57 / 60
第三章「侍女ですが、○○○に昇格しました。」
(31)☆
しおりを挟む
その間にも指先で弱い箇所を掻かれ腰がびくりと震える。
「……っ」
だが、唇を塞がれているので、喘ぐことすらできずに、ただ荒い息を吐くことしかできない。代わって、アルフレッドに更に熱い吐息を吹き込まれると、喉から臓腑に掛けてその熱で焼け焦げそうになった。
もう耐えられない――そう訴えようとして手を上げた途端、不意に唇が離れ、隘路から指が引き抜かれる。
「ひぁっ……」
爪先でカリっと内壁を擦られながら体内が空洞になる感覚に身悶える。
視界は涙でぶれ、曖昧になっており、アルフレッドが服を脱ぎ捨てたのもわからなかった。
ただ、再び伸し掛かられる重みと熱だけを感じていた。
力なく開いた脚の間にぐっと鍛え抜かれた腰が割り込む。
「やあっ……」
背を仰け反らせ、衝撃を逃そうとした時には、もう半ばまで押し入られていた。
「……っ」
揃って溜め息を吐く。
「ソランジュ」
名を呼ばれる間にぐっと根元まで埋められ、隘路を強引に押し広げられ、内臓を押し上げられる感覚にぶるりと身を震わせる。
「あ……ぁああっ」
思わず筋肉質の二の腕に縋り付く。
体の奥から背筋を撫で上げられるような、ぞくぞくとした感覚が這い上がってくる。最奥の更に向こう側は熱を持ち、とろとろ溶けて蜜を分泌した。
「あ……ン」
妖しく濡れた柘榴の実の色のそこが、男の欲望をきゅっと締め付ける。
アルフレッドの黒い眉根が寄せられるのと同時に、その腰がギリギリまで引かれたかと思うと、再び蜜口にパンと音を立てて突き入れられた。
「あっ……」
瞼を閉じて無防備に震える喉をさらけ出す。
かたく滾った肉の楔がひくひくと蠢く割れ目に消えては現れる。
その動きに合わせて細い体も上下に揺れた。
長い黄金の巻き毛がシーツに擦れる。
「あっ……あっ……あっ……」
知らず手を広い背に回していた。
体内を貫く肉の楔で内壁が快感を覚えるたびに、小刻みに震えてアルフレッドの分身を締め付ける。
出し入れの勢いで漏れ出た、とろりとした蜜がシーツにシミを作った。
「……っ」
黄金色の瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
途中、ぐっと上気し、薄紅色に染まった乳房を握り締めるように揉みしだかれると、二重の快感に腰が浮きそうになった。
アルフレッドの腰の動きが一層早まる。
「んぁっ……あっ……あぁっ」
互いの肉体から湯気が立ちそうだった。
質量を増した肉の楔がソランジュを内部から蹂躙し、時折最奥を弄ぶ。
「……っ」
もう限界だと涙目で訴えようとした次の瞬間、長い腕が背に回され、乳房を押し潰されるほど体を密着させられた。
肉の楔がぐぐっと最奥をも突破しようとする。
「んあっ……」
全身が弓なりに仰け反りそうになったが、抱き締められてそれすらできない。
「あ……あっ……」
アルフレッドはソランジュの小刻みに震える肉体を抱き寄せると、更にその体内の奥深くまで入り込んだ。腰を一瞬大きく引き攣らせ、繰り返された刺激で弛緩したそこに、灼熱の欲望を注ぎ込む。
「……っ」
涙を湛えた黄金色の瞳が大きく見開かれる。
体内でアルフレッドの分身が力強く脈動している。放たれた熱が最奥を直撃し、じわりと熱が染み込んでいった。
力をなくした体をまた抱き寄せられる。
広い胸に包み込まれながら、ソランジュはわずかに残った意識の中で、やっとここに帰ることができたと、ようやく心の底から安堵したのだった。
☆☆☆
その夜はまだ緊張が残っていたからだろうか。眠りに落ちてから二、三時間もすると目が覚めてしまった。
そろそろと隣のアルフレッドを見ると、同じくもう起きていたらしい。黒い瞳は窓の外の星空に向けられていた。
まだ夜も明けていないので、おはようございますはちょっとおかしい。なんと挨拶しようかと迷っていると、アルフレッドがこちらを向いてわずかに目を細めた。
「起きたのか」
「……なんだか目を瞑っているのがもったいなくて」
眠れないからだけではない。手を伸ばせば届きそうな、こんな満天の夜空を間近にしながら、夢を見るだけでは惜しい。それほど今宵の星は夢より美しい。
アルフレッドも同じ思いだったのか、ソランジュの肩を抱き寄せ「そうだな」と頷いた。
「満月以外の夜空を眺めたのは久々かもしれない」
アルフレッドの目は星空に向けられたままだ。一体誰の星を探しているのだろうか。
「アルフレッド様は人が死んだら星になるという神話は知っていますか?」
「初めて聞いたな」
ということは、これはクラルテル教ではなく、光の女神ルクスを信仰する人々のみに伝わっているのかもしれない。
なのに、アルフレッドはなおも星を眺めている。
ソランジュはアルフレッドの胸に頬を寄せた。
「今夜の星、綺麗ですね」
「ああ、そうだな」
アルフレッドの手に力が込められる。
ソランジュは髪に口付けられながら、今なら聞けるかも知れないと、「……知りたいんです」と、ずっと悩んでいた疑問を口にした。
「リュカ君に頼んで、私を教皇様のもとへ攫った人が。……事件の発端となった人が」
助けに来てくれたアルフレッドのことだ。もうとっくに調査を終わらせているに違いなかった。
――どうか包み隠さず教えてほしい。
「お願いします……。私、もう隠されているのは嫌なんです」
そう乞うとアルフレッドはソランジュを見下ろし、間を置いて一言、「ドミニクの計画だ」と単刀直入に答えた。
「……っ」
衝撃的な回答に息を呑む。
中枢で間諜が暗躍していると聞いてから、一体誰なのだろうと推理し、だが、まったく答えに辿り着かずに降参してきた。
皆が皆アルフレッドに忠実だったからだ。
もちろん、ドミニクも。忠実どころか崇拝していたように見えた。
どうしてと戸惑う間にアルフレッドが更に衝撃的な事実を告げる。
「――だが先日、ドミニクは取り調べ中に死んだ」
「……っ」
だが、唇を塞がれているので、喘ぐことすらできずに、ただ荒い息を吐くことしかできない。代わって、アルフレッドに更に熱い吐息を吹き込まれると、喉から臓腑に掛けてその熱で焼け焦げそうになった。
もう耐えられない――そう訴えようとして手を上げた途端、不意に唇が離れ、隘路から指が引き抜かれる。
「ひぁっ……」
爪先でカリっと内壁を擦られながら体内が空洞になる感覚に身悶える。
視界は涙でぶれ、曖昧になっており、アルフレッドが服を脱ぎ捨てたのもわからなかった。
ただ、再び伸し掛かられる重みと熱だけを感じていた。
力なく開いた脚の間にぐっと鍛え抜かれた腰が割り込む。
「やあっ……」
背を仰け反らせ、衝撃を逃そうとした時には、もう半ばまで押し入られていた。
「……っ」
揃って溜め息を吐く。
「ソランジュ」
名を呼ばれる間にぐっと根元まで埋められ、隘路を強引に押し広げられ、内臓を押し上げられる感覚にぶるりと身を震わせる。
「あ……ぁああっ」
思わず筋肉質の二の腕に縋り付く。
体の奥から背筋を撫で上げられるような、ぞくぞくとした感覚が這い上がってくる。最奥の更に向こう側は熱を持ち、とろとろ溶けて蜜を分泌した。
「あ……ン」
妖しく濡れた柘榴の実の色のそこが、男の欲望をきゅっと締め付ける。
アルフレッドの黒い眉根が寄せられるのと同時に、その腰がギリギリまで引かれたかと思うと、再び蜜口にパンと音を立てて突き入れられた。
「あっ……」
瞼を閉じて無防備に震える喉をさらけ出す。
かたく滾った肉の楔がひくひくと蠢く割れ目に消えては現れる。
その動きに合わせて細い体も上下に揺れた。
長い黄金の巻き毛がシーツに擦れる。
「あっ……あっ……あっ……」
知らず手を広い背に回していた。
体内を貫く肉の楔で内壁が快感を覚えるたびに、小刻みに震えてアルフレッドの分身を締め付ける。
出し入れの勢いで漏れ出た、とろりとした蜜がシーツにシミを作った。
「……っ」
黄金色の瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
途中、ぐっと上気し、薄紅色に染まった乳房を握り締めるように揉みしだかれると、二重の快感に腰が浮きそうになった。
アルフレッドの腰の動きが一層早まる。
「んぁっ……あっ……あぁっ」
互いの肉体から湯気が立ちそうだった。
質量を増した肉の楔がソランジュを内部から蹂躙し、時折最奥を弄ぶ。
「……っ」
もう限界だと涙目で訴えようとした次の瞬間、長い腕が背に回され、乳房を押し潰されるほど体を密着させられた。
肉の楔がぐぐっと最奥をも突破しようとする。
「んあっ……」
全身が弓なりに仰け反りそうになったが、抱き締められてそれすらできない。
「あ……あっ……」
アルフレッドはソランジュの小刻みに震える肉体を抱き寄せると、更にその体内の奥深くまで入り込んだ。腰を一瞬大きく引き攣らせ、繰り返された刺激で弛緩したそこに、灼熱の欲望を注ぎ込む。
「……っ」
涙を湛えた黄金色の瞳が大きく見開かれる。
体内でアルフレッドの分身が力強く脈動している。放たれた熱が最奥を直撃し、じわりと熱が染み込んでいった。
力をなくした体をまた抱き寄せられる。
広い胸に包み込まれながら、ソランジュはわずかに残った意識の中で、やっとここに帰ることができたと、ようやく心の底から安堵したのだった。
☆☆☆
その夜はまだ緊張が残っていたからだろうか。眠りに落ちてから二、三時間もすると目が覚めてしまった。
そろそろと隣のアルフレッドを見ると、同じくもう起きていたらしい。黒い瞳は窓の外の星空に向けられていた。
まだ夜も明けていないので、おはようございますはちょっとおかしい。なんと挨拶しようかと迷っていると、アルフレッドがこちらを向いてわずかに目を細めた。
「起きたのか」
「……なんだか目を瞑っているのがもったいなくて」
眠れないからだけではない。手を伸ばせば届きそうな、こんな満天の夜空を間近にしながら、夢を見るだけでは惜しい。それほど今宵の星は夢より美しい。
アルフレッドも同じ思いだったのか、ソランジュの肩を抱き寄せ「そうだな」と頷いた。
「満月以外の夜空を眺めたのは久々かもしれない」
アルフレッドの目は星空に向けられたままだ。一体誰の星を探しているのだろうか。
「アルフレッド様は人が死んだら星になるという神話は知っていますか?」
「初めて聞いたな」
ということは、これはクラルテル教ではなく、光の女神ルクスを信仰する人々のみに伝わっているのかもしれない。
なのに、アルフレッドはなおも星を眺めている。
ソランジュはアルフレッドの胸に頬を寄せた。
「今夜の星、綺麗ですね」
「ああ、そうだな」
アルフレッドの手に力が込められる。
ソランジュは髪に口付けられながら、今なら聞けるかも知れないと、「……知りたいんです」と、ずっと悩んでいた疑問を口にした。
「リュカ君に頼んで、私を教皇様のもとへ攫った人が。……事件の発端となった人が」
助けに来てくれたアルフレッドのことだ。もうとっくに調査を終わらせているに違いなかった。
――どうか包み隠さず教えてほしい。
「お願いします……。私、もう隠されているのは嫌なんです」
そう乞うとアルフレッドはソランジュを見下ろし、間を置いて一言、「ドミニクの計画だ」と単刀直入に答えた。
「……っ」
衝撃的な回答に息を呑む。
中枢で間諜が暗躍していると聞いてから、一体誰なのだろうと推理し、だが、まったく答えに辿り着かずに降参してきた。
皆が皆アルフレッドに忠実だったからだ。
もちろん、ドミニクも。忠実どころか崇拝していたように見えた。
どうしてと戸惑う間にアルフレッドが更に衝撃的な事実を告げる。
「――だが先日、ドミニクは取り調べ中に死んだ」
13
お気に入りに追加
2,269
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
皇太子の子を妊娠した悪役令嬢は逃げることにした
葉柚
恋愛
皇太子の子を妊娠した悪役令嬢のレイチェルは幸せいっぱいに暮らしていました。
でも、妊娠を切っ掛けに前世の記憶がよみがえり、悪役令嬢だということに気づいたレイチェルは皇太子の前から逃げ出すことにしました。
本編完結済みです。時々番外編を追加します。
冷徹公に嫁いだ可哀想なお姫様
さくたろう
恋愛
役立たずだと家族から虐げられている半身不随の姫アンジェリカ。味方になってくれるのは従兄弟のノースだけだった。
ある日、姉のジュリエッタの代わりに大陸の覇者、冷徹公の異名を持つ王マイロ・カースに嫁ぐことになる。
恐ろしくて震えるアンジェリカだが、マイロは想像よりもはるかに優しい人だった。アンジェリカはマイロに心を開いていき、マイロもまた、心が美しいアンジェリカに癒されていく。
※小説家になろう様にも掲載しています
いつか設定を少し変えて、長編にしたいなぁと思っているお話ですが、ひとまず短編のまま投稿しました。
多産を見込まれて嫁いだ辺境伯家でしたが旦那様が閨に来ません。どうしたらいいのでしょう?
あとさん♪
恋愛
「俺の愛は、期待しないでくれ」
結婚式当日の晩、つまり初夜に、旦那様は私にそう言いました。
それはそれは苦渋に満ち満ちたお顔で。そして呆然とする私を残して、部屋を出て行った旦那様は、私が寝た後に私の上に伸し掛かって来まして。
不器用な年上旦那さまと割と飄々とした年下妻のじれじれラブ(を、目指しました)
※序盤、主人公が大切にされていない表現が続きます。ご気分を害された場合、速やかにブラウザバックして下さい。ご自分のメンタルはご自分で守って下さい。
※小説家になろうにも掲載しております
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
敗戦して嫁ぎましたが、存在を忘れ去られてしまったので自給自足で頑張ります!
桗梛葉 (たなは)
恋愛
タイトルを変更しました。
※※※※※※※※※※※※※
魔族 vs 人間。
冷戦を経ながらくすぶり続けた長い戦いは、人間側の敗戦に近い状況で、ついに終止符が打たれた。
名ばかりの王族リュシェラは、和平の証として、魔王イヴァシグスに第7王妃として嫁ぐ事になる。だけど、嫁いだ夫には魔人の妻との間に、すでに皇子も皇女も何人も居るのだ。
人間のリュシェラが、ここで王妃として求められる事は何もない。和平とは名ばかりの、敗戦国の隷妃として、リュシェラはただ静かに命が潰えていくのを待つばかり……なんて、殊勝な性格でもなく、与えられた宮でのんびり自給自足の生活を楽しんでいく。
そんなリュシェラには、実は誰にも言えない秘密があった。
※※※※※※※※※※※※※
短編は難しいな…と痛感したので、慣れた文字数、文体で書いてみました。
お付き合い頂けたら嬉しいです!
そうだ 修道院、行こう
キムラましゅろう
恋愛
アーシャ(18)は七年前に結ばれた婚約者であるセルヴェル(25)との結婚を間近に控えていた。
そんな時、セルヴェルに懸想する貴族令嬢からセルヴェルが婚約解消されたかつての婚約者と再会した話を聞かされる。
再会しただけなのだからと自分に言い聞かせるも気になって仕方ないアーシャはセルヴェルに会いに行く。
そこで偶然にもセルヴェルと元婚約者が焼け棒杭…的な話を聞き、元々子ども扱いに不満があったアーシャは婚約解消を決断する。
「そうだ 修道院、行こう」
思い込んだら暴走特急の高魔力保持者アーシャ。
婚約者である王国魔術師セルヴェルは彼女を捕まえる事が出来るのか?
一話完結の読み切りです。
読み切りゆえの超ご都合主義、超ノーリアリティ、超ノークオリティ、超ノーリターンなお話です。
誤字脱字が嫌がらせのように点在する恐れがあります。
菩薩の如く広いお心でお読みくださいませ。
小説家になろうさんにも時差投稿します。
↓
↓
↓
⚠️以後、ネタバレ注意⚠️
内容に一部センシティブな部分があります。
異性に対する恋愛感情についてです。
異性愛しか受け付けないという方はご自衛のためそっ閉じをお勧めいたします。
陛下から一年以内に世継ぎが生まれなければ王子と離縁するように言い渡されました
夢見 歩
恋愛
「そなたが1年以内に懐妊しない場合、
そなたとサミュエルは離縁をし
サミュエルは新しい妃を迎えて
世継ぎを作ることとする。」
陛下が夫に出すという条件を
事前に聞かされた事により
わたくしの心は粉々に砕けました。
わたくしを愛していないあなたに対して
わたくしが出来ることは〇〇だけです…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる