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第九章 アイリスとアイーダ
その38 闇に眠る小さな花
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38
気がつけば「あたし」は暗い海中を漂っていた。
気がつけば「わたし」は暗い虚空に浮かんでいた。
気がつけば「私」は永劫の闇の中、たゆたっていた。
動き出したのは突然のこと。
どこか遙かなる果ての地で原初の光が生まれた。
光量子の粒が光波が常闇の浜辺へと打ち寄せる。
かすかな、けれど確実な揺らぎはどこまで届く。
「あたし」は「わたし」は「私」は、
どこに向かうの?
何を目指してるの探しているの?
あてどなく頼りなく寄る辺なく。
肉体を喪失した「私たち」は、むきだしのたましい。薄い殻さえもまとっていない。
虚空を放浪するうちにちぎれ雲みたいにほぐれて漏れ出して溶け出して、少しずつほぐれて消えていってしまうんだろう。
きっと終わりのときはもうじき。
すっかり薄くなった「たましい」が雲散霧消してしまう前に、あたしにはわたしには私には絶対にしておかなきゃいけなかったことがあるんだ。
……ほんとうはね、もう、よく思い出せないんだ。
……それくらい長い長いあいだ、ただ、さまよっているだけ。
空っぽな胸をよぎるのは、むなしさ。何一つ、できてない。やり残したことばかり。
さびしい。
さびしい。
さびしいよ……
無音の暗闇の中、たったひとりの友を思う。
さいごに会ったのはいつ?
自分という存在はいったいなんのために生じたのだろう……。
《そんなにさびしいのか?》
そのときだった。
自分一人しか存在しないと思い込んでいた闇の中に、深く響きわたった『声』があった。姿は見えない。もちろん闇に閉ざされているせいなのだろうが。
声の主は男性でもなく女性でもない、一般的な意味での『生物』ではないのかもしれない。
それは……とてつもなく巨大な『存在』だ。
《じつに興味深い現象だ。星と星の間は遙かに遠く離れ、希薄になっていくばかりの均一にならされたこの世界に、いまだ、このような驚きがあったとは》
存在は、嗤った。
《そなたは、いったいどんな未練を抱いている。諦観にも至れず悟りも開かず、といって穏やかに消えていくことも叶わず生まれ変わり死に変わり、幾たびも生を繰り返し階層を重ねたために魂が『内包物(インクルージョン)』に満ちあふれて今にも内側から食い破られそうじゃないか。死者にして咎人なる嬰児、いとしき愚かな魂よ》
(未練)
問われて初めて、腑に落ちた。
そうだ、わたしは『彼女』に、たった一人の友に再び一目でもいいから会いたくて声を聞きたくてあの魂を震わせる美しい歌を聴きたくて、虚無に還元できないでいるのだ。
とっくに、死んでいるのに。
《そう悲観したものでもない》
存在の発する声に滲んだのは、おそらく、死を自覚し消えゆくこのささやかな魂に向けての憐れみ。
《そなたの望みは、たかが肉体の死で絶たれる程度の思いなのか?》
ごらん、と声は導き。
行く手の、茫漠たる闇のうちに、ごく微かに……
光が、見えた。
ああそうだ、自分を、この波打ち際に寄せたのは、常闇のどこかに生じた『光』だったのだから。
わたしは、探し続ける。
闇の中の小さな白い花を。
※
エルレーン公国首都シ・イル・リリヤの中心部。
魔導師養成学院とも呼ばれている公国立学院の宿舎。
学院長であるカルナック並びに副長であるコマラパも居住している、この学院宿舎の奥深く。
アイリス・リデル・ティス・ラゼルは寝台に身を横たえ、死を思わせるほどに深い深い眠りの中にいた。
彼女のそばに昼夜問わず付き添っているのは、エステリオ・アウルだったが、力尽きたように、ベッドわきの長椅子に倒れ込んでいた。
そのほかにアイリスの様子を見ているのは、彼女の護衛メイドに任じられているサファイアことリドラ・フェイである。相棒のルビーはまだ体調が万全ではないため回復につとめるよう言いつけられているのだった。
そして、ふらりとやってきては様子を見ていくのはカルナックだ。
エステリオ・アウル以外は、家族も面会を禁じられていた。
アイリスの膨大すぎる魔力に由来することだと言い含められているのである。アイリスを守れるのは多くの魔法使いが常駐する学院が最適であると。
「一つだけ、伺いたいのですけど、お師匠様」
「うん?」
「この事態は想定していらした通りなのでしょう? アイリスに、凸凹トリオが糸電話を持ってきたことも含めて、どこからが計画なのかまでは、分かりかねますけれど」
ふふふ。
低く、カルナックは笑う。
「ひどいな、私をなんだと思っている」
「人でなしの人たらしでしょう?」
「おやおや。やっぱりきみほど私をよく理解している者はそうそういないねえ」
「最低ですわよ、お父様」
「……いや、それはちょっと痛いな……」
「少しは反省してください」
「もちろん、思ってなかったことだってあるさ。ニコラたちには、もう少し『ワイヤレスマイクとヘッドセット』を再現してもらいたかったんだけどね。だって、アイリスの前世はアイドルだったんだから。そろそろスキルを覚醒させたほうが、エステリオ・アウルを出張任務にかり出すのに役立つから」
「お父様、やっぱり最低!」
そのとき、アイリスが身じろぎをして、微かに、声をあげた。
「ア……イーダ……」
「お嬢様!?」
はっとして寝床に取りすがるサファイアを、カルナックは制した。
「寝言だよ。もうしばらくそっとしていなさい。じきに、目覚める」
「ですが、苦しそうですわ」
カルナックは眉根を寄せる。
「すまない。きみには良い夢ではないかもしれないね」
アイリスは、ひとすじ、涙をこぼした。
気がつけば「あたし」は暗い海中を漂っていた。
気がつけば「わたし」は暗い虚空に浮かんでいた。
気がつけば「私」は永劫の闇の中、たゆたっていた。
動き出したのは突然のこと。
どこか遙かなる果ての地で原初の光が生まれた。
光量子の粒が光波が常闇の浜辺へと打ち寄せる。
かすかな、けれど確実な揺らぎはどこまで届く。
「あたし」は「わたし」は「私」は、
どこに向かうの?
何を目指してるの探しているの?
あてどなく頼りなく寄る辺なく。
肉体を喪失した「私たち」は、むきだしのたましい。薄い殻さえもまとっていない。
虚空を放浪するうちにちぎれ雲みたいにほぐれて漏れ出して溶け出して、少しずつほぐれて消えていってしまうんだろう。
きっと終わりのときはもうじき。
すっかり薄くなった「たましい」が雲散霧消してしまう前に、あたしにはわたしには私には絶対にしておかなきゃいけなかったことがあるんだ。
……ほんとうはね、もう、よく思い出せないんだ。
……それくらい長い長いあいだ、ただ、さまよっているだけ。
空っぽな胸をよぎるのは、むなしさ。何一つ、できてない。やり残したことばかり。
さびしい。
さびしい。
さびしいよ……
無音の暗闇の中、たったひとりの友を思う。
さいごに会ったのはいつ?
自分という存在はいったいなんのために生じたのだろう……。
《そんなにさびしいのか?》
そのときだった。
自分一人しか存在しないと思い込んでいた闇の中に、深く響きわたった『声』があった。姿は見えない。もちろん闇に閉ざされているせいなのだろうが。
声の主は男性でもなく女性でもない、一般的な意味での『生物』ではないのかもしれない。
それは……とてつもなく巨大な『存在』だ。
《じつに興味深い現象だ。星と星の間は遙かに遠く離れ、希薄になっていくばかりの均一にならされたこの世界に、いまだ、このような驚きがあったとは》
存在は、嗤った。
《そなたは、いったいどんな未練を抱いている。諦観にも至れず悟りも開かず、といって穏やかに消えていくことも叶わず生まれ変わり死に変わり、幾たびも生を繰り返し階層を重ねたために魂が『内包物(インクルージョン)』に満ちあふれて今にも内側から食い破られそうじゃないか。死者にして咎人なる嬰児、いとしき愚かな魂よ》
(未練)
問われて初めて、腑に落ちた。
そうだ、わたしは『彼女』に、たった一人の友に再び一目でもいいから会いたくて声を聞きたくてあの魂を震わせる美しい歌を聴きたくて、虚無に還元できないでいるのだ。
とっくに、死んでいるのに。
《そう悲観したものでもない》
存在の発する声に滲んだのは、おそらく、死を自覚し消えゆくこのささやかな魂に向けての憐れみ。
《そなたの望みは、たかが肉体の死で絶たれる程度の思いなのか?》
ごらん、と声は導き。
行く手の、茫漠たる闇のうちに、ごく微かに……
光が、見えた。
ああそうだ、自分を、この波打ち際に寄せたのは、常闇のどこかに生じた『光』だったのだから。
わたしは、探し続ける。
闇の中の小さな白い花を。
※
エルレーン公国首都シ・イル・リリヤの中心部。
魔導師養成学院とも呼ばれている公国立学院の宿舎。
学院長であるカルナック並びに副長であるコマラパも居住している、この学院宿舎の奥深く。
アイリス・リデル・ティス・ラゼルは寝台に身を横たえ、死を思わせるほどに深い深い眠りの中にいた。
彼女のそばに昼夜問わず付き添っているのは、エステリオ・アウルだったが、力尽きたように、ベッドわきの長椅子に倒れ込んでいた。
そのほかにアイリスの様子を見ているのは、彼女の護衛メイドに任じられているサファイアことリドラ・フェイである。相棒のルビーはまだ体調が万全ではないため回復につとめるよう言いつけられているのだった。
そして、ふらりとやってきては様子を見ていくのはカルナックだ。
エステリオ・アウル以外は、家族も面会を禁じられていた。
アイリスの膨大すぎる魔力に由来することだと言い含められているのである。アイリスを守れるのは多くの魔法使いが常駐する学院が最適であると。
「一つだけ、伺いたいのですけど、お師匠様」
「うん?」
「この事態は想定していらした通りなのでしょう? アイリスに、凸凹トリオが糸電話を持ってきたことも含めて、どこからが計画なのかまでは、分かりかねますけれど」
ふふふ。
低く、カルナックは笑う。
「ひどいな、私をなんだと思っている」
「人でなしの人たらしでしょう?」
「おやおや。やっぱりきみほど私をよく理解している者はそうそういないねえ」
「最低ですわよ、お父様」
「……いや、それはちょっと痛いな……」
「少しは反省してください」
「もちろん、思ってなかったことだってあるさ。ニコラたちには、もう少し『ワイヤレスマイクとヘッドセット』を再現してもらいたかったんだけどね。だって、アイリスの前世はアイドルだったんだから。そろそろスキルを覚醒させたほうが、エステリオ・アウルを出張任務にかり出すのに役立つから」
「お父様、やっぱり最低!」
そのとき、アイリスが身じろぎをして、微かに、声をあげた。
「ア……イーダ……」
「お嬢様!?」
はっとして寝床に取りすがるサファイアを、カルナックは制した。
「寝言だよ。もうしばらくそっとしていなさい。じきに、目覚める」
「ですが、苦しそうですわ」
カルナックは眉根を寄せる。
「すまない。きみには良い夢ではないかもしれないね」
アイリスは、ひとすじ、涙をこぼした。
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