30 / 100
告白からの2度目のデート
30
しおりを挟む
しかし、その視線のいたたまれなさをかっ飛ばしてしまったのが昨日のシャルからの告白である。
隣に居るのにかなりの精神力が必要だと、もはや引き気味だった私なのに、ガッツリ掴まれてしまった。
あんな誰もが振り返る美形に告白されて嬉しくないわけがない。
でも私は私の身の程を知っているから勘違いしちゃいけないって昨日誘われた時点からあれこれ考えて逸らしていた思考をアッサリ修正して向き合わされた次第です。
昨日のメッセージからしてもう撃沈させられてるのだけど。
うぅ、とにかく初めてだらけの状況に四苦八苦である。
そうして悩んでるだけで更に1時間が経っていた。
どーしよう。
シャルに今日どこに行くつもりなのか聞いてみるか?
もうそろそろ起きてるかな?
むしろコーディネートならいくつか写真撮って優子さんにメッセージしてみようか。
それともそれこそ友人を頼るべきか。
むむむ。
頼りやすいのは友人かな。
そう結論付けて私は小学校からの付き合いの親友菜乃花に3パターンのコーディネートの写真を送って事情を軽く説明しどれを着てったら良いのか相談した。
するとすぐさま既読がついた挙句に電話が掛かってきたのだった。
隣に居るのにかなりの精神力が必要だと、もはや引き気味だった私なのに、ガッツリ掴まれてしまった。
あんな誰もが振り返る美形に告白されて嬉しくないわけがない。
でも私は私の身の程を知っているから勘違いしちゃいけないって昨日誘われた時点からあれこれ考えて逸らしていた思考をアッサリ修正して向き合わされた次第です。
昨日のメッセージからしてもう撃沈させられてるのだけど。
うぅ、とにかく初めてだらけの状況に四苦八苦である。
そうして悩んでるだけで更に1時間が経っていた。
どーしよう。
シャルに今日どこに行くつもりなのか聞いてみるか?
もうそろそろ起きてるかな?
むしろコーディネートならいくつか写真撮って優子さんにメッセージしてみようか。
それともそれこそ友人を頼るべきか。
むむむ。
頼りやすいのは友人かな。
そう結論付けて私は小学校からの付き合いの親友菜乃花に3パターンのコーディネートの写真を送って事情を軽く説明しどれを着てったら良いのか相談した。
するとすぐさま既読がついた挙句に電話が掛かってきたのだった。
10
お気に入りに追加
1,208
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
美人すぎる姉ばかりの姉妹のモブ末っ子ですが、イケメン公爵令息は、私がお気に入りのようで。
天災
恋愛
美人な姉ばかりの姉妹の末っ子である私、イラノは、モブな性格である。
とある日、公爵令息の誕生日パーティーにて、私はとある事件に遭う!?
運命の歯車が壊れるとき
和泉鷹央
恋愛
戦争に行くから、君とは結婚できない。
恋人にそう告げられた時、子爵令嬢ジゼルは運命の歯車が傾いで壊れていく音を、耳にした。
他の投稿サイトでも掲載しております。
【完結】冷酷眼鏡とウワサされる副騎士団長様が、一直線に溺愛してきますっ!
楠結衣
恋愛
触ると人の心の声が聞こえてしまう聖女リリアンは、冷酷と噂の副騎士団長のアルバート様に触ってしまう。
(リリアン嬢、かわいい……。耳も小さくて、かわいい。リリアン嬢の耳、舐めたら甘そうだな……いや寧ろ齧りたい……)
遠くで見かけるだけだったアルバート様の思わぬ声にリリアンは激しく動揺してしまう。きっと聞き間違えだったと結論付けた筈が、聖女の試験で必須な魔物についてアルバート様から勉強を教わることに──!
(かわいい、好きです、愛してます)
(誰にも見せたくない。執務室から出さなくてもいいですよね?)
二人きりの勉強会。アルバート様に触らないように気をつけているのに、リリアンのうっかりで毎回触れられてしまう。甘すぎる声にリリアンのドキドキが止まらない!
ところが、ある日、リリアンはアルバート様の声にうっかり反応してしまう。
(まさか。もしかして、心の声が聞こえている?)
リリアンの秘密を知ったアルバート様はどうなる?
二人の恋の結末はどうなっちゃうの?!
心の声が聞こえる聖女リリアンと変態あまあまな声がダダ漏れなアルバート様の、甘すぎるハッピーエンドラブストーリー。
✳︎表紙イラストは、さらさらしるな。様の作品です。
✳︎小説家になろうにも投稿しています♪
社長、嫌いになってもいいですか?
和泉杏咲
恋愛
ずっと連絡が取れなかった恋人が、女と二人きりで楽そうに話していた……!?
浮気なの?
私のことは捨てるの?
私は出会った頃のこと、付き合い始めた頃のことを思い出しながら走り出す。
「あなたのことを嫌いになりたい…!」
そうすれば、こんな苦しい思いをしなくて済むのに。
そんな時、思い出の紫陽花が目の前に現れる。
美しいグラデーションに隠された、花言葉が私の心を蝕んでいく……。
拾った宰相閣下に溺愛されまして。~残念イケメンの執着が重すぎます!
枢 呂紅
恋愛
「わたしにだって、限界があるんですよ……」
そんな風に泣きながら、べろべろに酔いつぶれて行き倒れていたイケメンを拾ってしまったフィアナ。そのまま道端に放っておくのも忍びなくて、仏心をみせて拾ってやったのがすべての間違いの始まりだった――。
「天使で、女神で、マイスウィートハニーなフィアナさん。どうか私の愛を受け入れてください!」
「気持ち悪いし重いんで絶対嫌です」
外見だけは最強だが中身は残念なイケメン宰相と、そんな宰相に好かれてしまった庶民ムスメの、温度差しかない身分差×年の差溺愛ストーリー、ここに開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
【完結】誰にも相手にされない壁の華、イケメン騎士にお持ち帰りされる。
三園 七詩
恋愛
独身の貴族が集められる、今で言う婚活パーティーそこに地味で地位も下のソフィアも参加することに…しかし誰にも話しかけらない壁の華とかしたソフィア。
それなのに気がつけば裸でベッドに寝ていた…隣にはイケメン騎士でパーティーの花形の男性が隣にいる。
頭を抱えるソフィアはその前の出来事を思い出した。
短編恋愛になってます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる