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凄い大切な深い告白(るな)
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涼也「違うよ。るなちゃん。 こんな風に、これからは…… これからも想いの丈を打ち明け合って。相手が苦しみ。悲しみの中にいる時は、少しでも軽くなる様に半分コにして、助けて支えて。嬉しい。楽しい事があった時は共有して二に倍して。頑張って行こうね! って事!」
るな「うん。 苦しみ悲しみ半分コ。嬉しい楽しいは二倍にしようね」
うーん……手強い鈍感ちゃんですね
涼也「さっきさ。うちの母さんにさ『桜王家のお墓参りに行って来た』って言ったらさ『我が家は女系家族で、涼也の姉が御厨家継ぐって言っているし、涼也が桜王家に婿に入ったら万々歳よね』とかさ言い出すしさ。ホント参っちゃうよね」
るな「アハハ」
アハハってさ……
るな「あのね……ふうちゃんが話してもいいよ。って言ってたけど、ふうちゃん自身の大切な事だから……ふうちゃんが今度詳しく話すだろうから……源本家のおじいちゃんとおばあちゃんから、 ふうちゃんが生まれた時の事を謝罪したいってお手紙が届いたんですって……」
ふうちゃんにそんな事が起きてたんだ……
るな 「2日前に、その話をママから聞いた、桜王家のおじいちゃんおばあちゃんがウチに来てね。その時ママとパパがふうちゃんを養女にする。って話に大反対した事を後悔したんですって。 桜王家のおじいちゃんと、おばあちゃんにとっては、ふうちゃんは血は繋がってないでしょ? けど、本当の孫のように可愛くて仕方ないふうちゃんにそんな酷い事を言って…… ママにも酷い言葉を投げ掛けたそうなんだけど……ママとパパに『 この先、本当の孫として可愛がってくれたら。風歌を受け入れて愛してくれたらそれで良い』って言われた時に救われたって」
涼也「うん……」
るな「 だからね。その時に親のエゴで桜王家の跡継ぎ云々という話はしまい。って思ったそうなの。 桜王家には男の子が産まれなかったでしょ? パパが亡くなった時に…… 心を決めたんですって」
なんか……凄い重い話になったな……
深い告白だな
涼也「るなちゃん……凄い大切な告白をしてくれてありがとう…… 確認だけど……るなちゃんが御厨家に入る事。桜王家に俺が入る事。遠回しに無い……とか言って無いよね?」
るな「へ? どういう意味? リョウくん」
この流れでマジで気が付いてないとか……
俺、 将来の事について
結構な事
キミに伝えたよね?
るな「うん。 苦しみ悲しみ半分コ。嬉しい楽しいは二倍にしようね」
うーん……手強い鈍感ちゃんですね
涼也「さっきさ。うちの母さんにさ『桜王家のお墓参りに行って来た』って言ったらさ『我が家は女系家族で、涼也の姉が御厨家継ぐって言っているし、涼也が桜王家に婿に入ったら万々歳よね』とかさ言い出すしさ。ホント参っちゃうよね」
るな「アハハ」
アハハってさ……
るな「あのね……ふうちゃんが話してもいいよ。って言ってたけど、ふうちゃん自身の大切な事だから……ふうちゃんが今度詳しく話すだろうから……源本家のおじいちゃんとおばあちゃんから、 ふうちゃんが生まれた時の事を謝罪したいってお手紙が届いたんですって……」
ふうちゃんにそんな事が起きてたんだ……
るな 「2日前に、その話をママから聞いた、桜王家のおじいちゃんおばあちゃんがウチに来てね。その時ママとパパがふうちゃんを養女にする。って話に大反対した事を後悔したんですって。 桜王家のおじいちゃんと、おばあちゃんにとっては、ふうちゃんは血は繋がってないでしょ? けど、本当の孫のように可愛くて仕方ないふうちゃんにそんな酷い事を言って…… ママにも酷い言葉を投げ掛けたそうなんだけど……ママとパパに『 この先、本当の孫として可愛がってくれたら。風歌を受け入れて愛してくれたらそれで良い』って言われた時に救われたって」
涼也「うん……」
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るな「へ? どういう意味? リョウくん」
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