132 / 146
ヘッショ
しおりを挟む
コップなんて上等なモノは無いので、変な膜を切ってそこへ直に口をつけて先ずは一口。
......なんだけど、中身は液体じゃなくてゼリーだった。俺に続けとばかりに黒子のような黒い発疹が幾つも出来た幼虫が下の方に頭から突っ込んでいったのに中身が零れてこないからコレの中身全部がゼリー状なんだと思う。
そこはかとなく騙された気になるのは何でだろう。
「......ングフッ!?!?」
「ンギュ......!? ギューウギューウ♪」
あ゛っっっ............ま゛い゛っ!!!!
それでまぁ、騙され第二弾。
ただただ口の中が痺れる猛烈な甘さの暴力とでも表現すればいいのか......仮にもエリクサーって名前がついてるから薬品っぽいモノかと思って口にしたのがいけなかった。コレは何の覚悟もなく口に入れてはいけないモノだった......せめて炭酸とかレモンとかが無ければ、甘党とか非甘党とか関係なく食えたモンじゃない。
結論、俺にはエリクサーなんて必要無かった。
「............全部飲んでいいよ」
幸いな事に下で喜んでいるっぽい幼虫が居たので全て丸投げした。
その声を聞いた幼虫はそのまま膜の中に進んでいって全身をローヤルゼリープールに収めた。琥珀ってこんなんなんだなぁって感想と、アリの巣の自由研究ってこんな気持ちになるんだなぁって思いましたまる
◆◆◆◆◆
「ギョプッ」
一時間ほどかけてローヤルゼリーエリクサーを平らげた幼虫は最後に残った包んでいた膜までもキッチリ食べきってから床に転がった。
ファンタジーな光景すぎた。自分を三、四匹包めるサイズのローヤルゼリーエリクサーを食べ尽くすとか流石の匠でも想像だにできなかった。
よく漫画やアニメとかで体積以上のモノを食べて腹が膨れるだけで済む表現があるが、実際にナマでソレを見ると呆れる事しかできなかった。
「......スキルブックでも使うか」
目の前でまるまると太って地面に転がる幼虫らしきモノから目を逸らして戦利品のランダムスキルブックを手に取り開く。
例の如く読めない文字を流し読みして読破すると黒いウネウネが俺を侵略してくる。何回経験しても慣れないなコレは......なんかこの前よりもウネウネが多い気がするのは気のせいだよな?
ウネウネが消えたのでステータスを見る。
【風神那海】
名前だけでの判断だけどかなりレアなモノを引いたらしい。ウネウネが多かったように思えたのもソシャゲガチャのレアなのが出た演出なのかもしれない。
......よくわかんないなぁコレ。どうすれば......って、そうだ。ここまでずーーーっと忘れてたけど、確かスキルの内容って確認出来たよな。最初の方でやった気がするし。
確かあの時は★が付いたの押したら見えた気がするから......っと、ヨシ! ステータスを開いた序でに魔防と敏捷を40ずつ上げておいた。
〈風神那海:投擲したモノは超高速で吸い込まれるように相手の頭部に向かう
風属性魔法や投擲スキルを所持していると統合され、その修練度に比例して威力、速度が増加する
頭部以外に当たる事が無くなる〉
この風神様はかなり物騒な御方でヘッドショットを司る神様か......うん、控えめにいって素晴らしい。でもやっぱり一つ言わせて欲しい。なんでこの階層と上の階層逆にしなかった!! このスキルとかあれば小石だけで虫の大軍を殺して回れてたのに!!
「くそったれェェェェッッッ!!!!!!」
匠はその場で頽れて四つん這いになり、地面を殴りつけて悔しがるという小物ムーブを披露した。
◆◆◆◆◆
「ギューウ」
消化を終えた幼虫は未だ四つん這いで項垂れる匠の右腕に張り付いて呪いを食べ始めた。慰め的な行動とかは一切行わない。
幼い身体に呪いを過剰に詰め込んだ結果、体表に変化が表れるまでになり、体組織はボロボロに、身体能力も大幅に弱体化もした。何故そのような行動に至ったのかは不明。果たしてそれは環境に適応しようとしたのか、強くなる為に必要な行動だったのか......誰にも虫の行動理念などわかる筈もなかった。
そんな弱まった幼虫だったが、匠の気紛れで振る舞う事になった女王に貰ったローヤルゼリーエリクサーの摂取で呪いは解呪され、ボロボロになった身体も超回復され強靭に、そして呪いに強くなっていた。幼い身体に蓄えていた呪いは体表に模様となって残ってしまい、呪いが消えた後も模様は消える事はなかったがそんなモノは気にならなかった。自分では見えないのもあるが......
