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続編-ゴールデンウィーク編-
第17話『ゴーカート』
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午後1時過ぎ。
お昼ご飯を食べ終わった俺達はゴーカート乗り場へ向かう。
遊園地の定番アトラクションの一つであることと、昼食を食べてすぐなので絶叫系は避けようというサクラの提案から、ゴーカートに決まったのだ。
ゴーカートにはファミリーコースとロングコースがある。ただし、ロングコースは1人乗りの車でしか走れない。なので、俺達はファミリーコースの乗り場へ。
人気があるのか、ゴーカート乗り場に到着したときには既に列ができていた。近くにいるスタッフさんの話だと、25分ほど待つらしい。
「最初に行ったジェットコースター並みに待つね」
「そうだな。まあ、食休みだと思えば、25分はちょうどいいんじゃないか?」
「そうだね。あと、その考え方……私は好きだな」
「ははっ、そうか」
恋人に考え方が好きだと言われると、結構嬉しい気持ちになる。自分の一部を好きだと言ってくれている気がして。
俺はサクラの手を引いて、列の最後尾に並んだ。
「ゴーカートは小さい頃から何度も乗ったことがあるけど、運転できるのは中学生以上だから、ダイちゃんと2人で乗ったのは最後に行った4年前だけだよね」
「そうだな。あのときは初めての運転だったから凄く緊張した。私有地での運転だけど、サクラを助手席に乗せているし」
「あのとき、最初は本当にガッチガチだったよね。終盤になったら落ち着いた感じになったけど」
「そうだったな。今回は2度目だから、前回よりはリラックスして運転できそうだ。……とは言ったけど、運転するのは俺でいいのか? サクラが運転してみるか?」
「ううん。ダイちゃんに運転してほしいな!」
「了解」
経験があるとはいえ、前回は4年前で一度きりだ。事故のないよう安全運転に心がけなければ。そして、サクラとのドライブを楽しもう。
――プルルッ。
スマホのバイブ音が響いたので、俺はさっそくスマホを確認する。すると、LIMEで杏奈からメッセージが1件届いていると通知が。メッセージを見てみると、
『文香先輩と口を揃えてお化け屋敷を勧めた理由が分かりました。一紗先輩が幽霊役としてバイトしているんですね』
おっ、杏奈はお化け屋敷で幽霊一紗と出会ったか。
『幽霊役の一紗はどうだった?』
そんな返信を送ると、向こうもトーク画面を開いているのかすぐに『既読』マークが付く。
『綺麗でしたよ。きゃー! って叫んで走ってきたときには驚きましたが。あたしも友達も抱きしめられて、匂いを嗅がれました。あたしなんて耳元で『可愛いから頬にキスしたい』と囁かれましたよ。未遂で終わらせましたが。女性好きの幽霊を演じているそうですが、絶対にあれは素も入っていますよ。怖かったです。ヤバかったです。まあ、思い出にはなりましたけどね』
という返信が杏奈からすぐに届いた。長文だなぁ。
杏奈のことも気に入っているし、やっぱり一紗は杏奈を抱きしめたか。サクラも抱きしめられて匂いは嗅がれていたけど、キスしたいとまでは言われていなかった気がする。杏奈と会えた一紗が興奮していたことが窺える。
「杏奈がお化け屋敷に行って、幽霊役の一紗と会ったって。メッセージ来たよ」
「ふふっ。会えたんだ」
俺は杏奈からとのトーク画面を表示させ、サクラに自分のスマホを渡す。
サクラは俺のスマホを見ながら「ふふっ」と笑う。
「一紗ちゃん……杏奈ちゃんと会えて本当に嬉しかったんだね。ただ、私は頬にキスしたいって囁かれなかったけど」
「そうだったのか。ただ、サクラも俺とまだ付き合っていない段階だったら、キスしたいって言われていたかもな」
「かもね」
笑顔で言うあたり、もしその状況だったら、サクラは一紗に頬にキスされるのを許していたのかも。
杏奈とも会えたし、一紗は午後のバイトを頑張れるんじゃないだろうか。
杏奈からのメッセージもあってか、あっという間に俺達の順番がやってきた。さっき話したとおり、俺が運転席、サクラが助手席に座る。
運転席は意外にゆったりとしているな。130cm以上の人が運転できるし、窮屈な記憶があったんだけど。4年前とはデザインが変わったのだろうか。それとも、当時は緊張していたから窮屈に感じていたのか。
男性スタッフから運転席の操作説明を受ける。前回と変わっていないようだ。あと、コーヒーカップのときのような感覚で、ハンドルを勢いよく回してしまわないように気をつけなければ。
「それでは、いってらっしゃーい!」
スタッフの男性がそう言ったので、アクセルを踏んで、ゆっくりと走り出す。俺達の走るファミリーコースは全長700mほど。
ゆっくりと走っていることもあってか、体に受ける空気が気持ちいい。
「こういう形で2人きりになるのもいいね」
「そうだな」
チラッとサクラの方を見ると、彼女はとても楽しそうな様子で俺をじっと見ていた。
「どうしたんだ? 俺の方をじっと見て」
「運転しているダイちゃんの横顔が素敵で。4年前に乗ったときも、ダイちゃんの横顔を見ることが多かったの。あのとき、ダイちゃんは運転に緊張して、私の方はあまり見なかったけどね。でも、運転に一生懸命なダイちゃんはかっこよかったな。今のダイちゃんは、4年経って大人の余裕を感じられるね。もちろんかっこいいよ!」
もしかして、サクラがゴーカートに行きたいと提案したのは、運転する俺の横顔を見たかったからなのかもしれない。
「嬉しい言葉だ。4年前に一度運転しただけだけど、その経験もあってか落ち着いて運転できてるよ」
「なるほどね。スマホでダイちゃんの横顔を撮っていい?」
「いいけど、こんなに近くて撮れるか?」
「頑張ってみる」
サクラの撮影が終わるまでは、前方の景色を楽しむか。
前回は緊張もあってコースばかり見ていた。だから、ここから見える周りの景色が落ち着いた雰囲気であると今になって知る。
たまに、お客さんがコースを見ており、「おーい」とこちらに手を振ってくる小さな女の子もいて。今の俺は運転に余裕があるので、女の子に手を振ってあげた。
「いい写真が撮れたよ」
「それは良かった」
「うん! 周りは自然もあるし、本当にダイちゃんとドライブしている気分になるよ」
「ドライブデートしている感じだよな」
今は免許を持っていないので無理だけど、大学生や社会人になったら、本物の車を使ってサクラとドライブデートをするんだろうな。
「いつかは本物の車でドライブデートをする日が来るのかな」
「サクラも同じことを思ったか」
そう言ってサクラの方をチラッと見ると、彼女は楽しそうに頷いた。
「そのときも助手席に座って、ダイちゃんの運転する姿を見たいな。私が運転するのもいいかも」
「サクラが運転する姿がどんな感じなのかは気になるな」
余裕がありそうな感じなのか。それとも、真剣そのものなのか。中には、ハンドルを握ると性格が変わる人もいるそうだけど。どうか、攻撃的な性格にならないことを祈る。あおり運転なんてもってのほかだし。俺も実際に運転するようになったら気をつけないと。
「大学生になったら、俺は運転免許を取ろうと思ってる。免許を取れたら、サクラとドライブデートをしたいな」
「そうだね! ドライブデートはもちろんだけど、旅行にも行きたいね!」
「それもいいなぁ。日帰りでも泊まりでも」
「うんっ!」
一度でもいいから、学生のうちにサクラと2人きりで車で旅行に行きたいものだ。
大学生のサクラ。社会人になったサクラ。妻になったサクラ。もし、子供ができれば母になったサクラ。年を重ねて色気が増したサクラ。おばあさんになったサクラ。いつまでも、サクラのことを隣で見ていたい。
サクラと仲直りして恋人にもなったから、サクラ絡みの将来のことを考えると現実味が生まれる。それがとても嬉しい。
「ダイちゃん、とても楽しそう。安全運転だし、素質があるんじゃない?」
「そうか? ただ、こんなにも楽しいのは助手席にサクラがいるからだよ」
「ダイちゃん……」
サクラは頬を赤く染めて、うっとりとした様子で俺のことを見つめている。そんなサクラの頭を左手で優しく撫でた。すると、サクラは俺の左頬にキスしてくる。
「とても嬉しかったので」
そう言って、言葉通りの嬉しそうな笑みを浮かべるサクラはとても可愛い。サクラを見続けていたいけど、今は運転中なのでそれはNG。安全運転に支障がない程度にサクラのことをチラチラと見る。
それから、ゴールに辿り着くまでの間、助手席からサクラの熱い視線を感じ続けるのであった。
お昼ご飯を食べ終わった俺達はゴーカート乗り場へ向かう。
遊園地の定番アトラクションの一つであることと、昼食を食べてすぐなので絶叫系は避けようというサクラの提案から、ゴーカートに決まったのだ。
ゴーカートにはファミリーコースとロングコースがある。ただし、ロングコースは1人乗りの車でしか走れない。なので、俺達はファミリーコースの乗り場へ。
人気があるのか、ゴーカート乗り場に到着したときには既に列ができていた。近くにいるスタッフさんの話だと、25分ほど待つらしい。
「最初に行ったジェットコースター並みに待つね」
「そうだな。まあ、食休みだと思えば、25分はちょうどいいんじゃないか?」
「そうだね。あと、その考え方……私は好きだな」
「ははっ、そうか」
恋人に考え方が好きだと言われると、結構嬉しい気持ちになる。自分の一部を好きだと言ってくれている気がして。
俺はサクラの手を引いて、列の最後尾に並んだ。
「ゴーカートは小さい頃から何度も乗ったことがあるけど、運転できるのは中学生以上だから、ダイちゃんと2人で乗ったのは最後に行った4年前だけだよね」
「そうだな。あのときは初めての運転だったから凄く緊張した。私有地での運転だけど、サクラを助手席に乗せているし」
「あのとき、最初は本当にガッチガチだったよね。終盤になったら落ち着いた感じになったけど」
「そうだったな。今回は2度目だから、前回よりはリラックスして運転できそうだ。……とは言ったけど、運転するのは俺でいいのか? サクラが運転してみるか?」
「ううん。ダイちゃんに運転してほしいな!」
「了解」
経験があるとはいえ、前回は4年前で一度きりだ。事故のないよう安全運転に心がけなければ。そして、サクラとのドライブを楽しもう。
――プルルッ。
スマホのバイブ音が響いたので、俺はさっそくスマホを確認する。すると、LIMEで杏奈からメッセージが1件届いていると通知が。メッセージを見てみると、
『文香先輩と口を揃えてお化け屋敷を勧めた理由が分かりました。一紗先輩が幽霊役としてバイトしているんですね』
おっ、杏奈はお化け屋敷で幽霊一紗と出会ったか。
『幽霊役の一紗はどうだった?』
そんな返信を送ると、向こうもトーク画面を開いているのかすぐに『既読』マークが付く。
『綺麗でしたよ。きゃー! って叫んで走ってきたときには驚きましたが。あたしも友達も抱きしめられて、匂いを嗅がれました。あたしなんて耳元で『可愛いから頬にキスしたい』と囁かれましたよ。未遂で終わらせましたが。女性好きの幽霊を演じているそうですが、絶対にあれは素も入っていますよ。怖かったです。ヤバかったです。まあ、思い出にはなりましたけどね』
という返信が杏奈からすぐに届いた。長文だなぁ。
杏奈のことも気に入っているし、やっぱり一紗は杏奈を抱きしめたか。サクラも抱きしめられて匂いは嗅がれていたけど、キスしたいとまでは言われていなかった気がする。杏奈と会えた一紗が興奮していたことが窺える。
「杏奈がお化け屋敷に行って、幽霊役の一紗と会ったって。メッセージ来たよ」
「ふふっ。会えたんだ」
俺は杏奈からとのトーク画面を表示させ、サクラに自分のスマホを渡す。
サクラは俺のスマホを見ながら「ふふっ」と笑う。
「一紗ちゃん……杏奈ちゃんと会えて本当に嬉しかったんだね。ただ、私は頬にキスしたいって囁かれなかったけど」
「そうだったのか。ただ、サクラも俺とまだ付き合っていない段階だったら、キスしたいって言われていたかもな」
「かもね」
笑顔で言うあたり、もしその状況だったら、サクラは一紗に頬にキスされるのを許していたのかも。
杏奈とも会えたし、一紗は午後のバイトを頑張れるんじゃないだろうか。
杏奈からのメッセージもあってか、あっという間に俺達の順番がやってきた。さっき話したとおり、俺が運転席、サクラが助手席に座る。
運転席は意外にゆったりとしているな。130cm以上の人が運転できるし、窮屈な記憶があったんだけど。4年前とはデザインが変わったのだろうか。それとも、当時は緊張していたから窮屈に感じていたのか。
男性スタッフから運転席の操作説明を受ける。前回と変わっていないようだ。あと、コーヒーカップのときのような感覚で、ハンドルを勢いよく回してしまわないように気をつけなければ。
「それでは、いってらっしゃーい!」
スタッフの男性がそう言ったので、アクセルを踏んで、ゆっくりと走り出す。俺達の走るファミリーコースは全長700mほど。
ゆっくりと走っていることもあってか、体に受ける空気が気持ちいい。
「こういう形で2人きりになるのもいいね」
「そうだな」
チラッとサクラの方を見ると、彼女はとても楽しそうな様子で俺をじっと見ていた。
「どうしたんだ? 俺の方をじっと見て」
「運転しているダイちゃんの横顔が素敵で。4年前に乗ったときも、ダイちゃんの横顔を見ることが多かったの。あのとき、ダイちゃんは運転に緊張して、私の方はあまり見なかったけどね。でも、運転に一生懸命なダイちゃんはかっこよかったな。今のダイちゃんは、4年経って大人の余裕を感じられるね。もちろんかっこいいよ!」
もしかして、サクラがゴーカートに行きたいと提案したのは、運転する俺の横顔を見たかったからなのかもしれない。
「嬉しい言葉だ。4年前に一度運転しただけだけど、その経験もあってか落ち着いて運転できてるよ」
「なるほどね。スマホでダイちゃんの横顔を撮っていい?」
「いいけど、こんなに近くて撮れるか?」
「頑張ってみる」
サクラの撮影が終わるまでは、前方の景色を楽しむか。
前回は緊張もあってコースばかり見ていた。だから、ここから見える周りの景色が落ち着いた雰囲気であると今になって知る。
たまに、お客さんがコースを見ており、「おーい」とこちらに手を振ってくる小さな女の子もいて。今の俺は運転に余裕があるので、女の子に手を振ってあげた。
「いい写真が撮れたよ」
「それは良かった」
「うん! 周りは自然もあるし、本当にダイちゃんとドライブしている気分になるよ」
「ドライブデートしている感じだよな」
今は免許を持っていないので無理だけど、大学生や社会人になったら、本物の車を使ってサクラとドライブデートをするんだろうな。
「いつかは本物の車でドライブデートをする日が来るのかな」
「サクラも同じことを思ったか」
そう言ってサクラの方をチラッと見ると、彼女は楽しそうに頷いた。
「そのときも助手席に座って、ダイちゃんの運転する姿を見たいな。私が運転するのもいいかも」
「サクラが運転する姿がどんな感じなのかは気になるな」
余裕がありそうな感じなのか。それとも、真剣そのものなのか。中には、ハンドルを握ると性格が変わる人もいるそうだけど。どうか、攻撃的な性格にならないことを祈る。あおり運転なんてもってのほかだし。俺も実際に運転するようになったら気をつけないと。
「大学生になったら、俺は運転免許を取ろうと思ってる。免許を取れたら、サクラとドライブデートをしたいな」
「そうだね! ドライブデートはもちろんだけど、旅行にも行きたいね!」
「それもいいなぁ。日帰りでも泊まりでも」
「うんっ!」
一度でもいいから、学生のうちにサクラと2人きりで車で旅行に行きたいものだ。
大学生のサクラ。社会人になったサクラ。妻になったサクラ。もし、子供ができれば母になったサクラ。年を重ねて色気が増したサクラ。おばあさんになったサクラ。いつまでも、サクラのことを隣で見ていたい。
サクラと仲直りして恋人にもなったから、サクラ絡みの将来のことを考えると現実味が生まれる。それがとても嬉しい。
「ダイちゃん、とても楽しそう。安全運転だし、素質があるんじゃない?」
「そうか? ただ、こんなにも楽しいのは助手席にサクラがいるからだよ」
「ダイちゃん……」
サクラは頬を赤く染めて、うっとりとした様子で俺のことを見つめている。そんなサクラの頭を左手で優しく撫でた。すると、サクラは俺の左頬にキスしてくる。
「とても嬉しかったので」
そう言って、言葉通りの嬉しそうな笑みを浮かべるサクラはとても可愛い。サクラを見続けていたいけど、今は運転中なのでそれはNG。安全運転に支障がない程度にサクラのことをチラチラと見る。
それから、ゴールに辿り着くまでの間、助手席からサクラの熱い視線を感じ続けるのであった。
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