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本編
第9話『潤井愛莉』
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お嬢様のご厚意に甘える形で、パブリックスペースでゆっくりと休み、2時間目が終わる数分ほど前に1年3組の教室に戻った。
その後、3時間目と4時間目の授業は何事もなく過ぎていった。1時間目のときにはたまに向けられた都築さんの視線が一切なくなって。俺が女性恐怖症であることを知り、罪悪感でも抱いたのだろうか。それは俺にとっていいことだけど。
そして、昼休みに。
そういえば、昼ご飯のことを全然考えてなかった。お金は持っているけど。
「真守、ここまでお疲れ様。体調はもう大丈夫かしら? 大丈夫そうなら、これから私と一緒に食堂に行きましょう」
お嬢様は俺の前に来るや否やそう言ってきた。
「分かりました。そういえば、高校に食堂というものがあるんですか?」
「普通はあるでしょ」
「……あるものなんですね」
高校に通ったことのない俺には、普通の高校に食堂があるのか分からないけど、ここは宝月学院だ。とても美味しい食事を食べることのできる食堂があるのだろう。
「そういえば、お屋敷でくるみさんからお弁当は受け取っていませんでしたね」
「くるみに毎日作ってもらうのも悪いしね。それに、うちの食堂は結構美味しいし。一般開放もされているのよ」
「……なるほど」
大学の食堂が一般開放されているのは聞いたことがあるけど。一般開放するほど美味しい食堂だと思っていいだろう。
「あの……私もご一緒してもいいですか?」
振り返ると、優しい雰囲気の女の子が立っていた。ツーサイドアップに纏めたピンク色の髪が目に入る。確か、このクラスにいる子だな。
「別にそこまでかしこまらなくていいのに。いつも一緒じゃない」
「そうですけど、今日はその……SPさんも一緒ですから。2人の邪魔をしてしまったらまずいと思いまして」
「そこまで気にしなくて大丈夫だって。ね、真守。彼女はとても優しい子だから」
「そうなんですね。俺はかまいませんよ」
そうは言ったけれど、ここまで女の子らしい女の子が近くにいると症状が出そうで恐い。彼女の豊満な胸が視界に入ると、大抵の男子なら胸の高鳴りという意味でドキドキだろうけど、俺の場合は緊張とか恐ろしさという意味でドキドキする。
「ありがとうございます。あっ、自己紹介がまだでしたね。私、潤井愛莉といいます。由衣ちゃんとは小学生のときからの幼なじみなんです。学校以外でもよく遊んでいて、パーティーなどの場で一緒にいるんです」
パーティーで、ということは潤井さんもお金持ちの家の子ってことか。都築さんも日本有数の建設会社である都築建設のお嬢様だし、宝月学院が金持ち子息の巣窟と言われるのも納得だ。
「そうなんですね。俺、長瀬真守といいます。昨日から、九条由衣お嬢様のSPとして仕えています」
「長瀬さん、ですね。これから宜しくお願いします」
潤井さんが手を差し出してきた。俺は女性恐怖症の症状を押し殺し、潤井さんと握手をする。
何だか、潤井さんってくるみさんに似ているところがあるな。見た目もそうだけど、柔らかい雰囲気とか。敬語で話すから、かな。
「これまでは一切SPを付けることはなかったのに、どうして急に長瀬さんを教室まで連れてきたのですか?」
未来も言っていたけど、お嬢様が急にSPを連れてきたことが気になるようだ。
「……まあ、心境の変化って感じかな? それにSPがいた方が安心できるから」
どうやら、潤井さんにもCherryのことについては話さないらしい。
「へえ、男勝りな由衣ちゃんが……」
「お嬢様が男勝り、ですか?」
「ええ、小学生の頃は男女問わず一緒に遊ぶことが多くて。由衣ちゃんがまとめ役だったんです。私が男の子にいじられて泣かされちゃうと、決まって由衣ちゃんがその子のことを叱ってくれて」
潤井さんはクスクスと笑いながらそう言う。
「そ、そんなこと……真守に言わなくてもいいでしょ。ばかっ」
「別にいいじゃないですか。私、とても嬉しかったんですから」
「ううっ……」
お嬢様は頬を赤くして俯いている。
男勝りという印象はそんなにないけれど、小さい頃からまとめ役だったというのは納得だ。周りの人のことをよく見ていて、的確なことを言う。さっきの都築さんとのことで、それがよく分かった。
「こんな由衣ちゃんですけど、よろしくお願いしますね」
「ええ、お嬢様を守るつもりでここにいますから」
「あうっ、あうっ……」
お嬢様、ついに悶絶。
「長瀬さんのような人をSPにつけようと考えたということは、それだけ由衣ちゃんも女の子らしくなったということなんでしょうね」
潤井さんは微笑みながらも、感慨深そうに言った。幼なじみだからこそ言えることなのだと思う。
「でも、由衣ちゃんがちょっと羨ましいですね。長瀬さんのような人が側にいてくれて」
「真守のことを貸し出してあげようか?」
「……あれ、さっきと話が違うような」
自分にとって大切なSPじゃなかったのか。
「冗談よ。ただ、愛莉は凛よりずっと信頼できるからね。同じ女性でも、彼女よりはずっといいでしょう?」
「まあ、否定はしませんが……」
潤井さんは女性的な魅力に溢れている人なので、俺にとってはとても危険だけど。別次元に危険な都築さんに比べればよっぽどマシか。
「由衣ちゃんに嫌気が差したときには是非、私のSPになってくださいね」
「……考えておきます」
「そこは『お世話になることはありません』と言うべきじゃないの?」
お嬢様、とても不満そうにして頬を膨らませている。
「……多分、お世話になることはありません」
「よろしい」
お嬢様、凄く嬉しそうに笑っている。単純な人で良かった。
「ふふっ、昨日SPにしたとは思えないくらいに仲がいいですね」
「まずは信頼関係が大切だからね。そのために色々なことをしたし」
「色々なことって、例えばキスとか?」
「はあっ? そ、そんなことするわけないじゃない!」
キスなんてされたら、その瞬間に気絶すること間違いなしだろう。
「じゃあ、何をしたんですかぁ?」
潤井さんは微笑みながらもちょっと意地悪な目つきでお嬢様のことを見る。どんなときも優しい雰囲気を絶やさないと思っていたので意外だ。
というか、例え俺のリハビリのためだと言っても、一緒に温泉に入ったと話したら潤井さんに変な誤解をされてしまう。潤井さん、俺のこともちらっと見てくるし。お嬢様が答えなかったら、俺に訊こうとしている姿勢だ。ど、どうすればいいんだ。
「私……」
俯いていたお嬢様はゆっくりと顔を上げ、
「お腹空いちゃったなぁ。早く食堂に行きましょ」
棒読みでそう言うと教室から出て行った。
潤井さんから逃げたのは明らかだけれど、潤井さんは微笑むだけでお嬢様に追求するような素振りは見せない。
「誰にでも話したくないことってありますよね。今日みたいな由衣ちゃん、今まであまり見たことがなかったので、ついからかっちゃいました」
「……そうですか」
「由衣ちゃんの言うとおり、お腹が空きましたね。私達も行きましょうか」
「そうですね。立ちっぱなしで、お腹ペコペコです」
「お疲れ様です、長瀬さん」
「ありがとうございます」
就職してから、お疲れ様という言葉がとても身に沁みるようになった。個人的に、色々な人に対して、色々な想いを簡単に伝えられる魔法の言葉だと思っている。
俺と潤井さんが教室を出ると、廊下にはお嬢様と弁当を持つ未来がいた。
「ねえ、私も一緒でいいかな? 久しぶりに真守君と話したいし」
「もちろん」
俺がそう言うと、未来は嬉しそうな顔を見せる。こんなに嬉しそうな顔をするのは、俺とひさしぶりに会ったからだろうか。一緒に住んでいたときには、ここまでの笑顔を見せなかったと思う。
