忘れ去られた元王女ですが、厄介な行き倒れを拾ってしまいました

父王の望みのために、王妃であった母は処刑され自身も廃位の末に流刑地に送られたセレネ。
このまま、流刑地でひっそりと生涯を終えると思っていた彼女は、ある日行き倒れを見つける。
行き倒れていた青年は、セレネを姫と呼び、嫌な思い出ばかりの王城に連れて行くと言い出した。外からやって来た彼のせいで、静かだったセレネの生活は否応なく変化を始めて……。
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