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愛斗
神野の欲(*微)
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あれから俺は損害分を補ってから退社することを決めた。
終わりが見えるとだいぶ楽になる。
ちょっと明るい気持ちでここ数日間を過ごした。
「ただいま~」
珍しく神野がまだ会社から帰ってきていない。
「…さっさと夕飯作っちまうか。」
冷蔵庫を覗き、今日のメニューを決める。
肉じゃがと味噌汁…あと高野豆腐の煮物でも作っとくか。神野にはプラス1品で卵焼き付けよう。
丁度作り終えた良さすぎるタイミングで神野が帰ってきた。
「ただいま~…あれ?愛斗さん帰ってる??」
「おー、おかえり。米あと10分で炊けるから手ェ洗って着替えてきな~」
キッチンから軽く顔を出して大きな声を出した。
ご機嫌な神野の鼻歌をBGMに俺は料理を盛り付ける。
今日も今日とて美味しそうに神野は夕飯を食べてくれた。大口で肉じゃがを頬張っている。
「肉じゃが俺が知ってるのと若干違いますね~こっちの方が好きかも!」
「ああ…地域差かレシピの違いか?まあ、気にってもらえてよかった。あ、まだ鍋に残ってるから好きなだけ食べてな?」
こうやってストレートに褒められるのはなれないが、ものすごく嬉しい。少し赤くなった顔を隠すように俺は味噌汁を啜った。
■
片付け終わり、少しまったりしてから、風呂に入った。
洗面所からリビングへと続く廊下に出ると、あることに気がつく。
(ん?神野の部屋のドアが若干空いてる…。
…倒れてたりしないよな?)
恐る恐るドアを開けてみる。
すると…
…。神野がベットでうつ伏せになっていた。
脚は折りたたまれていて…ん?なんかモゾモゾしてる…?
それに…息遣いも荒くないか?
え、なんで?
よく聞くとなんか言ってる。
「?」
「ぃと…あぃ…ぅ…くっ…」
「?」
あ!オナニー中か!
「!?」
よく見るとアイツ、…尻いじってねえーか!?!
「~~ッ!…ッんっ」
と、1際大きく神野の身体が震えたと同時に俺はガタッとうっかり音を立ててしまった。
神野が気だるげに目線をこちらによこす。
「「……………。」」
「あ、え~と…あの…その……」
「………。」
神野はフリーズしたままだ。
背中を嫌な汗が伝う。
「…わりぃ!お邪魔しました!!」
居た堪れなくて俺はダッシュでその場を後にした。
バタンと閉めた扉の奥で何やら悶絶しているような叫び声が聞こえた。
■
「変なもん見せて申しわけございませんでした!!!!」
リビングで神野が俺に向かって土下座している。
…………。
え、これなんて返せばいい…?
「え、っと…まあ、俺も男だし…溜まるのはわかる…からさ、まあ、気にせずヤッてくれ…お前が家主で俺は居候だしな…。俺はまじで気にしないし口出さないから」
……………。
これしか言えん…。
「か、寛大なお心に感謝します……」
顔を赤くした神野が正座のままで言った。
■
さっきからちょっと心臓の鼓動が早い…ような気がする。
…なんでなんだ?
いつもと同じように神野と同じベットに横になったのだが、俺は少し緊張しながら眠ったのであった。
終わりが見えるとだいぶ楽になる。
ちょっと明るい気持ちでここ数日間を過ごした。
「ただいま~」
珍しく神野がまだ会社から帰ってきていない。
「…さっさと夕飯作っちまうか。」
冷蔵庫を覗き、今日のメニューを決める。
肉じゃがと味噌汁…あと高野豆腐の煮物でも作っとくか。神野にはプラス1品で卵焼き付けよう。
丁度作り終えた良さすぎるタイミングで神野が帰ってきた。
「ただいま~…あれ?愛斗さん帰ってる??」
「おー、おかえり。米あと10分で炊けるから手ェ洗って着替えてきな~」
キッチンから軽く顔を出して大きな声を出した。
ご機嫌な神野の鼻歌をBGMに俺は料理を盛り付ける。
今日も今日とて美味しそうに神野は夕飯を食べてくれた。大口で肉じゃがを頬張っている。
「肉じゃが俺が知ってるのと若干違いますね~こっちの方が好きかも!」
「ああ…地域差かレシピの違いか?まあ、気にってもらえてよかった。あ、まだ鍋に残ってるから好きなだけ食べてな?」
こうやってストレートに褒められるのはなれないが、ものすごく嬉しい。少し赤くなった顔を隠すように俺は味噌汁を啜った。
■
片付け終わり、少しまったりしてから、風呂に入った。
洗面所からリビングへと続く廊下に出ると、あることに気がつく。
(ん?神野の部屋のドアが若干空いてる…。
…倒れてたりしないよな?)
恐る恐るドアを開けてみる。
すると…
…。神野がベットでうつ伏せになっていた。
脚は折りたたまれていて…ん?なんかモゾモゾしてる…?
それに…息遣いも荒くないか?
え、なんで?
よく聞くとなんか言ってる。
「?」
「ぃと…あぃ…ぅ…くっ…」
「?」
あ!オナニー中か!
「!?」
よく見るとアイツ、…尻いじってねえーか!?!
「~~ッ!…ッんっ」
と、1際大きく神野の身体が震えたと同時に俺はガタッとうっかり音を立ててしまった。
神野が気だるげに目線をこちらによこす。
「「……………。」」
「あ、え~と…あの…その……」
「………。」
神野はフリーズしたままだ。
背中を嫌な汗が伝う。
「…わりぃ!お邪魔しました!!」
居た堪れなくて俺はダッシュでその場を後にした。
バタンと閉めた扉の奥で何やら悶絶しているような叫び声が聞こえた。
■
「変なもん見せて申しわけございませんでした!!!!」
リビングで神野が俺に向かって土下座している。
…………。
え、これなんて返せばいい…?
「え、っと…まあ、俺も男だし…溜まるのはわかる…からさ、まあ、気にせずヤッてくれ…お前が家主で俺は居候だしな…。俺はまじで気にしないし口出さないから」
……………。
これしか言えん…。
「か、寛大なお心に感謝します……」
顔を赤くした神野が正座のままで言った。
■
さっきからちょっと心臓の鼓動が早い…ような気がする。
…なんでなんだ?
いつもと同じように神野と同じベットに横になったのだが、俺は少し緊張しながら眠ったのであった。
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