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次の日の夕方、予定よりかなり遅れましたが無事到着しました。
合ってない服とボロボロの靴で少し疑問に思われましたが、身分証のおかげで町に入れました。
早めに買い物を済ませましょう。
まずは洋服と靴です。
「いらっしゃいませー」
こじんまりとしたお店に入ると、明るい声をかけられました。
「すみません、洋服と靴を見せてください」
「、、、はーい、、どうぞごゆっくりー」
近くに来た店員の顔が少し変わり、硬い音と笑顔を返されました。
「、、ありがとうございます」
やはりこの痩せ細った見た目でしょう、、
分かってはいたけど、、少し悲しいです。
でも、仕方ありません。
他へ行っても同じでしょう、、、
手早く、ワンピース5着、下着類数着、靴2足選んでレジへ持っていきます。
「合計銀貨1枚と銅貨10枚でーす」
店員さんはお金あるの?とでも言うようなからかいのある顔をして言ってきました。
通常価格より2倍の金額を言われ、少し悲しくなりながら「高すぎませんか?」と聞くと「正規の値段ですー」とため息を疲れました。
私だって、この街の物価くらい知っています。
でも、引く気が無さそうなので、言い値で買おうとお金を出すと、何故か悔しそうな顔をされました。
きっともう少し高くしておけばとでも思ってるのでしょう。
その証拠として、他にも何か必要なものは、とあれこれ言われました、、、不快です、、。
急いで、買った洋服に着替えて宿探しを始めます。
南方面は安いですが、1人で泊まるのは少し不安があるので、中心地区に行きます。
「ここが良さそうですね」
中心地区は商業が盛んで人通りも1番あり、今回は安全のために大通りの宿をとることにしました。
「いらっしゃい、何泊しますか?」
「1週間お願いしたいのだけど、いくらですか?」
「1泊銅貨10枚で1週間で銀貨2枚と銅貨10枚だよ」キーン
「、、では、それでお願いします」
安全には変えられないから、諦めながらお金を払う。
部屋に向かってると、またお客が来たようで1泊銅貨8枚と言っているのが聞こえて少しほっとした。
やはり嘘ではあったが、そこまで法外な金額ではなくて、、、、感覚が麻痺してきたのだろうか?
とにかくゆっくり休みましょう。
合ってない服とボロボロの靴で少し疑問に思われましたが、身分証のおかげで町に入れました。
早めに買い物を済ませましょう。
まずは洋服と靴です。
「いらっしゃいませー」
こじんまりとしたお店に入ると、明るい声をかけられました。
「すみません、洋服と靴を見せてください」
「、、、はーい、、どうぞごゆっくりー」
近くに来た店員の顔が少し変わり、硬い音と笑顔を返されました。
「、、ありがとうございます」
やはりこの痩せ細った見た目でしょう、、
分かってはいたけど、、少し悲しいです。
でも、仕方ありません。
他へ行っても同じでしょう、、、
手早く、ワンピース5着、下着類数着、靴2足選んでレジへ持っていきます。
「合計銀貨1枚と銅貨10枚でーす」
店員さんはお金あるの?とでも言うようなからかいのある顔をして言ってきました。
通常価格より2倍の金額を言われ、少し悲しくなりながら「高すぎませんか?」と聞くと「正規の値段ですー」とため息を疲れました。
私だって、この街の物価くらい知っています。
でも、引く気が無さそうなので、言い値で買おうとお金を出すと、何故か悔しそうな顔をされました。
きっともう少し高くしておけばとでも思ってるのでしょう。
その証拠として、他にも何か必要なものは、とあれこれ言われました、、、不快です、、。
急いで、買った洋服に着替えて宿探しを始めます。
南方面は安いですが、1人で泊まるのは少し不安があるので、中心地区に行きます。
「ここが良さそうですね」
中心地区は商業が盛んで人通りも1番あり、今回は安全のために大通りの宿をとることにしました。
「いらっしゃい、何泊しますか?」
「1週間お願いしたいのだけど、いくらですか?」
「1泊銅貨10枚で1週間で銀貨2枚と銅貨10枚だよ」キーン
「、、では、それでお願いします」
安全には変えられないから、諦めながらお金を払う。
部屋に向かってると、またお客が来たようで1泊銅貨8枚と言っているのが聞こえて少しほっとした。
やはり嘘ではあったが、そこまで法外な金額ではなくて、、、、感覚が麻痺してきたのだろうか?
とにかくゆっくり休みましょう。
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