量の精液が絡みついていた。エリウは恍惚とした表情で言う。
「こんなにいっぱい出して……ちゃんと私を妊娠させる分も残ってる?」
「言ったな? よーし、じゃあこれからありったけの子種をお前の子宮に叩き込んでやるぜ」
口内射精した直後だったが、エリウに煽られた俺のちんこは再び一瞬で臨戦態勢を整えた。ベッドに体を横たえたエリウの膣口に亀頭をあてがう。ずっとハメたくてハメたくて仕方なかったまんこが、今俺の目の前に全く無防備に差し出されているのだ。鈴口で膣口をこすりながら感慨に耽っていると、エリウはじれったそうに声を上げた。
「そんなに焦らさないで……」
「え? どうしてほしいんだ?」
「どうって……早く……」
「何を? ハッキリ言ってくれなきゃわかんねえなあ」
「んぅ……意地悪……け、ケンタのおちんちんを……」
「おちんちんを?」
「私の中に入れてください……」
「中ってどこの中?」
「どこって……私の、おま、おまんこに……」
こんなにしおらしいエリウを見るのも久しぶりだから言葉責めが楽しくて仕方ねえwww
しかし、待ち切れないのは俺のペニスも同じである。俺は亀頭で狙いを定め、腰に力を込めた。
「よく言った。さあ、行くぜ」
「んん……ぁぁあっ!」
亀頭から陰茎の根元まで、温かいエリウの膣の感触を楽しみながらゆっくりと押し込んでいく。まるで鍵穴のようにぴったりと隙間なく、そしてムラなくペニスを包み込む柔らかい膣肉。やはり俺のペニスにはエリウの膣が一番しっくりくる。ヒトミもカルラもイリーナも姉妹たちも皆劣らぬ名器だったが、エリウの膣には実家に帰ってきたかのような安心感があるのだ。
カリ首と膣ヒダの噛み合い方も丁度いい。膣の深さも、根元まで挿入すると子宮口のコリッとした感触が鈴口の敏感な部分にぴったり当たってくれる。もしも向こうの世界でTENGAがエリウの膣を忠実に再現したオナホを作ってくれていたら、俺は数万円出してでも買って毎晩愛用していただろう。体の相性ってのはこういうことなのかもしれない。
膣の感触を楽しむ緩やかなピストンから徐々に速度を上げていくと、エリウの子宮口が少しずつ降りて来て、奥を突くたびに鈴口にガツガツ当たり、次第に強くなる膣圧と共に射精を促してくる。まだまだ夜は長い。まずは正常位で一発出しとくか!
「うおっ……でる……!」
「あっあっ……イクっ……私もっ……」
「よっしゃ孕めぇっ!」
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ……。
最愛の女の、それも危険日の可能性が極めて高い日に中出し。つまり種付けである。自分自身が夢の中でエリウの子供として暮らしてきたせいか、この何気ない中出しがとても意義深いものに感じられた。今俺が気持ちよく放出した精液が、やがて人格を持つ人間となるかもしれないのである。これを人体の神秘と呼ばずして何と呼ぶ?
俺は射精を続けながらエリウの下腹部に触れた。子宮ってこのあたりか? 断面図ありのエロ漫画を思い浮かべる。商業でも同人でも、俺にとっては断面図の有無が購入の判断の大きなウエイトを占めているのだ。
「あっ……ダメ、それ……」
エリウが快感に身を捩らせる。そういえばこの辺は押しながら突くと女が気持ちいいスポットらしい。この手のひらの下ではまさに今、そそり立つ俺のペニスがぱっくりと口を開けた子宮口へ熱い精液をダイレクトに注ぎ込んでいるのだ。俺の精巣から尿道を通ってエリウの子宮へ飛び出した数億の精子たちが、卵巣から卵管を通って子宮へ辿り着いた卵子へ群がってゆく。その中で受精できるのはたった一つだけ。競争は激しい方がいい。より激しい受精競争を勝ち抜いた精子からならば、今度こそ強力なチート能力を持った子供が生まれるかもしれない。
もっとだ。もっと精液を注ぎこまなければ。たった今射精したばかりだというのに、俺のペニスは全く萎える気配がなかった。
「よし、エリウ、今度はバックで種付けするぞ」
「……はい……」
イッた直後でやや朦朧としてはいたが、エリウは俺の指示に従ってこちらに尻を向けて四つん這いになった。エリウはやはり俺に対してはドMなのである。セックスの最中は特に。
と、エリウの桃のように丸くそれでいて引き締まった尻を眺めているうち、俺は夢の中で心残りに感じていたことを思い出した。俺はまだエリウのアナルを一度も堪能していないのだ。
考えてみれば、エリウの処女膜を破った瞬間、こいつは死んでいた。反応は一切なかった。生涯に一度きり、処女を奪った瞬間の楽しみが味わえなかったのである。
もう一度処女膜を破ることはさすがにできないが、まだアナルのヴァージンが残っている。俺のペニスは愛液と精液にまみれていてローション代わりには十分。ここで犯らなきゃどこで犯る!
「入れるぞ、エリウ」
「来て、ケンタ……」
膣からどろりと精液を垂らしながら尻を突き出すエリウ。俺は何も言わず、膣口から数センチ上にあるアナルへと亀頭を押し付けた。膣は既にだいぶちんこに馴染んでいるが、アナルの方はまだまだキツい。腰と下半身の筋肉全てを動員しなければ鈴口すら入って行かない。
最初は無抵抗だったエリウも、次第に異変に気付き始める。
「……け、ケンタ、そこ、違う……」
「違わねえよ」
「え? だってそこはおしりの……」
とエリウが身を引こうとした瞬間、ようやく俺の亀頭がぬるりとアナルに吸い込まれた。
「……いぎぃぃぃぃっ!?」
エリウが奇妙な喘ぎ声を上げる。予期せずアナルを犯された驚きと、不慣れな感触に戸惑いを隠せない様子だった。実は俺も直腸検査をしたことがあるが、あれはヤバい。少なくとも俺は二度とやりたくないと思った。といいつつ俺は遠慮なくアナルを犯すけどな!
カリ首を超えてからは挿入は一気にスムーズになり、俺のペニスはエリウのアナルにすっぽりと納まった。本来なら少し指でほぐしたりしてから入れた方がいいんだろうが、まあ俺のヒーリング能力があるから多少のことは問題ない。とはいえ痛みまでは緩和してやれないので、挿入してからしばらくの間1ミリも動かさず、エリウのアナルの抵抗が和らぐのを待った。
「エリウもまだ動くなよ、下手に暴れると痛ぇぞ」
「んぐ……うぅっ……」
意識がある状態で処女膜をブチ破っていたらこんな感じの反応だったのだろうか。エリウの脚や尻はかなり力んでいて、精液と愛液のローションの効果があっても容易には動かせないほどアナルはまだギチギチにキツい。が、挿入したままじっと待っていると、徐々にエリウの体の緊張が解れてきた。そろそろ動いても大丈夫かな?
「……よし、動かすぞ」
「ぁ……ダメ……」
ダメと言われてやめるようじゃセックスなんて一生できねえ。俺はゆっくりとペニスを引き、そしてまた押し込んだ。膣とはまた異なるヒダの感触がペニスを強く締め付ける。そのまま長いストロークで動かし続けると、エリウの声は呻きから徐々に喘ぎ声へと変化し、ガチガチに硬直していた体からも程よく力が抜けて来た。
「どうだ、気持ちよくなってきたか?」
「ぅん……ぁ……まだ……変な感じ……」
「だんだん良くなってくると思うぜ」
「ぁっ……んっ……ゃっ……」
膣でのセックスでは大胆にヨガるようになったエリウが戸惑い気味に少しずつ声のトーンを上げてゆく様はとても新鮮で、アナルの強烈な締め付けによる快感と相俟って、ピストンの速度は無意識のうちに上がっていく。アナルの方からも徐々に潤滑油代わりの腸液が分泌され、よりスムーズに動けるようになってきた。
「おぉ……エリウのアナル、最高にいい具合だぞ」
「ぁ……んぁっ……そんな……ぃやっ……」
アナルヴァージンの感触を楽しみながら無我夢中で腰を振っていると、たちまち凄まじい射精感がこみ上げてくる。普通の膣セックスよりかなり早い。百選連覇の俺のペニスをこんなに早く撃チンさせるとは、それだけエリウのアナルの締まりが良すぎるってことだな!
「やべ……もう出そう……」
「んぅっ……激し……あっ、ダメっ!」
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ……。
射精の間もエリウのアナルは俺のペニスを容赦なく締め上げ、尿道から精液を搾り取ってゆく。長い射精を終えてペニスを引き抜くと、膣とアナル両方から精液が滴り落ちる、男なら誰もが夢見るロマンの光景がそこにあった。
だが、夜はまだまだ終わらない。こちとらこのドスケベボディを目の前にぶら下げられて十五年分もお預けくらってたんだ。たった二回で満足できるわけねえよなあwww
というわけで、俺は朝まで一睡もすることなく、エリウの穴という穴にたっぷりと十五年分の精液を注ぎこんだ。
!i!i!i!i!i!i!i!i
そして翌日。俺は約束通りヒトミを後部座席に乗せ、タクシーのアクセルを踏んだ。
何だか随分遠回りしちまったような気がするが、これでようやくハッピーエンドに辿り着ける。周囲があのトンネルのような闇に包まれたあと、俺は上機嫌で、バックミラー越しにヒトミに話しかけた。
「そういえばさ、昨日変な夢見たんだよ」
「え? 夢?」
「そう。こうやって元の世界に戻った直後に俺もお前も死んじゃってさ、今度はエリウ達がいる世界に転生すんの。しかも俺はエリウの子供としてな。だけど、最終的には何故かヒトミそっくりの女に殺されちまうんだよ」
すると、ヒトミは夢の中で俺を殺した女とは似ても似つかないへらへらした笑みを浮かべる。
「え~? あたしが運転手さんを? 何それ~」
「そうそう。怖かったな~ありゃあ」
「それは夢ではないぞ、主どの」
と、タクシーのイケボが響き渡ったかと思うと、突如として視界が光に覆われた。膨らむ間もなく破裂するエアバッグ。全身を強い衝撃が襲い、骨が折れ、内臓が潰れる音がたしかに聞こえた。
意識が途絶えるまでの僅か数秒の間、俺はタクシーの言葉の意味を考えていた。
夢ではない?
夢じゃなかったら何だってんだよ……?
ひどく懐かしい俺の名を呼ぶ声。体を揺すられながら目を覚ますと、エリウが心配そうな表情で俺の顔を覗き込んでいた。憂いも悲壮感も寂しさも、ついでに小じわの一つもない、まだ若く瑞々しいエリウだ。
「……エリウ……?」
「よかった。何か夢でも見てたの? ケンタ、何かすごく魘されてたから」
「夢……? ケンタ……」
そう、エリウは今、確かに俺をケンタと呼んだ。タケルではなくケンタと。
俺はゆっくりと体を起こし、体を確かめた。ヒトミに似た女に刺された傷はない。それどころか、俺の体は十五歳の少年のものではなくなっていた。人生に疲れた三十路のオッサンの体である。
そして俺は辺りを見回した。ランプの淡い光、柔らかいベッド、広い寝室。外からは祭囃子のように賑やかな声が聞こえてくる。この風景には見覚えがある。首都ロンディム奪還直後、館で休んでいたときの状況そのままだ。確かあのときも、目を覚ましたらエリウが居たんだった。
「大丈夫? すごい汗……」
と、エリウはベッドに腰掛け、俺の顔から首へと流れた滝のような汗を拭った。夢。そう夢だったのだ。とても長い、十五年分もの夢。俺はこうして生きている。最愛の女、エリウと共に。
だよな夢だよなwwwさすがに異世界転移したあとそのまま異世界転生するなんて、ラノベですら有り得ない無茶苦茶な設定だわwwwそんなクソ小説があったら作者の人格疑うわwww
気付けば寝間着も汗でびしょ濡れになっていた。不快感を覚えた俺は、寝間着を脱ぎ捨ててエリウに向き直る。
「なんか、妙な夢を見てた」
「妙な夢……?」
「そう。俺がエリウの子供になって、お前の子供として生活する夢だ」
「私の……ケンタと私の子供?」
エリウは薄手の部屋着の上から自分の下腹部にそっと触れる。
「……たしかに、できててもおかしくないかも」
「いや、その夢の中では……多分、これから仕込んでたと思う」
「これから……今夜ってこと?」
「ああ。今夜、これから」
夢の中での俺、タケルは他の姉妹たちより少し後に産まれている。誕生日からおおまかに着床日を逆算すると、今日ぐらいになるのだ。昼間アランサーを使ったときに仕込んだ種という可能性もあるが、何となく今夜のセックスで出来た子供ではないかという直感があった。俺の子が他に十人も産まれてくるなんて話をするとさすがに雰囲気ブチ壊しだから言わなかった。まあ全部隠さず言う必要はないだろ。
エリウはまだ汗ばむ俺の胸に額を押し当てて言った。
「明日、ヒトミさんを連れて元の世界に帰るの?」
「……あ、ああ。そのつもりだ」
「私……なんだか、すごく不安なの。このままケンタが帰ってこなくなっちゃうんじゃないかって……」
エリウがぽつりと漏らした一言に、やさぐれた俺の心にも淡い感情がこみ上げてきた。十五年分の夢の間、俺は帰らぬ俺を待つエリウの姿をずっと見て来たのだ。俺はエリウを強く抱き締めた。
「そんなわけねえだろ。ヒトミを送り届けたら、すぐに帰ってくるからさ」
「本当に……? 元の世界が恋しくなったりしてない?」
「向こうの世界に帰ったって、独り身の寂しいオッサンに戻るだけだぜ。お前がいない世界に戻っても何にもいいことはねえよ」
「そう……よかった……」
エリウはまた下腹部をさする。
「早く帰って来てね……約束だよ」
「ああ、もちろん」
俺とエリウは見つめ合い、そっと唇を重ねた。十五年間ずっと眺めることしかできなかったエリウの柔らかい唇。たっぷりとディープキスを交わしたあと、俺は舌を首筋から胸元、豊満な乳へと這わせてゆく。
「んっ……」
赤ん坊の頃は毎日吸っていたのに最近ではなかなか触らせてもくれなくなっていたエリウの巨乳。しかし今は吸い放題揉み放題である。俺はぐにゃりぐにゃりとエリウの乳が原型をとどめなくなるほど激しく揉みしだいた。
「ぁん……もう少し優しく……」
「やだ」
エリウの柔乳を十分堪能したあとは、いよいよしっとりと濡れる秘部へと手を伸ばす。この穴からタケルが産まれたのだと思うと妙に感慨深い。ただイかせてペニスをぶち込み中出しするだけの穴ではないのだ。当たり前だけど。この俺だって三十年以上前におふくろのまんこから出てきたのである。長く生きてると忘れがちだけどな。
中指を忍び込ませ、第一関節をクイッと折り曲げると、エリウは嬌声を上げた。
「ぁっ……」
エリウの弱点は知り尽くしている。指先でGスポットを刺激しながらクリトリスを舌で転がすと、エリウの膣はすぐにグチョグチョと音を立てて夥しい量の愛液を分泌し始めた。
「んんっ……だめっ、ィクっ……!」
膣肉がうねりながら中指を強く締め付け、その直後、エリウは絶頂を迎えた。
「あっ……ぁぁああっ……」
体を大きくしならせながら盛大に潮を吹くエリウ。その息が整うのを待ち、俺は既にパンパンに勃起しているペニスをエリウの眼前に突き出した。
「今度はこっちが気持ちよくしてもらう番だぜ」
「んっ……はい……」
エリウはゆっくり体を起こし、俺のペニスを口に含んだ。ねっとりと絡みつく唾液と舌の感触。夢の中では姉妹たちに毎晩のようにしゃぶらせていたが、やはりエリウのフェラが一番愛情を感じられる。エリウはイタズラはさせてくれたがさすがにフェラまではしてくれなかった。夢なんて一瞬の出来事のはずなのに、エリウの舌の感触がとても懐かしい。
久しぶりのエリウのフェラに射精中枢も反応したのか、俺のペニスはあっという間に音を上げ、尿道の奥に精液がこみ上げてくる感覚があった。
「ぉ……やべ……もう出そう」
「んむ……いっぱい……出してください……」
上目遣いでねだられて射精さない奴は男じゃねえ!
エリウのストロークも一気に加速し、瞬く間に射精へと導かれる。
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ……。
射精の間もエリウの舌は裏筋やカリを絶え間なく這い回り、さらに精液を搾り取ってゆく。鈴口が精液を吐き出すたびにエリウの喉が生々しく動き、かなりの精液を飲み干していたはずだが、その舌の上にはまだべっとりと大量の精液が絡みついていた。エリウは恍惚とした表情で言う。
「こんなにいっぱい出して……ちゃんと私を妊娠させる分も残ってる?」
「言ったな? よーし、じゃあこれからありったけの子種をお前の子宮に叩き込んでやるぜ」
口内射精した直後だったが、エリウに煽られた俺のちんこは再び一瞬で臨戦態勢を整えた。ベッドに体を横たえたエリウの膣口に亀頭をあてがう。ずっとハメたくてハメたくて仕方なかったまんこが、今俺の目の前に全く無防備に差し出されているのだ。鈴口で膣口をこすりながら感慨に耽っていると、エリウはじれったそうに声を上げた。
「そんなに焦らさないで……」
「え? どうしてほしいんだ?」
「どうって……早く……」
「何を? ハッキリ言ってくれなきゃわかんねえなあ」
「んぅ……意地悪……け、ケンタのおちんちんを……」
「おちんちんを?」
「私の中に入れてください……」
「中ってどこの中?」
「どこって……私の、おま、おまんこに……」
こんなにしおらしいエリウを見るのも久しぶりだから言葉責めが楽しくて仕方ねえwww
しかし、待ち切れないのは俺のペニスも同じである。俺は亀頭で狙いを定め、腰に力を込めた。
「よく言った。さあ、行くぜ」
「んん……ぁぁあっ!」
亀頭から陰茎の根元まで、温かいエリウの膣の感触を楽しみながらゆっくりと押し込んでいく。まるで鍵穴のようにぴったりと隙間なく、そしてムラなくペニスを包み込む柔らかい膣肉。やはり俺のペニスにはエリウの膣が一番しっくりくる。ヒトミもカルラもイリーナも姉妹たちも皆劣らぬ名器だったが、エリウの膣には実家に帰ってきたかのような安心感があるのだ。
カリ首と膣ヒダの噛み合い方も丁度いい。膣の深さも、根元まで挿入すると子宮口のコリッとした感触が鈴口の敏感な部分にぴったり当たってくれる。もしも向こうの世界でTENGAがエリウの膣を忠実に再現したオナホを作ってくれていたら、俺は数万円出してでも買って毎晩愛用していただろう。体の相性ってのはこういうことなのかもしれない。
膣の感触を楽しむ緩やかなピストンから徐々に速度を上げていくと、エリウの子宮口が少しずつ降りて来て、奥を突くたびに鈴口にガツガツ当たり、次第に強くなる膣圧と共に射精を促してくる。まだまだ夜は長い。まずは正常位で一発出しとくか!
「うおっ……でる……!」
「あっあっ……イクっ……私もっ……」
「よっしゃ孕めぇっ!」
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ……。
最愛の女の、それも危険日の可能性が極めて高い日に中出し。つまり種付けである。自分自身が夢の中でエリウの子供として暮らしてきたせいか、この何気ない中出しがとても意義深いものに感じられた。今俺が気持ちよく放出した精液が、やがて人格を持つ人間となるかもしれないのである。これを人体の神秘と呼ばずして何と呼ぶ?
俺は射精を続けながらエリウの下腹部に触れた。子宮ってこのあたりか? 断面図ありのエロ漫画を思い浮かべる。商業でも同人でも、俺にとっては断面図の有無が購入の判断の大きなウエイトを占めているのだ。
「あっ……ダメ、それ……」
エリウが快感に身を捩らせる。そういえばこの辺は押しながら突くと女が気持ちいいスポットらしい。この手のひらの下ではまさに今、そそり立つ俺のペニスがぱっくりと口を開けた子宮口へ熱い精液をダイレクトに注ぎ込んでいるのだ。俺の精巣から尿道を通ってエリウの子宮へ飛び出した数億の精子たちが、卵巣から卵管を通って子宮へ辿り着いた卵子へ群がってゆく。その中で受精できるのはたった一つだけ。競争は激しい方がいい。より激しい受精競争を勝ち抜いた精子からならば、今度こそ強力なチート能力を持った子供が生まれるかもしれない。
もっとだ。もっと精液を注ぎこまなければ。たった今射精したばかりだというのに、俺のペニスは全く萎える気配がなかった。
「よし、エリウ、今度はバックで種付けするぞ」
「……はい……」
イッた直後でやや朦朧としてはいたが、エリウは俺の指示に従ってこちらに尻を向けて四つん這いになった。エリウはやはり俺に対してはドMなのである。セックスの最中は特に。
と、エリウの桃のように丸くそれでいて引き締まった尻を眺めているうち、俺は夢の中で心残りに感じていたことを思い出した。俺はまだエリウのアナルを一度も堪能していないのだ。
考えてみれば、エリウの処女膜を破った瞬間、こいつは死んでいた。反応は一切なかった。生涯に一度きり、処女を奪った瞬間の楽しみが味わえなかったのである。
もう一度処女膜を破ることはさすがにできないが、まだアナルのヴァージンが残っている。俺のペニスは愛液と精液にまみれていてローション代わりには十分。ここで犯らなきゃどこで犯る!
「入れるぞ、エリウ」
「来て、ケンタ……」
膣からどろりと精液を垂らしながら尻を突き出すエリウ。俺は何も言わず、膣口から数センチ上にあるアナルへと亀頭を押し付けた。膣は既にだいぶちんこに馴染んでいるが、アナルの方はまだまだキツい。腰と下半身の筋肉全てを動員しなければ鈴口すら入って行かない。
最初は無抵抗だったエリウも、次第に異変に気付き始める。
「……け、ケンタ、そこ、違う……」
「違わねえよ」
「え? だってそこはおしりの……」
とエリウが身を引こうとした瞬間、ようやく俺の亀頭がぬるりとアナルに吸い込まれた。
「……いぎぃぃぃぃっ!?」
エリウが奇妙な喘ぎ声を上げる。予期せずアナルを犯された驚きと、不慣れな感触に戸惑いを隠せない様子だった。実は俺も直腸検査をしたことがあるが、あれはヤバい。少なくとも俺は二度とやりたくないと思った。といいつつ俺は遠慮なくアナルを犯すけどな!
カリ首を超えてからは挿入は一気にスムーズになり、俺のペニスはエリウのアナルにすっぽりと納まった。本来なら少し指でほぐしたりしてから入れた方がいいんだろうが、まあ俺のヒーリング能力があるから多少のことは問題ない。とはいえ痛みまでは緩和してやれないので、挿入してからしばらくの間1ミリも動かさず、エリウのアナルの抵抗が和らぐのを待った。
「エリウもまだ動くなよ、下手に暴れると痛ぇぞ」
「んぐ……うぅっ……」
意識がある状態で処女膜をブチ破っていたらこんな感じの反応だったのだろうか。エリウの脚や尻はかなり力んでいて、精液と愛液のローションの効果があっても容易には動かせないほどアナルはまだギチギチにキツい。が、挿入したままじっと待っていると、徐々にエリウの体の緊張が解れてきた。そろそろ動いても大丈夫かな?
「……よし、動かすぞ」
「ぁ……ダメ……」
ダメと言われてやめるようじゃセックスなんて一生できねえ。俺はゆっくりとペニスを引き、そしてまた押し込んだ。膣とはまた異なるヒダの感触がペニスを強く締め付ける。そのまま長いストロークで動かし続けると、エリウの声は呻きから徐々に喘ぎ声へと変化し、ガチガチに硬直していた体からも程よく力が抜けて来た。
「どうだ、気持ちよくなってきたか?」
「ぅん……ぁ……まだ……変な感じ……」
「だんだん良くなってくると思うぜ」
「ぁっ……んっ……ゃっ……」
膣でのセックスでは大胆にヨガるようになったエリウが戸惑い気味に少しずつ声のトーンを上げてゆく様はとても新鮮で、アナルの強烈な締め付けによる快感と相俟って、ピストンの速度は無意識のうちに上がっていく。アナルの方からも徐々に潤滑油代わりの腸液が分泌され、よりスムーズに動けるようになってきた。
「おぉ……エリウのアナル、最高にいい具合だぞ」
「ぁ……んぁっ……そんな……ぃやっ……」
アナルヴァージンの感触を楽しみながら無我夢中で腰を振っていると、たちまち凄まじい射精感がこみ上げてくる。普通の膣セックスよりかなり早い。百選連覇の俺のペニスをこんなに早く撃チンさせるとは、それだけエリウのアナルの締まりが良すぎるってことだな!
「やべ……もう出そう……」
「んぅっ……激し……あっ、ダメっ!」
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ……。
射精の間もエリウのアナルは俺のペニスを容赦なく締め上げ、尿道から精液を搾り取ってゆく。長い射精を終えてペニスを引き抜くと、膣とアナル両方から精液が滴り落ちる、男なら誰もが夢見るロマンの光景がそこにあった。
だが、夜はまだまだ終わらない。こちとらこのドスケベボディを目の前にぶら下げられて十五年分もお預けくらってたんだ。たった二回で満足できるわけねえよなあwww
というわけで、俺は朝まで一睡もすることなく、エリウの穴という穴にたっぷりと十五年分の精液を注ぎこんだ。
!i!i!i!i!i!i!i!i
そして翌日。俺は約束通りヒトミを後部座席に乗せ、タクシーのアクセルを踏んだ。
何だか随分遠回りしちまったような気がするが、これでようやくハッピーエンドに辿り着ける。周囲があのトンネルのような闇に包まれたあと、俺は上機嫌で、バックミラー越しにヒトミに話しかけた。
「そういえばさ、昨日変な夢見たんだよ」
「え? 夢?」
「そう。こうやって元の世界に戻った直後に俺もお前も死んじゃってさ、今度はエリウ達がいる世界に転生すんの。しかも俺はエリウの子供としてな。だけど、最終的には何故かヒトミそっくりの女に殺されちまうんだよ」
すると、ヒトミは夢の中で俺を殺した女とは似ても似つかないへらへらした笑みを浮かべる。
「え~? あたしが運転手さんを? 何それ~」
「そうそう。怖かったな~ありゃあ」
「それは夢ではないぞ、主どの」
と、タクシーのイケボが響き渡ったかと思うと、突如として視界が光に覆われた。膨らむ間もなく破裂するエアバッグ。全身を強い衝撃が襲い、骨が折れ、内臓が潰れる音がたしかに聞こえた。
意識が途絶えるまでの僅か数秒の間、俺はタクシーの言葉の意味を考えていた。
夢ではない?
夢じゃなかったら何だってんだよ……?
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