「ギュギュギューウ」
母である女王蜂から化け物との間に強引に隷属契約を結ばされた幼虫。
女王蜂達が助かる為に人身御供として差し出された幼虫だったが、それでも生存本能がずば抜けている虫である。自身がこれからも生き残る為に死に物狂いで努力をしている。ようにも見える。
とりあえず今は嬉々として匠から漏れる呪いを貪り、匠の庇護の元スクスクと成長するしかなかっただけなのだが。
「鬱陶しいなぁコイツ......てか模様が毒々しいんだけど何なんだよこれ、どうなってんの?」
匠は項垂れていた顔を上げて何故か上機嫌っぽくギューギュー煩い腕に付着したモノを見やる。
ついさっきまで黒いゴマのような斑点だったモノが黒い水玉模様になっている。そして薄らと毛が生えてきている。正直言うと、物凄く気持ち悪かった。
「離れろ」
「ギィィィィヴァ゛」
気持ち悪いから離れて欲しくてそう言ったのに、気持ち悪い鳴き声を出されて激しく拒否された。序でに腕を締め付けるような力も強まった。
「はぁ......もういい、行くぞ......」
「ギゥゥゥイ」
溜め息を吐きまくる一人と上機嫌な一匹はボーナスステージを離れて先へと進んで行った。
◆◇原初ノ迷宮第七十八層◇◆
降りた先は何の面白みもない、ちょっと普通じゃない見た目のオークばかりの階層だった。
何属性の魔法かわからないけど金属の錐っぽいのを飛ばしながら物理で攻撃してくるだけだったので何の苦戦もなく撲殺したり、錐っぽいのを鹵獲して投げ返して終わりだった。
雑に投げても頭に吸い込まれていくのは笑った。この風神那海スキルマジでチートかもしれない。レベルは3上がった。
倒したオークの血を吸い出す為に幼虫から目を離した隙に、いつの間にか腕から離れていた幼虫が勝手にオークの死体の内の一体を食べていた。
「自由すぎやしないかコイツ......」
まぁ別に結構ある中の一体だから別に血液的にはどうでもいいんだけど、これだけの事でもなんかちょっと、いやだいぶイラッとした。多分というか確定だろうけど俺は誰か......じゃないな、知的生命体と一緒に行動するのが致命的に無理なんだと思う。
真面な人付き合いなんぞ一つもした事が無くて、お手本にする所が一つも無いクソみたいなヤツらに囲まれて生きてくれば、こうなるのは当然な気がする。そんなんでも何故か綺麗に育つ人間もいるんだろうけど、そんなのは都市伝説というか、ガワだけそう見えてるだけでナカは捻じ曲がりすぎて逆に真っ直ぐに見えてるだけなんだと思ってる。
俺が見てきた人間なんてのは大体が常時イライラしていて、目が合ったり居るのがバレた瞬間にネチャッとした笑顔で暴言暴力の雨霰をぶつけるのが当然。犬猫鳥家畜すらも見れば威嚇してくるヤツらしか居ないんだもの。
そういえば人のフリ見て我がフリ直せって誰か偉い人が言ったみたいだけど......それは周囲や自身に改善の余地があるヤツにしか意味が無い言葉だ。
あのクソみたいな地獄で、俺が善人や聖人みたいに振舞ったら、余計に地獄度が加速するだけだもん。歪み澱みは蓄積するし、他の生き物には期待や改善なんて求める気は全く起きない。
それでなんやかんやあってこのダンジョンに堕ちて血と暴力に塗れればあら不思議、今の俺みたいのが出来上がりって訳。こんなんが他の生き物と共存なんて不可能なんだよ。
結論......俺の前から消えるか、お前が合わせろ。
「......オイ、これ以上自分勝手にするなら捨てるか殺す。ついてくる気ならば何がするには全て許可を取ってから動け。で、お前はどうする?」
オークの半分以上を食べた幼虫の頭を掴み、そう言い放った。他の存在にペースを乱されるのは気に食わない。ナイフの方がよっぽど賢く立ち回るぞ。
我慢なんてしない。やりたい様に殺る。
ババアと悪魔さん以外とは関わらずとも一人で生きていける。お互い押し付けられただけなんだとしても、俺は絶対に合わせない。
さぁ、どうする? 俺のオススメはここで死んでおく事だぞ。
─────────────────────────────
吉持ㅤ匠
人化悪魔
職業:暴狂血
Lv:35→38
HP:100%
MP:100%
物攻:300
物防:1
魔攻:200
魔防:60→100
敏捷:250→290
幸運:30
残SP:83→3→12
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残504.1L
不死血鳥
部位魔化
魔法操作
血流操作
漏れ出す混沌
上位隠蔽
中位鑑定
中位収納
中位修復
空間認識
殺戮
風神那海
状態異常耐性Lv10
壊拳術Lv4
鈍器(統)Lv8
上級棒術Lv4
小剣術Lv7
歩法Lv8
崩打
強呪耐性Lv5
石化耐性Lv4
病気耐性Lv4
熱傷耐性Lv8
耐圧Lv3
解体・解剖
回避Lv10
溶解耐性Lv6
洗濯Lv3
アウナスの呪縛
装備:
壊骨砕神
悪魔骨のヌンチャク
肉触手ナイフ
貫通寸鉄
火山鼠革ローブ
再生獣希少種革のスラックス
再生獣革のブーツ
貫突虫のガントレット
聖銀の手甲
鋼鉄虫のグリーブ
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
迷宮鋼の棘針×2
魔法袋・小
ババアの加護ㅤ残高17000
──────────────────────────────
......なんだけど、中身は液体じゃなくてゼリーだった。俺に続けとばかりに黒子のような黒い発疹が幾つも出来た幼虫が下の方に頭から突っ込んでいったのに中身が零れてこないからコレの中身全部がゼリー状なんだと思う。
そこはかとなく騙された気になるのは何でだろう。
「......ングフッ!?!?」
「ンギュ......!? ギューウギューウ♪」
あ゛っっっ............ま゛い゛っ!!!!
それでまぁ、騙され第二弾。
ただただ口の中が痺れる猛烈な甘さの暴力とでも表現すればいいのか......仮にもエリクサーって名前がついてるから薬品っぽいモノかと思って口にしたのがいけなかった。コレは何の覚悟もなく口に入れてはいけないモノだった......せめて炭酸とかレモンとかが無ければ、甘党とか非甘党とか関係なく食えたモンじゃない。
結論、俺にはエリクサーなんて必要無かった。
「............全部飲んでいいよ」
幸いな事に下で喜んでいるっぽい幼虫が居たので全て丸投げした。
その声を聞いた幼虫はそのまま膜の中に進んでいって全身をローヤルゼリープールに収めた。琥珀ってこんなんなんだなぁって感想と、アリの巣の自由研究ってこんな気持ちになるんだなぁって思いましたまる
◆◆◆◆◆
「ギョプッ」
一時間ほどかけてローヤルゼリーエリクサーを平らげた幼虫は最後に残った包んでいた膜までもキッチリ食べきってから床に転がった。
ファンタジーな光景すぎた。自分を三、四匹包めるサイズのローヤルゼリーエリクサーを食べ尽くすとか流石の匠でも想像だにできなかった。
よく漫画やアニメとかで体積以上のモノを食べて腹が膨れるだけで済む表現があるが、実際にナマでソレを見ると呆れる事しかできなかった。
「......スキルブックでも使うか」
目の前でまるまると太って地面に転がる幼虫らしきモノから目を逸らして戦利品のランダムスキルブックを手に取り開く。
例の如く読めない文字を流し読みして読破すると黒いウネウネが俺を侵略してくる。何回経験しても慣れないなコレは......なんかこの前よりもウネウネが多い気がするのは気のせいだよな?
ウネウネが消えたのでステータスを見る。
【風神那海】
名前だけでの判断だけどかなりレアなモノを引いたらしい。ウネウネが多かったように思えたのもソシャゲガチャのレアなのが出た演出なのかもしれない。
......よくわかんないなぁコレ。どうすれば......って、そうだ。ここまでずーーーっと忘れてたけど、確かスキルの内容って確認出来たよな。最初の方でやった気がするし。
確かあの時は★が付いたの押したら見えた気がするから......っと、ヨシ! ステータスを開いた序でに魔防と敏捷を40ずつ上げておいた。
〈風神那海:投擲したモノは超高速で吸い込まれるように相手の頭部に向かう
風属性魔法や投擲スキルを所持していると統合され、その修練度に比例して威力、速度が増加する
頭部以外に当たる事が無くなる〉
この風神様はかなり物騒な御方でヘッドショットを司る神様か......うん、控えめにいって素晴らしい。でもやっぱり一つ言わせて欲しい。なんでこの階層と上の階層逆にしなかった!! このスキルとかあれば小石だけで虫の大軍を殺して回れてたのに!!
「くそったれェェェェッッッ!!!!!!」
匠はその場で頽れて四つん這いになり、地面を殴りつけて悔しがるという小物ムーブを披露した。
◆◆◆◆◆
「ギューウ」
消化を終えた幼虫は未だ四つん這いで項垂れる匠の右腕に張り付いて呪いを食べ始めた。慰め的な行動とかは一切行わない。
幼い身体に呪いを過剰に詰め込んだ結果、体表に変化が表れるまでになり、体組織はボロボロに、身体能力も大幅に弱体化もした。何故そのような行動に至ったのかは不明。果たしてそれは環境に適応しようとしたのか、強くなる為に必要な行動だったのか......誰にも虫の行動理念などわかる筈もなかった。
そんな弱まった幼虫だったが、匠の気紛れで振る舞う事になった女王に貰ったローヤルゼリーエリクサーの摂取で呪いは解呪され、ボロボロになった身体も超回復され強靭に、そして呪いに強くなっていた。幼い身体に蓄えていた呪いは体表に模様となって残ってしまい、呪いが消えた後も模様は消える事はなかったがそんなモノは気にならなかった。自分では見えないのもあるが......
「ギュギュギューウ」
母である女王蜂から化け物との間に強引に隷属契約を結ばされた幼虫。
女王蜂達が助かる為に人身御供として差し出された幼虫だったが、それでも生存本能がずば抜けている虫である。自身がこれからも生き残る為に死に物狂いで努力をしている。ようにも見える。
とりあえず今は嬉々として匠から漏れる呪いを貪り、匠の庇護の元スクスクと成長するしかなかっただけなのだが。
「鬱陶しいなぁコイツ......てか模様が毒々しいんだけど何なんだよこれ、どうなってんの?」
匠は項垂れていた顔を上げて何故か上機嫌っぽくギューギュー煩い腕に付着したモノを見やる。
ついさっきまで黒いゴマのような斑点だったモノが黒い水玉模様になっている。そして薄らと毛が生えてきている。正直言うと、物凄く気持ち悪かった。
「離れろ」
「ギィィィィヴァ゛」
気持ち悪いから離れて欲しくてそう言ったのに、気持ち悪い鳴き声を出されて激しく拒否された。序でに腕を締め付けるような力も強まった。
「はぁ......もういい、行くぞ......」
「ギゥゥゥイ」
溜め息を吐きまくる一人と上機嫌な一匹はボーナスステージを離れて先へと進んで行った。
◆◇原初ノ迷宮第七十八層◇◆
降りた先は何の面白みもない、ちょっと普通じゃない見た目のオークばかりの階層だった。
何属性の魔法かわからないけど金属の錐っぽいのを飛ばしながら物理で攻撃してくるだけだったので何の苦戦もなく撲殺したり、錐っぽいのを鹵獲して投げ返して終わりだった。
雑に投げても頭に吸い込まれていくのは笑った。この風神那海スキルマジでチートかもしれない。レベルは3上がった。
倒したオークの血を吸い出す為に幼虫から目を離した隙に、いつの間にか腕から離れていた幼虫が勝手にオークの死体の内の一体を食べていた。
「自由すぎやしないかコイツ......」
まぁ別に結構ある中の一体だから別に血液的にはどうでもいいんだけど、これだけの事でもなんかちょっと、いやだいぶイラッとした。多分というか確定だろうけど俺は誰か......じゃないな、知的生命体と一緒に行動するのが致命的に無理なんだと思う。
真面な人付き合いなんぞ一つもした事が無くて、お手本にする所が一つも無いクソみたいなヤツらに囲まれて生きてくれば、こうなるのは当然な気がする。そんなんでも何故か綺麗に育つ人間もいるんだろうけど、そんなのは都市伝説というか、ガワだけそう見えてるだけでナカは捻じ曲がりすぎて逆に真っ直ぐに見えてるだけなんだと思ってる。
俺が見てきた人間なんてのは大体が常時イライラしていて、目が合ったり居るのがバレた瞬間にネチャッとした笑顔で暴言暴力の雨霰をぶつけるのが当然。犬猫鳥家畜すらも見れば威嚇してくるヤツらしか居ないんだもの。
そういえば人のフリ見て我がフリ直せって誰か偉い人が言ったみたいだけど......それは周囲や自身に改善の余地があるヤツにしか意味が無い言葉だ。
あのクソみたいな地獄で、俺が善人や聖人みたいに振舞ったら、余計に地獄度が加速するだけだもん。歪み澱みは蓄積するし、他の生き物には期待や改善なんて求める気は全く起きない。
それでなんやかんやあってこのダンジョンに堕ちて血と暴力に塗れればあら不思議、今の俺みたいのが出来上がりって訳。こんなんが他の生き物と共存なんて不可能なんだよ。
結論......俺の前から消えるか、お前が合わせろ。
「......オイ、これ以上自分勝手にするなら捨てるか殺す。ついてくる気ならば何がするには全て許可を取ってから動け。で、お前はどうする?」
オークの半分以上を食べた幼虫の頭を掴み、そう言い放った。他の存在にペースを乱されるのは気に食わない。ナイフの方がよっぽど賢く立ち回るぞ。
