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その日の夜、部屋にいると、静かなノックと共にルカが入って来た。
「ルカ……」
「バトラル。ハンネスのお祝いムードがデカすぎて少し予定とズレてしまったな。待ちきれなかった」
「んんっ」
ルカにキスで口を塞がれ、静かにベッドに横たわらせられ、いとも簡単に服を全て脱がされ終わった時、また、小さくノック音が聞こえ、クライブとバイロンが入って来た。
「もう始めているのか。今日は私たちも一緒だよ」
「さすがに我慢の限界だ」
クライブとバイロンの目も声音も、ギラついていて俺の心臓は期待でドッドッと鳴る。前に2人にされた時だって、体力の差で結構キツい目にあったし、ルカはもともと苛めっ子気質でプレイ内容はハード目だ。とは言っても、バトラルの断罪エンドに比べればかなり甘いけれど。
「バトラル、腰が揺れてるぞ」
「あ……あ……」
嘲笑うかのようなルカの言葉に、俺の興奮は高まった。
服を脱がぬまま2人はギシッとベッドに上がり込んでくる。
寝衣とはいえ服をきっちりと着込んだままの3人に囲まれる形でいる自分だけが全裸なのは、少し居心地が悪くてゾクゾクした。
「はぁ……、バトラル、口を開けて舌を出して……そう、いい子だね」
優しい声音のクライブに従うと、ズボンから取り出したクライブのそれで、舌を撫でるように押しつけられた。
「ん……あ」
舌先はクライブが出した先走りで苦い。その苦味で眉をしかめてしまう俺の表情を楽しむように、クライブはグリグリとその先を押し付ける。それがなんだかトイレットペーパーにされているような気分になり、腰の奥にゾクゾクと快感が走った。
「バトラル、俺を忘れてるんじゃないだろうな」
「あ゛あっ」
ズリュルルルルルとルカのそれが突然アナルに押し込まれ、視界がチカチカと点滅した。
「はぁ、入れただけで、イッたのかよ。変態……だな、ああでも、バトラルの中、ふわふわでグチョグチョ」
ズリュ、ズリュ
ルカの大きいそれで中を満たされているけれど、焦らすように浅いところを刺激されもどかしい。
そのうちに、クライブは舌に押し付けるのをやめゆっくりと喉奥に侵入して来た。
バイロンは俺の乳首を強く吸ったりキツく摘んだりしながら、俺の手を取りバイロンのそれに手を添えさせて刺激を与えている。
ズリュ、グチュ…………ゴリュ、ゴリ……
「あ……あぁ……」
「バトラル、入るぞ」
ググ……グググ、グポォォォォォ
「んあっぁああっ!!」
俺の犯されることに慣れた体は、当たり前のように結腸口まで難なく受け入れる。
過ぎた快楽が頭を埋め尽くし、キツい。
グチュン、バチュン
喉奥を大きなそれで埋められ、自由に息をすることもままならない状態の中の、容赦のない責めは、拷問をされているかのようにキツくて最高に興奮する。
「ん゛っ、んっぁぁああっ…っ、あ゛ぁあっ」
「バトラル……ッ、バトラル……ッ、出すぞ、こぼすなよ。孕め!! ああ……っ」
腰を掴み、どんどんと早くなるピストンの中、俺は受精の衝撃に耐えられるよう体に力を入れた。クライブは一足先に俺の喉奥で射精して、口から出ていく。
「ん゛ーーーっ!!! げほっ、げほっ……ぁ……? あ゛あああっ、ひっぁぁぁあああんん、あつい……っ!! あつい゛……んっっぁあ」
腹が猛烈に熱を持ち、ドクドクと心臓のように脈打つ。
最高に辛く、最高に気持ちいい。
3度目の経験だが、慣れることはないだろうと思う。
グポ
結腸奥に侵入したままに射精をしていたルカは、俺の中から出て行った。
「妊娠おめでとうバトラル」
3人はそれぞれ笑顔で俺を見下ろしてそう言った。
ボロボロに犯された俺は、あちこち3人の精液に濡れている。
けれど、3人は今だ上着を身につけたままで、そのチグハグさがより羞恥心を煽った。
「次は、私が」
「あ、バイロン……っ、ちょっと、休憩を」
「少しだけ我慢してくれ」
「ああぁあっ」
挿入を我慢していたバイロンは、理性を飛ばした様子で俺のアナルに突き入れた。
当然、3人の馬鹿みたいな体力を持つアルファに、俺はまるでオナホールのように使われて朝になっても離してはもらえなかった。いや、それどころかそれから3日3晩離してはもらえなかった。その間の食事や飲み物は全て口移し。凄まじい3日を過ごした。
ルカとの子が確定したのだから、2ヶ月間ギースベルト辺境伯の元に向かわなければいけない。おそらく3人はその間の分と思っていたのだろうが、さすがのドMの俺でももうしばらくはそういった行為は十分だと思うくらいには濃厚だった。
「ルカ……」
「バトラル。ハンネスのお祝いムードがデカすぎて少し予定とズレてしまったな。待ちきれなかった」
「んんっ」
ルカにキスで口を塞がれ、静かにベッドに横たわらせられ、いとも簡単に服を全て脱がされ終わった時、また、小さくノック音が聞こえ、クライブとバイロンが入って来た。
「もう始めているのか。今日は私たちも一緒だよ」
「さすがに我慢の限界だ」
クライブとバイロンの目も声音も、ギラついていて俺の心臓は期待でドッドッと鳴る。前に2人にされた時だって、体力の差で結構キツい目にあったし、ルカはもともと苛めっ子気質でプレイ内容はハード目だ。とは言っても、バトラルの断罪エンドに比べればかなり甘いけれど。
「バトラル、腰が揺れてるぞ」
「あ……あ……」
嘲笑うかのようなルカの言葉に、俺の興奮は高まった。
服を脱がぬまま2人はギシッとベッドに上がり込んでくる。
寝衣とはいえ服をきっちりと着込んだままの3人に囲まれる形でいる自分だけが全裸なのは、少し居心地が悪くてゾクゾクした。
「はぁ……、バトラル、口を開けて舌を出して……そう、いい子だね」
優しい声音のクライブに従うと、ズボンから取り出したクライブのそれで、舌を撫でるように押しつけられた。
「ん……あ」
舌先はクライブが出した先走りで苦い。その苦味で眉をしかめてしまう俺の表情を楽しむように、クライブはグリグリとその先を押し付ける。それがなんだかトイレットペーパーにされているような気分になり、腰の奥にゾクゾクと快感が走った。
「バトラル、俺を忘れてるんじゃないだろうな」
「あ゛あっ」
ズリュルルルルルとルカのそれが突然アナルに押し込まれ、視界がチカチカと点滅した。
「はぁ、入れただけで、イッたのかよ。変態……だな、ああでも、バトラルの中、ふわふわでグチョグチョ」
ズリュ、ズリュ
ルカの大きいそれで中を満たされているけれど、焦らすように浅いところを刺激されもどかしい。
そのうちに、クライブは舌に押し付けるのをやめゆっくりと喉奥に侵入して来た。
バイロンは俺の乳首を強く吸ったりキツく摘んだりしながら、俺の手を取りバイロンのそれに手を添えさせて刺激を与えている。
ズリュ、グチュ…………ゴリュ、ゴリ……
「あ……あぁ……」
「バトラル、入るぞ」
ググ……グググ、グポォォォォォ
「んあっぁああっ!!」
俺の犯されることに慣れた体は、当たり前のように結腸口まで難なく受け入れる。
過ぎた快楽が頭を埋め尽くし、キツい。
グチュン、バチュン
喉奥を大きなそれで埋められ、自由に息をすることもままならない状態の中の、容赦のない責めは、拷問をされているかのようにキツくて最高に興奮する。
「ん゛っ、んっぁぁああっ…っ、あ゛ぁあっ」
「バトラル……ッ、バトラル……ッ、出すぞ、こぼすなよ。孕め!! ああ……っ」
腰を掴み、どんどんと早くなるピストンの中、俺は受精の衝撃に耐えられるよう体に力を入れた。クライブは一足先に俺の喉奥で射精して、口から出ていく。
「ん゛ーーーっ!!! げほっ、げほっ……ぁ……? あ゛あああっ、ひっぁぁぁあああんん、あつい……っ!! あつい゛……んっっぁあ」
腹が猛烈に熱を持ち、ドクドクと心臓のように脈打つ。
最高に辛く、最高に気持ちいい。
3度目の経験だが、慣れることはないだろうと思う。
グポ
結腸奥に侵入したままに射精をしていたルカは、俺の中から出て行った。
「妊娠おめでとうバトラル」
3人はそれぞれ笑顔で俺を見下ろしてそう言った。
ボロボロに犯された俺は、あちこち3人の精液に濡れている。
けれど、3人は今だ上着を身につけたままで、そのチグハグさがより羞恥心を煽った。
「次は、私が」
「あ、バイロン……っ、ちょっと、休憩を」
「少しだけ我慢してくれ」
「ああぁあっ」
挿入を我慢していたバイロンは、理性を飛ばした様子で俺のアナルに突き入れた。
当然、3人の馬鹿みたいな体力を持つアルファに、俺はまるでオナホールのように使われて朝になっても離してはもらえなかった。いや、それどころかそれから3日3晩離してはもらえなかった。その間の食事や飲み物は全て口移し。凄まじい3日を過ごした。
ルカとの子が確定したのだから、2ヶ月間ギースベルト辺境伯の元に向かわなければいけない。おそらく3人はその間の分と思っていたのだろうが、さすがのドMの俺でももうしばらくはそういった行為は十分だと思うくらいには濃厚だった。
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