18 / 92
第十七話 イベントに向けて
しおりを挟む
(そんなに見られても困るのにな)僕は心の中でそう呟く。
確かにゲーム内の料理を食べて、満足した気持ちにはなったが幸福を感じたかと言うとよく分からない。だがスキルを獲得できたので、幸福な気持ちになったと言うことだろう。
「多分、僕が幸福を感じたと思う」
「やっぱり!」
トモは僕が幸福を感じていると分かっていたかのような口調で、自信満々に答えてきた。
「ヒビトといると普通だと手に入らないスキルが手に入るかもしれないわね!」
「ヒビトから離れれねーわ!」
トモとツキナは僕に対して変なフラグを立ててきた。
確かにゲーム知識がゼロの僕なら普通はやらないことをやりかねない可能性はあるが、先に言われてしまって期待に応えられないと困ってしまう。ちなみに今日の幸福スキルのメリット効果は経験値二倍になっている。
「変なフラグを立てないでよ……」
僕は少しトーンを落として、答えた。
「フラグは立ててないから心配するな! それよりもこの後、何やる?」
トモはモンスターを倒しに行きたそうな表情で質問してくる。
僕みたいに一回、プレイしただけなのにハマってしまっているみたいだ。
「イベントがあるならレベ上げをしないか?」
「いい考えね!」
「そう来なくっちゃな! ヒビト!」
意見が満場一致だったので、レベ上げを行うことになった。
僕たちは店を出て、フィールドに向かっていく。
「おっ! このフィールドはハナミズキだな!」
「ヒビト! ハナミズキ歌って!」
「やだよ……! トモの美声を見せてくれよ!」
「ヒビトが一緒に歌ってくれるならいいぞ!」
「何でそうなる!」
「俺が一緒に歌いたいからだ! 彼女の前でかっこいいところ見せてやれよ!」
僕とトモはこのフィールドに咲いている十メートルの樹木に花をつけているハナミズキを見て歌を話題にして会話をしていた。
ハナミズキは街路樹のように規則正しく綺麗に並んでおり、白、ピンク、赤と三種類の花を華やかに咲かせている。
このフィールドは植物系のモンスターがうじゃうじゃいるようだ。
植物系モンスターの頭に咲かせている花もハナミズキと一緒で白、ピンク、赤の三種類である。
「ヒビトの歌声、聞いたみたいわ!」
ツキナは本当に聞いてみたそうな表情で僕を見てくる。
「ほらほら! ヒビト! う・た・え・よ!」
トモは僕を歌わせるために拍手をし始める。ツキナもトモに合わせるかのように拍手をし始めた。
これで逃げれない状況が作られてしまったわけだ。
「ならトモも歌え!」
僕はそう言いながら、手をマイクのように握ってトモの口元に持っていた。
「しょうがないな……! 一緒に歌うか……!」
トモが歌う気になってくれたので、僕も覚悟を決めてデュエットでハナミズキを熱唱した。
周りでレベ上げをしていたプレイヤーが一斉に振り向くほどに……。
【歌唱を獲得しました‼︎】
「歌上手いわね!」
「ありがとう……」
ツキナは絶賛してくれている。
僕とトモはよくカラオケに二人で行き、歌の平均点数はライブダムの精密採点DXーGで九十五点くらいなので歌声には少し自信があった。
「また変なスキル獲得した!」
「俺もだ!」
「どんなスキル手に入れたの?」
ツキナが興味を持っているようなので、スキルを見せた。
【歌唱、十秒以上歌を口ずさむことで、五分間三秒毎にHPは百ずつ、MPは四十ずつ回復する 獲得条件、歌を熱唱する】
「強いわね! 私も歌おうかしら!」
「ツキナの歌声も聞きたいな」
「冗談よ、冗談よ!」
ツキナは少し慌てながら答える。
「なら今度カラオケ行った時に聞かせてな!」
「いいわよ……」
「約束な!」
僕はツキナと現実世界でデートする約束を取り付けた。
今日の夕飯の誘いはトモが近くにいない時に提案してみることにした。
トモの目の前でそんな約束をすると絶対に何か言われると思ったからだ。
「レベ上げしよ!」
トモが元気よく提案をしてきたので、モンスターを倒しに向かった。
赤色の花をつけた植物系モンスターが二体、僕たちに向かってきた。
赤色の花をつけた植物系モンスターは花をこちらに向けてきて火を吹いてきた。
「シールド!」
ツキナは僕とトモを囲むようにシールドを展開した。
火はシールドを中心に二手に分岐して進んでいき、消滅した。
「ナイス‼︎ 雷電‼︎」
僕はツキナを褒めつつ、雷電を発動して二体の赤い花をつけた植物系モンスターは麻痺状態にした。
「今だ! トモ!」
「おう! ピュアスアローウ‼︎」
トモが射った矢は二体の赤い花をつけた植物系モンスターを貫き、こちらに向かってきていた赤い花をつけた植物系モンスターも一緒に貫いた。
「よっしゃぁぁ! ラッキー!」
トモは歓喜の声を上げた。
僕とツキナとトモはハイタッチをして、次のモンスターを倒しに行った。
初回にしてはナイス連携だったと思う。
「次はあのモンスターを倒すわよ!」
ツキナが刺したのは、頭にピンク色の花をつけている植物系モンスター四体だった。
このモンスターは近づいても攻撃してこないことから温厚なモンスターだということが分かる。
「雷電‼︎」
僕はピンク色の花をつけたモンスターを麻痺状態にしようとしたが、風に乗って【雷電】の範囲外に逃げていった。
「はやぁぁ‼︎」
「あの容姿でこのスピードは予想外!」
僕とトモはびっくりして目を丸くしていた。
「こう言うモンスターはこうやって倒すのよ!」
ツキナは月虹玉花を頭上に持ってきて冷気を発生させる。
「氷の舞‼︎ 銀世界《シルバー》‼︎」
ツキナが叫んだ瞬間、半径十メートルの範囲内のモンスターが一斉に凍りついた。
半径十メートルの範囲内には僕たち以外にもプレイヤーがいたが、プレイヤーは一人も凍っていない。どうやら調整ができるみたいだ。
周囲でレベルを上げていたプレイヤーは面食らってぽかんとしている。
「斬新……」
僕はツキナがこう言う選択をするとは予想をしていなかった。
トモもそう思っていたみたいで僕の意見に賛同している。
「これが一番手っ取り早いでしょ!」
「そうだけれども……ツキナにしかできない技だな……」
「そうね! それよりもヒビトとトモ、凍ったモンスターを倒して来て!」
「お、おう! 分かった」
「りょ!」
僕とトモは凍りついたモンスターを片っ端から倒していった。
【レベルが35になりました‼︎ 兜割《カブトワリ》を獲得しました‼︎】
「二つ目の攻撃系スキルをゲットしたかも……!」
「よかったじゃない!」
「おめでとう! 俺も三個ほど攻撃系スキル手に入れたぞ! レベルも20になった!」
トモは本当に嬉しそうにしている。
「ステータスとスキル見せて!」
「ヒビトも見せてよ!」
「いいよ!」
前は隠していたがAGIを全く上げてないことをトモも分かっているので、見せることにした。
ツキナには何度も聞いたことがあるが、その都度断られているので特に聞くことはしなかった。
確かにゲーム内の料理を食べて、満足した気持ちにはなったが幸福を感じたかと言うとよく分からない。だがスキルを獲得できたので、幸福な気持ちになったと言うことだろう。
「多分、僕が幸福を感じたと思う」
「やっぱり!」
トモは僕が幸福を感じていると分かっていたかのような口調で、自信満々に答えてきた。
「ヒビトといると普通だと手に入らないスキルが手に入るかもしれないわね!」
「ヒビトから離れれねーわ!」
トモとツキナは僕に対して変なフラグを立ててきた。
確かにゲーム知識がゼロの僕なら普通はやらないことをやりかねない可能性はあるが、先に言われてしまって期待に応えられないと困ってしまう。ちなみに今日の幸福スキルのメリット効果は経験値二倍になっている。
「変なフラグを立てないでよ……」
僕は少しトーンを落として、答えた。
「フラグは立ててないから心配するな! それよりもこの後、何やる?」
トモはモンスターを倒しに行きたそうな表情で質問してくる。
僕みたいに一回、プレイしただけなのにハマってしまっているみたいだ。
「イベントがあるならレベ上げをしないか?」
「いい考えね!」
「そう来なくっちゃな! ヒビト!」
意見が満場一致だったので、レベ上げを行うことになった。
僕たちは店を出て、フィールドに向かっていく。
「おっ! このフィールドはハナミズキだな!」
「ヒビト! ハナミズキ歌って!」
「やだよ……! トモの美声を見せてくれよ!」
「ヒビトが一緒に歌ってくれるならいいぞ!」
「何でそうなる!」
「俺が一緒に歌いたいからだ! 彼女の前でかっこいいところ見せてやれよ!」
僕とトモはこのフィールドに咲いている十メートルの樹木に花をつけているハナミズキを見て歌を話題にして会話をしていた。
ハナミズキは街路樹のように規則正しく綺麗に並んでおり、白、ピンク、赤と三種類の花を華やかに咲かせている。
このフィールドは植物系のモンスターがうじゃうじゃいるようだ。
植物系モンスターの頭に咲かせている花もハナミズキと一緒で白、ピンク、赤の三種類である。
「ヒビトの歌声、聞いたみたいわ!」
ツキナは本当に聞いてみたそうな表情で僕を見てくる。
「ほらほら! ヒビト! う・た・え・よ!」
トモは僕を歌わせるために拍手をし始める。ツキナもトモに合わせるかのように拍手をし始めた。
これで逃げれない状況が作られてしまったわけだ。
「ならトモも歌え!」
僕はそう言いながら、手をマイクのように握ってトモの口元に持っていた。
「しょうがないな……! 一緒に歌うか……!」
トモが歌う気になってくれたので、僕も覚悟を決めてデュエットでハナミズキを熱唱した。
周りでレベ上げをしていたプレイヤーが一斉に振り向くほどに……。
【歌唱を獲得しました‼︎】
「歌上手いわね!」
「ありがとう……」
ツキナは絶賛してくれている。
僕とトモはよくカラオケに二人で行き、歌の平均点数はライブダムの精密採点DXーGで九十五点くらいなので歌声には少し自信があった。
「また変なスキル獲得した!」
「俺もだ!」
「どんなスキル手に入れたの?」
ツキナが興味を持っているようなので、スキルを見せた。
【歌唱、十秒以上歌を口ずさむことで、五分間三秒毎にHPは百ずつ、MPは四十ずつ回復する 獲得条件、歌を熱唱する】
「強いわね! 私も歌おうかしら!」
「ツキナの歌声も聞きたいな」
「冗談よ、冗談よ!」
ツキナは少し慌てながら答える。
「なら今度カラオケ行った時に聞かせてな!」
「いいわよ……」
「約束な!」
僕はツキナと現実世界でデートする約束を取り付けた。
今日の夕飯の誘いはトモが近くにいない時に提案してみることにした。
トモの目の前でそんな約束をすると絶対に何か言われると思ったからだ。
「レベ上げしよ!」
トモが元気よく提案をしてきたので、モンスターを倒しに向かった。
赤色の花をつけた植物系モンスターが二体、僕たちに向かってきた。
赤色の花をつけた植物系モンスターは花をこちらに向けてきて火を吹いてきた。
「シールド!」
ツキナは僕とトモを囲むようにシールドを展開した。
火はシールドを中心に二手に分岐して進んでいき、消滅した。
「ナイス‼︎ 雷電‼︎」
僕はツキナを褒めつつ、雷電を発動して二体の赤い花をつけた植物系モンスターは麻痺状態にした。
「今だ! トモ!」
「おう! ピュアスアローウ‼︎」
トモが射った矢は二体の赤い花をつけた植物系モンスターを貫き、こちらに向かってきていた赤い花をつけた植物系モンスターも一緒に貫いた。
「よっしゃぁぁ! ラッキー!」
トモは歓喜の声を上げた。
僕とツキナとトモはハイタッチをして、次のモンスターを倒しに行った。
初回にしてはナイス連携だったと思う。
「次はあのモンスターを倒すわよ!」
ツキナが刺したのは、頭にピンク色の花をつけている植物系モンスター四体だった。
このモンスターは近づいても攻撃してこないことから温厚なモンスターだということが分かる。
「雷電‼︎」
僕はピンク色の花をつけたモンスターを麻痺状態にしようとしたが、風に乗って【雷電】の範囲外に逃げていった。
「はやぁぁ‼︎」
「あの容姿でこのスピードは予想外!」
僕とトモはびっくりして目を丸くしていた。
「こう言うモンスターはこうやって倒すのよ!」
ツキナは月虹玉花を頭上に持ってきて冷気を発生させる。
「氷の舞‼︎ 銀世界《シルバー》‼︎」
ツキナが叫んだ瞬間、半径十メートルの範囲内のモンスターが一斉に凍りついた。
半径十メートルの範囲内には僕たち以外にもプレイヤーがいたが、プレイヤーは一人も凍っていない。どうやら調整ができるみたいだ。
周囲でレベルを上げていたプレイヤーは面食らってぽかんとしている。
「斬新……」
僕はツキナがこう言う選択をするとは予想をしていなかった。
トモもそう思っていたみたいで僕の意見に賛同している。
「これが一番手っ取り早いでしょ!」
「そうだけれども……ツキナにしかできない技だな……」
「そうね! それよりもヒビトとトモ、凍ったモンスターを倒して来て!」
「お、おう! 分かった」
「りょ!」
僕とトモは凍りついたモンスターを片っ端から倒していった。
【レベルが35になりました‼︎ 兜割《カブトワリ》を獲得しました‼︎】
「二つ目の攻撃系スキルをゲットしたかも……!」
「よかったじゃない!」
「おめでとう! 俺も三個ほど攻撃系スキル手に入れたぞ! レベルも20になった!」
トモは本当に嬉しそうにしている。
「ステータスとスキル見せて!」
「ヒビトも見せてよ!」
「いいよ!」
前は隠していたがAGIを全く上げてないことをトモも分かっているので、見せることにした。
ツキナには何度も聞いたことがあるが、その都度断られているので特に聞くことはしなかった。
0
お気に入りに追加
180
あなたにおすすめの小説
VRMMOを引退してソロゲーでスローライフ ~仲良くなった別ゲーのNPCが押しかけてくる~
オクトパスボールマン
SF
とある社会人の男性、児玉 光太郎。
彼は「Fantasy World Online」というVRMMOのゲームを他のプレイヤーの様々な嫌がらせをきっかけに引退。
新しくオフラインのゲーム「のんびり牧場ファンタジー」をはじめる。
「のんびり牧場ファンタジー」のコンセプトは、魔法やモンスターがいるがファンタジー世界で
スローライフをおくる。魔王や勇者、戦争など物騒なことは無縁な世界で自由気ままに生活しよう!
「次こそはのんびり自由にゲームをするぞ!」
そうしてゲームを始めた主人公は畑作業、釣り、もふもふとの交流など自由気ままに好きなことをして過ごす。
一方、とあるVRMMOでは様々な事件が発生するようになっていた。
主人公と関わりのあったNPCの暗躍によって。
※ゲームの世界よりスローライフが主軸となっています。
※是非感想いただけると幸いです。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
余暇人のVRMMO誌〜就活前にハマっていたマイナーゲームにログインしなくなって五年、久しぶりにインしたら伝説になってた〜
双葉 鳴|◉〻◉)
SF
向井明斗25歳。通院中、会社からかかってきた要件は、これ以上業務を休むならもう来なくていいと言う実質上の首切り宣言だった。
就職難で漸く拾ってくれた会社にそれこそ身を粉にして働き、その結果が通院処分。精神と肉体を磨耗した明斗は、通院帰りに立ち寄ったゲームショップで懐かしいタイトルを発見する。
「New Arkadia Frontier」
プレイヤーを楽しませる要素を徹底的に廃し、しかしながらその細かすぎるくらいのリアルさに一部のマニアが絶賛するクソゲー。
明斗もまたそのゲームの虜になった一人だった。
懐かしさにそのタイトルをレジに持っていこうとして立ち止まる。あれ、これって確かPCゲームじゃなかったっけ? と。
PCゲームは基本、公式ホームページからのダウンロード。パッケージ販売などしていない筈だ。
おかしいぞとパッケージを見返してみれば、そこに記されていたのはVR規格。
たった五年、ゲームから離れてるうちにあのゲームは自分でも知らない場所に羽ばたいてしまっていた。
そもそも、NAFは言わずと知れたクソゲーだ。
5年前ですらサービス終了をいつ迎えるのかとヒヤヒヤしていた覚えがある明斗。一体どんなマジックを使えばこのゲームが全世界に向けてネット配信され、多くのプレイヤーから賞賛を受けることになるのか?
もはや仕事をクビになったことよりもそっちの方が気になり、明斗は当時のネーム『ムーンライト』でログインする事に。
そこでムーンライトは思いがけずそのゲームの根幹を築いたのが自分であることを知る。
そこで彼が見たものは一体なんなのか?
──これはニッチな需要を満たし続けた男が、知らず知らずのうちに大物から賞賛され、大成する物語である。
※この作品には過度な俺TUEEEE、無双要素は設けておりません。
一見して不遇そうな主人公がニッチな要素で優遇されて、なんだかんだ美味い空気吸ってるだけのお話です。
なお、多少の鈍感要素を含む。
主人公含めて変人多めの日常風景をお楽しみください。
※カクヨムさんで先行公開されてます。
NAF運営編完結につき毎日更新に変更。
序章:New Arkadia Frontierへようこそ【9.11〜9.30】19話
一章:NAF運営編【10.2〜10.23】23話
二章:未定
【お知らせ】
※10/10予約分がミスで11/10になってたのを10/11に確認しましたので公開にしておきました。一話分飛んでしまって申し訳ありません。
【完結】Atlantis World Online-定年から始めるVRMMO-
双葉 鳴|◉〻◉)
SF
Atlantis World Online。
そこは古代文明の後にできたファンタジー世界。
プレイヤーは古代文明の末裔を名乗るNPCと交友を測り、歴史に隠された謎を解き明かす使命を持っていた。
しかし多くのプレイヤーは目先のモンスター討伐に明け暮れ、謎は置き去りにされていた。
主人公、笹井裕次郎は定年を迎えたばかりのお爺ちゃん。
孫に誘われて参加したそのゲームで幼少時に嗜んだコミックの主人公を投影し、アキカゼ・ハヤテとして活動する。
その常識にとらわれない発想力、謎の行動力を遺憾なく発揮し、多くの先行プレイヤーが見落とした謎をバンバンと発掘していった。
多くのプレイヤー達に賞賛され、やがて有名プレイヤーとしてその知名度を上げていくことになる。
「|◉〻◉)有名は有名でも地雷という意味では?」
「君にだけは言われたくなかった」
ヘンテコで奇抜なプレイヤー、NPC多数!
圧倒的〝ほのぼの〟で送るMMO活劇、ここに開幕。
===========目録======================
1章:お爺ちゃんとVR 【1〜57話】
2章:お爺ちゃんとクラン 【58〜108話】
3章:お爺ちゃんと古代の導き【109〜238話】
4章:お爺ちゃんと生配信 【239話〜355話】
5章:お爺ちゃんと聖魔大戦 【356話〜497話】
====================================
2020.03.21_掲載
2020.05.24_100話達成
2020.09.29_200話達成
2021.02.19_300話達成
2021.11.05_400話達成
2022.06.25_完結!
採取はゲームの基本です!! ~採取道具でだって戦えます~
一色 遥
SF
スキル制VRMMORPG<Life Game>
それは自らの行動が、スキルとして反映されるゲーム。
そこに初めてログインした少年アキは……、少女になっていた!?
路地裏で精霊シルフと出会い、とある事から生産職への道を歩き始める。
ゲームで出会った仲間たちと冒険に出たり、お家でアイテムをグツグツ煮込んだり。
そんなアキのプレイは、ちょっと人と違うみたいで……?
-------------------------------------
※当作品は小説家になろう・カクヨムで先行掲載しております。
兄姉の為の生産職
ザナスト
SF
兄と姉が大好きな弟、勇次は兄姉がやっているゲームの第三陣として参加することになる
兄姉の役に立ちたくて生産職を選び常人の斜め上の発想で人々の度肝を抜く
兄姉は圧倒的なブラコンで弟のやることは全肯定。「「弟をいじめる?いじめたやつは殺す!俺/私達の天使は俺/私達が守る」」の精神の元、生活している故、弟の事になると馬鹿になる。そんな兄弟が織り成すほのぼのストーリー
アルケミア・オンライン
メビウス
SF
※現在不定期更新中。多忙なため期間が大きく開く可能性あり。
『錬金術を携えて強敵に挑め!』
ゲーム好きの少年、芦名昴は、幸運にも最新VRMMORPGの「アルケミア・オンライン」事前登録の抽選に当選する。常識外れとも言えるキャラクタービルドでプレイする最中、彼は1人の刀使いと出会う。
宝石に秘められた謎、仮想世界を取り巻くヒトとAIの関係、そして密かに動き出す陰謀。メガヒットゲーム作品が映し出す『世界の真実』とは────?
これは、AIに愛され仮想世界に選ばれた1人の少年と、ヒトになろうとしたAIとの、運命の戦いを描いた物語。
Bless for Travel ~病弱ゲーマーはVRMMOで無双する~
NotWay
SF
20xx年、世に数多くのゲームが排出され数多くの名作が見つかる。しかしどれほどの名作が出ても未だに名作VRMMOは発表されていなかった。
「父さんな、ゲーム作ってみたんだ」
完全没入型VRMMOの発表に世界中は訝、それよりも大きく期待を寄せた。専用ハードの少数販売、そして抽選式のβテストの両方が叶った幸運なプレイヤーはゲームに入り……いずれもが夜明けまでプレイをやめることはなかった。
「第二の現実だ」とまで言わしめた世界。
Bless for Travel
そんな世界に降り立った開発者の息子は……病弱だった。
「unknown」と呼ばれ伝説になった俺は、新作に配信機能が追加されたので配信を開始してみました 〜VRMMO底辺配信者の成り上がり〜
トス
SF
VRMMOグランデヘイミナムオンライン、通称『GHO』。
全世界で400万本以上売れた大人気オープンワールドゲーム。
とても難易度が高いが、その高い難易度がクセになると話題になった。
このゲームには「unknown」と呼ばれ、伝説になったプレイヤーがいる。
彼は名前を非公開にしてプレイしていたためそう呼ばれた。
ある日、新作『GHO2』が発売される。
新作となったGHOには新たな機能『配信機能』が追加された。
伝説のプレイヤーもまた配信機能を使用する一人だ。
前作と違うのは、名前を公開し『レットチャンネル』として活動するいわゆる底辺配信者だ。
もちろん、誰もこの人物が『unknown』だということは知らない。
だが、ゲームを攻略していく様は凄まじく、視聴者を楽しませる。
次第に視聴者は嫌でも気づいてしまう。
自分が観ているのは底辺配信者なんかじゃない。
伝説のプレイヤーなんだと――。
(なろう、カクヨム、アルファポリスで掲載しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる