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30 グレイの嫁!?
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「イヤだ。スライムたちとおやくしょくしたの。ぜったいにあしょびにいくの。」
「グレイ兄さん助けて。」
「俺かよ。えっと…、またこの町に来るから、その時に来ような。」
「イヤなの。ふぇーん。」
マオが泣き止まない。スライムたちと遊びたいらしい。でも昨日のグレイの話からして、今日にでも宿を出た方がいい。モドキの話をマオにする訳にもいかないし、本当にどうしよう。
『お昼前に帰る約束で森に行くのはどうですか。今から行けば、2時間くらい遊べますよ。』
「「それだ。」」
「報告はお昼近くでも問題ないだろう。だが魔人は襲ってくる可能性はゼロじゃない。リョウは宿のチェックアウトをしてくれ。俺はマオと森に行ってくる。」
「分かったよ。じゃあお昼にギルドに集合ね。」
「了解。ギルドに行ったら、報告のついでにパーティー登録の手続きもしような。」
本当ならマオの意見を聞かないで、宿を出るのが正解だろう。しかし僕もグレイもマオには甘かった。マオのワガママを無視出来なかった。
「元気でね。次にフルフッテに来たときは、必ずまたこの宿に泊まってね。」
「はい。」
お昼が近くなり、宿に出る準備終えた僕は女将さんに別れを告げた。
カップラーメンの入った段ボールと、グレイの荷物の入ったリュックを背負い、ギルドに向かう。実際に背負ってみて実感したが、このリュックかなり軽い。僕も欲しいけど、幾らするんだろう。
『20万Gで私の所は取り扱っています。』
「急に話し掛けないで。ビックリしたな。」
僕が呼んでないのに、ガネットがやって来て説明を始めた。値段が判明したのは有り難いが、突然段ボールの上に現れるのは心臓に悪いから止めてほしい。それに僕のスキルレベルが低いので種類が少ない。ガネットが薦めるリュックは1つしかなく色も形も選べない。
『ご主人様の購買欲を察知したのでつい…。失礼しました。』
「またね。」
でも今後購買するときのの参考になったし良しとしよう。
カラン、カラン。
「まだ来ていないか。」
ギルドに着いた僕はグレイたちがいないか周囲を探すが見つからない。まだ約束の時間まで30分くらいある。早く宿を出過ぎたようだ。椅子にでも座って待ってよう。
「あのすいません。少しお話しよろしいかしら?」
「はい。」
「神の導きのメンバー、緑の戦乙女だ。森の調査から帰還したのか。」
「会えるなんて超ラッキーだな。」
「他のメンバーは一緒じゃないのか。」
僕に声を掛けた女性は有名人のようだ。でもこんなに沢山人が周りに居るのに、何で僕に声を掛けたんだ。僕自身に用事でもあるのかな。
「あなたがグレイの大切な人(妻)って本当ですか。」
「えっと、多分そうです。一緒の部屋に泊まったり食事をしたり、色々と僕のことを気にかけてくれます。」
「多分って何よ。ふざけるな。グレイは誰ともパーティーを組まずに、ずっとひとりだったの。その幸せアピール今すぐ止めなさい。」
話が全然理解できない。この女性とグレイとの関係は何。女性が怒っている理由も意味不明だよ。これは次にどんな言葉で答えるのが正解なんだ。
「ご、ごめんなさい。」
状況の把握は無理だ。僕は詳しく話を聞こうと一応謝ってみたが、火に油を注いだだけだった。選ぶ言葉を間違えたよ。
「謝って済む問題じゃない。私と勝負よ。私が勝ったらグレイと別れなさい。」
「別れるも何も、僕たちはまだ一緒(パーティー)になっていません。」
「そんなの嘘よ。グレイが未婚の相手に手を出して、子どもまで産ませるはずないわ。すぐにバレる嘘を付かないでちょうだい。」
この女性絶対に何か勘違いしている。それに怒っていて、話が通じる様子ではない。誰かに助けを求めようと辺りを見るが、僕と目が合うと目を反らされてしまう。
「ヴェルディ‼他の人に絡むのは止めなさい。」
「あはは、ヴェルディが我を忘れるなんて珍しい。絶対にグレイが関係しているね。」
「すまんな。俺のパーティーが迷惑を掛けた。神の導きのリーダーのマルコだ。」
「僕はリョウです。凄い困っていた所なんです。助かりました。」
困っていた僕の背後から救いの手を差し出す人たちがいた。ヴェルディのパーティーの人だ。彼らには話が通じそうだ。ヴェルディは仲間の前では強く言えないようで、僕を睨んでいる。まあ睨まれるだけなら、大きな被害もないし、放っておいて平気だよね。
「それでヴェルディさんは何で怒っているんですか?」
「ただの嫉妬だよ。グレイに超美人なお嫁さんと、子どもがいると噂があってね。」
「そんな噂があるんですか。」
知らなかった。するとヴェルディはグレイのことが好きなのかな。それで噂の女性を見に来たのか。………待てよ。もしも噂の子どもがマオだとすると、グレイのお嫁さんはーー。
「あのそのお嫁さんって。」
「君のことだろう。本当に美人だな。それに服に認識阻害が掛けられている所から考えると、相当大事にされているね。」
「カワイイ妻は他人に見せたくないのか。グレイが独占欲強いなんて意外だな。超受ける。」
「グレイはそんな人じゃない‼このハーフ女に騙されているの。私が助けて目を覚まさせるんだから。」
「誰ですか。」
至極当然だと言わんばかりに、会話をする神の導きの人たち。またこのパターンですか。確かに女顔なのは認めますよ。でも本人に確認しないで、グレイの嫁扱いされるのは許せない。
「…もう1度聞きます。噂を流したの誰ですか?」
冷たい声音しか僕の口から漏れない。笑顔で会話していた神の導きだけど、みんなの顔色が急に変わった。
「俺は知らねえ。ユニスは分かるか。」
「私も知らないわよ。それより急に雰囲気が変わったけど大丈夫。」
「そうそう、怒った顔もカワイイけど、女の子は笑った顔が1番だよ。」
「僕は男だ‼」
「「「「えええええええ。」」」」
そんなに驚くことか。イライラする。この場から去りたいが、グレイとの待ち合わせ場所を離れるのはダメだ。携帯があれば速攻で連絡するのにな。
「お、おお、男の子。」
「ヴェルディ落ち着いて。ちょっとごめんね。…本当に胸がない。」
「貧乳じゃないのか。」
ユニスが僕の胸を触る。そこまでしないと信じられないのか。
「男に胸があるのか。そんな常識も分からないんですか。」
「すまん。本当にすいません。」
顔を青くして謝るなら、最初から発言するな。周囲も騒がしいし、本当に早くグレイたち来ないかな。
カラン、カラン。
「りょうにぃにみっけ。」
「マオ、グレイ兄さん。…それと誰?」
グレイの隣には帽子を被った見慣れない女の子がいた。
「ルミア。この男に拾われた。」
「人を誘拐犯みたいに「そいつがグレイの奥さんか。」…はぁ?」
「落ち着いて。見た目が全然違う。名前が同じだけの別人よ。」
「イヤ、この声はグレイだ。」
「本物だったのか。だとしても落ち着け。」
「…穢らわしい。」
「誤解だ。」
「たくさんあそんだの。」
グレイに早く来てほしかったが、余計に面倒になった。カオスだ。神の導きはヴェルディがルミアに襲いかかるのを防ぎ、ルミアは自分の体を腕でガードしてグレイを警戒して、グレイは必死に誤解を解く。そしてマオは騒ぎを無視して僕に森でのことを話す。
「誰かこの状況何とかして~。」
誰かに助けを求めずにはいられない涼だった。
「グレイ兄さん助けて。」
「俺かよ。えっと…、またこの町に来るから、その時に来ような。」
「イヤなの。ふぇーん。」
マオが泣き止まない。スライムたちと遊びたいらしい。でも昨日のグレイの話からして、今日にでも宿を出た方がいい。モドキの話をマオにする訳にもいかないし、本当にどうしよう。
『お昼前に帰る約束で森に行くのはどうですか。今から行けば、2時間くらい遊べますよ。』
「「それだ。」」
「報告はお昼近くでも問題ないだろう。だが魔人は襲ってくる可能性はゼロじゃない。リョウは宿のチェックアウトをしてくれ。俺はマオと森に行ってくる。」
「分かったよ。じゃあお昼にギルドに集合ね。」
「了解。ギルドに行ったら、報告のついでにパーティー登録の手続きもしような。」
本当ならマオの意見を聞かないで、宿を出るのが正解だろう。しかし僕もグレイもマオには甘かった。マオのワガママを無視出来なかった。
「元気でね。次にフルフッテに来たときは、必ずまたこの宿に泊まってね。」
「はい。」
お昼が近くなり、宿に出る準備終えた僕は女将さんに別れを告げた。
カップラーメンの入った段ボールと、グレイの荷物の入ったリュックを背負い、ギルドに向かう。実際に背負ってみて実感したが、このリュックかなり軽い。僕も欲しいけど、幾らするんだろう。
『20万Gで私の所は取り扱っています。』
「急に話し掛けないで。ビックリしたな。」
僕が呼んでないのに、ガネットがやって来て説明を始めた。値段が判明したのは有り難いが、突然段ボールの上に現れるのは心臓に悪いから止めてほしい。それに僕のスキルレベルが低いので種類が少ない。ガネットが薦めるリュックは1つしかなく色も形も選べない。
『ご主人様の購買欲を察知したのでつい…。失礼しました。』
「またね。」
でも今後購買するときのの参考になったし良しとしよう。
カラン、カラン。
「まだ来ていないか。」
ギルドに着いた僕はグレイたちがいないか周囲を探すが見つからない。まだ約束の時間まで30分くらいある。早く宿を出過ぎたようだ。椅子にでも座って待ってよう。
「あのすいません。少しお話しよろしいかしら?」
「はい。」
「神の導きのメンバー、緑の戦乙女だ。森の調査から帰還したのか。」
「会えるなんて超ラッキーだな。」
「他のメンバーは一緒じゃないのか。」
僕に声を掛けた女性は有名人のようだ。でもこんなに沢山人が周りに居るのに、何で僕に声を掛けたんだ。僕自身に用事でもあるのかな。
「あなたがグレイの大切な人(妻)って本当ですか。」
「えっと、多分そうです。一緒の部屋に泊まったり食事をしたり、色々と僕のことを気にかけてくれます。」
「多分って何よ。ふざけるな。グレイは誰ともパーティーを組まずに、ずっとひとりだったの。その幸せアピール今すぐ止めなさい。」
話が全然理解できない。この女性とグレイとの関係は何。女性が怒っている理由も意味不明だよ。これは次にどんな言葉で答えるのが正解なんだ。
「ご、ごめんなさい。」
状況の把握は無理だ。僕は詳しく話を聞こうと一応謝ってみたが、火に油を注いだだけだった。選ぶ言葉を間違えたよ。
「謝って済む問題じゃない。私と勝負よ。私が勝ったらグレイと別れなさい。」
「別れるも何も、僕たちはまだ一緒(パーティー)になっていません。」
「そんなの嘘よ。グレイが未婚の相手に手を出して、子どもまで産ませるはずないわ。すぐにバレる嘘を付かないでちょうだい。」
この女性絶対に何か勘違いしている。それに怒っていて、話が通じる様子ではない。誰かに助けを求めようと辺りを見るが、僕と目が合うと目を反らされてしまう。
「ヴェルディ‼他の人に絡むのは止めなさい。」
「あはは、ヴェルディが我を忘れるなんて珍しい。絶対にグレイが関係しているね。」
「すまんな。俺のパーティーが迷惑を掛けた。神の導きのリーダーのマルコだ。」
「僕はリョウです。凄い困っていた所なんです。助かりました。」
困っていた僕の背後から救いの手を差し出す人たちがいた。ヴェルディのパーティーの人だ。彼らには話が通じそうだ。ヴェルディは仲間の前では強く言えないようで、僕を睨んでいる。まあ睨まれるだけなら、大きな被害もないし、放っておいて平気だよね。
「それでヴェルディさんは何で怒っているんですか?」
「ただの嫉妬だよ。グレイに超美人なお嫁さんと、子どもがいると噂があってね。」
「そんな噂があるんですか。」
知らなかった。するとヴェルディはグレイのことが好きなのかな。それで噂の女性を見に来たのか。………待てよ。もしも噂の子どもがマオだとすると、グレイのお嫁さんはーー。
「あのそのお嫁さんって。」
「君のことだろう。本当に美人だな。それに服に認識阻害が掛けられている所から考えると、相当大事にされているね。」
「カワイイ妻は他人に見せたくないのか。グレイが独占欲強いなんて意外だな。超受ける。」
「グレイはそんな人じゃない‼このハーフ女に騙されているの。私が助けて目を覚まさせるんだから。」
「誰ですか。」
至極当然だと言わんばかりに、会話をする神の導きの人たち。またこのパターンですか。確かに女顔なのは認めますよ。でも本人に確認しないで、グレイの嫁扱いされるのは許せない。
「…もう1度聞きます。噂を流したの誰ですか?」
冷たい声音しか僕の口から漏れない。笑顔で会話していた神の導きだけど、みんなの顔色が急に変わった。
「俺は知らねえ。ユニスは分かるか。」
「私も知らないわよ。それより急に雰囲気が変わったけど大丈夫。」
「そうそう、怒った顔もカワイイけど、女の子は笑った顔が1番だよ。」
「僕は男だ‼」
「「「「えええええええ。」」」」
そんなに驚くことか。イライラする。この場から去りたいが、グレイとの待ち合わせ場所を離れるのはダメだ。携帯があれば速攻で連絡するのにな。
「お、おお、男の子。」
「ヴェルディ落ち着いて。ちょっとごめんね。…本当に胸がない。」
「貧乳じゃないのか。」
ユニスが僕の胸を触る。そこまでしないと信じられないのか。
「男に胸があるのか。そんな常識も分からないんですか。」
「すまん。本当にすいません。」
顔を青くして謝るなら、最初から発言するな。周囲も騒がしいし、本当に早くグレイたち来ないかな。
カラン、カラン。
「りょうにぃにみっけ。」
「マオ、グレイ兄さん。…それと誰?」
グレイの隣には帽子を被った見慣れない女の子がいた。
「ルミア。この男に拾われた。」
「人を誘拐犯みたいに「そいつがグレイの奥さんか。」…はぁ?」
「落ち着いて。見た目が全然違う。名前が同じだけの別人よ。」
「イヤ、この声はグレイだ。」
「本物だったのか。だとしても落ち着け。」
「…穢らわしい。」
「誤解だ。」
「たくさんあそんだの。」
グレイに早く来てほしかったが、余計に面倒になった。カオスだ。神の導きはヴェルディがルミアに襲いかかるのを防ぎ、ルミアは自分の体を腕でガードしてグレイを警戒して、グレイは必死に誤解を解く。そしてマオは騒ぎを無視して僕に森でのことを話す。
「誰かこの状況何とかして~。」
誰かに助けを求めずにはいられない涼だった。
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