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特別訓練
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田舎から出てきた僕は訛りを直そうと仲良くなった友人にいつも指摘してもらうようにしてきた。おかげでだいぶ標準語に慣れてきたように思う。
「今日は最終チェックしようか?」
「最終チェック?」
「そ、どんな状態でも訛らないでいられるか、ね? 特訓だよ特訓」
彼の自宅で飲んでる時にそんなこと言われたけど、絶対大丈夫だと思う。今だってチューハイ二本飲んだところだけど、今のところ訛りは出ていない。
「お酒、じゃ大丈夫そうだね~んじゃ次はこれ」
そう言って僕の背後に回ってくすぐりだしてきた。
「くすぐ、った、ははっ。大丈夫、ぜんぜん、平気っ! でも、マジ、くすぐったいって、あはは」
「おお。耐えられるんだ? んじゃもうちょっと難易度上げてくよ~」
今度は服の中に手を突っ込んで腹から脇を上下させてきた。いや、訛る、訛らないの前に、くすぐったすぎて辛い。
「もっ、やめ、ひっ! くすぐ、ったいってば! やぁっ、やめぇ」
「あっれ~ちょっと訛ってない?」
「そげ、そんな、ことな、あっ、あほぉ、やめぇって。そこ、ちが」
あれ? 今くすぐられてるんだよな? なんで僕の乳首なんて触ってんだよ、こいつ。
「ほら、彼女出来て気持ちよくなっても訛らないように、ね? 特訓しとかないといざって時に気まずいじゃん?」
一理ある。いや、あるのか? いやでも……。
両方の乳首をぐりぐりとイジられるとくすぐったいよりも気持ちよさがこみあげてきて、笑うどころかなぜか腰が揺らいだ。
「あっ、も、いいだろ? やめぇ、って。んっ、なんしよっと?」
「ん? だって女の子とだったらこっちもするでしょ?」
いつの間にかチャックを下げられ僕のちんこがこんにちはしている。振り返って彼を確認しようとしたら、床に押し倒された。こっち、ってまさか……。
「フェラされても、ちゃ~んと訛らないでいられるかなぁ? あれ? 乳首弄っただけで、勃起しちゃった?」
「そないなとこ、きたなか!」
「汚くなんてないから、大丈夫大丈夫」
いやいや、汚いだろ、っていうか男同士で何しだしてるんだっ! 僕のちんこもなんで勃ってるのっ! 初めて口内に収められた僕のちんこ。生温くて柔らかくて、なにこれ、気持ちいい。男同士なのにこんなことしてるのおかしいんじゃない? って思う反面気持ちよさに夢中になってしまう。
「いややっ、やんっ」
「ほら、また訛ってる」
「らって、へんなことすっから」
もう訛りなんて気にしていられない。
「ああっ、そこ、よかっ♡きもち、よかね♡ちんちん、イくっ♡」
「イく? 男にちんこ舐められてイくの? 女の子じゃないのにいいの?」
「よか、よかねっ♡ちんちん、イきとぉよ」
「ダメだね~ぜんぜん訛り取れてないね。これは特訓しないとね」
この後も特訓は続いたけど、訛りが取れることはなかった。
「今日は最終チェックしようか?」
「最終チェック?」
「そ、どんな状態でも訛らないでいられるか、ね? 特訓だよ特訓」
彼の自宅で飲んでる時にそんなこと言われたけど、絶対大丈夫だと思う。今だってチューハイ二本飲んだところだけど、今のところ訛りは出ていない。
「お酒、じゃ大丈夫そうだね~んじゃ次はこれ」
そう言って僕の背後に回ってくすぐりだしてきた。
「くすぐ、った、ははっ。大丈夫、ぜんぜん、平気っ! でも、マジ、くすぐったいって、あはは」
「おお。耐えられるんだ? んじゃもうちょっと難易度上げてくよ~」
今度は服の中に手を突っ込んで腹から脇を上下させてきた。いや、訛る、訛らないの前に、くすぐったすぎて辛い。
「もっ、やめ、ひっ! くすぐ、ったいってば! やぁっ、やめぇ」
「あっれ~ちょっと訛ってない?」
「そげ、そんな、ことな、あっ、あほぉ、やめぇって。そこ、ちが」
あれ? 今くすぐられてるんだよな? なんで僕の乳首なんて触ってんだよ、こいつ。
「ほら、彼女出来て気持ちよくなっても訛らないように、ね? 特訓しとかないといざって時に気まずいじゃん?」
一理ある。いや、あるのか? いやでも……。
両方の乳首をぐりぐりとイジられるとくすぐったいよりも気持ちよさがこみあげてきて、笑うどころかなぜか腰が揺らいだ。
「あっ、も、いいだろ? やめぇ、って。んっ、なんしよっと?」
「ん? だって女の子とだったらこっちもするでしょ?」
いつの間にかチャックを下げられ僕のちんこがこんにちはしている。振り返って彼を確認しようとしたら、床に押し倒された。こっち、ってまさか……。
「フェラされても、ちゃ~んと訛らないでいられるかなぁ? あれ? 乳首弄っただけで、勃起しちゃった?」
「そないなとこ、きたなか!」
「汚くなんてないから、大丈夫大丈夫」
いやいや、汚いだろ、っていうか男同士で何しだしてるんだっ! 僕のちんこもなんで勃ってるのっ! 初めて口内に収められた僕のちんこ。生温くて柔らかくて、なにこれ、気持ちいい。男同士なのにこんなことしてるのおかしいんじゃない? って思う反面気持ちよさに夢中になってしまう。
「いややっ、やんっ」
「ほら、また訛ってる」
「らって、へんなことすっから」
もう訛りなんて気にしていられない。
「ああっ、そこ、よかっ♡きもち、よかね♡ちんちん、イくっ♡」
「イく? 男にちんこ舐められてイくの? 女の子じゃないのにいいの?」
「よか、よかねっ♡ちんちん、イきとぉよ」
「ダメだね~ぜんぜん訛り取れてないね。これは特訓しないとね」
この後も特訓は続いたけど、訛りが取れることはなかった。
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