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鋭いのはいいけど…(他の人に対して…)

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 リョウside

 風花「御厨センパイ、何か源本先生元気ありませんでしたね?」

鋭いのはいいけど…(他人に対して… 恋愛事は鈍感ちゃん)


 確かに変でしたよ

 源本センセは。気がついてるんだよ

 けどさ俺にとって気になってる事は


風花「え?御厨センパイ?」


 後ろから貴女を包み込むように抱きしめて


リョウ「俺の呼び方間違ってない?ふうちゃんさ、ずっと俺のこと御厨センパイって呼んでるよ?」

風花「あ… ごめんなさい。リョウセンパイ」


 ふうちゃんは日記?を見ながら考え事している

 左のページには時系列。右側には気持ちが書かれているらしい

 冴多さんの勉強を見守っていたゆなちゃんも、心配でふうちゃんの側へ来ると


 (教えるではない。俺が教える係)


 冴多さんのプライドを思いやる度量はサスガだ

 ぐるぐると考え事しているふうちゃん

 俺が、ふうちゃんを抱き締めると、ゆなちゃんは頬を紅く染めて冴多さんの所へ…


 戻ったのに、冴多さんに後ろから抱き締めれてるし…

 ガンバりますねぇ冴多さん
 

 (日記の右側を見ちゃだめです!って釘指したゆなちゃん)


 断腸の思いで、ふうちゃんを離して隣に座り


リョウ「どうしたの?」

風花「今までの事色々考えてたんですけど、都合いい夢見ているのかもって思えて来て」

リョウ「夢じゃ無いよ…」


 ふうちゃんはコクンと頷いて

 自分の事で一杯らしいのに

 源本センセが元気無いって…

 何でしょうね?この子は… 視界の隅

 同じく自己犠牲のかたまりのゆなちゃん

 冴多さんが頭をポンポンとしてあげて

 二人でこっちへ…

 



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