私の事は気にしないで下さい

赤嶺

文字の大きさ
上 下
3 / 28

1

しおりを挟む
「はぁ…」

いきなりため息から始まりすみません。



実はつい先程バ会tゴホン会長から急に連絡があり、明日から来る転校生を迎えに行ってほしいと言われました。



しんどいですね…。実は私朝が苦手なのですよ。
なので、早起きしてまで人を迎えに行くなんてこと考えたくもありませんが、仕方ありませんね。明日は頑張りますか…





ピピピッピピピッ
「ン…ファ~」


はぁ…しんどいですが。準備をしてから転校生さんを迎えに行くとしますかね。




スタスタスタ
何故、こんなにも寮から門までが遠いのでしょうか…。
無駄に大きく造らないでほしいですね。


はぁ…。やっと到着しました。
門の前に人が見えますねあの方が転校生さんでしょうか?


「すみません。貴方は今日から転校してくる天道 宇宙(てんどう うちゅう)さんでしょうか?」


?「は?名前は違いますが、今日から転校してくる葉山 水輝(はやま みずき)です。」


転校生は2人だったのですか!?
あのバ会長1人の名前しか伝えてこなかったですね。後で覚えておいてくださいねニコッ 黒笑


 「葉山さん、すみません。もう1人の方と間違えてしまいました。」


葉「いえ、もう大丈夫です。」


「葉山さん、私はこの学園の副会長を勤めている、清水 咲夜(きよみず さくや)と申します。先程の失態申し訳ありませんでした。もう1人の方が来ましたら理事長室までご案内致しますので少しお待ちk『おぉ!!ここデカイな!!!』ッ」


私のセリフと被せるなんて何処の誰でしょうねニコ 黒笑
しかも、五月蝿すぎます。そしてまだ毬藻が何か喋っていますね。

そう考えていると

「うわッ、そこのお前退けよ!!」

「え?」

ドン

ゴン

ッ……


説明しますね。何故かこの毬藻が上から降ってきて、私がその下敷きになりました。
そして、思いっきり頭をぶつけましたね。痛いです。



?「おい!そこのお前退けって言っただろ!!!」


「はぁ…それはすみません。」


?「謝ったから許すぞ!!俺は優しいからな!!」


「(この方凄く態度が悪いですね。)そう言ってくださってありがとうございます」ニコ


?「おい!!その変な笑い方やめろよ!!」


!?…なんですかこの方は人の努力も知らないで。
ッ…はぁ。無視してしまいましょうか…。そうしましょう。


?「おい!お前無視するなよ!!」

「はぁ…すみません。よく聞こえなかったのですよ。無視したようでしたら申し訳ないです。」

嘘をついてしまいました。しかし、この方に素直に無視したと伝えたらめんどkゴホン気分を悪くしますよね。


?「そうだったのか!!なら、聞こえないと言えよ!!」


「そうですね。ところで貴方は今日から転校して来る天道 宇宙さんで間違いないでしょうか?」


宇「そうだぞ!!!俺は天道 宇宙だ!!俺が名前教えたんだお前の名前も教えろよ!!」

此方に名前は教えたくないですが
「そうですね、教えるのが遅くなりすみません。私の名前は清水 咲夜(きよみず さくや)と申します」ニコ

今度は作り笑いではなく少し本当の笑顔に寄せてみましたが反応はどうでしょうかね。

宇「咲夜!!!可愛いな!!!特別に俺の彼女にしてやるよ!」

「は?」

私はなんて失態をしたのでしょうか。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

運命の選択が見えるのですが、どちらを選べば幸せになれますか? ~私の人生はバッドエンド率99.99%らしいです~

日之影ソラ
恋愛
第六王女として生を受けたアイリスには運命の選択肢が見える。選んだ選択肢で未来が大きく変わり、最悪の場合は死へ繋がってしまうのだが……彼女は何度も選択を間違え、死んではやり直してを繰り返していた。 女神様曰く、彼女の先祖が大罪を犯したせいで末代まで呪われてしまっているらしい。その呪いによって彼女の未来は、99.99%がバッドエンドに設定されていた。 婚約破棄、暗殺、病気、仲たがい。 あらゆる不幸が彼女を襲う。 果たしてアイリスは幸福な未来にたどり着けるのか? 選択肢を見る力を駆使して運命を切り開け!

総受けなんか、なりたくない!!

はる
BL
ある日、王道学園に入学することになった柳瀬 晴人(主人公)。 イケメン達のホモ活を見守るべく、目立たないように専念するがー…? どきどき!ハラハラ!!王道学園のBLが 今ここに!!

【完結】何度時(とき)が戻っても、私を殺し続けた家族へ贈る言葉「みんな死んでください」

リオール
恋愛
「リリア、お前は要らない子だ」 「リリア、可愛いミリスの為に死んでくれ」 「リリア、お前が死んでも誰も悲しまないさ」  リリア  リリア  リリア  何度も名前を呼ばれた。  何度呼ばれても、けして目が合うことは無かった。  何度話しかけられても、彼らが見つめる視線の先はただ一人。  血の繋がらない、義理の妹ミリス。  父も母も兄も弟も。  誰も彼もが彼女を愛した。  実の娘である、妹である私ではなく。  真っ赤な他人のミリスを。  そして私は彼女の身代わりに死ぬのだ。  何度も何度も何度だって。苦しめられて殺されて。  そして、何度死んでも過去に戻る。繰り返される苦しみ、死の恐怖。私はけしてそこから逃れられない。  だけど、もういい、と思うの。  どうせ繰り返すならば、同じように生きなくて良いと思うの。  どうして貴方達だけ好き勝手生きてるの? どうして幸せになることが許されるの?  そんなこと、許さない。私が許さない。  もう何度目か数える事もしなかった時間の戻りを経て──私はようやく家族に告げる事が出来た。  最初で最後の贈り物。私から贈る、大切な言葉。 「お父様、お母様、兄弟にミリス」  みんなみんな 「死んでください」  どうぞ受け取ってくださいませ。 ※ダークシリアス基本に途中明るかったりもします ※他サイトにも掲載してます

【完結】聖女が世界を呪う時

リオール
恋愛
【聖女が世界を呪う時】 国にいいように使われている聖女が、突如いわれなき罪で処刑を言い渡される その時聖女は終わりを与える神に感謝し、自分に冷たい世界を呪う ※約一万文字のショートショートです ※他サイトでも掲載中

獣人だらけの世界に若返り転移してしまった件

上総啓
BL
階段からうっかり足を滑らせてしまったヒナタは、気が付くと鬱蒼とした森の中にいた。 それも、なぜか真っ裸の子供の姿で。 楽観的なヒナタは、特に恐怖を抱くことなく森を探険し始める。 しかしそんなヒナタを待ち受けていたのは、獣人と呼ばれる男達からの鬱陶しい程の愛情と執着だった── 絶滅したヒト族が『神話の天使』と崇められる獣人世界で、ショタ返りしたヒト族受けが獣人達に囲われながらのんびりまったり大波乱の日常を送る話。 ※本作には”ショタ受け”,“総受け”の要素が含まれています。  地雷の方はご注意ください。

欲情しないと仰いましたので白い結婚でお願いします

ユユ
恋愛
他国の王太子の第三妃として望まれたはずが、 王太子からは拒絶されてしまった。 欲情しない? ならば白い結婚で。 同伴公務も拒否します。 だけど王太子が何故か付き纏い出す。 * 作り話です * 暇つぶしにどうぞ

【完結】復讐の館〜私はあなたを待っています〜

リオール
ホラー
愛しています愛しています 私はあなたを愛しています 恨みます呪います憎みます 私は あなたを 許さない

「僕は病弱なので面倒な政務は全部やってね」と言う婚約者にビンタくらわした私が聖女です

リオール
恋愛
これは聖女が阿呆な婚約者(王太子)との婚約を解消して、惚れた大魔法使い(見た目若いイケメン…年齢は桁が違う)と結ばれるために奮闘する話。 でも周囲は認めてくれないし、婚約者はどこまでも阿呆だし、好きな人は塩対応だし、婚約者はやっぱり阿呆だし(二度言う) はたして聖女は自身の望みを叶えられるのだろうか? それとも聖女として辛い道を選ぶのか? ※筆者注※ 基本、コメディな雰囲気なので、苦手な方はご注意ください。 (たまにシリアスが入ります) 勢いで書き始めて、駆け足で終わってます(汗

処理中です...