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三年生 春の連休 二日目
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「朝ご飯も、美味しかったね」
「そうね。 あなたがたくさん食べるから、びっくりしました」
私たち、旅館の中を、指を繋いで歩く。
昨夜は早く寝て、変な時間に起きて、また寝て。
……先生が、泣いてるところ、見ちゃったけど。 それは、見ないふり。 忘れた、ふり。 大人は、先生は、泣かない。 きっと、酔っていただけ。
エレベーターで、部屋へ向かう。 そんなちょっとの間もくっ付きたいから、エレベーターの扉が閉まったらすぐに、先生をぎゅっと抱き締める。
「せっかちね」
「大好きなんだもん」
その間に、エレベーターは着いてしまう。 狭いところで二人きりって、好きなのに。
少しドライブでもしましょうか、って先生は言ってくれたけど。 私は、この旅館がとってもとっても素敵だから、お部屋で勉強したい、って言った。 先生はすごく喜んで、分からないところ、何でも教えますからね、って。
だから午前中は、意外と真面目に勉強した。
ご褒美がないと辛くなっちゃうから、一時間ごとにキス八分ってご褒美にして。
「なんかね、お腹空いてないよ。 朝ご飯、たくさんおかわりしちゃったから……」
お茶飲んで、勉強して、お茶飲んで。 お腹は全然空いてない。
「私も、あなたと一緒が楽しくて、いつもより食べてしまって。 お夕飯も早いし、お昼は、いらないかしら。 大丈夫?」
外に出るのが億劫だなっていうのも、ある。 私は作務衣みたいな館内着のままで、先生は持ってきたいつものパジャマに着替えてしまった(私だけ、ダサい……先生の裏切り者!)。
「お昼食べないで、温泉行く!」
時計は、十一時。 今からなら、昼間の最後のお風呂に間に合うかも。
先生も渋々、つんつるてんの作務衣に着替えて、指を繋いで温泉へ。 あとで、大きいやつに替えてもらおうね。
「誰もいないから、お膝に来る?」
露天風呂も、中のお風呂も、貸切。 チェックアウトの前だから、空いてるよね。
私たちは、気持ちいい露天風呂で、二人きり。
「誰か来たら、どうしよう」
「来ませんよ。 来ないように、呪いをかけたから」
時々出る、先生ジョーク。 色付きの飲み物には毒が入ってるとか、チョコに毒を入れてみたり、人に呪いをかけたりする、物騒な冗談が好きみたい。
私は、先生の腿の上に、背中を向けて座る。 お風呂だと裸でも変じゃないけど、これはとってもえっちです。
先生の指が、私の胸を触る。 先生の唇が、私の耳にくっ付く。
「かわいい、かわいい。 頑張り屋さん」
胸の先、やさしく摘む。 声が、脳の近くで響く。 心拍数が、急に上がる。
「先生……だめだよ」
「だめじゃないでしょう。 ここ、良くなってますよ」
左手はそのままに、右手だけ、私のそこに移動させる。 当たり前みたいに、指を挿れる。
背中から、先生の鼓動が伝わる。 昨日、今日で気付いたことは、先生も私みたいに、心臓がとってもどきどきするんだっていうこと。
「きもちい……」
「そうね」
指を、動かしてくれる。 温泉、ごめん。 人いないから、許して。
露天風呂、外だし。 えっちだよ。 誰もいない、静かなお昼。 最高……。
「うわっ」
頭がぐらっとする。
「き、きもちい……ちがうな……きもちわるい」
「大変」
のぼせた。
私は先生に抱っこされて、ぐでぐでのまま着替えさせられ、部屋に担がれていった。
部屋で、先生の膝枕。
時々、冷たい水を、口移しで飲ませてくれる。
膝枕をしながら、先生は団扇で顔を扇いでくれる。
「先生、ごめんなさい……」
「なぜ、謝るの。 私が良くなかったの。 ごめんなさいね」
のぼせるほどお湯に浸かるの、初めて。 いい経験です、なんて。
「先生、お水、もう大丈夫。 普通のキス、して」
「まあ。 でも、キスだけにしましょうね」
そう言って、先生はキスをくれた。 キスだけ?って思ったけど、やさしく、長くしてくれたから、気持ちが良くて、私はそのまま眠ってしまった。
夢かな?
夢だ。
夢の中だから、私、少し大人。 先生は、先生。
夢の中でも、指を繋いで。 二人とも、指輪をしてる。 すてき。
夢の中の私も、同じ事考えてるみたい。 夢の中の先生に、ぎゅっとして、言う。
「先生、好き。 大好き……」
目、覚めちゃった。 気持ちいい夢。 とっても、最高……。
「ん……」
気持ちいい夢、夢…? だけじゃない。
「せ、先生……」
「あら、起きちゃった。 素敵な寝言、聞いてしまいました。 せんせい、すき、すきって。 ふふ」
去年も、そんな事言ってましたね。 と言いながら、先生は私の内腿を舐める。
「先生……。 ずっとしてたんでしょ……」
あそこが、むずむずするもん。 寝てる間に、ずっといたずらしてたんだ。
「だって、のぼせた子、起こせないでしょう。 これなら、いいかなと」
よくないよ。 いや、いいよ…。 んん? よくないか…。
見ると、内腿にたくさん、キスマークが付いている。 吸いまくった証拠だ。 それを見るだけで、ますます感じてしまう。
「先生…なか、触ってよ」
「起きたばかりでしょう。 まだ、寝惚けているのよ。 寝ていていいですよ」
殺生な。
先生は、そのまま蛇みたいに、舌を移動させる。
「うわっ! くすぐったいよ」
足の指! そ、そりゃあ、温泉から担いでこられて、きたなくないかも、だけど。
「きれいじゃない! よくないって!」
「きれいよ。 お風呂の後、どこも踏んでないでしょ」
毎日靴履いてるから、きれいじゃないってば…。
先生は、足の指を一本ずつ、ぺちゃぺちゃ舐める。 親指から、一本ずつ。 これ、だんだん…。
「う、うぁ…」
足の指が、一本ずつべとべとになる度に。 変なため息が出てしまう。 先生の唇、舌が、普段は他の人が絶対触らないところを食べる。 これ、すごく、気持ち良いかも…。
「先生…もう、気持ちいい。 もう、こっちがいい。 触って…」
「自分でしたら? 先生、忙しいから」
「ひどい」
恐ろしいことに、先生の前で自分でするの、だんだん平気になってきてる。 何回も、させられてるから。
「いいもん…自分で、しちゃうから」
私は、膝を立てて、パンツの中に手を入れる。 寝てる間にいたずらされていたせいで、ぐしょぐしょだ。
人差し指で、あれを触る。 自分でしても、気持ちいい。 ほんと、意味わかんない。 なんでこんなもの、ついてるんだろ。 気持ちいいだけの、あれ…。
先生が、いつの間にか脚の間に。 私、知ってる。 期待している、自分がいる。
「あっ」
あれに、キスしてくれる。 柔らかい唇で、触れてくれる。 私は、先生がそうしやすいように、脚を広げる。
「先生、もっと…」
いや、とか、だめ、なんて、もう言わない。 もっと。 もっと、してほしいの。
ちゅ、ちゅ、と、先生はやさしくキスしてくれる。 強くないのに、すごくいやらしい。
「先生、好き。 好き。 えっちで、大好き」
先生は私の方をちらと見てから、あれに、とってもやさしく歯を当てる。
「んっ! せ、せんせい」
「痛い?」
「へいき…。 好き。 い、いたくして…」
「まぁ…。 欲しがりの、いい子」
さっきより、少しだけ、強く。 すごく、気持ちいい。 漏れ出る私の声を聞いて、もっと、少しだけ、強く。
繰り返されて、私はもうたまらなくて、犬みたいに息を切らす。
「せ、せんせい、もう、いく…」
「いいわよ。 いって」
体には、全然力が入らない。 力が入らない体を、先生はぎゅっと抱きしめてくれる。
「体、辛くない? 大丈夫?」
そう、お風呂でのぼせたんだった。
「もう、大丈夫。 気持ちいいだけ」
「まあ。 良かった」
髪を、撫でてくれる。 先生から借りたヘアオイルの香りがする、髪を。
「お泊まり、好き。 ずっと一緒にいられるから」
「そうね」
「先生、私が大学生になったら、ほんとに先生の家に住んじゃうからね。 約束だよ」
「もちろん。 約束、したものね」
「そしたら、毎日えっちだよ。 毎日。 約束ね」
「ふふ。 約束、しましょうね。 寝不足にならないように、お家に帰ったら、すぐしましょう。 それから、お風呂でするのは、やめておきましょうね」
「そうね。 あなたがたくさん食べるから、びっくりしました」
私たち、旅館の中を、指を繋いで歩く。
昨夜は早く寝て、変な時間に起きて、また寝て。
……先生が、泣いてるところ、見ちゃったけど。 それは、見ないふり。 忘れた、ふり。 大人は、先生は、泣かない。 きっと、酔っていただけ。
エレベーターで、部屋へ向かう。 そんなちょっとの間もくっ付きたいから、エレベーターの扉が閉まったらすぐに、先生をぎゅっと抱き締める。
「せっかちね」
「大好きなんだもん」
その間に、エレベーターは着いてしまう。 狭いところで二人きりって、好きなのに。
少しドライブでもしましょうか、って先生は言ってくれたけど。 私は、この旅館がとってもとっても素敵だから、お部屋で勉強したい、って言った。 先生はすごく喜んで、分からないところ、何でも教えますからね、って。
だから午前中は、意外と真面目に勉強した。
ご褒美がないと辛くなっちゃうから、一時間ごとにキス八分ってご褒美にして。
「なんかね、お腹空いてないよ。 朝ご飯、たくさんおかわりしちゃったから……」
お茶飲んで、勉強して、お茶飲んで。 お腹は全然空いてない。
「私も、あなたと一緒が楽しくて、いつもより食べてしまって。 お夕飯も早いし、お昼は、いらないかしら。 大丈夫?」
外に出るのが億劫だなっていうのも、ある。 私は作務衣みたいな館内着のままで、先生は持ってきたいつものパジャマに着替えてしまった(私だけ、ダサい……先生の裏切り者!)。
「お昼食べないで、温泉行く!」
時計は、十一時。 今からなら、昼間の最後のお風呂に間に合うかも。
先生も渋々、つんつるてんの作務衣に着替えて、指を繋いで温泉へ。 あとで、大きいやつに替えてもらおうね。
「誰もいないから、お膝に来る?」
露天風呂も、中のお風呂も、貸切。 チェックアウトの前だから、空いてるよね。
私たちは、気持ちいい露天風呂で、二人きり。
「誰か来たら、どうしよう」
「来ませんよ。 来ないように、呪いをかけたから」
時々出る、先生ジョーク。 色付きの飲み物には毒が入ってるとか、チョコに毒を入れてみたり、人に呪いをかけたりする、物騒な冗談が好きみたい。
私は、先生の腿の上に、背中を向けて座る。 お風呂だと裸でも変じゃないけど、これはとってもえっちです。
先生の指が、私の胸を触る。 先生の唇が、私の耳にくっ付く。
「かわいい、かわいい。 頑張り屋さん」
胸の先、やさしく摘む。 声が、脳の近くで響く。 心拍数が、急に上がる。
「先生……だめだよ」
「だめじゃないでしょう。 ここ、良くなってますよ」
左手はそのままに、右手だけ、私のそこに移動させる。 当たり前みたいに、指を挿れる。
背中から、先生の鼓動が伝わる。 昨日、今日で気付いたことは、先生も私みたいに、心臓がとってもどきどきするんだっていうこと。
「きもちい……」
「そうね」
指を、動かしてくれる。 温泉、ごめん。 人いないから、許して。
露天風呂、外だし。 えっちだよ。 誰もいない、静かなお昼。 最高……。
「うわっ」
頭がぐらっとする。
「き、きもちい……ちがうな……きもちわるい」
「大変」
のぼせた。
私は先生に抱っこされて、ぐでぐでのまま着替えさせられ、部屋に担がれていった。
部屋で、先生の膝枕。
時々、冷たい水を、口移しで飲ませてくれる。
膝枕をしながら、先生は団扇で顔を扇いでくれる。
「先生、ごめんなさい……」
「なぜ、謝るの。 私が良くなかったの。 ごめんなさいね」
のぼせるほどお湯に浸かるの、初めて。 いい経験です、なんて。
「先生、お水、もう大丈夫。 普通のキス、して」
「まあ。 でも、キスだけにしましょうね」
そう言って、先生はキスをくれた。 キスだけ?って思ったけど、やさしく、長くしてくれたから、気持ちが良くて、私はそのまま眠ってしまった。
夢かな?
夢だ。
夢の中だから、私、少し大人。 先生は、先生。
夢の中でも、指を繋いで。 二人とも、指輪をしてる。 すてき。
夢の中の私も、同じ事考えてるみたい。 夢の中の先生に、ぎゅっとして、言う。
「先生、好き。 大好き……」
目、覚めちゃった。 気持ちいい夢。 とっても、最高……。
「ん……」
気持ちいい夢、夢…? だけじゃない。
「せ、先生……」
「あら、起きちゃった。 素敵な寝言、聞いてしまいました。 せんせい、すき、すきって。 ふふ」
去年も、そんな事言ってましたね。 と言いながら、先生は私の内腿を舐める。
「先生……。 ずっとしてたんでしょ……」
あそこが、むずむずするもん。 寝てる間に、ずっといたずらしてたんだ。
「だって、のぼせた子、起こせないでしょう。 これなら、いいかなと」
よくないよ。 いや、いいよ…。 んん? よくないか…。
見ると、内腿にたくさん、キスマークが付いている。 吸いまくった証拠だ。 それを見るだけで、ますます感じてしまう。
「先生…なか、触ってよ」
「起きたばかりでしょう。 まだ、寝惚けているのよ。 寝ていていいですよ」
殺生な。
先生は、そのまま蛇みたいに、舌を移動させる。
「うわっ! くすぐったいよ」
足の指! そ、そりゃあ、温泉から担いでこられて、きたなくないかも、だけど。
「きれいじゃない! よくないって!」
「きれいよ。 お風呂の後、どこも踏んでないでしょ」
毎日靴履いてるから、きれいじゃないってば…。
先生は、足の指を一本ずつ、ぺちゃぺちゃ舐める。 親指から、一本ずつ。 これ、だんだん…。
「う、うぁ…」
足の指が、一本ずつべとべとになる度に。 変なため息が出てしまう。 先生の唇、舌が、普段は他の人が絶対触らないところを食べる。 これ、すごく、気持ち良いかも…。
「先生…もう、気持ちいい。 もう、こっちがいい。 触って…」
「自分でしたら? 先生、忙しいから」
「ひどい」
恐ろしいことに、先生の前で自分でするの、だんだん平気になってきてる。 何回も、させられてるから。
「いいもん…自分で、しちゃうから」
私は、膝を立てて、パンツの中に手を入れる。 寝てる間にいたずらされていたせいで、ぐしょぐしょだ。
人差し指で、あれを触る。 自分でしても、気持ちいい。 ほんと、意味わかんない。 なんでこんなもの、ついてるんだろ。 気持ちいいだけの、あれ…。
先生が、いつの間にか脚の間に。 私、知ってる。 期待している、自分がいる。
「あっ」
あれに、キスしてくれる。 柔らかい唇で、触れてくれる。 私は、先生がそうしやすいように、脚を広げる。
「先生、もっと…」
いや、とか、だめ、なんて、もう言わない。 もっと。 もっと、してほしいの。
ちゅ、ちゅ、と、先生はやさしくキスしてくれる。 強くないのに、すごくいやらしい。
「先生、好き。 好き。 えっちで、大好き」
先生は私の方をちらと見てから、あれに、とってもやさしく歯を当てる。
「んっ! せ、せんせい」
「痛い?」
「へいき…。 好き。 い、いたくして…」
「まぁ…。 欲しがりの、いい子」
さっきより、少しだけ、強く。 すごく、気持ちいい。 漏れ出る私の声を聞いて、もっと、少しだけ、強く。
繰り返されて、私はもうたまらなくて、犬みたいに息を切らす。
「せ、せんせい、もう、いく…」
「いいわよ。 いって」
体には、全然力が入らない。 力が入らない体を、先生はぎゅっと抱きしめてくれる。
「体、辛くない? 大丈夫?」
そう、お風呂でのぼせたんだった。
「もう、大丈夫。 気持ちいいだけ」
「まあ。 良かった」
髪を、撫でてくれる。 先生から借りたヘアオイルの香りがする、髪を。
「お泊まり、好き。 ずっと一緒にいられるから」
「そうね」
「先生、私が大学生になったら、ほんとに先生の家に住んじゃうからね。 約束だよ」
「もちろん。 約束、したものね」
「そしたら、毎日えっちだよ。 毎日。 約束ね」
「ふふ。 約束、しましょうね。 寝不足にならないように、お家に帰ったら、すぐしましょう。 それから、お風呂でするのは、やめておきましょうね」
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