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もしも…2

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  御厨さんの真摯な告白を聞いた日

 涙が止まら無くなって…

 熱を出してしまったの


-風果の部屋-

風果「妃那ちゃん…」

妃那「ふうちゃん大丈夫?」

風果「そんなに高く無いから…」

 さっき計った時38°c位だったし

妃那「そうかな?一番辛いトコ…」

風果「妃那ちゃん、英士さんと幸せ?」

妃那「うん…」


風果「良かった… 妃那ちゃん、私ね、御厨さんとマタ巡り逢えたの… 前に、園の孝次くんに『好きな人は?』って聞かれて『いないかな』って答えちゃったの… まだ間に合うかな?」

妃那「もちろんよ!御厨さんの気持ちの深さが二人を… マタ巡り逢えたのは『奇蹟』… ううん『必然』だったの!だから頑張ってふうちゃん」

 
 妃那ちゃん… ありがとう…


---

英士.倫.妃那side

妃那「私。何で御厨さん見て、気が付かなかったんだろう?」

倫「それは… 一蓮托生(笑)。一緒に熱を出して一緒に忘れたから!」

英士「なるほど… 御厨くんの名前を二人から聞かなかったはずだ…」
 

 ふうちゃん…

  物事には『タイミング』と『勇気』と『決断力』そして『必然』もあるんだね


 御厨くんと幸せになってね… ふうちゃん

 大好きだったよ…


---


リョウside

 孝次に謝りたい事がある

 って言われたんだけど…



リョウ「お母さんがふうちゃんに逢いたがってる?」

横田「風果ちゃんの気持ちを、第一に考えますが…」

 
 
 施設長…
 

 
 今回の事件は

 ふうちゃんのお母さんに

 そしてお父さんに伝えない…

 なんて事出来無い大きな事件で…



 可哀想に…

 ふうちゃん、熱を出してるんだ


 熱が下がったふうちゃんに伝えたけど…


 無理しなくて良いんだからね?





リョウ「良かった… ふうちゃん」

風果「お母さんに… 逢いたい…」

リョウ「うん。分かった」





 

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