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閑話 赤竜の夜ばなし
その6 トゥルーエンド
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6
炎に包まれていた。
けれども、苦痛も、熱も、何も感じない。
ああ、消えていくのだ。この、咎人である我、アルナシルの魂のかけらは。
輪廻の輪にも、世界(セレナン)にも、還元されることもなく。
ただ、消えて……
『しょうがない幼子だねえ』
消えていく、その刹那に。誰かの声がした、ようだった。
『おまえは、この第一世代の最初の精霊である、このわたしに『聖なる尊称』を献じた王の末裔。最後の一人がこの世から消えるのは、よろしくないんだ。バランスってやつさ。だから、まあ……あいつに免じて、もう一度チャンスをやろう』
男性とも、女性とも思われ、また、どちらでもないような、ヒトあらざる存在が、言う。
『忠告を。誰だったか、地球からの転生者? が言ってた。「トゥルーエンドは一つだけとは限らない」そうだよ。わたしには意味不明だけど、君にはわかるかな?』
スノードームを知ってるかい。
聖なる存在が笑う。
揺さぶるのさ、もう一度。アルナシル、君のために、そして我らが盟友、竜たちの愛し子、シエナのために。
世界が、意識が、魂が砕け、粉々に散って、再構成されていく。
※
聖暦540年。
全ての王位継承者を追い落とし、殺し、かろうじて生き残ったものは国外へと逃れた幼き第八王子と護衛のみであったが故に、血塗られた王と呼ばれ民に怖れられた王、アルナシルが即位してから三年目。
側近でさえ機嫌を損ねれば命がないという噂が広まり、今では近づこうという者も絶えて久しい。
面会を願い出てくるものがいるとは思わなかったが、三年前から我の腹心となっている、唯一の信頼する者、度重なる災厄と飢饉を予言し、防ぐ手立てをしてくれた、黒髪の占い師の紹介であったから、了承した。
その相手とは……。
「お久しぶりです、アルナシル王」
追放した弟。王族の、唯一人の生き残りが、目の前にいた。
「シャンティ・アイリ。なぜ、戻って来た。再び相まみえたならば殺さねばならぬのに」
「わたしはもう、その名ではありません」
弟は、深く、腰を折ってうつむいた。輝くような金色の髪が、床に流れた。かつて、我がこがれつづけた、精霊のごとき美しさはそのままに。
「今日、こちらに趣いたのは、わたしが正式にアステルシアの王位継承権を放棄すると、あなたに誓うため。そしてアルナシル王の悩んでおられることを、取り除くため。ですが、もしもそれでは足りぬ、信じられぬとおっしゃるならば、この命も捨てましょう」
「今まで、どこにおったのだ。我が『草の葉』たちにも追い切れなかった」
「とある尊きお方の庇護を受け、レギオン王国のエルレーン大公のもとに逃れて、そこで出家しました。今のわたしは聖堂教会の、名も無き一介の司祭。プリーストです」
「戻って来てくれ。弟よ」
本心がこぼれた。
シャンティ・アイリ・アステルシア。
金の髪と緑の瞳は、王族のしるしだ。我には、ない。
第八王子だった、しかし王位継承権は、我よりも上だった。正妃の産んだ王子だったからだ。
生かしておいては我に王位を継がせる際の妨げになると言って、殺そうとしたのは、我が父王。罪深き王よ。他国から流れてきた踊り子を攫うようにして宮殿に閉じ込め、我を産ませた。正妃、側妃、数あるなかで、あまた授かった王子王女を疎み、アルナシル(勝利)と名付けた、我だけを愛して、次々と子らを死へと追いやった。
だから。
我は、おまえを逃がしたのだ、シャンティ・アイリ。護衛のミハイルと共に。
「戻って来てくれ。我は、孤独だ。もう、あの狂った父もおらぬ。王の妃たちもおらぬ。邪魔をするものなど」
「兄上」
シャンティ・アイリは顔を上げ、緑の瞳で、我を魅了する。
「わたしは聖職者です。おそばにはいられません。ですが、あなたの隣に建つべき、ふさわしき乙女を……敬愛する、大恩ある尊きおかたから、その庇護にある聖女の身柄を託されてまいりました。顔をあげ、未来を見つめてください、勝利なる王よ」
「はいはい、ここで予言者アーテルさまの出番だね!」
黒髪に黒い目の、十代半ばの外見をした少女が、躍り出る。
「オレたちは初代王の遺言により、あんたの危機を、いや、この国の滅亡を防ぎに、いろいろ画策してたんだよね。まあ、そこらへんは聞き流してくれ。あんたに必要な、運命の乙女を、連れてきたぜ」
なぜか態度のでかい、アーテル、胸をはった。
「聖女だと?」
「ここに。賢い王さま」
一人の乙女が、進み出る。
つややかな長い髪は、空高く舞い上がる鳥の王の羽根の色。星のように輝く瞳は、春の野に萌えいずる若葉の色をした乙女であった。
「そなたは」
「シエナと申します。これまで、二柱の竜神にお仕えし、奇跡の御技を授かりました。勝利の王よ、あなた様を、お助けするために、ここにまいりました」
※
のちの世の、吟遊詩人たちは、うたう。竪琴を奏でながら。
聖女が現れた。
血まみれの王を諫め、導き、苦難を終わらせたるが故の、聖女シエナ。
飢えに苦しむ人々のために食べ物を与え、傷と病を癒す。少女が歩いた大地はよみがえり草の芽が萌える。
聖女と王の婚姻の儀には、あまたの色の竜が天空を舞い、祝福を与えたのである。
始まりの地、アステルシアよ。
ただし、この地に趣くことのできるものは、資格を問われる。
資格なき者の目には、そこは極寒の地獄、あるいは炎熱地獄となるであろう。
だがもしも、受け入れられるならば。
その者は、赦され、昇天するにも等しき、永遠の幸福に満たされるだろう。
遠き昔の幻か。あるいは、永遠の救いか。
麗しき蓮の中の宝珠のごとくに。
炎に包まれていた。
けれども、苦痛も、熱も、何も感じない。
ああ、消えていくのだ。この、咎人である我、アルナシルの魂のかけらは。
輪廻の輪にも、世界(セレナン)にも、還元されることもなく。
ただ、消えて……
『しょうがない幼子だねえ』
消えていく、その刹那に。誰かの声がした、ようだった。
『おまえは、この第一世代の最初の精霊である、このわたしに『聖なる尊称』を献じた王の末裔。最後の一人がこの世から消えるのは、よろしくないんだ。バランスってやつさ。だから、まあ……あいつに免じて、もう一度チャンスをやろう』
男性とも、女性とも思われ、また、どちらでもないような、ヒトあらざる存在が、言う。
『忠告を。誰だったか、地球からの転生者? が言ってた。「トゥルーエンドは一つだけとは限らない」そうだよ。わたしには意味不明だけど、君にはわかるかな?』
スノードームを知ってるかい。
聖なる存在が笑う。
揺さぶるのさ、もう一度。アルナシル、君のために、そして我らが盟友、竜たちの愛し子、シエナのために。
世界が、意識が、魂が砕け、粉々に散って、再構成されていく。
※
聖暦540年。
全ての王位継承者を追い落とし、殺し、かろうじて生き残ったものは国外へと逃れた幼き第八王子と護衛のみであったが故に、血塗られた王と呼ばれ民に怖れられた王、アルナシルが即位してから三年目。
側近でさえ機嫌を損ねれば命がないという噂が広まり、今では近づこうという者も絶えて久しい。
面会を願い出てくるものがいるとは思わなかったが、三年前から我の腹心となっている、唯一の信頼する者、度重なる災厄と飢饉を予言し、防ぐ手立てをしてくれた、黒髪の占い師の紹介であったから、了承した。
その相手とは……。
「お久しぶりです、アルナシル王」
追放した弟。王族の、唯一人の生き残りが、目の前にいた。
「シャンティ・アイリ。なぜ、戻って来た。再び相まみえたならば殺さねばならぬのに」
「わたしはもう、その名ではありません」
弟は、深く、腰を折ってうつむいた。輝くような金色の髪が、床に流れた。かつて、我がこがれつづけた、精霊のごとき美しさはそのままに。
「今日、こちらに趣いたのは、わたしが正式にアステルシアの王位継承権を放棄すると、あなたに誓うため。そしてアルナシル王の悩んでおられることを、取り除くため。ですが、もしもそれでは足りぬ、信じられぬとおっしゃるならば、この命も捨てましょう」
「今まで、どこにおったのだ。我が『草の葉』たちにも追い切れなかった」
「とある尊きお方の庇護を受け、レギオン王国のエルレーン大公のもとに逃れて、そこで出家しました。今のわたしは聖堂教会の、名も無き一介の司祭。プリーストです」
「戻って来てくれ。弟よ」
本心がこぼれた。
シャンティ・アイリ・アステルシア。
金の髪と緑の瞳は、王族のしるしだ。我には、ない。
第八王子だった、しかし王位継承権は、我よりも上だった。正妃の産んだ王子だったからだ。
生かしておいては我に王位を継がせる際の妨げになると言って、殺そうとしたのは、我が父王。罪深き王よ。他国から流れてきた踊り子を攫うようにして宮殿に閉じ込め、我を産ませた。正妃、側妃、数あるなかで、あまた授かった王子王女を疎み、アルナシル(勝利)と名付けた、我だけを愛して、次々と子らを死へと追いやった。
だから。
我は、おまえを逃がしたのだ、シャンティ・アイリ。護衛のミハイルと共に。
「戻って来てくれ。我は、孤独だ。もう、あの狂った父もおらぬ。王の妃たちもおらぬ。邪魔をするものなど」
「兄上」
シャンティ・アイリは顔を上げ、緑の瞳で、我を魅了する。
「わたしは聖職者です。おそばにはいられません。ですが、あなたの隣に建つべき、ふさわしき乙女を……敬愛する、大恩ある尊きおかたから、その庇護にある聖女の身柄を託されてまいりました。顔をあげ、未来を見つめてください、勝利なる王よ」
「はいはい、ここで予言者アーテルさまの出番だね!」
黒髪に黒い目の、十代半ばの外見をした少女が、躍り出る。
「オレたちは初代王の遺言により、あんたの危機を、いや、この国の滅亡を防ぎに、いろいろ画策してたんだよね。まあ、そこらへんは聞き流してくれ。あんたに必要な、運命の乙女を、連れてきたぜ」
なぜか態度のでかい、アーテル、胸をはった。
「聖女だと?」
「ここに。賢い王さま」
一人の乙女が、進み出る。
つややかな長い髪は、空高く舞い上がる鳥の王の羽根の色。星のように輝く瞳は、春の野に萌えいずる若葉の色をした乙女であった。
「そなたは」
「シエナと申します。これまで、二柱の竜神にお仕えし、奇跡の御技を授かりました。勝利の王よ、あなた様を、お助けするために、ここにまいりました」
※
のちの世の、吟遊詩人たちは、うたう。竪琴を奏でながら。
聖女が現れた。
血まみれの王を諫め、導き、苦難を終わらせたるが故の、聖女シエナ。
飢えに苦しむ人々のために食べ物を与え、傷と病を癒す。少女が歩いた大地はよみがえり草の芽が萌える。
聖女と王の婚姻の儀には、あまたの色の竜が天空を舞い、祝福を与えたのである。
始まりの地、アステルシアよ。
ただし、この地に趣くことのできるものは、資格を問われる。
資格なき者の目には、そこは極寒の地獄、あるいは炎熱地獄となるであろう。
だがもしも、受け入れられるならば。
その者は、赦され、昇天するにも等しき、永遠の幸福に満たされるだろう。
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