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時間もなにも、想いの前では意味を無くす
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そうしてお茶をゆっくり飲み始めた所でシャルがゴソゴソし始めた。
「ん?シャルどうしたの?」
そう聞くとシャルは買ってきたジュエリーショップの袋からジュエリーケースを取り出していた。
そして蓋を開け私の方のリングを持って
「綾乃左手出して?」
そう言われてシャルに左手を出すとその指輪を薬指に嵌めてくれた。
「ありがとう。嬉しい。」
そうにっこり言ってジュエリーケースに残っているシャルの指輪をみていると
「綾乃、俺にも綾乃がつけてくれる?」
そう言われて指輪を取るとシャルが左手を出してくれた。
スラッとしている手だけどやはり大きくてしっかりしている。
そのシャルの左手薬指に指輪を嵌めた。
「今はシンプルなペアリングだけど、ここにエンゲージリングとマリッジリングを必ず贈るからそれまでこれで綾乃は俺が予約済みって事で外さないでね?」
そう言われて、ドキドキして顔が赤くなるのが分かる。
「うん、外さない。シャルも外さないでくれるの?」
「あぁ、もちろんだよ。綾乃とのペアリングだからね。外さないよ。」
そうとっても優しく微笑んで私の左手を両手で包んで言う。
こうして初めてづくしのデートはお互いにほんわかした気持ちでとても楽しく過ごすことが出来た。
「ん?シャルどうしたの?」
そう聞くとシャルは買ってきたジュエリーショップの袋からジュエリーケースを取り出していた。
そして蓋を開け私の方のリングを持って
「綾乃左手出して?」
そう言われてシャルに左手を出すとその指輪を薬指に嵌めてくれた。
「ありがとう。嬉しい。」
そうにっこり言ってジュエリーケースに残っているシャルの指輪をみていると
「綾乃、俺にも綾乃がつけてくれる?」
そう言われて指輪を取るとシャルが左手を出してくれた。
スラッとしている手だけどやはり大きくてしっかりしている。
そのシャルの左手薬指に指輪を嵌めた。
「今はシンプルなペアリングだけど、ここにエンゲージリングとマリッジリングを必ず贈るからそれまでこれで綾乃は俺が予約済みって事で外さないでね?」
そう言われて、ドキドキして顔が赤くなるのが分かる。
「うん、外さない。シャルも外さないでくれるの?」
「あぁ、もちろんだよ。綾乃とのペアリングだからね。外さないよ。」
そうとっても優しく微笑んで私の左手を両手で包んで言う。
こうして初めてづくしのデートはお互いにほんわかした気持ちでとても楽しく過ごすことが出来た。
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