我慢なんてしない。やりたい様に殺る。
ババアと悪魔さん以外とは関わらずとも一人で生きていける。お互い押し付けられただけなんだとしても、俺は絶対に合わせない。
さぁ、どうする? 俺のオススメはここで死んでおく事だぞ。
─────────────────────────────
吉持ㅤ匠
人化悪魔
職業:暴狂血
Lv:35→38
HP:100%
MP:100%
物攻:300
物防:1
魔攻:200
魔防:60→100
敏捷:250→290
幸運:30
残SP:83→3→12
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残504.1L
不死血鳥
部位魔化
魔法操作
血流操作
漏れ出す混沌
上位隠蔽
中位鑑定
中位収納
中位修復
空間認識
殺戮
風神那海
状態異常耐性Lv10
壊拳術Lv4
鈍器(統)Lv8
上級棒術Lv4
小剣術Lv7
歩法Lv8
崩打
強呪耐性Lv5
石化耐性Lv4
病気耐性Lv4
熱傷耐性Lv8
耐圧Lv3
解体・解剖
回避Lv10
溶解耐性Lv6
洗濯Lv3
アウナスの呪縛
装備:
壊骨砕神
悪魔骨のヌンチャク
肉触手ナイフ
貫通寸鉄
火山鼠革ローブ
再生獣希少種革のスラックス
再生獣革のブーツ
貫突虫のガントレット
聖銀の手甲
鋼鉄虫のグリーブ
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
迷宮鋼の棘針×2
魔法袋・小
ババアの加護ㅤ残高17000
──────────────────────────────
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説
物理系魔法少女は今日も魔物をステッキでぶん殴る〜会社をクビになった俺、初配信をうっかりライブにしてしまい、有名になったんだが?〜
ネリムZ
ファンタジー
この世界にはいくつものダンジョンが存在する。それは国ごとの資源物資でもあり、災害を引き起こすモノでもあった。
魔物が外に出ないように倒し、素材を持ち帰る職業を探索者と呼ぶ。
探索者にはありきたりなスキル、レベルと言った概念が存在する。
神宮寺星夜は月月火水木金金の勤務をしていた。
働けているなら問題ない、そんな思考になっていたのだが、突然のクビを受けてしまう。
貯金はあるがいずれ尽きる、生きる気力も失われていた星夜は探索者で稼ぐ事に決めた。
受付で名前を登録する時、なぜか自分で入力するはずの名前の欄に既に名前が入力されていた?!
実はその受付穣が⋯⋯。
不思議で懐かしな縁に気づかない星夜はダンジョンへと入り、すぐに異変に気づいた。
声が女の子のようになっていて、手足が細く綺麗であった。
ステータスカードを見て、スキルを確認するとなんと──
魔法少女となれる星夜は配信を初め、慣れない手つきで録画を開始した。
魔物を倒す姿が滑稽で、視聴者にウケて初配信なのにバズってしまう!
だが、本人は録画だと思っているため、それに気づくのは少し先の話である。
これは魔法少女の力を中途半端に手に入れたおっさんがゆったりと殴り、恋したり、嘆いたり、やっぱりゆぅたりする話だ。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョンを探索する 配信中にレッドドラゴンを手懐けたら大バズりしました!
海夏世もみじ
ファンタジー
旧題:動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョン配信中にレッドドラゴン手懐けたら大バズりしました
動物に好かれまくる体質を持つ主人公、藍堂咲太《あいどう・さくた》は、友人にダンジョンカメラというものをもらった。
そのカメラで暇つぶしにダンジョン配信をしようということでダンジョンに向かったのだが、イレギュラーのレッドドラゴンが現れてしまう。
しかし主人公に攻撃は一切せず、喉を鳴らして好意的な様子。その様子が全て配信されており、拡散され、大バズりしてしまった!
戦闘力ミジンコ主人公が魔物や幻獣を手懐けながらダンジョンを進む配信のスタート!
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
ネカマ姫のチート転生譚
八虚空
ファンタジー
朝、起きたら女になってた。チートも貰ったけど、大器晩成すぎて先に寿命が来るわ!
何より、ちゃんと異世界に送ってくれよ。現代社会でチート転生者とか浮くだろ!
くそ、仕方ない。せめて道連れを増やして護身を完成させねば(使命感
※Vtuber活動が作中に結構な割合で出ます
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる