6 / 292
本編-ARIA-
第5話『初夜ミク』
しおりを挟む
僕と美来が同じベッドで寝るわけにはいかないので、ベッドの横に布団を敷いた。
「美来はベッドで寝ていいよ」
「えぇ、一緒に寝ましょうよぉ。寝たいなぁ」
「美来の気持ちも分からなくはないけれど、その……美来と一緒に寝ると何かしちゃいそうで恐いんだ。だから、今夜は別々に寝よう」
僕の家では別々の部屋に寝るということができないから、せめても同じふとんには寝ないことに決めたんだ。
美来はちょっと寂しそうな表情をしながらも、
「……分かりました。智也さんがそう言うのであれば、今夜はベッドで寝ますね」
「そう言ってくれて助かるよ。僕がふとんで寝るね。そろそろ、部屋の電気を消すね。ベッドに備え付けのライトがあるから、暗いのが嫌だったら点けていいからね」
「はい」
美来が僕のベッドに横になったのを確認して、僕は部屋の電気を消した。
すると、外からの月明かりだけが部屋の中を照らす状況に。それでも、ベッドで横になっている美来の顔が分かるくらいに明るかった。
「じゃあ、おやすみ、美来」
「おやすみなさい、智也さん」
僕もふとんに横になり、ゆっくりと目を瞑る。
けれど、なかなか眠りにつくことができない。
当たり前じゃないか。僕のすぐ側に高校生の女の子が眠っているんだから。色々なことを考えてしまって。ベッドを背にした体勢になれば少しは変わるかと思ったけれど、そんなことはなかった。
美来の方はちゃんと眠れているかなぁ。そんなことを思ったときだった。
「智也さん、まだ起きていますか?」
美来がそう呟く。
「起きてるよ。眠れない?」
「はい。智也さんが横にいると色々と考えてしまって。智也さんは?」
「僕も同じだよ」
「ふふっ、そうですか。私、智也さんが隣で眠っていることが嬉しいのに、ちょっと寂しく思えるんです」
「えっ……」
すると、布の擦れるような音が聞こえて、僕の背中に温かく柔らかいものが当たる。寝間着越しだけれど、人肌程度の温かさと彼女の心臓の鼓動が凄く伝わってくる。
「ごめんなさい、智也さん。ちょっとだけでいいですから、このままでいさせてください」
ぎゅっと寝間着を掴まれているのが分かる。
「……しょうがない」
僕が頑張って理性を保っていればいいだけの話だ。
ベッドの方に体を向かせると、そこには僕の方を向いて横になっている美来がいた。そんな彼女の眼は潤んでいる。
「ほら、ベッドに戻って。僕もそっちに行くから。ちょっと狭くなるけれど、それでもいいかな」
「……はいっ!」
美来はとても嬉しそうな顔をして、ベッドの方に戻っていく。
しょうがない。細心の注意を払って美来と同じベッドで一夜を明かすことにしよう。
僕もベッドに上がって、美来の隣で横になる。やっぱり、2人で並んで寝ると、必ずどこかは当たってしまうな。極端に狭いわけじゃないんだけど。
「僕と体が当たっちゃうけど、それでも大丈夫かな」
「はい。むしろ、その方がいいくらいです」
その気持ちを態度で示したかったのか、美来は僕の方を向いてまるで抱き枕のように僕の右腕を抱いてくる。
「何だか、さっきよりも鼓動が速くなってない?」
「だって、好きな人とこんなにもくっついているんですよ。しかも、初めて」
「……そう考えるとドキドキするのは自然なのかもね」
大人の男性として落ち着いてそう言ったけれど、実際にはもう心臓が爆発しそうなくらいにドキドキしている。美来と2人きりで、美来は僕のことを結婚したいくらいに好きでいてくれて。そんな彼女と一緒のベッドで横になっていたら、どうにかなってしまいそうで恐いんだ。
「美来」
「なんですか?」
「……美来のことを抱きしめてもいい?」
「いいですよ。緊張しちゃうな……」
美来はゆっくりと僕の右腕を離す。
僕は美来の体を引き寄せるようにして、彼女のことを抱きしめる。思ったよりも華奢で柔らかいんだな。
「智也さん……」
「こんな素敵な女の子が僕のことを10年間もずっと好きでいてくれて、何だか夢のようだよ。今でも信じられなくて。けれど、美来はここにいるんだよね」
「はい。そして、智也さんのことが好きな気持ちはこの先もずっと変わりません。それだけは覚えておいてくれると嬉しいです」
「忘れるわけ……ないって」
10年前のプロポーズだって覚えることができていたのだから。僕のことが好きだっていう美来の想いは絶対に忘れることはないだろう。
美来のことを抱きしめて、段々と心が落ち着いてきた。美来の温もりと彼女から香ってくるシャンプーの甘い匂いが心地よいからだろうか。
「智也さんに抱かれて、私、凄くドキドキしています」
「そうか……」
今の美来の言葉がチクッと胸に刺さった。
「智也さん……」
僕の名前が聞こえた瞬間、
――ちゅっ。
唇に近いところに温かく柔らかな感触が。
慌てて美来のことを見てみると、美来は恥ずかしそうに微笑んでいた。
「今の私達に、口づけはもったいない気がしたので」
彼女がそう言うのは再会して間もないからだよな。どんなに美来が僕のことを好きでも距離はまだあるか。
「でも、今……幸せな気持ちで包まれています。ですけど、私は智也さんと一緒に幸せになりたいんです。陰で見守ってはいましたけれど。10年間、智也さんと会えていなかったからでしょうか」
「……どうだろうね。ただ、僕はむしろ10年ぶりに会えたからじゃないかって思うよ」
「えっ……」
「美来のことを思い出しても、美来はどうしているのかなって思うくらいだった。でも、美来とこうして再会してみて、美来と一緒にいたい、美来のことを知りたいと思うようになってきたんだよ」
今の時点では、僕と美来の想いの差がありすぎる。その差を埋めるためにも、僕はまず美来と一緒に過ごしてみて、美来のことを知っていく必要がある。その先に何があるのかは分からないけれども。
「僕にここにいる。だから、安心して」
「……はい!」
そのとき、僕は今日一番の美来の笑顔を見ることができた気がする。それは10年前に僕へ告白してくれたときの笑みと似ていた。
「じゃあ、そろそろ寝ようか」
「はい。おやすみなさい、智也さん」
「うん、おやすみ。……僕が寝たからって変なことをしないでくれよ」
「しませんよ! それに、智也さんが起きてないと意味が……いえいえ、なんでもありません。智也さんこそ寝ている間に変なことをしないでくださいね」
「心配しなくて大丈夫だよ。じゃあ、おやすみ」
僕はゆっくりと目を瞑る。
何度か僕の体をさすられたり、口元に美来の温かな吐息がかかったりすることがあったけれど、気付かないふりをしておいた。10年ぶりに再会したことの喜びで抑えきれない想いがあると思って。
同じベッドで寝ると彼女を意識してしまって眠れないかと思ったけれど、程なくして眠りについたのであった。
「美来はベッドで寝ていいよ」
「えぇ、一緒に寝ましょうよぉ。寝たいなぁ」
「美来の気持ちも分からなくはないけれど、その……美来と一緒に寝ると何かしちゃいそうで恐いんだ。だから、今夜は別々に寝よう」
僕の家では別々の部屋に寝るということができないから、せめても同じふとんには寝ないことに決めたんだ。
美来はちょっと寂しそうな表情をしながらも、
「……分かりました。智也さんがそう言うのであれば、今夜はベッドで寝ますね」
「そう言ってくれて助かるよ。僕がふとんで寝るね。そろそろ、部屋の電気を消すね。ベッドに備え付けのライトがあるから、暗いのが嫌だったら点けていいからね」
「はい」
美来が僕のベッドに横になったのを確認して、僕は部屋の電気を消した。
すると、外からの月明かりだけが部屋の中を照らす状況に。それでも、ベッドで横になっている美来の顔が分かるくらいに明るかった。
「じゃあ、おやすみ、美来」
「おやすみなさい、智也さん」
僕もふとんに横になり、ゆっくりと目を瞑る。
けれど、なかなか眠りにつくことができない。
当たり前じゃないか。僕のすぐ側に高校生の女の子が眠っているんだから。色々なことを考えてしまって。ベッドを背にした体勢になれば少しは変わるかと思ったけれど、そんなことはなかった。
美来の方はちゃんと眠れているかなぁ。そんなことを思ったときだった。
「智也さん、まだ起きていますか?」
美来がそう呟く。
「起きてるよ。眠れない?」
「はい。智也さんが横にいると色々と考えてしまって。智也さんは?」
「僕も同じだよ」
「ふふっ、そうですか。私、智也さんが隣で眠っていることが嬉しいのに、ちょっと寂しく思えるんです」
「えっ……」
すると、布の擦れるような音が聞こえて、僕の背中に温かく柔らかいものが当たる。寝間着越しだけれど、人肌程度の温かさと彼女の心臓の鼓動が凄く伝わってくる。
「ごめんなさい、智也さん。ちょっとだけでいいですから、このままでいさせてください」
ぎゅっと寝間着を掴まれているのが分かる。
「……しょうがない」
僕が頑張って理性を保っていればいいだけの話だ。
ベッドの方に体を向かせると、そこには僕の方を向いて横になっている美来がいた。そんな彼女の眼は潤んでいる。
「ほら、ベッドに戻って。僕もそっちに行くから。ちょっと狭くなるけれど、それでもいいかな」
「……はいっ!」
美来はとても嬉しそうな顔をして、ベッドの方に戻っていく。
しょうがない。細心の注意を払って美来と同じベッドで一夜を明かすことにしよう。
僕もベッドに上がって、美来の隣で横になる。やっぱり、2人で並んで寝ると、必ずどこかは当たってしまうな。極端に狭いわけじゃないんだけど。
「僕と体が当たっちゃうけど、それでも大丈夫かな」
「はい。むしろ、その方がいいくらいです」
その気持ちを態度で示したかったのか、美来は僕の方を向いてまるで抱き枕のように僕の右腕を抱いてくる。
「何だか、さっきよりも鼓動が速くなってない?」
「だって、好きな人とこんなにもくっついているんですよ。しかも、初めて」
「……そう考えるとドキドキするのは自然なのかもね」
大人の男性として落ち着いてそう言ったけれど、実際にはもう心臓が爆発しそうなくらいにドキドキしている。美来と2人きりで、美来は僕のことを結婚したいくらいに好きでいてくれて。そんな彼女と一緒のベッドで横になっていたら、どうにかなってしまいそうで恐いんだ。
「美来」
「なんですか?」
「……美来のことを抱きしめてもいい?」
「いいですよ。緊張しちゃうな……」
美来はゆっくりと僕の右腕を離す。
僕は美来の体を引き寄せるようにして、彼女のことを抱きしめる。思ったよりも華奢で柔らかいんだな。
「智也さん……」
「こんな素敵な女の子が僕のことを10年間もずっと好きでいてくれて、何だか夢のようだよ。今でも信じられなくて。けれど、美来はここにいるんだよね」
「はい。そして、智也さんのことが好きな気持ちはこの先もずっと変わりません。それだけは覚えておいてくれると嬉しいです」
「忘れるわけ……ないって」
10年前のプロポーズだって覚えることができていたのだから。僕のことが好きだっていう美来の想いは絶対に忘れることはないだろう。
美来のことを抱きしめて、段々と心が落ち着いてきた。美来の温もりと彼女から香ってくるシャンプーの甘い匂いが心地よいからだろうか。
「智也さんに抱かれて、私、凄くドキドキしています」
「そうか……」
今の美来の言葉がチクッと胸に刺さった。
「智也さん……」
僕の名前が聞こえた瞬間、
――ちゅっ。
唇に近いところに温かく柔らかな感触が。
慌てて美来のことを見てみると、美来は恥ずかしそうに微笑んでいた。
「今の私達に、口づけはもったいない気がしたので」
彼女がそう言うのは再会して間もないからだよな。どんなに美来が僕のことを好きでも距離はまだあるか。
「でも、今……幸せな気持ちで包まれています。ですけど、私は智也さんと一緒に幸せになりたいんです。陰で見守ってはいましたけれど。10年間、智也さんと会えていなかったからでしょうか」
「……どうだろうね。ただ、僕はむしろ10年ぶりに会えたからじゃないかって思うよ」
「えっ……」
「美来のことを思い出しても、美来はどうしているのかなって思うくらいだった。でも、美来とこうして再会してみて、美来と一緒にいたい、美来のことを知りたいと思うようになってきたんだよ」
今の時点では、僕と美来の想いの差がありすぎる。その差を埋めるためにも、僕はまず美来と一緒に過ごしてみて、美来のことを知っていく必要がある。その先に何があるのかは分からないけれども。
「僕にここにいる。だから、安心して」
「……はい!」
そのとき、僕は今日一番の美来の笑顔を見ることができた気がする。それは10年前に僕へ告白してくれたときの笑みと似ていた。
「じゃあ、そろそろ寝ようか」
「はい。おやすみなさい、智也さん」
「うん、おやすみ。……僕が寝たからって変なことをしないでくれよ」
「しませんよ! それに、智也さんが起きてないと意味が……いえいえ、なんでもありません。智也さんこそ寝ている間に変なことをしないでくださいね」
「心配しなくて大丈夫だよ。じゃあ、おやすみ」
僕はゆっくりと目を瞑る。
何度か僕の体をさすられたり、口元に美来の温かな吐息がかかったりすることがあったけれど、気付かないふりをしておいた。10年ぶりに再会したことの喜びで抑えきれない想いがあると思って。
同じベッドで寝ると彼女を意識してしまって眠れないかと思ったけれど、程なくして眠りについたのであった。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
ドSでキュートな後輩においしくいただかれちゃいました!?
春音優月
恋愛
いつも失敗ばかりの美優は、少し前まで同じ部署だった四つ年下のドSな後輩のことが苦手だった。いつも辛辣なことばかり言われるし、なんだか完璧過ぎて隙がないし、後輩なのに美優よりも早く出世しそうだったから。
しかし、そんなドSな後輩が美優の仕事を手伝うために自宅にくることになり、さらにはずっと好きだったと告白されて———。
美優は彼のことを恋愛対象として見たことは一度もなかったはずなのに、意外とキュートな一面のある後輩になんだか絆されてしまって……?
2021.08.13
異星人王女とのまったりラブライフ
桜庭かなめ
恋愛
「1999年の7の月。恐怖の大王が現れる」
ある予言者のその言葉に、幼い頃の風見宏斗は興味を抱いていた。1999年7月のある夜、近所の山に流れ星が落ちるところを見たが、落ちたものを見つけることはできなかった。
それから20年後の7月。社会人となった宏斗は、仕事帰りにダイマ王星の第3王女であるエリカ・ダイマと出会いプロポーズされる。エリカは例の予言通り、20年前の7月、ダイマ王星の支部計画遂行のために地球にやってきていたのだ。しかし、寝具が気持ち良すぎて、宇宙船の中で20年間眠り続けていた(ポンコツなところもあるヒロイン)。
あまりに突然のプロポーズだったので返事ができない宏斗だが、地球でのエリカの居場所を与えるため、彼女と一緒に住むことに決める。宏斗を溺愛する美女のエリカとの生活が始まった。
ゆるく、温かく、愛おしく。一緒にご飯を食べたり、寝たり、キスし合ったり……とドキドキすることもあるまったりとしたラブストーリー。
※完結しました!(2020.9.27)
※お気に入り登録や感想などお待ちしております。
ルピナス
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の藍沢直人は後輩の宮原彩花と一緒に、学校の寮の2人部屋で暮らしている。彩花にとって直人は不良達から救ってくれた大好きな先輩。しかし、直人にとって彩花は不良達から救ったことを機に一緒に住んでいる後輩の女の子。直人が一定の距離を保とうとすることに耐えられなくなった彩花は、ある日の夜、手錠を使って直人を束縛しようとする。
そして、直人のクラスメイトである吉岡渚からの告白をきっかけに直人、彩花、渚の恋物語が激しく動き始める。
物語の鍵は、人の心とルピナスの花。たくさんの人達の気持ちが温かく、甘く、そして切なく交錯する青春ラブストーリーシリーズ。
※特別編-入れ替わりの夏-は『ハナノカオリ』のキャラクターが登場しています。
※1日3話ずつ更新する予定です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
僕が美少女になったせいで幼馴染が百合に目覚めた
楠富 つかさ
恋愛
ある朝、目覚めたら女の子になっていた主人公と主人公に恋をしていたが、女の子になって主人公を見て百合に目覚めたヒロインのドタバタした日常。
この作品はハーメルン様でも掲載しています。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる