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デート Side 彩人

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2人でゆっくりシャンパンを空けてグラスも空になった頃


「ずいぶん待たせたよね・・・、私がなかなか自覚してなかったし。・・・・・・、もう我慢しなくていいよ?」


そう言って俺に寄りかかる麻里花。

見ると耳まで赤くなっている。


ギュッと抱きしめて髪を梳きながら撫でる。

そして頬に手を添えて上を向かせ目を合わせる。

「麻里花、愛してる」



そこからはキスして、だいぶキスには慣れてきた麻里花に深くキスをする


「・・・んふぅ、・・・んッ」


甘い声が聞こえてきて俺の理性も限界だった。


抱き上げてベットに運んで寝かせると上に覆いかぶさって更に深く長くキスを繰り返す



キスをしながら優しく身体を撫でていく、触れて、キスして甘い声を上げる麻里花を見るのが嬉しくて


乱れに乱れ、麻里花が可愛くて、愛しくて。
溺れる様に求めた。

それでも初めてだから慎重に優しくと心掛けて、丹念に愛でた。


そうして時間を掛けてやっと一つになれた。

やはり痛むのか少し涙を流している麻里花。

「ごめん、痛いよな?少しこのままでいるから。」


そう言って言って麻里花の涙をキスで舐め取る。



すると麻里花が目を開けて微笑んでくれる。


「痛いけど、彩人くんと一つになれたのが嬉しい。キツイでしょ?大丈夫だから動いていいよ」


そう言って微笑む麻里花が綺麗で深くキスをしながらゆっくりと動く。


最初は痛そうに少し顰めていた顔が徐々に慣れてきたのか蕩けるような表情になってきて、痛みをこらえていた声がまた甘く啼きだした。


「あっ、あぁ!  んふ、んあぁ!」


「麻里花、気持いい?」

「う、んん。気持ち・・・イイ!」


「俺も麻里花の中熱くて締めつけられてスゴく気持ちいいよ!」


そうして早くなる律動に高く啼く声を聴きながら2人で高みに上って果てた。


とても幸せな気持ちになった。


その後2人でシャワーを浴びて麻里花を綺麗に洗ってあげた。
洗うだけですまなかったのは長年の我慢故である。

少し文句を言われたが麻里花も受け入れてくれた。


そうしてまたベットに戻る頃には麻里花はちょっとぐったりしていた。



「もう、もう!お風呂では恥ずかしい!しばらく絶対に一緒に入んない!」


真っ赤になりながら言う麻里花。


「もうお風呂では手を出さないから一緒にこれからも入ろう?」

そう首を傾げて顔を覗きながら言うと


「もう、もう!覗き込みとかイケメンは威力高いんだからね!もーーー!」

すっかり拗ねて機嫌を損ねてしまったようだが。

振り返って麻里花がこう言った



「でも・・・一緒に居られるのは嬉しいからたまにならいいよ!たまにだからね!」


照れて顔を背けつつ言う麻里花。



一線超えたのにも関わらず恥ずかしがり屋なのは変わらないみたい。

ホントに俺の奥さんは可愛いな。



そうして入籍当日と翌日の週末は2人で仲良く過ごした。
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