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3年の個別ご指導 春田 2
60 KYO
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1年生の間でも2階の異変に気がついていた。
今日は誰も食堂に居なかったが、部屋まで獣が威嚇するような大きなうなり声が聞こえた。
「これって、春田だよな?」と、勇治が聞いてきた。「他に居ないだろ」と答えた。
やっと騒ぎが収まったのでみんな階段の下で春田が降りてくるのを待っていた。
すると後藤先輩が降りてきて「今日は春田は2階で寝かすから、お前らも早く寝ろ」と言った。
「春田はどうなったんですか」と俺は聞いてみた。
「それは明日にでも春田に直接聞け」
これが後藤先輩の答えだった。
「春田、死んでないよな」と誰かが呟いた。
◇◇◇
翌日の朝、春田が下に降りてきた。俺らは春田を取り囲み「大丈夫か?」「怪我してないか」と口々に聞いた。「大丈夫だ」と春田は答えた。「何があったんだ」俺が聞いた。前のときとは全然違う。本当に春田が心配で知りたかった。
春田は「話すと長くなるから、まず飯を食おう」と言った。
ちょうど先輩達も2階から降りてきた。
今日は誰も食堂に居なかったが、部屋まで獣が威嚇するような大きなうなり声が聞こえた。
「これって、春田だよな?」と、勇治が聞いてきた。「他に居ないだろ」と答えた。
やっと騒ぎが収まったのでみんな階段の下で春田が降りてくるのを待っていた。
すると後藤先輩が降りてきて「今日は春田は2階で寝かすから、お前らも早く寝ろ」と言った。
「春田はどうなったんですか」と俺は聞いてみた。
「それは明日にでも春田に直接聞け」
これが後藤先輩の答えだった。
「春田、死んでないよな」と誰かが呟いた。
◇◇◇
翌日の朝、春田が下に降りてきた。俺らは春田を取り囲み「大丈夫か?」「怪我してないか」と口々に聞いた。「大丈夫だ」と春田は答えた。「何があったんだ」俺が聞いた。前のときとは全然違う。本当に春田が心配で知りたかった。
春田は「話すと長くなるから、まず飯を食おう」と言った。
ちょうど先輩達も2階から降りてきた。
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