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17話 情報を集めよう
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そうして、3日後にまた来ますと言って、4人と一緒に孤児院を出た。
よし、情報収集からまず始めてみよう。
僕達はまず、屋台が出ている場所へ向かった。そして、串焼きを売っているお店に訪ねてみた。
軽くぐらいは、情報を聞けるはずだ。
「こんにちは、串焼きを4人分貰えますか? 」
「いらっしゃい、分かった4人前だね。」
「はい、ありがとうございます。」
僕は、串焼きを受け取りお会計をしてる途中に「そういえば、あの孤児院なのですが·····」と聞いてみたら。
「あーあの孤児院か」と普通に話をしてくれた。
「あの、孤児院は寄付金からどうにか経営している事を知っているかな?」
「はい、知っています。」
「その寄付金なんだが、貴族のやつがいきなり『あの孤児院には、もう寄付をするな』とあちこち、言い回っていたんだ。もちろん俺のとこにも来た。」
「それは、みんな従うしかなかったんですよね。」
「ああ。みんな従いたくはなかったが、貴族が相手だからな。従うしかなかった。」
店の人は、困った顔をしなが話し続けた。
「どうせ嘘だろうけど、貴族様のお金を盗んだって話だしな。」
「ほとんど、噂ですよね。」
「ああ。リーナちゃん達が人のお金を盗むんなてことはありえない話だが、相手はあの貴族だからな。」
貴族は約束を守らなかったら店を潰すということを言ってきたらしい。
他にも何軒も屋台やお店を訪ねて聞いのだが、どこのお店も無理やり従わされてる感じだった。
そして、その貴族はというと誰なのかがすぐに判明した。どうやら、その貴族は【ガルドルド】国の貴族のドルード男爵という人物だ。
他の国の人とは、思いもよらなかったがそのドルード男爵という人のことは、まだ詳しくは知らないがしっかりと調べようと思ったのだが、今日はもう暗くなったので宿に帰ろう。
「うーん、とりあえず明日は強い魔物が出るところをギルドに聞いてみようか。」
「はい、そうですね。あと、ドルード男爵という貴族のことも聞いてみるのはいかがですか?」
「そうだね、ついでだし聞いてみようか。」
いつも通り4人でベッドに入りカイルとイルナはすぐ寝たのだが、僕やシャニはまだ寝れてないので軽く明日のやることを確認した。
「リーナさんやラーファさんにそして孤児院の子供達も助けてあげたいですね。」
「うん、絶対に助けたい。」
「それにしても、カイルとイルナも優しい子ですよね。」
「そうだね。カイルとイルナもすぐに助けたいと言ってきたからね。」
「これも、ショウさんと一緒にいるからですね。」
「そんな事ないよ、シャニの優しさがきっとカイルとイルナに移ったんだよ。」
「「うーん」」
などと話をしたらカイルとイルナが寝ぼけながらそう言っていたのでさすがに起こすのも悪いので寝ることにした。
「おやすみ、シャニ。」
「はい、おやすみなさいショウさん。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そうして、朝が来たので僕達はさっそくギルドに向かって、話を聞くことにした。
「おはようございます。ショウさんシャニさんカイルくんとイルナちゃんも」
「おはようございます。アイランさん。」
「おはようございます。」
「「おはよー」」
「それで、皆様今日はどうなさったのですか。」
そう聞かれだので、僕達はさっそくファングバードのような魔物が出るような所を聞いてみた。
「そ、そんな危ない場所この近くにあるわけないじゃないですか。」
「そ、そうなんですか?」
「当たり前じゃないですか。あんなに強い魔物がいっぱい出てきたら、街中で大騒ぎになりますよ。」
やっぱりそうなのか、シャニが一撃で倒したから強いようには思えないんだけど強いのか、伊達にBランクといわれてるだけあるな、ファングバード。
「あの、どうしてそういう場所に行こうとしたいのですか?」
「それは、えっとそうですね·····」
アイランさんの問いかけに僕は、口を詰まらせてしまった。
「何か言えない事情があるんですか?」
そう僕は理由を言いたいが言えないのだ。下手に騒ぎを大きくしてしまったりしたら貴族が気付く可能性があり期限を短くされかねないので僕は困っていた。
「アイランさん、お願いします。わたし達ならば少し強い程度の魔物なら倒せます。」
困っている僕をみて、シャニがアイランさんにお願いしていた。
「そうですか。言えない事情がどうやら本当にあるんですね。」
「はい、すみません。この事が終わったら全部話します。」
「分かりました。Bランクの魔物が大量に出るところはこの近くにはありませんが、Cランクの魔物が大量に出るところなら少し行った先の【ビラの森】に大量に出ます。」
「はい、ありがとうございます。」
「ですが、子供達はどうするんですか?」
そうだった、カイルとイルナの事を忘れていた。だけど、カイルとイルナを2人にはさせておけないし、だからといって、僕が1人で行ったりシャニを1人で行かせるのも危ないしどうしよう。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん大丈夫だよ。」
「カイルとイルナも一緒に行くよ。」
普段人がいる所では、自分から話すことなんてしないはずのカイルとイルナが、
大丈夫と言った。
そうだ、カイルとイルナが大丈夫と言ったのだ、僕が迷ってちゃ意味がない。
「大丈夫です。カイルとイルナの事は、僕とシャニが守りますから。」
そう僕が話すと、アイランさんは諦めたような顔をしていた。
「どうせ、行かない方がいいと言っても行きますよね。なら止めはしません。ですが、Bランクの魔物を倒したからといって油断しないでください。危険だと感じたらすぐに逃げてください。」
「はい、それはもちろんです。」
危ないと思ったら、もちろん逃げるよ。命あっての事だしね。
でも、僕には特別スキルがあるしシャニもいるので大丈夫だろう。
「それじゃあ、行こうかみんな。」
「はい、ショウさん。」
「「うん。」」
よし、情報収集からまず始めてみよう。
僕達はまず、屋台が出ている場所へ向かった。そして、串焼きを売っているお店に訪ねてみた。
軽くぐらいは、情報を聞けるはずだ。
「こんにちは、串焼きを4人分貰えますか? 」
「いらっしゃい、分かった4人前だね。」
「はい、ありがとうございます。」
僕は、串焼きを受け取りお会計をしてる途中に「そういえば、あの孤児院なのですが·····」と聞いてみたら。
「あーあの孤児院か」と普通に話をしてくれた。
「あの、孤児院は寄付金からどうにか経営している事を知っているかな?」
「はい、知っています。」
「その寄付金なんだが、貴族のやつがいきなり『あの孤児院には、もう寄付をするな』とあちこち、言い回っていたんだ。もちろん俺のとこにも来た。」
「それは、みんな従うしかなかったんですよね。」
「ああ。みんな従いたくはなかったが、貴族が相手だからな。従うしかなかった。」
店の人は、困った顔をしなが話し続けた。
「どうせ嘘だろうけど、貴族様のお金を盗んだって話だしな。」
「ほとんど、噂ですよね。」
「ああ。リーナちゃん達が人のお金を盗むんなてことはありえない話だが、相手はあの貴族だからな。」
貴族は約束を守らなかったら店を潰すということを言ってきたらしい。
他にも何軒も屋台やお店を訪ねて聞いのだが、どこのお店も無理やり従わされてる感じだった。
そして、その貴族はというと誰なのかがすぐに判明した。どうやら、その貴族は【ガルドルド】国の貴族のドルード男爵という人物だ。
他の国の人とは、思いもよらなかったがそのドルード男爵という人のことは、まだ詳しくは知らないがしっかりと調べようと思ったのだが、今日はもう暗くなったので宿に帰ろう。
「うーん、とりあえず明日は強い魔物が出るところをギルドに聞いてみようか。」
「はい、そうですね。あと、ドルード男爵という貴族のことも聞いてみるのはいかがですか?」
「そうだね、ついでだし聞いてみようか。」
いつも通り4人でベッドに入りカイルとイルナはすぐ寝たのだが、僕やシャニはまだ寝れてないので軽く明日のやることを確認した。
「リーナさんやラーファさんにそして孤児院の子供達も助けてあげたいですね。」
「うん、絶対に助けたい。」
「それにしても、カイルとイルナも優しい子ですよね。」
「そうだね。カイルとイルナもすぐに助けたいと言ってきたからね。」
「これも、ショウさんと一緒にいるからですね。」
「そんな事ないよ、シャニの優しさがきっとカイルとイルナに移ったんだよ。」
「「うーん」」
などと話をしたらカイルとイルナが寝ぼけながらそう言っていたのでさすがに起こすのも悪いので寝ることにした。
「おやすみ、シャニ。」
「はい、おやすみなさいショウさん。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そうして、朝が来たので僕達はさっそくギルドに向かって、話を聞くことにした。
「おはようございます。ショウさんシャニさんカイルくんとイルナちゃんも」
「おはようございます。アイランさん。」
「おはようございます。」
「「おはよー」」
「それで、皆様今日はどうなさったのですか。」
そう聞かれだので、僕達はさっそくファングバードのような魔物が出るような所を聞いてみた。
「そ、そんな危ない場所この近くにあるわけないじゃないですか。」
「そ、そうなんですか?」
「当たり前じゃないですか。あんなに強い魔物がいっぱい出てきたら、街中で大騒ぎになりますよ。」
やっぱりそうなのか、シャニが一撃で倒したから強いようには思えないんだけど強いのか、伊達にBランクといわれてるだけあるな、ファングバード。
「あの、どうしてそういう場所に行こうとしたいのですか?」
「それは、えっとそうですね·····」
アイランさんの問いかけに僕は、口を詰まらせてしまった。
「何か言えない事情があるんですか?」
そう僕は理由を言いたいが言えないのだ。下手に騒ぎを大きくしてしまったりしたら貴族が気付く可能性があり期限を短くされかねないので僕は困っていた。
「アイランさん、お願いします。わたし達ならば少し強い程度の魔物なら倒せます。」
困っている僕をみて、シャニがアイランさんにお願いしていた。
「そうですか。言えない事情がどうやら本当にあるんですね。」
「はい、すみません。この事が終わったら全部話します。」
「分かりました。Bランクの魔物が大量に出るところはこの近くにはありませんが、Cランクの魔物が大量に出るところなら少し行った先の【ビラの森】に大量に出ます。」
「はい、ありがとうございます。」
「ですが、子供達はどうするんですか?」
そうだった、カイルとイルナの事を忘れていた。だけど、カイルとイルナを2人にはさせておけないし、だからといって、僕が1人で行ったりシャニを1人で行かせるのも危ないしどうしよう。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん大丈夫だよ。」
「カイルとイルナも一緒に行くよ。」
普段人がいる所では、自分から話すことなんてしないはずのカイルとイルナが、
大丈夫と言った。
そうだ、カイルとイルナが大丈夫と言ったのだ、僕が迷ってちゃ意味がない。
「大丈夫です。カイルとイルナの事は、僕とシャニが守りますから。」
そう僕が話すと、アイランさんは諦めたような顔をしていた。
「どうせ、行かない方がいいと言っても行きますよね。なら止めはしません。ですが、Bランクの魔物を倒したからといって油断しないでください。危険だと感じたらすぐに逃げてください。」
「はい、それはもちろんです。」
危ないと思ったら、もちろん逃げるよ。命あっての事だしね。
でも、僕には特別スキルがあるしシャニもいるので大丈夫だろう。
「それじゃあ、行こうかみんな。」
「はい、ショウさん。」
「「うん。」」
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