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聞いて貰おうかな?② ~R~

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 俺はつい、話してしまいましたよ

リョウ『こんな大事な事話、しちゃって良かったの?』

 と確認したら

のん『パパが信頼した人には… って。亜子、結衣はもちろん。リョウくんは信頼できる人だもん。リョウくんの信頼している人達もね!』


 って、言ってくれたハズなのにな?


リョウ「何ですけどね、肝心な彼女の気持ちは聞いてないなと…」


 (確かに『大好きです。付き合ってください?俺と居たら幸せ』って言いましたよね?)


ミサキ「リョウ、好かれてないんだよ!」


 (うるせぇよ!冴多さん!)


リン「のんちゃん、リョウに聞いて貰って安心して、そこで満足してしまったんじゃねぇの?」


 (さすが、リンくん!良い事言いますね!)


フウ「のんちゃん、自己犠牲的な所があるみたいだし、リョウに幸せになって良いよ。って言われて嬉しかったけど… まだ幸せになって良いの?パパとママが別れたのって、私が原因なの?って考えて…」


 (フウちゃん、俺がそうじゃねぇかって思ってた事サラリと…)


エイシ 「リョウ、それで諦めるんか?」


 (山乃さん…やっぱすげぇ)


ミサキ「リョウ!ガンバです!」

 (ありがとう。冴多さん。本当は貴方がいつも場を和ます為に、バカな事言ったりしているの分かってますよ)


リョウ「ありがとうございます。俺頑張りますよ」


 そうだよ!落ち込んでいる場合じゃない


 のんちゃん… 絶対に振り向かせますら覚悟して下さいね!

のん『私、リョウくんに会えてよかった』


 確かに聞いたしね

ミサキ「ねぇねぇ、のんちゃんに合わせてよ!!」

 はい~?何言ってくれちゃってんの!冴多さん!

フウ「いんじゃね?」

リン「ヤマトタケルがいれば。てか、俺らも双子に会いてぇし!」

エイシ 「メールしたらO.K.だと」

 フウちゃん乗り気だし。リンくん会いてぇ… って。まぁ、お二方も同じ高校だし、冴多さんも…

 山乃さんメール?いつの間にっ!時々発揮する行動力は何なんすか?もうメル友なの?

ミサキ「のんちゃんてどんな子?」

リョウ「小悪魔苺姫…」

フウ「小さくて可愛いけど?」

リン「振り回す系?頑固ちゃん?」

ミサキ「見た目可愛くて美味しそうなのに…」

エイシ 「食べたら不思議味…」


 皆さん、殆ど正解って何なんスカ?

 答える俺も俺だけど…

 その後。双子からO.K.の連絡が

のんちゃんの友達も一緒なら大丈夫だろう… と…

 のんちゃんに会えるならですよ

 聞いて貰ってよかった!

なんて… 何だかんだ俺も楽しみです!



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