5 / 21
思ってたのと違うのは、俺だった
しおりを挟む
青空の下にいくつも並ぶ、野外飲食コーナーの一角を、俺たちは確保した。
テーブルの上には、屋台で買った串刺しのぶっとい焼き立てソーセージ、それに、ステーキかなと思うくらい分厚いジューシーなピンクのベーコンが、発泡スチロールの皿に乗せられて並んでいる。
見た目は簡素だが、かぶりつくと、どちらも肉汁がぶわーっと染み出して、ちょっと感動するくらい美味かった。
ボリュームがかなりあるので、俺はソーセージとベーコンそれぞれ一皿でかなり腹いっぱいだけど、俊は涼しい顔をして、どちらも五皿ずつぺろりと平らげている。
一緒に暮らし始めて分かった事だけど、彼はどうやら、食べることが凄~~く好きみたいだ。
料理も、時間さえあれば手間暇を惜しまない。
多分、食材を育てる所から始めるのすら、苦じゃない方だと思う。
俊が目の前で夢中で肉を食っている所を見るのは楽しい。ワイルドだけど、可愛くて、微笑ましい。
人間の時なのに、牙が凄く尖ってるな……。
時折覗く赤い舌の色がエロい。
頬張った時の口の形まで造形が綺麗だ。
観察しているとなんだかフワフワとした高揚感が湧く……。
あ~、あの肉が羨ましいな……。
って、一瞬考えかけてゾッとした。
今俺、またやばい発想したぞ。
無人島ならともかく、結婚してて喰われるのはまずいだろ……。
ハッとして目を逸らし、席を立ち上がった。
「お、俺、トイレ行ってくるよ……俊は食ってて……」
ソーセージを頬張りながら頷いた俊から離れて、俺はひとまず、近くの売店の建物の影に入った。
壁に背中を預けて、冷静になって胸に手を当てた。
心臓がドキドキして落ち着かない。
俺のこの気持ち、何なんだろう。
こんなのは今まで誰にも感じたことがない。
そもそも誰かに食われたいなんて思ったのも、あの無人島の時が初めてだったけど。
でも、今の気持ちは、あの時ともなんだか違う……。
胸が苦しいような、腹の奥が疼くような……。
……ソーセージとベーコンを食いすぎて胸焼けしてるだけか?
手のひらを腹に下ろしてみたところで、今いる建物の裏手の方から女の人二人組の話し声が聞こえてきた。
「ねえねえ、ちょっと。あそこで座って山ほどソーセージ食べてたイケメン。……あれ、大神俊じゃない?」
「えっ? マジで?」
さっきまでとは違う意味で、心臓が飛び出しそうになった。
ヤバい、俊、変装がバレてる。
今、俺が帰ったら、ますますヤバいかな。俺、耳丸出しだし……。
「……あんた、大神くんの大ファンだったよね? 声、かけてきなよ」
様子を伺っていると、また話し声が聞こえ始めた。
長い両耳をピンと立てて、会話に聞き入る。
「嫌だよ。それにもう私、ファンじゃないから」
「えっ? 何で? あんなにガチ恋で追っかけしてたじゃん。家の中も大神君のポスター貼りまくってたし。……あっ、そうか。結婚しちゃったから?」
「……それもあるけどさ。あいつ、よりにもよってオワコンのオッサンと結婚したんだよ?」
「オッサンって……そんな歳だっけ」
「ニュースの記事は美談にしてたけど。ほんと気持ち悪いしあり得ない。イメージ壊れすぎ」
「あー……まあ、確かにねー。男と結婚するにしても、もっと美少年とかと結婚して欲しかったよね」
「……いや、そういう問題じゃないわ。ほら、もう行こ行こ」
声が少しずつ遠ざかっていく。
俺は壁を背中で擦りながら、力なくその場に座り込んだ。
……今日ほど、自分の聴力の良さが仇になった日があっただろうか。
普段俺はSNSを見ない。不安にならないように、エゴサーチもしないようにしてる。
だから、俊のファンの人から俺のことがどう思われてるのかも……今までと同じように、敢えて、見ないようにしてた。
でも心のどこかで分かってた。
俺は俊には到底つり合わないし、ファンの人からもきっと、よくは思われてないだろうって。
ファンの人たちの数だけ「理想の大神俊」がいて、その人たちの理想の世界に、俺は相応しくない。
俺が彼の可愛いクルマに感じた違和感みたいに……あの人たちも「思ってたのと違う」って思ったんだ。
俺に対して。
……ああ。
何で俺、調子に乗って軽々しく俊と結婚しちゃったんだろう。
好きになってもらえて、俺も俊を好きになって、社長にもそうしろって言ってもらえたからって……深く考えずに。
ファンの人たちにも俊にもすごく申し訳ない気持ちになって、ぎゅっと膝を抱えてうずくまった。
どうしよう。
バレてるから、俊のそばにもうっかり戻れないし……。
メッセだけ送って、俺だけこっそり、タクシーで帰ろうかな。
うさ耳の俺を連れているより、一人ならまだ、そんなに目立たない。
俊は初めて来たんだから、まだ可愛い動物が見たいだろうし。
俯いたままズボンの尻ポケットからスマホを出した時だった。
「陸斗さん?」
響きのいい甘い声で俺の名前が呼ばれて、ぎくりと顔を上げた。
サングラスを外し、キャップの下で綺麗な琥珀色の瞳をあらわにした俊が、いつの間にか目の前にいる。
「帰って来ないから、探してました。お腹でも壊したんですか」
抑揚は少ないけど、心配してくれてる優しい声。
お腹っていうか、壊れたのは俺のハートだけど、そんな泣き言、今ここでは言えない。
「大丈夫だよ。俊、あのさ……」
俺は膝に手をついて立ち上がり、俊を手招きした。
「耳、貸して」
ひそっと言うと、キャップを取ってフードを外し、俊が三角の耳を立てて俺に向けた。
「さっき俊に気付いてる女の子が居たんだ。騒ぎにならねぇ内に、別々に帰った方がいいかも」
「嫌です」
間髪いれずに返事されて、すぐに言葉が出てこない。
「で……でも、牧場の迷惑になったら」
「外で声を掛けてくる人間が居てもいつも無視してます。騒ぎになんてならないです」
おおお……。
「俊、それはやっちゃうとネットに『塩対応』とか悪口書かれるやつだぞ……」
検索サイトの検索候補が「大神俊 性格悪い」になっちまったらどーすんだ!?
俺はハラハラしてるのに、俊は全く動じずに首を振った。
「……。俺は陸斗さんと一緒にいられる今の時間の方が大事です。――人目にあんまりつかなさそうなアトラクションをさっき見つけたので、行きましょう」
俊はフードとキャップを戻し、くるりと俺に背中を向け、長い脚を伸ばしてさっさと歩き始めた。
……つ、強い。
でも、ちょっと……いやかなり心配だ。
俺と結婚したことで、大神俊の人気が危うくなってるかもしれないのに、そんな態度で更にファンの人達を失ったら……。
本当に、俺のせいで俊のアイドル生命が絶たれてしまうことになるかもしれない。
「ま、待ってくれ……」
胸が潰れそうな不安を抱えたまま、俺も俊の後を追い、慌てて歩き出した。
テーブルの上には、屋台で買った串刺しのぶっとい焼き立てソーセージ、それに、ステーキかなと思うくらい分厚いジューシーなピンクのベーコンが、発泡スチロールの皿に乗せられて並んでいる。
見た目は簡素だが、かぶりつくと、どちらも肉汁がぶわーっと染み出して、ちょっと感動するくらい美味かった。
ボリュームがかなりあるので、俺はソーセージとベーコンそれぞれ一皿でかなり腹いっぱいだけど、俊は涼しい顔をして、どちらも五皿ずつぺろりと平らげている。
一緒に暮らし始めて分かった事だけど、彼はどうやら、食べることが凄~~く好きみたいだ。
料理も、時間さえあれば手間暇を惜しまない。
多分、食材を育てる所から始めるのすら、苦じゃない方だと思う。
俊が目の前で夢中で肉を食っている所を見るのは楽しい。ワイルドだけど、可愛くて、微笑ましい。
人間の時なのに、牙が凄く尖ってるな……。
時折覗く赤い舌の色がエロい。
頬張った時の口の形まで造形が綺麗だ。
観察しているとなんだかフワフワとした高揚感が湧く……。
あ~、あの肉が羨ましいな……。
って、一瞬考えかけてゾッとした。
今俺、またやばい発想したぞ。
無人島ならともかく、結婚してて喰われるのはまずいだろ……。
ハッとして目を逸らし、席を立ち上がった。
「お、俺、トイレ行ってくるよ……俊は食ってて……」
ソーセージを頬張りながら頷いた俊から離れて、俺はひとまず、近くの売店の建物の影に入った。
壁に背中を預けて、冷静になって胸に手を当てた。
心臓がドキドキして落ち着かない。
俺のこの気持ち、何なんだろう。
こんなのは今まで誰にも感じたことがない。
そもそも誰かに食われたいなんて思ったのも、あの無人島の時が初めてだったけど。
でも、今の気持ちは、あの時ともなんだか違う……。
胸が苦しいような、腹の奥が疼くような……。
……ソーセージとベーコンを食いすぎて胸焼けしてるだけか?
手のひらを腹に下ろしてみたところで、今いる建物の裏手の方から女の人二人組の話し声が聞こえてきた。
「ねえねえ、ちょっと。あそこで座って山ほどソーセージ食べてたイケメン。……あれ、大神俊じゃない?」
「えっ? マジで?」
さっきまでとは違う意味で、心臓が飛び出しそうになった。
ヤバい、俊、変装がバレてる。
今、俺が帰ったら、ますますヤバいかな。俺、耳丸出しだし……。
「……あんた、大神くんの大ファンだったよね? 声、かけてきなよ」
様子を伺っていると、また話し声が聞こえ始めた。
長い両耳をピンと立てて、会話に聞き入る。
「嫌だよ。それにもう私、ファンじゃないから」
「えっ? 何で? あんなにガチ恋で追っかけしてたじゃん。家の中も大神君のポスター貼りまくってたし。……あっ、そうか。結婚しちゃったから?」
「……それもあるけどさ。あいつ、よりにもよってオワコンのオッサンと結婚したんだよ?」
「オッサンって……そんな歳だっけ」
「ニュースの記事は美談にしてたけど。ほんと気持ち悪いしあり得ない。イメージ壊れすぎ」
「あー……まあ、確かにねー。男と結婚するにしても、もっと美少年とかと結婚して欲しかったよね」
「……いや、そういう問題じゃないわ。ほら、もう行こ行こ」
声が少しずつ遠ざかっていく。
俺は壁を背中で擦りながら、力なくその場に座り込んだ。
……今日ほど、自分の聴力の良さが仇になった日があっただろうか。
普段俺はSNSを見ない。不安にならないように、エゴサーチもしないようにしてる。
だから、俊のファンの人から俺のことがどう思われてるのかも……今までと同じように、敢えて、見ないようにしてた。
でも心のどこかで分かってた。
俺は俊には到底つり合わないし、ファンの人からもきっと、よくは思われてないだろうって。
ファンの人たちの数だけ「理想の大神俊」がいて、その人たちの理想の世界に、俺は相応しくない。
俺が彼の可愛いクルマに感じた違和感みたいに……あの人たちも「思ってたのと違う」って思ったんだ。
俺に対して。
……ああ。
何で俺、調子に乗って軽々しく俊と結婚しちゃったんだろう。
好きになってもらえて、俺も俊を好きになって、社長にもそうしろって言ってもらえたからって……深く考えずに。
ファンの人たちにも俊にもすごく申し訳ない気持ちになって、ぎゅっと膝を抱えてうずくまった。
どうしよう。
バレてるから、俊のそばにもうっかり戻れないし……。
メッセだけ送って、俺だけこっそり、タクシーで帰ろうかな。
うさ耳の俺を連れているより、一人ならまだ、そんなに目立たない。
俊は初めて来たんだから、まだ可愛い動物が見たいだろうし。
俯いたままズボンの尻ポケットからスマホを出した時だった。
「陸斗さん?」
響きのいい甘い声で俺の名前が呼ばれて、ぎくりと顔を上げた。
サングラスを外し、キャップの下で綺麗な琥珀色の瞳をあらわにした俊が、いつの間にか目の前にいる。
「帰って来ないから、探してました。お腹でも壊したんですか」
抑揚は少ないけど、心配してくれてる優しい声。
お腹っていうか、壊れたのは俺のハートだけど、そんな泣き言、今ここでは言えない。
「大丈夫だよ。俊、あのさ……」
俺は膝に手をついて立ち上がり、俊を手招きした。
「耳、貸して」
ひそっと言うと、キャップを取ってフードを外し、俊が三角の耳を立てて俺に向けた。
「さっき俊に気付いてる女の子が居たんだ。騒ぎにならねぇ内に、別々に帰った方がいいかも」
「嫌です」
間髪いれずに返事されて、すぐに言葉が出てこない。
「で……でも、牧場の迷惑になったら」
「外で声を掛けてくる人間が居てもいつも無視してます。騒ぎになんてならないです」
おおお……。
「俊、それはやっちゃうとネットに『塩対応』とか悪口書かれるやつだぞ……」
検索サイトの検索候補が「大神俊 性格悪い」になっちまったらどーすんだ!?
俺はハラハラしてるのに、俊は全く動じずに首を振った。
「……。俺は陸斗さんと一緒にいられる今の時間の方が大事です。――人目にあんまりつかなさそうなアトラクションをさっき見つけたので、行きましょう」
俊はフードとキャップを戻し、くるりと俺に背中を向け、長い脚を伸ばしてさっさと歩き始めた。
……つ、強い。
でも、ちょっと……いやかなり心配だ。
俺と結婚したことで、大神俊の人気が危うくなってるかもしれないのに、そんな態度で更にファンの人達を失ったら……。
本当に、俺のせいで俊のアイドル生命が絶たれてしまうことになるかもしれない。
「ま、待ってくれ……」
胸が潰れそうな不安を抱えたまま、俺も俊の後を追い、慌てて歩き出した。
9
お気に入りに追加
111
あなたにおすすめの小説
隠れヤンデレは自制しながら、鈍感幼なじみを溺愛する
知世
BL
大輝は悩んでいた。
完璧な幼なじみ―聖にとって、自分の存在は負担なんじゃないか。
自分に優しい…むしろ甘い聖は、俺のせいで、色んなことを我慢しているのでは?
自分は聖の邪魔なのでは?
ネガティブな思考に陥った大輝は、ある日、決断する。
幼なじみ離れをしよう、と。
一方で、聖もまた、悩んでいた。
彼は狂おしいまでの愛情を抑え込み、大輝の隣にいる。
自制しがたい恋情を、暴走してしまいそうな心身を、理性でひたすら耐えていた。
心から愛する人を、大切にしたい、慈しみたい、その一心で。
大輝が望むなら、ずっと親友でいるよ。頼りになって、甘えられる、そんな幼なじみのままでいい。
だから、せめて、隣にいたい。一生。死ぬまで共にいよう、大輝。
それが叶わないなら、俺は…。俺は、大輝の望む、幼なじみで親友の聖、ではいられなくなるかもしれない。
小説未満、小ネタ以上、な短編です(スランプの時、思い付いたので書きました)
受けと攻め、交互に視点が変わります。
受けは現在、攻めは過去から現在の話です。
拙い文章ですが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
Switch!〜僕とイケメンな地獄の裁判官様の溺愛異世界冒険記〜
天咲 琴葉
BL
幼い頃から精霊や神々の姿が見えていた悠理。
彼は美しい神社で、家族や仲間達に愛され、幸せに暮らしていた。
しかし、ある日、『燃える様な真紅の瞳』をした男と出逢ったことで、彼の運命は大きく変化していく。
幾重にも襲い掛かる運命の荒波の果て、悠理は一度解けてしまった絆を結び直せるのか――。
運命に翻弄されても尚、出逢い続ける――宿命と絆の和風ファンタジー。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
モフモフになった魔術師はエリート騎士の愛に困惑中
risashy
BL
魔術師団の落ちこぼれ魔術師、ローランド。
任務中にひょんなことからモフモフに変幻し、人間に戻れなくなってしまう。そんなところを騎士団の有望株アルヴィンに拾われ、命拾いしていた。
快適なペット生活を満喫する中、実はアルヴィンが自分を好きだと知る。
アルヴィンから語られる自分への愛に、ローランドは戸惑うものの——?
24000字程度の短編です。
※BL(ボーイズラブ)作品です。
この作品は小説家になろうさんでも公開します。
ヤリチン無口な親友がとにかくすごい
A奈
BL
【無口ノンケ×わんこ系ゲイ】
ゲイである翔太は、生まれてこの方彼氏のいない寂しさをディルドで紛らわしていたが、遂にそれも限界がきた。
どうしても生身の男とセックスしたい──そんな思いでゲイ専用のデリヘルで働き始めることになったが、最初の客はまさかのノンケの親友で……
※R18手慣らし短編です。エロはぬるい上に短いです。
※デリヘルについては詳しくないので設定緩めです。
※受けが関西弁ですが、作者は関東出身なので間違いがあれば教えて頂けると助かります。
⭐︎2023/10/10 番外編追加しました!
【完結】深窓の公爵令息は溺愛される~何故か周囲にエロが溢れてる~
芯夜
BL
バンホーテン公爵家に生まれたエディフィール。
彼は生まれつき身体が弱かった。
原因不明の病気への特効薬。
それはまさかの母乳!?
次は唾液……。
変態街道まっしぐらなエディフィールは健康的で一般的な生活を手に入れるため、主治医と共に病気の研究を進めながら、周囲に助けられながら日常生活を送っていく。
前世の一般男性の常識は全く通じない。
同性婚あり、赤ちゃんは胎児ではなく卵生、男女ともに妊娠(産卵)可能な世界で、エディフィールは生涯の伴侶を手に入れた。
※一括公開のため本編完結済み。
番外編というかオマケを書くかは未定。
《World name:ネスト(巣)》
※短編を書きたくて書いてみたお話です。
個人的な好みはもっとしっかりと人物描写のある長編なので、完結迄盛り込みたい要素を出来るだけわかりやすく盛り込んだつもりですが、展開が早く感じる方もいらっしゃるかもしれません。
こちらを書いて分かったのは、自分が書くとショートショートはプロットや設定資料のようになってしまうんだろうなという結果だけでした(笑)
※内容や設定はお気に入りなので、需要があるかは置いておいて、もしかしたら増量版として書き直す日がくるかもしれません。
運命の番が解体業者のおっさんだった僕の話
いんげん
BL
僕の運命の番は一見もっさりしたガテンのおっさんだった。嘘でしょ!?……でも好きになっちゃったから仕方ない。僕がおっさんを幸せにする! 実はスパダリだったけど…。
おっさんα✕お馬鹿主人公Ω
おふざけラブコメBL小説です。
話が進むほどふざけてます。
ゆりりこ様の番外編漫画が公開されていますので、ぜひご覧ください♡
ムーンライトノベルさんでも公開してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる