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幼なじみ二人の視線が俺を舐めまわす
しおりを挟む俺にはイケメンの幼なじみが二人もいる。
陽気なチャラ男のヒカルと、硬派で知的なタツキ。
しかも二人とも親が資産家。
学校中の女子が恋をしているといって過言でないほど、二人とも大モテ。
比べて、断然、釣りあわない平凡な庶民の俺。
そりゃあ、まわりは「従者?」「金魚の糞」と笑うとはいえ、俺は気にせず、昔からの二人との関係も変わらず。
二人は彼女もちながら、デート以外は俺と遊ぶし、たまにお泊り会をするし、長期休みには旅行するし。
外野の目や声もなんのその、たとえ二人が結婚しよと、この友情は問題なく継続すると思っていたのだが。
バレンタインの日、廊下の長蛇の列を見ていたら「はー今年もすごいなあ」と友人がため息を。
「ここまで突きぬけていると、嫉妬もしねえわ」
苦笑して、列の先頭にいる二人を見やる。
「そういえば、俺は二人を妬んだことないな」とあれこれ思いだしていると「なあ」と友人が指摘。
「なんか、あいつら、ちらちらおまえを見てね?」
指摘されて目を凝らすも「そっか?」と眉をしかめる。
ぴんとこなかったのだが、友人はかまわず「ていうかさあ」とつづけて。
「思いかえすと、あの二人、どれだけ女子に囲まれてても、彼女といても、視線を泳がせているような。
そんときも、おまえを探しているんじゃ?」
「彼女といちゃついているときに?」と笑うも、笑いかえしてくれず「うーん」と俺の顔をじろじろと。
察して「やめろ」と目元に手をひらひらさせつつ、二人を見たら目があったもので。
それから、しばらくは友人の戯言を忘れていたものを、体育の授業のとき。
まだまだ寒い時期ながら、その日は春のように温暖。
白熱してサッカーをしていた俺らは熱くなって、ジャージのズボンを脱ぐやつが続出。
冬でも、すぐに半ズボンになれるようジャージの下に着ているのだ。
俺もまた、汗だくになって、半ズボンに。
一息ついて、なにげなく校舎を見あげたら、なんと窓際に座るヒカルが注目を。
ぎょっとして、逸らした視線の先には、別のクラスのタツキが右に同じく。
ふと友人の戯言を思いだし、頬を熱くしたとはいえ、いや、それにしても、二人は俺が気づいたのに気づいていないし、焦点がずれているような。
二人の視線を辿ってみたら、どうも注がれているのは足のよう。
「足フェチかよ」と呆れるような恥ずかしいような、どうも落ちつかず「ほら、次、おまえ出番」と呼ばれても、動けず。
居ても立ってもいられなくなり「わるい!気分わるくて!」と走りだした。
「ジャージをはけばいいじゃん」とすぐに思いついたものを、ずっと視線が追っている錯覚がし、ひたすら地面を蹴って。
校舎裏にある体育倉庫へと。
室内にはいれば、視線を遮断できるかと思ったのが、壁にもたれて「はあ、あう・・・」と悩ましい声を漏らしてしまい。
「いつも二人はあんな目で俺を」とあらためて意識したら、体が火照ってやまず。
太ももを閉じて奥歯を噛みしめていたら、倉庫のドアが開き、ヒカルとタツキがご登場。
思わずTシャツを引っぱって隠すも「あーあばれちゃったなあ」「コウキは美脚だからな」と足を舐めまわすような視線を。
「はあう、ば、ばか、足、見るなあ!」と睨みかえしつつ、太ももを合わせてもじもじ。
「じゃあ、ほかんとこ見ようか?
Tシャツ越しに、反応しかけている、おちんちんとか。
俺、透視できるんだよねえ。
ほれほれ、半ズボンの裾から視線も這わせてえ・・・」
「コウキ、あまりTシャツを引っぱると、汗で濡れているし透けてしまうぞ。ほら、乳首が浮き彫りになって・・・。
濡れた布が張りついてピンクの乳首が透けるのは目に毒だな。
ああ、コウキのおっぱいを舐めて吸いつくしたい・・・」
言葉で煽りながら、舐めるような視線で体をまさぐり、気色わるい助平親父のよう。
「二人とも彼女には紳士的なのに!」と思えば、逆に興奮して「あ、ああ、ああん、だ、だめ、俺、視線、だけ、でえ・・・!」と腰を突きだし、射精を。
かつてない快感が脳天を貫いて、腰が抜けたようにへたりこむ。
やおら近よってきた二人は俺を起しながら、微笑して曰く。
「そんなによかった?じゃあ、いやというほど視線で犯しまくってやるよ」
「俺らがコウキをどれだけ恋焦がれているか、その思いを視線から受けとめて」
ズボンと下着をずらされ、二人の指で尻の奥の拡張を。
その間も視線で体を舐めまわされ「はあうん!ど、同時、やらあ!」と三回も射精。
そのあとは体操着を脱がされ、靴下だけをはいた状態に。
ヒカルの胸に背中をもたれて、足を開いたままの格好で、張りつめた太いのをずぶちゅうう!と飲みこんだ。
荒荒しく下から突かれながら、向かいあって立つタツキに視姦を。
「や、やあ、見な、で、こ、こんな、かっこ、わる、ひいあ、ああ、や、やだあ、はげし、はう、あん、ば、ばかあ、な、なんで、タツ、キ、そこ、膨らま、くう、あふう・・・!」
メスイキしたらヒカルとタツキがポジションを交代。
ヒカルはだんまりだったのがタツキは「あーあ、お漏らしだらだらで赤ちゃんかよお」とおしゃべり。
しかも、タツキの動きは緩慢で、さんざん焦らされたもので。
「ひ、ヒカ、う、うるさ、や、やらあ、ちんち、ばっか、見る、なあ、くうあ、あ、あ、ああ、こ、こんな、ゆっくり、は、恥ずか、た、つき、タツキい、俺、恥ずか、し、よお・・・!」
「タツキ、早く、もっとお!」とおねだりしたところで跳ね起きた。
布団をめくって見て、がっくり。
体育の授業から、そわそわしたのが、ついには夢精するとは・・・。
二人に顔を合わせられないと、その日は学校を休み。
といって眠れずに布団にもぐったままスマホを見ていたら友人からメッセージが。
「二人が彼女と別れたって学校では大騒ぎだぞ!」と。
いやな予感がして間もなく二人から「見舞いにいく」との連絡。
夢を見透かしたかのような二人の反応。
「まさか」とぎこちなく笑いながら、外出している母の早い帰宅を願ってやまなかった。
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