61 / 146
就活
しおりを挟む
乱戦の最中、不意に聞こえてきたアナウンスに気を取られて手痛い一撃を食らってしまった以外は特に危なげなくオークの群れを倒す事ができた。
最後に倒したちょっとデカいリーダー的なオークが物凄く怯えていたのが気になった......が、まぁモンスターが怯えるくらいのレベルまで戦闘能力が上がったと喜んでおこうと思っている。
『レベルが5上がりました』
「最後の方は寸鉄メインで戦ったけど、コレかなり使い勝手いいな」
さて、寸鉄に感動するのはここまで。血でも集めますか。
いやー......見渡してみると即座に面倒臭いと思ってしまうくらい沢山の死体が転がっている。
もっと楽に集められる方法があればいいんだけど、ここは完全に手作業。自分の生命線だからしっかりやるけどね。
「死体からだけでいいから直接触れなくても血が吸えるとかになればいいんだけど......まぁそんな上手くはいかないよねぇ」
大量のオークの死体から、一体一体丁寧に体内に残った血を抜き取っていく。傷口から流れ出して地面に染み込んだ血はもったいない......
「レベル表記が無いから、今後スキルが進化して採血が楽になるとかも無さそう......そんなに苦戦しない相手で敵の数が少ない時があったら、敵の倒し方を工夫して血をなるべくロスしないようにしてみたり、他の吸血方法がないか調べてみよう」
そこからたっぷり時間を取られたが無事に血液の採取が終わり、死肉はナイフに食べさせた。
ドロップアイテムの魔石は拾い集め、オークが使っていた武器や防具の類は全て放棄した。サイズ感の問題や清潔感の問題もあるが、かなりの長期間オークが倒されていなかったからなのだろうが、使い込まれすぎていて自分が使ったら長くは使えなさそうな物ばかりだったのだ。
「あぁ疲れた......でもこれで全て終わりっと。それにしても初期の方でこの金砕棒とブーツを手に入れられたのは本当によかったなぁ......」
もはや愛棒と呼んでも過言ではないと言えるまでに愛用している金砕棒。手に入れた頃より赤黒くなってきている。コイツも自分と同じように血を吸わせていったら今後何か変化が起きたり......
「まぁ有り得ないか。よし! それじゃあ戦闘中に気を逸らさせてくれやがった“ジョブシステム”とやらを見ていこうかな」
ほい、ステータスチェック!!
─────────────────────────────
吉持ㅤ匠
悪魔闘人
職業:未設定
Lv:74
HP:100%
MP:100%
物攻:140
物防:1
魔攻:70
魔防:1
敏捷:140
幸運:10
残SP:10
魔法適性:炎
──────────────────────────────
相変わらず訳のわからない種族が目に付く......だけど今回のメインはそこじゃない。
アナウンス通りに、確かに今まで無かった“職業”という項目が出来ている。
さぁて、コレはどうすればいいのだろうか。このステータス画面の職業の所をSPを振る時と同じようにしてみようか......あ、出来た。んー、どれどれ......
・血狂い
・狂人
・撲殺魔
・変異悪魔
「............」
......まさかこれが、自分の職業なのでしょうか?
百歩譲って変異悪魔だけは、まぁわかる。種族が悪魔闘人とかいう訳の分からないモノだから、そこからの派生だとは納得したくないけど納得できる。
「たださぁ......それ以外はただの悪口とか称号のようなモノだよね。酷くないかなぁ? ちょっと自分が想像していた“剣士”とか“武闘家”とか“魔法使い”とか“僧侶”とかとは全く無縁なモノが出てきてるんだけど......」
これは居るかわからないアナウンスの中の人に抗議しなきゃいけない案件だと思う。ただ文句を言うにもカスタマーセンターにどう問い合わせればいいのかがわからないから、現時点ではもうどうしようもない。死ね。
このまま黙って人外道を突き進めという神の啓示なのだと割り切るしかないのか......
「ポチッたらすぐに反映されないよね? さすがに詳細というか、軽い説明くらいはあるよね?」
そう独り言ちながら、四択の中から二つをピックアップし、どちらがよりマシかを熟考していく。
選んだのは『血狂い』と『撲殺魔』の二つ。理由としては自分の今の戦闘スタイルに合致していそうなモノという至極単純な理由から。
「狂人と変異悪魔をノータイムで選べるほど、自分はまだ思考能力を失っていないんだよ。それにこの二つはメリットも凄そうだけどデメリットはもっと凄そうだし......」
血についての事と金砕棒の事を、直前まで考えていたから余計にこの二つに意識が持っていかれてるのもあるだろう。
さて、どっちがポチッてみて即選ばれてしまったとしても後悔がないだろうか......
「......うーん、やっぱり情報無しで選べと言われたら『血狂い』かな? 自分にとって血は生命の残機を増やしてくれるもの......寧ろ、自分にとって血は己の生命よりも重要なファクターだもんなぁ」
ふぅと一度大きく息を吐き、気持ちを落ち着けてから躊躇せずに血狂いの項目をタップした。
〈血狂い:血を愛し、血に狂った者
固有スキル【血流操作】の習得、ボーナスSP10獲得、血の臭いに敏感になる、理性の箍が外れやすくなる、血液摂取時に酩酊感あり〉
「......あっ、すぐに選ばれなくてよかった。ふんふん......狂いって書いてある通りにバーサクする恐れありに加えて血で酔うのか。とは言え、名前だけ見ても【血流操作】ってスキルは魅力的だなぁ」
物騒な名前通りとは言え、デメリットよりもメリットが大きく感じる。それよりも残りの三つも見てみようか......どれどれ。
〈狂人:その身の内に狂気を異常に孕んだ者
固有スキル【狂化】の習得、物攻と魔攻に+7、戦闘時に【狂化】が自動発動し狂気を解き放つ〉
「......これはダメ。うん、ダメ。次!」
〈撲殺魔:生物を殴り殺す者
固有スキル【殴魔】の習得、物攻に+5、殴打系武器のスキル習得及び習熟に大幅補正、それ以外の武器の使用時は超弱体化、生物を撲殺する毎に■■■していく〉
「......メリットはかなりのモノだけどナイフが使えなくなるのはかなりのデメリットだなぁ......それと読めない箇所が怖すぎる。次!」
〈変異悪魔:悪魔の因子を取り込み進化した純粋な悪魔とは一線を画す者
固有スキル【魔化】の習得、魔攻と魔防に+5、凶暴性と残虐性増加、人間からの好感度大幅減〉
「......どうしよう......一番期待していなかった変異悪魔さん、自分にデメリットが皆無なんだけど。固有スキルが【魔化】って事は普段は人間形態と悪魔形態を使い分けられるって事なんだろうし......唯一のデメリットと言えるモノが全く育てていない魔防に+5されるって所だけだ......」
説明の大事さを再確認した自分は、ここから大いに悩まされる羽目となる。もっと慣れ親しんだ職業が出てくれていたらとは思わなくはない。後、地上でダンジョンをクリアした人たちには、きっと自分が思い描いていた職業が選択肢に出ているんだろうと思ったら、少し......人間への憎しみが増した。
「......さて、どれを選ぶのが正解なんだろう」
多くのオークの死体に囲まれながら頭を抱えた。
─────────────────────────────
吉持ㅤ匠
悪魔闘人
職業:未設定
Lv:74→79
HP:100%
MP:100%
物攻:140
物防:1
魔攻:70
魔防:1
敏捷:140
幸運:10
残SP:0→10
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残294.1L
不死血鳥
部分魔化
状態異常耐性Lv8
拳闘Lv8
鈍器(統)Lv2
棒術Lv5
小剣術Lv4
簡易鑑定
空間把握Lv10
投擲Lv7
歩法Lv6
強呪耐性
病気耐性Lv4
解体・解剖
回避Lv5
溶解耐性Lv2
洗濯Lv1
■■■■■■
装備:
魔鉄の金砕棒
悪魔骨のヌンチャク
肉食ナイフ
貫通寸鉄
鬼蜘蛛糸の耐刃シャツ
快適なパンツ
再生獣革のブーツ
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
丈夫なリュック
厚手の肩掛け鞄
微速のベルト
ババァの店の会員証ㅤ残高220
─────────────────────────────
最後に倒したちょっとデカいリーダー的なオークが物凄く怯えていたのが気になった......が、まぁモンスターが怯えるくらいのレベルまで戦闘能力が上がったと喜んでおこうと思っている。
『レベルが5上がりました』
「最後の方は寸鉄メインで戦ったけど、コレかなり使い勝手いいな」
さて、寸鉄に感動するのはここまで。血でも集めますか。
いやー......見渡してみると即座に面倒臭いと思ってしまうくらい沢山の死体が転がっている。
もっと楽に集められる方法があればいいんだけど、ここは完全に手作業。自分の生命線だからしっかりやるけどね。
「死体からだけでいいから直接触れなくても血が吸えるとかになればいいんだけど......まぁそんな上手くはいかないよねぇ」
大量のオークの死体から、一体一体丁寧に体内に残った血を抜き取っていく。傷口から流れ出して地面に染み込んだ血はもったいない......
「レベル表記が無いから、今後スキルが進化して採血が楽になるとかも無さそう......そんなに苦戦しない相手で敵の数が少ない時があったら、敵の倒し方を工夫して血をなるべくロスしないようにしてみたり、他の吸血方法がないか調べてみよう」
そこからたっぷり時間を取られたが無事に血液の採取が終わり、死肉はナイフに食べさせた。
ドロップアイテムの魔石は拾い集め、オークが使っていた武器や防具の類は全て放棄した。サイズ感の問題や清潔感の問題もあるが、かなりの長期間オークが倒されていなかったからなのだろうが、使い込まれすぎていて自分が使ったら長くは使えなさそうな物ばかりだったのだ。
「あぁ疲れた......でもこれで全て終わりっと。それにしても初期の方でこの金砕棒とブーツを手に入れられたのは本当によかったなぁ......」
もはや愛棒と呼んでも過言ではないと言えるまでに愛用している金砕棒。手に入れた頃より赤黒くなってきている。コイツも自分と同じように血を吸わせていったら今後何か変化が起きたり......
「まぁ有り得ないか。よし! それじゃあ戦闘中に気を逸らさせてくれやがった“ジョブシステム”とやらを見ていこうかな」
ほい、ステータスチェック!!
─────────────────────────────
吉持ㅤ匠
悪魔闘人
職業:未設定
Lv:74
HP:100%
MP:100%
物攻:140
物防:1
魔攻:70
魔防:1
敏捷:140
幸運:10
残SP:10
魔法適性:炎
──────────────────────────────
相変わらず訳のわからない種族が目に付く......だけど今回のメインはそこじゃない。
アナウンス通りに、確かに今まで無かった“職業”という項目が出来ている。
さぁて、コレはどうすればいいのだろうか。このステータス画面の職業の所をSPを振る時と同じようにしてみようか......あ、出来た。んー、どれどれ......
・血狂い
・狂人
・撲殺魔
・変異悪魔
「............」
......まさかこれが、自分の職業なのでしょうか?
百歩譲って変異悪魔だけは、まぁわかる。種族が悪魔闘人とかいう訳の分からないモノだから、そこからの派生だとは納得したくないけど納得できる。
「たださぁ......それ以外はただの悪口とか称号のようなモノだよね。酷くないかなぁ? ちょっと自分が想像していた“剣士”とか“武闘家”とか“魔法使い”とか“僧侶”とかとは全く無縁なモノが出てきてるんだけど......」
これは居るかわからないアナウンスの中の人に抗議しなきゃいけない案件だと思う。ただ文句を言うにもカスタマーセンターにどう問い合わせればいいのかがわからないから、現時点ではもうどうしようもない。死ね。
このまま黙って人外道を突き進めという神の啓示なのだと割り切るしかないのか......
「ポチッたらすぐに反映されないよね? さすがに詳細というか、軽い説明くらいはあるよね?」
そう独り言ちながら、四択の中から二つをピックアップし、どちらがよりマシかを熟考していく。
選んだのは『血狂い』と『撲殺魔』の二つ。理由としては自分の今の戦闘スタイルに合致していそうなモノという至極単純な理由から。
「狂人と変異悪魔をノータイムで選べるほど、自分はまだ思考能力を失っていないんだよ。それにこの二つはメリットも凄そうだけどデメリットはもっと凄そうだし......」
血についての事と金砕棒の事を、直前まで考えていたから余計にこの二つに意識が持っていかれてるのもあるだろう。
さて、どっちがポチッてみて即選ばれてしまったとしても後悔がないだろうか......
「......うーん、やっぱり情報無しで選べと言われたら『血狂い』かな? 自分にとって血は生命の残機を増やしてくれるもの......寧ろ、自分にとって血は己の生命よりも重要なファクターだもんなぁ」
ふぅと一度大きく息を吐き、気持ちを落ち着けてから躊躇せずに血狂いの項目をタップした。
〈血狂い:血を愛し、血に狂った者
固有スキル【血流操作】の習得、ボーナスSP10獲得、血の臭いに敏感になる、理性の箍が外れやすくなる、血液摂取時に酩酊感あり〉
「......あっ、すぐに選ばれなくてよかった。ふんふん......狂いって書いてある通りにバーサクする恐れありに加えて血で酔うのか。とは言え、名前だけ見ても【血流操作】ってスキルは魅力的だなぁ」
物騒な名前通りとは言え、デメリットよりもメリットが大きく感じる。それよりも残りの三つも見てみようか......どれどれ。
〈狂人:その身の内に狂気を異常に孕んだ者
固有スキル【狂化】の習得、物攻と魔攻に+7、戦闘時に【狂化】が自動発動し狂気を解き放つ〉
「......これはダメ。うん、ダメ。次!」
〈撲殺魔:生物を殴り殺す者
固有スキル【殴魔】の習得、物攻に+5、殴打系武器のスキル習得及び習熟に大幅補正、それ以外の武器の使用時は超弱体化、生物を撲殺する毎に■■■していく〉
「......メリットはかなりのモノだけどナイフが使えなくなるのはかなりのデメリットだなぁ......それと読めない箇所が怖すぎる。次!」
〈変異悪魔:悪魔の因子を取り込み進化した純粋な悪魔とは一線を画す者
固有スキル【魔化】の習得、魔攻と魔防に+5、凶暴性と残虐性増加、人間からの好感度大幅減〉
「......どうしよう......一番期待していなかった変異悪魔さん、自分にデメリットが皆無なんだけど。固有スキルが【魔化】って事は普段は人間形態と悪魔形態を使い分けられるって事なんだろうし......唯一のデメリットと言えるモノが全く育てていない魔防に+5されるって所だけだ......」
説明の大事さを再確認した自分は、ここから大いに悩まされる羽目となる。もっと慣れ親しんだ職業が出てくれていたらとは思わなくはない。後、地上でダンジョンをクリアした人たちには、きっと自分が思い描いていた職業が選択肢に出ているんだろうと思ったら、少し......人間への憎しみが増した。
「......さて、どれを選ぶのが正解なんだろう」
多くのオークの死体に囲まれながら頭を抱えた。
─────────────────────────────
吉持ㅤ匠
悪魔闘人
職業:未設定
Lv:74→79
HP:100%
MP:100%
物攻:140
物防:1
魔攻:70
魔防:1
敏捷:140
幸運:10
残SP:0→10
魔法適性:炎
スキル:
ステータスチェック
血液貯蓄ㅤ残294.1L
不死血鳥
部分魔化
状態異常耐性Lv8
拳闘Lv8
鈍器(統)Lv2
棒術Lv5
小剣術Lv4
簡易鑑定
空間把握Lv10
投擲Lv7
歩法Lv6
強呪耐性
病気耐性Lv4
解体・解剖
回避Lv5
溶解耐性Lv2
洗濯Lv1
■■■■■■
装備:
魔鉄の金砕棒
悪魔骨のヌンチャク
肉食ナイフ
貫通寸鉄
鬼蜘蛛糸の耐刃シャツ
快適なパンツ
再生獣革のブーツ
魔鉱のブレスレット
剛腕鬼の金棒
圧縮鋼の短槍
丈夫なリュック
厚手の肩掛け鞄
微速のベルト
ババァの店の会員証ㅤ残高220
─────────────────────────────
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説
おばあちゃん(28)は自由ですヨ
七瀬美緒
ファンタジー
異世界召喚されちゃったあたし、梅木里子(28)。
その場には王子らしき人も居たけれど、その他大勢と共にもう一人の召喚者ばかりに話し掛け、あたしの事は無視。
どうしろっていうのよ……とか考えていたら、あたしに気付いた王子らしき人は、あたしの事を鼻で笑い。
「おまけのババアは引っ込んでろ」
そんな暴言と共に足蹴にされ、あたしは切れた。
その途端、響く悲鳴。
突然、年寄りになった王子らしき人。
そして気付く。
あれ、あたし……おばあちゃんになってない!?
ちょっと待ってよ! あたし、28歳だよ!?
魔法というものがあり、魔力が最も充実している年齢で老化が一時的に止まるという、謎な法則のある世界。
召喚の魔法陣に、『最も力――魔力――が充実している年齢の姿』で召喚されるという呪が込められていた事から、おばあちゃんな姿で召喚されてしまった。
普通の人間は、年を取ると力が弱くなるのに、里子は逆。年を重ねれば重ねるほど力が強大になっていくチートだった――けど、本人は知らず。
自分を召喚した国が酷かったものだからとっとと出て行き(迷惑料をしっかり頂く)
元の姿に戻る為、元の世界に帰る為。
外見・おばあちゃんな性格のよろしくない最強主人公が自由気ままに旅をする。
※気分で書いているので、1話1話の長短がバラバラです。
※基本的に主人公、性格よくないです。言葉遣いも余りよろしくないです。(これ重要)
※いつか恋愛もさせたいけど、主人公が「え? 熟女萌え? というか、ババ專!?」とか考えちゃうので進まない様な気もします。
※こちらは、小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
チャリンコマンズ・チャンピオンシップ
古城ろっく
キャラ文芸
日本列島を自転車で縦断する、超長距離レースが開催される。
自転車を始めたばかりの少年は、自転車に詳しいクラスメイトの少女と共に、その大会に出場するのだった。
オンロードもオフロードも、悪天候も何でもあり。降雨、強風、積雪などの様々なコンディションを、ママチャリ、マウンテンバイク、ロードバイクなど、様々な自転車で戦うのだ。
※この作品はフィクションです。実在する人物、地名、団体、大会、その他とは一切関係がありません。また、実在する社名、車体名などが登場することがありますが、各社および各車両に対し技術的、あるいは能力的なものを示唆する意図はありません。
※劇中には大変危険な行為が描写されています。公道を走る際は交通ルールに則り、安全に運転するよう努めてください。
拾ったものは大切にしましょう~子狼に気に入られた男の転移物語~
ぽん
ファンタジー
⭐︎コミカライズ化決定⭐︎
2024年8月6日より配信開始
コミカライズならではを是非お楽しみ下さい。
⭐︎書籍化決定⭐︎
第1巻:2023年12月〜
第2巻:2024年5月〜
番外編を新たに投稿しております。
そちらの方でも書籍化の情報をお伝えしています。
書籍化に伴い[106話]まで引き下げ、レンタル版と差し替えさせて頂きます。ご了承下さい。
改稿を入れて読みやすくなっております。
可愛い表紙と挿絵はTAPI岡先生が担当して下さいました。
書籍版『拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』を是非ご覧下さい♪
==================
1人ぼっちだった相沢庵は住んでいた村の為に猟師として生きていた。
いつもと同じ山、いつもと同じ仕事。それなのにこの日は違った。
山で出会った真っ白な狼を助けて命を落とした男が、神に愛され転移先の世界で狼と自由に生きるお話。
初めての投稿です。書きたい事がまとまりません。よく見る異世界ものを書きたいと始めました。異世界に行くまでが長いです。
気長なお付き合いを願います。
よろしくお願いします。
※念の為R15をつけました
※本作品は2020年12月3日に完結しておりますが、2021年4月14日より誤字脱字の直し作業をしております。
作品としての変更はございませんが、修正がございます。
ご了承ください。
※修正作業をしておりましたが2021年5月13日に終了致しました。
依然として誤字脱字が存在する場合がございますが、ご愛嬌とお許しいただければ幸いです。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
転生?いいえ。天声です!
Ryoha
ファンタジー
天野セイは気がつくと雲の上にいた。
あー、死んだのかな?
そう心の中で呟くと、ケイと名乗る少年のような何かが、セイの呟きを肯定するように死んだことを告げる。
ケイいわく、わたしは異世界に転生する事になり、同行者と一緒に旅をすることになるようだ。セイは「なんでも一つ願いを叶える」という報酬に期待をしながら転生する。
ケイが最後に残した
「向こうに行ったら身体はなくなっちゃうけど心配しないでね」
という言葉に不穏を感じながら……。
カクヨム様にて先行掲載しています。続きが気になる方はそちらもどうぞ。
激レア種族に転生してみた(笑)
小桃
ファンタジー
平凡な女子高生【下御陵 美里】が異世界へ転生する事になった。
せっかく転生するなら勇者?聖女?大賢者?いやいや職種よりも激レア種族を選んでみたいよね!楽しい異世界転生ライフを楽しむぞ〜
【異世界転生 幼女編】
異世界転生を果たしたアリス.フェリシア 。
「えっと…転生先は森!?」
女神のうっかりミスで、家とか家族的な者に囲まれて裕福な生活を送るなんていうテンプレート的な物なんか全く無かった……
生まれたばかり身一つで森に放置……アリスはそんな過酷な状況で転生生活を開始する事になったのだった……アリスは無事に生き残れるのか?
異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる