47 / 56
勝利への道標
しおりを挟む
炎を纏い、先程よりも大幅に進化したフレイア。
まずは、アリスが巻き添えをくらわないよう距離を詰める……が。
「熱っ!? 」
あまりの熱気に小さく叫ぶ。
距離を詰めると言っても、まだ数メートル程の差がある。それなのにこの熱気……。まるで炎に炙られてるかのようだ。
「この程度で音を上げるとはな……ガッカリだ……!」
そうフレイアがため息を吐く。
……かと思えば、次の瞬間、俺の目と鼻の先にフレイアの拳が迫っていた。
回避は間に合わない。
後方へ飛びながら、『身体強化』を首より上に集中させる。
「がはっ……!」
まるで車に跳ねられたかのような衝撃。
真後ろの壁に打ち付けれ、一瞬呼吸が止まる。
口内が鉄のような味がする。なんとか生きてはいるものの、鼻の骨は折れ、頭からは血が流れ。
決してダメージは小さくはなかった。
「シュウさんっ……!」
「くっそ……! 安心……しろ、俺は無事だ……!」
ダメージが大きい上に、先程から顔全体が熱くて仕方ない。
火傷の追加効果か……。
こんな攻撃をまた喰らえば、次こそ意識が飛ぶ……!
それに、『身体強化』を切らしてしまえば、意識が飛ぶではすまない。
「ほぅ……これを耐えるとはな」
「ハぁ……ハぁ……」
『回復魔法』を使用し、傷の回復に努める。奴の無駄話に付き合ってやる暇はなくなった。
「シュウさんっ、早く逃げて……っ!」
俺のピンチに逃走を促すアリス。
お前は本当によくできた妹分だよ。
だけど、逃走は嫌だ。
何が目的かは分からないが、四天王二体を使ってまでアリスを攫おうとしている。良からぬこと企んでいることは明白だ。
それに、アリスが何か危ない目に合うなんてごめんだ。
「まだまだだな、火炎野郎……。まだ俺は倒れちゃいねぇぜ……?」
刀を再び握り、フレイアへと駆け出す。そしてそのまま乱暴に刀を振り下ろした。
「フッ! 随分とまっすぐな剣筋だな。だがまっすぐなら良いとはかぎらないのだぞ!」
そう言いながらフレイアは剣で刀を防ぐ。
……いや……!?
違和感を感じた俺は、多少強引な体勢にはなったが、なんとかフレイアと距離をとる。
そして、違和感を感じた刀を見てみると……!?
「折れてる……いや、溶けてる……!?」
刀身の半分より先が綺麗に無くなっている。そして、断面からはぽたぽたと銀色の液体が垂れている。
冗談だろ……。いくら細い刀とはいえ、『属性付与』を使い、氷魔法で強化していたんだぞ。
それを一瞬で溶かすとか、どんな熱量だよ……。
「さて、武器無くなったちまったな。どうしたもんか……」
そう言いながら溶けた刀をフレイア目掛けて投げつける。だが勿論、そんな適当な攻撃が当たるはずがなく、巨大な剣で弾かれてしまった。
まぁ別にこれは何となく投げただけだから特に意味は無いので、弾かれることは初めから予想出来ていた。
「随分と冷静だな」
「まぁ元々武器なんてあってもお前には効かないしな」
とはいっても、このままじゃいずれ奴の攻撃を受けるのは必然。拳一つの攻撃でさえあんなダメージだったのだ。
まともな攻撃を受ければ即死……。
過去に戦った四天王全てを上回るその気迫に、思わず後退りをする。
いっそこいつあの壁の穴から落としてやろうかな。下は湖だし、水タイプは効果抜群ってことでダメージを受けてくれないだろうか。
……こいつのことだから湖の水すら蒸発させてしまいそうだな……。
「待てよ……落とす……?」
これ……案外アリじゃねぇか……?
「何をさっきからブツブツ言っている、怖気付いたか?」
「……」
いや、それには火力が足りないか?だが、こうしていてもいずれは死ぬだけだ。
しかし、もし奴が俺の作戦に乗って来なければアリスが……。
いや、奴はアリスを狙っている。それなら、アリスも俺と一緒に来れば奴は乗らざるを得ない。
……ダメ元とはいえ、やってみる価値はある。
というか、今までもダメ元で生きてきたんだ。運が悪かったらもう何回死んでるかも分からない。
「仕方ねぇ……分の悪すぎる賭けだが……やってやるよ」
「……何をする気だ?」
とはいえ、下準備が必要だ。まずは奴の火力を上げてやらないとな。
「おいおい、てめぇの炎ってのはその程度なのか? これじゃあ暖炉の炎の方がまだマシだぜ?」
あくび混じりに挑発してやる。これに食いついてくれれば……。
「……ふむ。何を企んでいるのかは分からぬが、面白い。その挑発に乗ってやろう」
そう言って何やら力を溜め始める。よし、取り敢えず第一関門は突破だ。
俺の挑発に載せられたフレイアがどんどんと火力を上げていっている。あまりの熱気に息苦しささえも覚える。
よし、そろそろか。
アイツが動けない隙に、俺はアリスのそばに駆け寄る。
「シ、シュウさん……!? 一体何を……?」
「まぁ任せとけ。はいちょっと失礼」
「え、あ、ひゃんっ!」
あわあわと慌てているアリスを差し置いて、所謂お姫様抱っこなるものをやる。
まさか俺がこんなことをやることになるとは思わなかったよ。
「待たせたな……これが、我の全力だ!」
「え、早くね」
「さぁ行くぞ……!」
「え、ちょ」
突進してくるフレイアを寸前のところで避ける。
ってか熱っ!
フレイアが勢いのままに壁に激突し、部屋全体が大きく揺れる。
「アリス、大丈夫か!?」
「は、はい……大丈夫です……!」
「よし、行くぞ!」
アリスの安否を確認した俺は、フレイアとは反対方向へ走り出す。
「え、行くってどこへ……?」
俺の言葉に困惑の色を顔に浮かべまながら、そう尋ねる。
背後を振り返ると、フレイアは既に体勢を整え、俺達へ攻撃しようという挙動が見られた。
躊躇している暇は無さそうだ。
「どこって……そりゃ勿論……」
俺は不安げなアリスに向けて、ニヤリと笑いこう言った。
「外に決まってんだろ!」
「え……?」
フレイアが空けた大穴を潜り、俺は空へ翔んだ──!
まずは、アリスが巻き添えをくらわないよう距離を詰める……が。
「熱っ!? 」
あまりの熱気に小さく叫ぶ。
距離を詰めると言っても、まだ数メートル程の差がある。それなのにこの熱気……。まるで炎に炙られてるかのようだ。
「この程度で音を上げるとはな……ガッカリだ……!」
そうフレイアがため息を吐く。
……かと思えば、次の瞬間、俺の目と鼻の先にフレイアの拳が迫っていた。
回避は間に合わない。
後方へ飛びながら、『身体強化』を首より上に集中させる。
「がはっ……!」
まるで車に跳ねられたかのような衝撃。
真後ろの壁に打ち付けれ、一瞬呼吸が止まる。
口内が鉄のような味がする。なんとか生きてはいるものの、鼻の骨は折れ、頭からは血が流れ。
決してダメージは小さくはなかった。
「シュウさんっ……!」
「くっそ……! 安心……しろ、俺は無事だ……!」
ダメージが大きい上に、先程から顔全体が熱くて仕方ない。
火傷の追加効果か……。
こんな攻撃をまた喰らえば、次こそ意識が飛ぶ……!
それに、『身体強化』を切らしてしまえば、意識が飛ぶではすまない。
「ほぅ……これを耐えるとはな」
「ハぁ……ハぁ……」
『回復魔法』を使用し、傷の回復に努める。奴の無駄話に付き合ってやる暇はなくなった。
「シュウさんっ、早く逃げて……っ!」
俺のピンチに逃走を促すアリス。
お前は本当によくできた妹分だよ。
だけど、逃走は嫌だ。
何が目的かは分からないが、四天王二体を使ってまでアリスを攫おうとしている。良からぬこと企んでいることは明白だ。
それに、アリスが何か危ない目に合うなんてごめんだ。
「まだまだだな、火炎野郎……。まだ俺は倒れちゃいねぇぜ……?」
刀を再び握り、フレイアへと駆け出す。そしてそのまま乱暴に刀を振り下ろした。
「フッ! 随分とまっすぐな剣筋だな。だがまっすぐなら良いとはかぎらないのだぞ!」
そう言いながらフレイアは剣で刀を防ぐ。
……いや……!?
違和感を感じた俺は、多少強引な体勢にはなったが、なんとかフレイアと距離をとる。
そして、違和感を感じた刀を見てみると……!?
「折れてる……いや、溶けてる……!?」
刀身の半分より先が綺麗に無くなっている。そして、断面からはぽたぽたと銀色の液体が垂れている。
冗談だろ……。いくら細い刀とはいえ、『属性付与』を使い、氷魔法で強化していたんだぞ。
それを一瞬で溶かすとか、どんな熱量だよ……。
「さて、武器無くなったちまったな。どうしたもんか……」
そう言いながら溶けた刀をフレイア目掛けて投げつける。だが勿論、そんな適当な攻撃が当たるはずがなく、巨大な剣で弾かれてしまった。
まぁ別にこれは何となく投げただけだから特に意味は無いので、弾かれることは初めから予想出来ていた。
「随分と冷静だな」
「まぁ元々武器なんてあってもお前には効かないしな」
とはいっても、このままじゃいずれ奴の攻撃を受けるのは必然。拳一つの攻撃でさえあんなダメージだったのだ。
まともな攻撃を受ければ即死……。
過去に戦った四天王全てを上回るその気迫に、思わず後退りをする。
いっそこいつあの壁の穴から落としてやろうかな。下は湖だし、水タイプは効果抜群ってことでダメージを受けてくれないだろうか。
……こいつのことだから湖の水すら蒸発させてしまいそうだな……。
「待てよ……落とす……?」
これ……案外アリじゃねぇか……?
「何をさっきからブツブツ言っている、怖気付いたか?」
「……」
いや、それには火力が足りないか?だが、こうしていてもいずれは死ぬだけだ。
しかし、もし奴が俺の作戦に乗って来なければアリスが……。
いや、奴はアリスを狙っている。それなら、アリスも俺と一緒に来れば奴は乗らざるを得ない。
……ダメ元とはいえ、やってみる価値はある。
というか、今までもダメ元で生きてきたんだ。運が悪かったらもう何回死んでるかも分からない。
「仕方ねぇ……分の悪すぎる賭けだが……やってやるよ」
「……何をする気だ?」
とはいえ、下準備が必要だ。まずは奴の火力を上げてやらないとな。
「おいおい、てめぇの炎ってのはその程度なのか? これじゃあ暖炉の炎の方がまだマシだぜ?」
あくび混じりに挑発してやる。これに食いついてくれれば……。
「……ふむ。何を企んでいるのかは分からぬが、面白い。その挑発に乗ってやろう」
そう言って何やら力を溜め始める。よし、取り敢えず第一関門は突破だ。
俺の挑発に載せられたフレイアがどんどんと火力を上げていっている。あまりの熱気に息苦しささえも覚える。
よし、そろそろか。
アイツが動けない隙に、俺はアリスのそばに駆け寄る。
「シ、シュウさん……!? 一体何を……?」
「まぁ任せとけ。はいちょっと失礼」
「え、あ、ひゃんっ!」
あわあわと慌てているアリスを差し置いて、所謂お姫様抱っこなるものをやる。
まさか俺がこんなことをやることになるとは思わなかったよ。
「待たせたな……これが、我の全力だ!」
「え、早くね」
「さぁ行くぞ……!」
「え、ちょ」
突進してくるフレイアを寸前のところで避ける。
ってか熱っ!
フレイアが勢いのままに壁に激突し、部屋全体が大きく揺れる。
「アリス、大丈夫か!?」
「は、はい……大丈夫です……!」
「よし、行くぞ!」
アリスの安否を確認した俺は、フレイアとは反対方向へ走り出す。
「え、行くってどこへ……?」
俺の言葉に困惑の色を顔に浮かべまながら、そう尋ねる。
背後を振り返ると、フレイアは既に体勢を整え、俺達へ攻撃しようという挙動が見られた。
躊躇している暇は無さそうだ。
「どこって……そりゃ勿論……」
俺は不安げなアリスに向けて、ニヤリと笑いこう言った。
「外に決まってんだろ!」
「え……?」
フレイアが空けた大穴を潜り、俺は空へ翔んだ──!
0
お気に入りに追加
1,973
あなたにおすすめの小説
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
Switch jobs ~転移先で自由気ままな転職生活~
天秤兎
ファンタジー
突然、何故か異世界でチート能力と不老不死を手に入れてしまったアラフォー38歳独身ライフ満喫中だったサラリーマン 主人公 神代 紫(かみしろ ゆかり)。
現実世界と同様、異世界でも仕事をしなければ生きて行けないのは変わりなく、突然身に付いた自分の能力や異世界文化に戸惑いながら自由きままに転職しながら生活する行き当たりばったりの異世界放浪記です。
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
忘れられた元勇者~絶対記憶少女と歩む二度目の人生~
こげ丸
ファンタジー
世界を救った元勇者の青年が、激しい運命の荒波にさらされながらも飄々と生き抜いていく物語。
世の中から、そして固い絆で結ばれた仲間からも忘れ去られた元勇者。
強力無比な伝説の剣との契約に縛られながらも運命に抗い、それでもやはり翻弄されていく。
しかし、絶対記憶能力を持つ謎の少女と出会ったことで男の止まった時間はまた動き出す。
過去、世界の希望の為に立ち上がった男は、今度は自らの希望の為にもう一度立ち上がる。
~
皆様こんにちは。初めての方は、はじめまして。こげ丸と申します。<(_ _)>
このお話は、優しくない世界の中でどこまでも人にやさしく生きる主人公の心温まるお話です。
ライトノベルの枠の中で真面目にファンタジーを書いてみましたので、お楽しみ頂ければ幸いです。
※第15話で一区切りがつきます。そこまで読んで頂けるとこげ丸が泣いて喜びます(*ノωノ)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる