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何がキミを不安にさせたの?
しおりを挟む颯汰.奏汰side
奏汰「ふうちゃんと、珠ちゃんが納得してるんだから俺達はさ、見守るだけしか出来ないよな」
颯汰「ああ。リョウさんも、心紀さんも、本気でふうちゃんと珠ちゃんを… あれ?談話室開いてる?」
開いてるというか… 閉め忘れ?
チョー先生は、ルールには厳しいんだ… 使用許可を貰ってからで無いと使えない談話室
颯汰「大事な話なら閉め忘れんな…」
鈴奈『リョウくんはふうちゃんが好きで…』
知抄『ミサくんは珠ちゃんが好きで…』
リョウ『うん』
心紀『うん』
鈴奈『颯汰もなの…』
知抄『奏汰くんもなの…』
颯汰「は?鈴奈?」
奏汰「何??知抄?」
青天の霹靂… 確かに… 以前は…
何がキミを不安にさせたの?
リョウside
青天の霹靂… ビックリし過ぎて声が出ないんだけど…
イヤ… とにかく彼女達の不安を増長した原因を、俺と冴多さんは作ったのだろうから…
とにかく話を聞いてあげなくちゃと思って
リョウ「鈴奈ちゃん、知抄ちゃん、俺と冴多さんが、二人を不安にさせて傷付ける様な事したり言ったんだよね?ゴメン… 思い当たらなくて…」
心紀「颯汰はを鈴奈ちゃん、奏汰は知抄ちゃんを凄く大事にしてるじゃない…」
颯汰「鈴奈!俺の気持ちは揺らいだりしねぇよ!」
奏汰「知抄!俺の想いは揺らがねぇから!」
リョウ.心紀(王子様登場…)
(気持ち(想い)が揺らぐ?そっか… 二人の不安は… 凄い解るよ…)
自分の事、相手は思ってくれているって分かってはいても… けど、他の女性(男性)に優しくしたりするのを見ると…
恋をしている人なら誰でも経験していると思う。好きだからこそ不安になったり… 嫉妬したり…
鈴奈「あたし。ふうちゃんと、珠ちゃんが大好き!ふうちゃんは、リョウくんを大好きだって分かってるの… でも、颯汰はふうちゃんをずっと見守って来た… 大切な存在だから…」
知抄「私も。ふうちゃんと、珠ちゃんが大好き!珠ちゃんは、ミサくんが大好きだって分かってるの… でも、奏汰くんは珠ちゃんの一番の理解者で… 大切な存在だから…」
痛い程… 鈴奈ちゃんと知抄ちゃんの気持ちが伝わって来たんだ
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