41 / 92
第四十話 鉄の間
しおりを挟む
僕とトモはフウラの背中に乗ってくつろいでいた。フィールドに出てくるモンスターはフウラが片っ端から倒していくので、出番が全くないのだ。
「それにしても幻獣は強いな!」
トモはフウラの姿を見て、そんなことを言ってくる。
「確かに!」
僕はトモの言葉に返事を返す。幻獣と手に入れてから一回も戦闘を行なっていない。戦闘を行なっていなくても経験値だけは入るので楽させてもらっている。
ログハウスから出発から三十分が経ち複雑な構造になっていそうな遺跡が姿を現した。見ただけで帰りたくなるほどのオーラを発している。
「入口はあそこか……」
僕とトモは遺跡の入り口に近づいていく。フウラとクウガは頭の上に乗っている。洞窟の入り口の前まで来ると文字が表示されていた。
〔一回入ったらクリアするまで出ることができません! 覚悟を決めたもののみ門を開いてください! また大きさが二メートル以上のものや幻獣、テイム済みのモンスターの持ち込みは禁止です! では頑張ってください! 最初は鉄の間からです!〕
「色々と面倒くさ! このダンジョン!」
僕は入り口に表示されている文字を見て、悪態をつく。
「なぁ、ヒビト。このサイズなら幻獣を持ち込んでもいいってことだよね?」
トモがそんな質問をしてくる。
「多分ね! とりあえず入ってみないか?」
根拠は全くないが、返事を返す。入ってみれば色々分かるはずだと思ったからだ。
「そうだな!」
僕とトモは何もせずに門を開けて中に入っていく。
中に入ってみると鉱山が広がっていた。レアなアイテムも採掘できるかもしれない。リリにスペアも合わせて三つピッケルを貰っているので採掘することは可能だ。
頭には重みを感じるどうやらフウラもこのダンジョンに入れたようだ。
僕は一通りストレージの中を確認してトモの方を見る。トモの頭の上にもクウガが乗っている。
「なんか無くなったものあった?」
「俺は特に何も無くなってないな! ヒビトは?」
「僕も何もなくなっていないよ!」
「準備万端だな! 速攻で終わらせようぜ!」
「おう!」
僕とトモは何もなくなっていないことをもう一度、しっかりと確認してダンジョン攻略を開始する。
僕たちが奥に進むと鉄の鎧を纏い、大剣を持った二体のモンスターが目の前に現れた。見た目だけで判断すると非常に防御力が高そうだ。
「ピィアスアローウ! 高速三連射!」
トモは三本の矢を高速で放ち、鉄の鎧を纏ったモンスターに風穴を開ける。【貫通】持ちの攻撃なので、いくら鎧を纏って防御力を上げても無意味だ。モンスターは一回の攻撃で消滅した。
「僕も負けない! 兜割!」
僕は星斗天雷刃を頭の上に持ってきて、振り落とす。
振り落としたことで斬撃が鉄の鎧を纏ったモンスターに一直線に飛んでいき、胴体を真っ二つにする。
僕も【貫通】スキルを持っているので、防御力を無視して攻撃できる。
「やったな!」
「おう!」
僕はトモとハイタッチをして喜びを分かち合う。(たまにはこういうのも良いな!)僕の心の中に喜びが湧く。
「あそこに鉱脈があるから採掘しよう!」
トモにそう言うと僕は足早に鉱脈に近づきピッケルで採掘を行う。
「ヒビト! 今からどっちが素材を多く採掘できるか勝負だ!」
「いいぜ! 絶対にトモには負けない!」
「それは俺のセリフだ!」
今ここに第一回採掘対決が開幕した。
僕はピッケルを長く持ち一撃で鉱脈を破壊する戦法をとる。
採掘している間、邪魔をしてきたモンスターもいたがその都度、返り討ちにした。
対してトモはピッケルを短く持ち高速で数回鉱脈を叩いて壊すという戦法をとっている。トモも採掘の邪魔をしてきたモンスターを返り討ちにしているようだ。
採掘対決は十分も続き、二人とも熱を入れすぎたせいでヘトヘトになってしまった。
僕とトモは背中合わせで地面に座り休憩を取ることにした。
「はぁ……はぁ……やるな! トモ!」
「ヒビトこそ! はぁ……はぁ……」
休憩と言っても安全地帯で休憩しているわけではないので、三十体のモンスターが近づいてきた。全てのモンスターが鉄の鎧を纏っている。鉄の間と言われているだけのことはある。
「今、休憩しているからフウラ頼む!」
僕は近づいてきたモンスターをフウラに押し付けた。
「俺も休憩しているから頼むな! クウガ!」
トモも僕と同じことを考えていたようで、クウガに押し付けていた。僕とトモは休憩を続行する。
「フォッコォォォォ!」
フウラは僕と同じくらいの大きさになる。そして鳴き声を出しながら右足で軽く地面を叩く。すると大の字に炎が広がり、大爆発を起こした。このスキルの名前は【大文字】と名付けることにする。
【大文字《だいもんじ》】の影響で三十体のうち半分のモンスターのHPを一瞬で奪い去った。フウガは僕とトモが爆発に巻き込まれないように避けてくれていたが、爆風で吹っ飛びそうになる。
「ひぇぇぇぇ……マジで死ぬかと思った……」
僕はびっくりして悲鳴を上げてしまう。
「グリフィィィィィ!」
クウガは空中に飛翔して地面に向かって翼を羽ばたかせる。すると什《じゅう》の形をした風が地面に衝突する。地面に衝突した瞬間、切り裂くような風がモンスターを襲う。モンスターは粉々に切り刻まれ消滅した。このスキルは【什文字《じゅうもんじ》】と名付けよう。
「おい! クウガ! 俺たちを殺す気か!」
トモはクウガに文句を言う。この攻撃も僕とトモを避けてはくれているが、風圧で少しだけ吹っ飛んでしまう。
フウガとクウガの広範囲で高威力の攻撃でゆっくりとは休めなかったが、だいぶ体力が戻ってきたのでダンジョン攻略を続けることにした。フウガとクウガは再び定位置に戻る。
「トモ! さっきの攻撃は凄くなかった?」
「凄かったな! 殺されかけたけど……」
「死ななかったんだからいいじゃん!」
「それもそうか、細かいことは気にしないでおこう」
「細かいことって?」
「こっちの話だから気にしないでくれ! それより攻略を再開しようぜ!」
「りょーかい!」
僕とトモは少し会話をした後、攻略を再開した。
モンスターを倒しながら奥に進んでいくと、巨大な扉が目の前に現れる。扉の奥からは今まで戦ってきたモンスターとは全く違ったオーラを感じる。
「ボス部屋かな?」
「多分!」
僕の言葉にトモは期待に胸を躍らせながら言ってくる。僕も十分楽しんでいるが、トモはそれ以上に楽しんでいるようだ。
「開けるよ! 準備はいい?」
「もちろんだ! 一回も死なずに攻略してやろうぜ!」
僕とトモは二人で同時にずっしりとした重みを感じる扉を開き中に入っていく。
「それにしても幻獣は強いな!」
トモはフウラの姿を見て、そんなことを言ってくる。
「確かに!」
僕はトモの言葉に返事を返す。幻獣と手に入れてから一回も戦闘を行なっていない。戦闘を行なっていなくても経験値だけは入るので楽させてもらっている。
ログハウスから出発から三十分が経ち複雑な構造になっていそうな遺跡が姿を現した。見ただけで帰りたくなるほどのオーラを発している。
「入口はあそこか……」
僕とトモは遺跡の入り口に近づいていく。フウラとクウガは頭の上に乗っている。洞窟の入り口の前まで来ると文字が表示されていた。
〔一回入ったらクリアするまで出ることができません! 覚悟を決めたもののみ門を開いてください! また大きさが二メートル以上のものや幻獣、テイム済みのモンスターの持ち込みは禁止です! では頑張ってください! 最初は鉄の間からです!〕
「色々と面倒くさ! このダンジョン!」
僕は入り口に表示されている文字を見て、悪態をつく。
「なぁ、ヒビト。このサイズなら幻獣を持ち込んでもいいってことだよね?」
トモがそんな質問をしてくる。
「多分ね! とりあえず入ってみないか?」
根拠は全くないが、返事を返す。入ってみれば色々分かるはずだと思ったからだ。
「そうだな!」
僕とトモは何もせずに門を開けて中に入っていく。
中に入ってみると鉱山が広がっていた。レアなアイテムも採掘できるかもしれない。リリにスペアも合わせて三つピッケルを貰っているので採掘することは可能だ。
頭には重みを感じるどうやらフウラもこのダンジョンに入れたようだ。
僕は一通りストレージの中を確認してトモの方を見る。トモの頭の上にもクウガが乗っている。
「なんか無くなったものあった?」
「俺は特に何も無くなってないな! ヒビトは?」
「僕も何もなくなっていないよ!」
「準備万端だな! 速攻で終わらせようぜ!」
「おう!」
僕とトモは何もなくなっていないことをもう一度、しっかりと確認してダンジョン攻略を開始する。
僕たちが奥に進むと鉄の鎧を纏い、大剣を持った二体のモンスターが目の前に現れた。見た目だけで判断すると非常に防御力が高そうだ。
「ピィアスアローウ! 高速三連射!」
トモは三本の矢を高速で放ち、鉄の鎧を纏ったモンスターに風穴を開ける。【貫通】持ちの攻撃なので、いくら鎧を纏って防御力を上げても無意味だ。モンスターは一回の攻撃で消滅した。
「僕も負けない! 兜割!」
僕は星斗天雷刃を頭の上に持ってきて、振り落とす。
振り落としたことで斬撃が鉄の鎧を纏ったモンスターに一直線に飛んでいき、胴体を真っ二つにする。
僕も【貫通】スキルを持っているので、防御力を無視して攻撃できる。
「やったな!」
「おう!」
僕はトモとハイタッチをして喜びを分かち合う。(たまにはこういうのも良いな!)僕の心の中に喜びが湧く。
「あそこに鉱脈があるから採掘しよう!」
トモにそう言うと僕は足早に鉱脈に近づきピッケルで採掘を行う。
「ヒビト! 今からどっちが素材を多く採掘できるか勝負だ!」
「いいぜ! 絶対にトモには負けない!」
「それは俺のセリフだ!」
今ここに第一回採掘対決が開幕した。
僕はピッケルを長く持ち一撃で鉱脈を破壊する戦法をとる。
採掘している間、邪魔をしてきたモンスターもいたがその都度、返り討ちにした。
対してトモはピッケルを短く持ち高速で数回鉱脈を叩いて壊すという戦法をとっている。トモも採掘の邪魔をしてきたモンスターを返り討ちにしているようだ。
採掘対決は十分も続き、二人とも熱を入れすぎたせいでヘトヘトになってしまった。
僕とトモは背中合わせで地面に座り休憩を取ることにした。
「はぁ……はぁ……やるな! トモ!」
「ヒビトこそ! はぁ……はぁ……」
休憩と言っても安全地帯で休憩しているわけではないので、三十体のモンスターが近づいてきた。全てのモンスターが鉄の鎧を纏っている。鉄の間と言われているだけのことはある。
「今、休憩しているからフウラ頼む!」
僕は近づいてきたモンスターをフウラに押し付けた。
「俺も休憩しているから頼むな! クウガ!」
トモも僕と同じことを考えていたようで、クウガに押し付けていた。僕とトモは休憩を続行する。
「フォッコォォォォ!」
フウラは僕と同じくらいの大きさになる。そして鳴き声を出しながら右足で軽く地面を叩く。すると大の字に炎が広がり、大爆発を起こした。このスキルの名前は【大文字】と名付けることにする。
【大文字《だいもんじ》】の影響で三十体のうち半分のモンスターのHPを一瞬で奪い去った。フウガは僕とトモが爆発に巻き込まれないように避けてくれていたが、爆風で吹っ飛びそうになる。
「ひぇぇぇぇ……マジで死ぬかと思った……」
僕はびっくりして悲鳴を上げてしまう。
「グリフィィィィィ!」
クウガは空中に飛翔して地面に向かって翼を羽ばたかせる。すると什《じゅう》の形をした風が地面に衝突する。地面に衝突した瞬間、切り裂くような風がモンスターを襲う。モンスターは粉々に切り刻まれ消滅した。このスキルは【什文字《じゅうもんじ》】と名付けよう。
「おい! クウガ! 俺たちを殺す気か!」
トモはクウガに文句を言う。この攻撃も僕とトモを避けてはくれているが、風圧で少しだけ吹っ飛んでしまう。
フウガとクウガの広範囲で高威力の攻撃でゆっくりとは休めなかったが、だいぶ体力が戻ってきたのでダンジョン攻略を続けることにした。フウガとクウガは再び定位置に戻る。
「トモ! さっきの攻撃は凄くなかった?」
「凄かったな! 殺されかけたけど……」
「死ななかったんだからいいじゃん!」
「それもそうか、細かいことは気にしないでおこう」
「細かいことって?」
「こっちの話だから気にしないでくれ! それより攻略を再開しようぜ!」
「りょーかい!」
僕とトモは少し会話をした後、攻略を再開した。
モンスターを倒しながら奥に進んでいくと、巨大な扉が目の前に現れる。扉の奥からは今まで戦ってきたモンスターとは全く違ったオーラを感じる。
「ボス部屋かな?」
「多分!」
僕の言葉にトモは期待に胸を躍らせながら言ってくる。僕も十分楽しんでいるが、トモはそれ以上に楽しんでいるようだ。
「開けるよ! 準備はいい?」
「もちろんだ! 一回も死なずに攻略してやろうぜ!」
僕とトモは二人で同時にずっしりとした重みを感じる扉を開き中に入っていく。
0
お気に入りに追加
180
あなたにおすすめの小説
VRMMOを引退してソロゲーでスローライフ ~仲良くなった別ゲーのNPCが押しかけてくる~
オクトパスボールマン
SF
とある社会人の男性、児玉 光太郎。
彼は「Fantasy World Online」というVRMMOのゲームを他のプレイヤーの様々な嫌がらせをきっかけに引退。
新しくオフラインのゲーム「のんびり牧場ファンタジー」をはじめる。
「のんびり牧場ファンタジー」のコンセプトは、魔法やモンスターがいるがファンタジー世界で
スローライフをおくる。魔王や勇者、戦争など物騒なことは無縁な世界で自由気ままに生活しよう!
「次こそはのんびり自由にゲームをするぞ!」
そうしてゲームを始めた主人公は畑作業、釣り、もふもふとの交流など自由気ままに好きなことをして過ごす。
一方、とあるVRMMOでは様々な事件が発生するようになっていた。
主人公と関わりのあったNPCの暗躍によって。
※ゲームの世界よりスローライフが主軸となっています。
※是非感想いただけると幸いです。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
余暇人のVRMMO誌〜就活前にハマっていたマイナーゲームにログインしなくなって五年、久しぶりにインしたら伝説になってた〜
双葉 鳴|◉〻◉)
SF
向井明斗25歳。通院中、会社からかかってきた要件は、これ以上業務を休むならもう来なくていいと言う実質上の首切り宣言だった。
就職難で漸く拾ってくれた会社にそれこそ身を粉にして働き、その結果が通院処分。精神と肉体を磨耗した明斗は、通院帰りに立ち寄ったゲームショップで懐かしいタイトルを発見する。
「New Arkadia Frontier」
プレイヤーを楽しませる要素を徹底的に廃し、しかしながらその細かすぎるくらいのリアルさに一部のマニアが絶賛するクソゲー。
明斗もまたそのゲームの虜になった一人だった。
懐かしさにそのタイトルをレジに持っていこうとして立ち止まる。あれ、これって確かPCゲームじゃなかったっけ? と。
PCゲームは基本、公式ホームページからのダウンロード。パッケージ販売などしていない筈だ。
おかしいぞとパッケージを見返してみれば、そこに記されていたのはVR規格。
たった五年、ゲームから離れてるうちにあのゲームは自分でも知らない場所に羽ばたいてしまっていた。
そもそも、NAFは言わずと知れたクソゲーだ。
5年前ですらサービス終了をいつ迎えるのかとヒヤヒヤしていた覚えがある明斗。一体どんなマジックを使えばこのゲームが全世界に向けてネット配信され、多くのプレイヤーから賞賛を受けることになるのか?
もはや仕事をクビになったことよりもそっちの方が気になり、明斗は当時のネーム『ムーンライト』でログインする事に。
そこでムーンライトは思いがけずそのゲームの根幹を築いたのが自分であることを知る。
そこで彼が見たものは一体なんなのか?
──これはニッチな需要を満たし続けた男が、知らず知らずのうちに大物から賞賛され、大成する物語である。
※この作品には過度な俺TUEEEE、無双要素は設けておりません。
一見して不遇そうな主人公がニッチな要素で優遇されて、なんだかんだ美味い空気吸ってるだけのお話です。
なお、多少の鈍感要素を含む。
主人公含めて変人多めの日常風景をお楽しみください。
※カクヨムさんで先行公開されてます。
NAF運営編完結につき毎日更新に変更。
序章:New Arkadia Frontierへようこそ【9.11〜9.30】19話
一章:NAF運営編【10.2〜10.23】23話
二章:未定
【お知らせ】
※10/10予約分がミスで11/10になってたのを10/11に確認しましたので公開にしておきました。一話分飛んでしまって申し訳ありません。
【完結】Atlantis World Online-定年から始めるVRMMO-
双葉 鳴|◉〻◉)
SF
Atlantis World Online。
そこは古代文明の後にできたファンタジー世界。
プレイヤーは古代文明の末裔を名乗るNPCと交友を測り、歴史に隠された謎を解き明かす使命を持っていた。
しかし多くのプレイヤーは目先のモンスター討伐に明け暮れ、謎は置き去りにされていた。
主人公、笹井裕次郎は定年を迎えたばかりのお爺ちゃん。
孫に誘われて参加したそのゲームで幼少時に嗜んだコミックの主人公を投影し、アキカゼ・ハヤテとして活動する。
その常識にとらわれない発想力、謎の行動力を遺憾なく発揮し、多くの先行プレイヤーが見落とした謎をバンバンと発掘していった。
多くのプレイヤー達に賞賛され、やがて有名プレイヤーとしてその知名度を上げていくことになる。
「|◉〻◉)有名は有名でも地雷という意味では?」
「君にだけは言われたくなかった」
ヘンテコで奇抜なプレイヤー、NPC多数!
圧倒的〝ほのぼの〟で送るMMO活劇、ここに開幕。
===========目録======================
1章:お爺ちゃんとVR 【1〜57話】
2章:お爺ちゃんとクラン 【58〜108話】
3章:お爺ちゃんと古代の導き【109〜238話】
4章:お爺ちゃんと生配信 【239話〜355話】
5章:お爺ちゃんと聖魔大戦 【356話〜497話】
====================================
2020.03.21_掲載
2020.05.24_100話達成
2020.09.29_200話達成
2021.02.19_300話達成
2021.11.05_400話達成
2022.06.25_完結!
採取はゲームの基本です!! ~採取道具でだって戦えます~
一色 遥
SF
スキル制VRMMORPG<Life Game>
それは自らの行動が、スキルとして反映されるゲーム。
そこに初めてログインした少年アキは……、少女になっていた!?
路地裏で精霊シルフと出会い、とある事から生産職への道を歩き始める。
ゲームで出会った仲間たちと冒険に出たり、お家でアイテムをグツグツ煮込んだり。
そんなアキのプレイは、ちょっと人と違うみたいで……?
-------------------------------------
※当作品は小説家になろう・カクヨムで先行掲載しております。
兄姉の為の生産職
ザナスト
SF
兄と姉が大好きな弟、勇次は兄姉がやっているゲームの第三陣として参加することになる
兄姉の役に立ちたくて生産職を選び常人の斜め上の発想で人々の度肝を抜く
兄姉は圧倒的なブラコンで弟のやることは全肯定。「「弟をいじめる?いじめたやつは殺す!俺/私達の天使は俺/私達が守る」」の精神の元、生活している故、弟の事になると馬鹿になる。そんな兄弟が織り成すほのぼのストーリー
アルケミア・オンライン
メビウス
SF
※現在不定期更新中。多忙なため期間が大きく開く可能性あり。
『錬金術を携えて強敵に挑め!』
ゲーム好きの少年、芦名昴は、幸運にも最新VRMMORPGの「アルケミア・オンライン」事前登録の抽選に当選する。常識外れとも言えるキャラクタービルドでプレイする最中、彼は1人の刀使いと出会う。
宝石に秘められた謎、仮想世界を取り巻くヒトとAIの関係、そして密かに動き出す陰謀。メガヒットゲーム作品が映し出す『世界の真実』とは────?
これは、AIに愛され仮想世界に選ばれた1人の少年と、ヒトになろうとしたAIとの、運命の戦いを描いた物語。
Bless for Travel ~病弱ゲーマーはVRMMOで無双する~
NotWay
SF
20xx年、世に数多くのゲームが排出され数多くの名作が見つかる。しかしどれほどの名作が出ても未だに名作VRMMOは発表されていなかった。
「父さんな、ゲーム作ってみたんだ」
完全没入型VRMMOの発表に世界中は訝、それよりも大きく期待を寄せた。専用ハードの少数販売、そして抽選式のβテストの両方が叶った幸運なプレイヤーはゲームに入り……いずれもが夜明けまでプレイをやめることはなかった。
「第二の現実だ」とまで言わしめた世界。
Bless for Travel
そんな世界に降り立った開発者の息子は……病弱だった。
「unknown」と呼ばれ伝説になった俺は、新作に配信機能が追加されたので配信を開始してみました 〜VRMMO底辺配信者の成り上がり〜
トス
SF
VRMMOグランデヘイミナムオンライン、通称『GHO』。
全世界で400万本以上売れた大人気オープンワールドゲーム。
とても難易度が高いが、その高い難易度がクセになると話題になった。
このゲームには「unknown」と呼ばれ、伝説になったプレイヤーがいる。
彼は名前を非公開にしてプレイしていたためそう呼ばれた。
ある日、新作『GHO2』が発売される。
新作となったGHOには新たな機能『配信機能』が追加された。
伝説のプレイヤーもまた配信機能を使用する一人だ。
前作と違うのは、名前を公開し『レットチャンネル』として活動するいわゆる底辺配信者だ。
もちろん、誰もこの人物が『unknown』だということは知らない。
だが、ゲームを攻略していく様は凄まじく、視聴者を楽しませる。
次第に視聴者は嫌でも気づいてしまう。
自分が観ているのは底辺配信者なんかじゃない。
伝説のプレイヤーなんだと――。
(なろう、カクヨム、アルファポリスで掲載しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる