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第一章 最強聖女の復讐
第17話「愚か者に制裁を」
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私は愚かな殿下達の、最期の舞台として
最もふさわしい王城へとクシオン殿下と、
彼に着いてきていた衛兵たちを瞬間移動させた。
「あぁ……!ルミエール嬢が戻ってきたということは、
私たちを助けてくれるのね!!」
王妃は姿を現した私を見て、
自分たちは救われると思っているようで、
歓喜に涙を浮かべている。
残念ながら私はあなた達も、この国も、
どうなろうと知りませんから。
私はただ、あなた達に制裁を下しに来ただけです。
「あら、王妃殿下。
私はあなた達の為にここに
やって来たのではありませんよ?
あなた達のような愚か者共の最期には
この王城は最も適した舞台でしょう?」
「なっ……!お前、まだそんなことを言うかッ!
さっさと結界を張り直せッ!!
そうしたらお前を俺の正妻にしてやるよッ!」
クスクスと笑いながら、希望に満ちた瞳で
私を見つめている国王夫妻に
正直な気持ちを言ってやった。
今まではこの国のトップの地位にいる方たちだから、
本音も言えず、ただただ従って来たが、
こうやって自分の気持ちを吐露できるのは
本当にスッキリする!!
「なッ!!?
殿下、わたくしを愛していると
仰っていたではないですかッ!!
わたくしをお見捨てになるつもりッ?!」
「うるさいッ!!!
元々はお前に誘惑されたからこうなったんだ!!
国を滅ぼしかけた罪はお前の責任だからな!」
「何故そうなりますのッ!??
そもそも、殿下がルミエール嬢をお捨てに
なられたからこうなったのでしょう?!
わたくしに責任転換しないでくれませんか!!」
救われないと理解し、絶望している国王夫妻の前で、
クシオン殿下とエメラルダス嬢は
醜い言い争いを始めた。
どちらにせよ、二人ともに責任があるのだから、
勝手に誰が今のこの国の状態の責任を取るか、
なんて決めないで頂きたい。
「醜い言い争いをしている場合です?
あなた達がこうしている間にも、
デルソーレ王国は壊滅寸前ですけど?」
「ハッ、お前がさっさと結界を
張らないからだろう?!
ほら、さっさとやれッ!!」
私は溜息を吐きながら、自分の前で
どうでも良い言い争いをしている殿下達に
今の置かれている状況を思い出させてやった。
そしたら、案の定自分たちのせいだというのに、
私が結界を張らないからだと言ってくる。
私はもう散々言ってきたので、
また何度も言うつもりはないのだが……。
本当に自分勝手で面倒な人達。
「はぁ……もう良いです」
「なんだ、やっと結界を張る気になったのか?
本当にお前は自分勝手で、生意気だな」
「いいえ?私は一言も結界を
張り直すなんて言ってませんけど?
これからこの場に、既に王城付近までやって来ている
魔物たちを転移させてあげようかと思いましてね?」
これで自分は国王になって、自由気ままに
豪華な生活を送れるとか思っているんだろうけど、
私が貴方なんかに従うわけないでしょう?
散々私を馬鹿にして、コケにしてきた癖に
自分は救われるだなんて思わないで?
「な、な、な、何を言ってるんだ!!」
「そうよ、ルミエール嬢!!お止めなさい!」
私の言葉にクシオン殿下や王妃殿下は
慌てたように叫び始めるが、もう遅い。
私はもう、ここに魔物たちを
転移させてしまった後なのだから、今更過ぎるのだ。
「グォォォォ!!」
「きゃぁぁぁぁ!!!」
この庭園はもう、魔物たちによって占領されている。
何せ、それだけ大量の魔物たちを
一斉にここに転移したからだ。
それはもちろん、彼らを逃がさないためのもの。
私は一人、宙に浮きその様子を見物していた。
まず初めに、魔物たちは
か弱い女性たちを襲い始めた。
成人男性の力でも、魔物たちにとっては
それほど痛くも痒くもないものではあるが、
人間の女性からすれば抵抗することなどできない。
ましてやエメラルダス嬢や王妃殿下は貴族令嬢。
常に誰かに守られて生きてきたわけだし、
それは国王陛下も王子殿下も変わらない。
衛兵たちは鍛え上げているため、
多少なりとも抵抗は出来るだろうし、
魔物たちの数が少なければ助かっていただろう。
でも残念。私はあなた達も許していないの。
だから、ここであなた達も死んでもらうわ。
城下町も既に火の海。
とんでもない修羅場と化している上で、
王城さえも既に魔物たちがぞろぞろとやってきている。
国の民にとっては、王家がこの状況を
どうにかしてくれれば自分たちは助かったのだが、
残念ながら、彼らは無能ですから?
あなた達を助けることももう叶わないでしょうね。
「うぁぁぁぁ!!来るな!来るなああ!!」
「嫌ぁぁぁ!痛い!!止めて!!もう許してええ!」
魔物たちの餌食となっている王族たち。
6年間も義理の家族として一緒にいた人達だけれど、
私にはもう、彼らに情などない。
エメラルダス嬢も、クシオン殿下などに
突っかからなければ
こんな目には会わなかったでしょうね。
でも、あなたも私を散々傷つけてきたもの。
だから、哀れには思うけど助けてはやらない。
これはこの国への復讐。
私の母を殺したあなた達への復讐。
きっと国王は私は母が死んだ原因を知らないと
思っていたんでしょうけど、私は知っていたわ。
あなたが、母に増大な呪いをかけたせいで、
当時六歳だった私の唯一の家族を奪った国王と王太后。
私に大量の魔力を持っているからという理由で、
私を散々虐めてきた王妃。
私が地味で汚いからと6年間虐めて、
最終的には婚約破棄と国外追放を命じてきた王子。
私には、あなた達を許すことができない理由がある。
だから、これは最も正当なこと。
私は滅んでいく母国を見ても何も思わなかった。
死んでいく義家族を見ても、何も思わなかった。
ただただ、終わったと。そう思っていた。
随分とアッサリした終わり方ではあったけど。
私の復讐心は少しは満たせたし、まぁいいか。
そう思って私は魔物たちの手に渡っていく
デルソーレ王国を上空から見下ろしながら
やっと心から笑うことができた。
これで、愚か者たちへの制裁は終わった。
私の復讐もこれで終焉を迎えた。
私の心は母が殺された時点でもう死んでいた。
それから今日までの日々は、生き地獄だと感じた。
どんなものにも色はなく、ただ何の色も見えなかった。
あぁ、これで終われるのかな。
最もふさわしい王城へとクシオン殿下と、
彼に着いてきていた衛兵たちを瞬間移動させた。
「あぁ……!ルミエール嬢が戻ってきたということは、
私たちを助けてくれるのね!!」
王妃は姿を現した私を見て、
自分たちは救われると思っているようで、
歓喜に涙を浮かべている。
残念ながら私はあなた達も、この国も、
どうなろうと知りませんから。
私はただ、あなた達に制裁を下しに来ただけです。
「あら、王妃殿下。
私はあなた達の為にここに
やって来たのではありませんよ?
あなた達のような愚か者共の最期には
この王城は最も適した舞台でしょう?」
「なっ……!お前、まだそんなことを言うかッ!
さっさと結界を張り直せッ!!
そうしたらお前を俺の正妻にしてやるよッ!」
クスクスと笑いながら、希望に満ちた瞳で
私を見つめている国王夫妻に
正直な気持ちを言ってやった。
今まではこの国のトップの地位にいる方たちだから、
本音も言えず、ただただ従って来たが、
こうやって自分の気持ちを吐露できるのは
本当にスッキリする!!
「なッ!!?
殿下、わたくしを愛していると
仰っていたではないですかッ!!
わたくしをお見捨てになるつもりッ?!」
「うるさいッ!!!
元々はお前に誘惑されたからこうなったんだ!!
国を滅ぼしかけた罪はお前の責任だからな!」
「何故そうなりますのッ!??
そもそも、殿下がルミエール嬢をお捨てに
なられたからこうなったのでしょう?!
わたくしに責任転換しないでくれませんか!!」
救われないと理解し、絶望している国王夫妻の前で、
クシオン殿下とエメラルダス嬢は
醜い言い争いを始めた。
どちらにせよ、二人ともに責任があるのだから、
勝手に誰が今のこの国の状態の責任を取るか、
なんて決めないで頂きたい。
「醜い言い争いをしている場合です?
あなた達がこうしている間にも、
デルソーレ王国は壊滅寸前ですけど?」
「ハッ、お前がさっさと結界を
張らないからだろう?!
ほら、さっさとやれッ!!」
私は溜息を吐きながら、自分の前で
どうでも良い言い争いをしている殿下達に
今の置かれている状況を思い出させてやった。
そしたら、案の定自分たちのせいだというのに、
私が結界を張らないからだと言ってくる。
私はもう散々言ってきたので、
また何度も言うつもりはないのだが……。
本当に自分勝手で面倒な人達。
「はぁ……もう良いです」
「なんだ、やっと結界を張る気になったのか?
本当にお前は自分勝手で、生意気だな」
「いいえ?私は一言も結界を
張り直すなんて言ってませんけど?
これからこの場に、既に王城付近までやって来ている
魔物たちを転移させてあげようかと思いましてね?」
これで自分は国王になって、自由気ままに
豪華な生活を送れるとか思っているんだろうけど、
私が貴方なんかに従うわけないでしょう?
散々私を馬鹿にして、コケにしてきた癖に
自分は救われるだなんて思わないで?
「な、な、な、何を言ってるんだ!!」
「そうよ、ルミエール嬢!!お止めなさい!」
私の言葉にクシオン殿下や王妃殿下は
慌てたように叫び始めるが、もう遅い。
私はもう、ここに魔物たちを
転移させてしまった後なのだから、今更過ぎるのだ。
「グォォォォ!!」
「きゃぁぁぁぁ!!!」
この庭園はもう、魔物たちによって占領されている。
何せ、それだけ大量の魔物たちを
一斉にここに転移したからだ。
それはもちろん、彼らを逃がさないためのもの。
私は一人、宙に浮きその様子を見物していた。
まず初めに、魔物たちは
か弱い女性たちを襲い始めた。
成人男性の力でも、魔物たちにとっては
それほど痛くも痒くもないものではあるが、
人間の女性からすれば抵抗することなどできない。
ましてやエメラルダス嬢や王妃殿下は貴族令嬢。
常に誰かに守られて生きてきたわけだし、
それは国王陛下も王子殿下も変わらない。
衛兵たちは鍛え上げているため、
多少なりとも抵抗は出来るだろうし、
魔物たちの数が少なければ助かっていただろう。
でも残念。私はあなた達も許していないの。
だから、ここであなた達も死んでもらうわ。
城下町も既に火の海。
とんでもない修羅場と化している上で、
王城さえも既に魔物たちがぞろぞろとやってきている。
国の民にとっては、王家がこの状況を
どうにかしてくれれば自分たちは助かったのだが、
残念ながら、彼らは無能ですから?
あなた達を助けることももう叶わないでしょうね。
「うぁぁぁぁ!!来るな!来るなああ!!」
「嫌ぁぁぁ!痛い!!止めて!!もう許してええ!」
魔物たちの餌食となっている王族たち。
6年間も義理の家族として一緒にいた人達だけれど、
私にはもう、彼らに情などない。
エメラルダス嬢も、クシオン殿下などに
突っかからなければ
こんな目には会わなかったでしょうね。
でも、あなたも私を散々傷つけてきたもの。
だから、哀れには思うけど助けてはやらない。
これはこの国への復讐。
私の母を殺したあなた達への復讐。
きっと国王は私は母が死んだ原因を知らないと
思っていたんでしょうけど、私は知っていたわ。
あなたが、母に増大な呪いをかけたせいで、
当時六歳だった私の唯一の家族を奪った国王と王太后。
私に大量の魔力を持っているからという理由で、
私を散々虐めてきた王妃。
私が地味で汚いからと6年間虐めて、
最終的には婚約破棄と国外追放を命じてきた王子。
私には、あなた達を許すことができない理由がある。
だから、これは最も正当なこと。
私は滅んでいく母国を見ても何も思わなかった。
死んでいく義家族を見ても、何も思わなかった。
ただただ、終わったと。そう思っていた。
随分とアッサリした終わり方ではあったけど。
私の復讐心は少しは満たせたし、まぁいいか。
そう思って私は魔物たちの手に渡っていく
デルソーレ王国を上空から見下ろしながら
やっと心から笑うことができた。
これで、愚か者たちへの制裁は終わった。
私の復讐もこれで終焉を迎えた。
私の心は母が殺された時点でもう死んでいた。
それから今日までの日々は、生き地獄だと感じた。
どんなものにも色はなく、ただ何の色も見えなかった。
あぁ、これで終われるのかな。
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