「じゃあ、4人で食堂に行こうか」
未来を加え、俺達4人は食堂に向かうのであった。
その後、3時間目と4時間目の授業は何事もなく過ぎていった。1時間目のときにはたまに向けられた都築さんの視線が一切なくなって。俺が女性恐怖症であることを知り、罪悪感でも抱いたのだろうか。それは俺にとっていいことだけど。
そして、昼休みに。
そういえば、昼ご飯のことを全然考えてなかった。お金は持っているけど。
「真守、ここまでお疲れ様。体調はもう大丈夫かしら? 大丈夫そうなら、これから私と一緒に食堂に行きましょう」
お嬢様は俺の前に来るや否やそう言ってきた。
「分かりました。そういえば、高校に食堂というものがあるんですか?」
「普通はあるでしょ」
「……あるものなんですね」
高校に通ったことのない俺には、普通の高校に食堂があるのか分からないけど、ここは宝月学院だ。とても美味しい食事を食べることのできる食堂があるのだろう。
「そういえば、お屋敷でくるみさんからお弁当は受け取っていませんでしたね」
「くるみに毎日作ってもらうのも悪いしね。それに、うちの食堂は結構美味しいし。一般開放もされているのよ」
「……なるほど」
大学の食堂が一般開放されているのは聞いたことがあるけど。一般開放するほど美味しい食堂だと思っていいだろう。
「あの……私もご一緒してもいいですか?」
振り返ると、優しい雰囲気の女の子が立っていた。ツーサイドアップに纏めたピンク色の髪が目に入る。確か、このクラスにいる子だな。
「別にそこまでかしこまらなくていいのに。いつも一緒じゃない」
「そうですけど、今日はその……SPさんも一緒ですから。2人の邪魔をしてしまったらまずいと思いまして」
「そこまで気にしなくて大丈夫だって。ね、真守。彼女はとても優しい子だから」
「そうなんですね。俺はかまいませんよ」
そうは言ったけれど、ここまで女の子らしい女の子が近くにいると症状が出そうで恐い。彼女の豊満な胸が視界に入ると、大抵の男子なら胸の高鳴りという意味でドキドキだろうけど、俺の場合は緊張とか恐ろしさという意味でドキドキする。
「ありがとうございます。あっ、自己紹介がまだでしたね。私、潤井愛莉といいます。由衣ちゃんとは小学生のときからの幼なじみなんです。学校以外でもよく遊んでいて、パーティーなどの場で一緒にいるんです」
パーティーで、ということは潤井さんもお金持ちの家の子ってことか。都築さんも日本有数の建設会社である都築建設のお嬢様だし、宝月学院が金持ち子息の巣窟と言われるのも納得だ。
「そうなんですね。俺、長瀬真守といいます。昨日から、九条由衣お嬢様のSPとして仕えています」
「長瀬さん、ですね。これから宜しくお願いします」
潤井さんが手を差し出してきた。俺は女性恐怖症の症状を押し殺し、潤井さんと握手をする。
何だか、潤井さんってくるみさんに似ているところがあるな。見た目もそうだけど、柔らかい雰囲気とか。敬語で話すから、かな。
「これまでは一切SPを付けることはなかったのに、どうして急に長瀬さんを教室まで連れてきたのですか?」
未来も言っていたけど、お嬢様が急にSPを連れてきたことが気になるようだ。
「……まあ、心境の変化って感じかな? それにSPがいた方が安心できるから」
どうやら、潤井さんにもCherryのことについては話さないらしい。
「へえ、男勝りな由衣ちゃんが……」
「お嬢様が男勝り、ですか?」
「ええ、小学生の頃は男女問わず一緒に遊ぶことが多くて。由衣ちゃんがまとめ役だったんです。私が男の子にいじられて泣かされちゃうと、決まって由衣ちゃんがその子のことを叱ってくれて」
潤井さんはクスクスと笑いながらそう言う。
「そ、そんなこと……真守に言わなくてもいいでしょ。ばかっ」
「別にいいじゃないですか。私、とても嬉しかったんですから」
「ううっ……」
お嬢様は頬を赤くして俯いている。
男勝りという印象はそんなにないけれど、小さい頃からまとめ役だったというのは納得だ。周りの人のことをよく見ていて、的確なことを言う。さっきの都築さんとのことで、それがよく分かった。
「こんな由衣ちゃんですけど、よろしくお願いしますね」
「ええ、お嬢様を守るつもりでここにいますから」
「あうっ、あうっ……」
お嬢様、ついに悶絶。
「長瀬さんのような人をSPにつけようと考えたということは、それだけ由衣ちゃんも女の子らしくなったということなんでしょうね」
潤井さんは微笑みながらも、感慨深そうに言った。幼なじみだからこそ言えることなのだと思う。
「でも、由衣ちゃんがちょっと羨ましいですね。長瀬さんのような人が側にいてくれて」
「真守のことを貸し出してあげようか?」
「……あれ、さっきと話が違うような」
自分にとって大切なSPじゃなかったのか。
「冗談よ。ただ、愛莉は凛よりずっと信頼できるからね。同じ女性でも、彼女よりはずっといいでしょう?」
「まあ、否定はしませんが……」
潤井さんは女性的な魅力に溢れている人なので、俺にとってはとても危険だけど。別次元に危険な都築さんに比べればよっぽどマシか。
「由衣ちゃんに嫌気が差したときには是非、私のSPになってくださいね」
「……考えておきます」
「そこは『お世話になることはありません』と言うべきじゃないの?」
お嬢様、とても不満そうにして頬を膨らませている。
「……多分、お世話になることはありません」
「よろしい」
お嬢様、凄く嬉しそうに笑っている。単純な人で良かった。
「ふふっ、昨日SPにしたとは思えないくらいに仲がいいですね」
「まずは信頼関係が大切だからね。そのために色々なことをしたし」
「色々なことって、例えばキスとか?」
「はあっ? そ、そんなことするわけないじゃない!」
キスなんてされたら、その瞬間に気絶すること間違いなしだろう。
「じゃあ、何をしたんですかぁ?」
潤井さんは微笑みながらもちょっと意地悪な目つきでお嬢様のことを見る。どんなときも優しい雰囲気を絶やさないと思っていたので意外だ。
というか、例え俺のリハビリのためだと言っても、一緒に温泉に入ったと話したら潤井さんに変な誤解をされてしまう。潤井さん、俺のこともちらっと見てくるし。お嬢様が答えなかったら、俺に訊こうとしている姿勢だ。ど、どうすればいいんだ。
「私……」
俯いていたお嬢様はゆっくりと顔を上げ、
「お腹空いちゃったなぁ。早く食堂に行きましょ」
棒読みでそう言うと教室から出て行った。
潤井さんから逃げたのは明らかだけれど、潤井さんは微笑むだけでお嬢様に追求するような素振りは見せない。
「誰にでも話したくないことってありますよね。今日みたいな由衣ちゃん、今まであまり見たことがなかったので、ついからかっちゃいました」
「……そうですか」
「由衣ちゃんの言うとおり、お腹が空きましたね。私達も行きましょうか」
「そうですね。立ちっぱなしで、お腹ペコペコです」
「お疲れ様です、長瀬さん」
「ありがとうございます」
就職してから、お疲れ様という言葉がとても身に沁みるようになった。個人的に、色々な人に対して、色々な想いを簡単に伝えられる魔法の言葉だと思っている。
俺と潤井さんが教室を出ると、廊下にはお嬢様と弁当を持つ未来がいた。
「ねえ、私も一緒でいいかな? 久しぶりに真守君と話したいし」
「もちろん」
俺がそう言うと、未来は嬉しそうな顔を見せる。こんなに嬉しそうな顔をするのは、俺とひさしぶりに会ったからだろうか。一緒に住んでいたときには、ここまでの笑顔を見せなかったと思う。
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