嗚咽

光猫

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グシャッ

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僕は、今日君に告白をする。ずっと、言えなかったけどやっと勇気が出た。街を歩いていると君を見つけた。大きな声で名前を呼んだ。振り返った君は走ってこちらに向かってきた。どうしたんだろうと、とても必死な表情で君は僕の元へ近づいてきた。そして目の前に似たと同時に君におもいきり後ろに押された。
「グシャッ・・・」
あ、苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい
僕は息の仕方を忘れた。
涙で視野が歪む中、頭が真っ白になる中、僕は君の右腕だけを握りしめていた。

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